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Wi-Fiルーターを10台以上レビューしてるWi-Fiマニアのシンゴです(@go5shingo)
2023年になりWi-Fi 6ルーターが主流になって、価格の低下と高性能化が進んでおります。
なかでもエントリークラスの製品のスペックが凄まじく、安価で高性能な製品が手に入る時代になりました。
そんなWi-Fiルーター激戦のエントリークラスにおいて、PCパーツで有名なASUSより使い勝手のよいWi-Fi 6ルーターが発売されました。
合計1800Mbps通信速度に対応したコンパクトなWi-Fi 6ルーターで3階建て、4LDK、合計32台の接続に対応。
ペアコントロールによる利用制限やTrend Micro™ Smart Home Network によるホームセキュリティなど気になるセキュリティー対策も完備されております。
残念ながら10Gbpsなど一部の超高速光通信にはスペックがフルに発揮できませんが、ほとんどの家庭ではこれ1台で充分な性能です。
今回はASUS RT-AX1800Uのレビューです。
ASUS様より提供を受けておりますが自由レビューです
スペック | RT-AX1800U |
通信速度 | 5GHz(1201Mbps)/2.4GHz(574Mbps) |
外部端子 | 1Gbps WAM、1G bpsLAN×3、USB-A端子×1 |
アンテナ | 4つ |
CPU | MediaTek MTK7621A(デュアルコア) |
メモリ | 256MB / 128MB |
最大接続数 | 32台 |
ASUS RT-AX1800Uのスペックは上記の表の通りで、性能はエントリークラスのWi-Fi 6ルーターです。
5GHz(1201Mbps)/2.4GHz(574Mbps)、合計1800Mbpsの高速通信が可能。
従来のWi-Fi 5(802.11ac)に比べて1.5倍高速になっております。
この後は本機の特徴的な機能を紹介します。
MU-MIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)は複数ユーザーが同時に接続しても通信速度が落ちない技術です。
エントリークラスのWi-Fiルーターでは省かれることが多いですが、本機はしっかりと対応しております。
多くの端末を同時接続する現代には必須の機能と言えるでしょう。
従来は1チャンネルに1ユーザーの通信だったがOFDMA(Orthogonal frequency-division multiple access)により1チャンネルに複数のユーザーが接続可能です。
チャンネルを効率的に使えるので通信の安定につながります。
MU-MIMOとOFDM技術によって多くの端末を接続時でも安心して通信ができます。
良いなって思ったのがトレンドマイクロ社のAiProtectionが搭載されている点です。
トレンドマイクロのデータベースと同期して最新の情報に更新してセキュリティー対策を実施。
侵入検知や悪意のあるサイトのブロックなどがWi-Fiルーター側で行えます。
デバイス側のウイルス対策だけでなくホームネットワーク全体を保護できるのもメリットです。
ペアレンタルコントロール→お子様の1日あたりの利用時間を制限
お子様向けの家庭に便利だと思ったのが、ペアレンタルコントロール機能。
曜日や時間帯によってスマホやタブレット、PCのネット接続をシャットアウトする機能です。
勉強や夜ふかしさせない為に、ネットを自動で遮断できるので他社には無い便利な機能だと感じました。
*製品リンクを追加
ここからはASUS RT-AX1800Uの実機を紹介します。
初めて見た感想は「めっちゃ小さい」です。
手に持つと分かるコンパクトさ。
片手でヒョイッとつまめるくらいなので非常に小さくてビビりました。
大きさはだいたいですが、横が19.8cm、縦が12.75cmの長方形でした。
アンテナ部分を含まないとiPad miniくらいのタブレットサイズと言えば分かるでしょうか。
重さは352gでした。
軽いので置き場所にも全然困らないのが良いですね。
付属品は以下の通りでした。
LANケーブルは短いのでモデムとWi-Fiルーターの接続用に使うのが良さそうです。
電源タップは小型なので他のコンセントに干渉しないのが良い点です。
全面にはWi-Fiルーターの状態を表すLEDインジケーターがあります。
それぞれは以下の使用状態を表します(向かって右から)
たまに全部点灯してないと異常と思う方もいるようですが、全部点灯しなくても問題はありません。
背面ポートはエントリー機ですが、かなり充実しております。
特に凄いと感じるのがUSBポートがある点です。
低価格帯のモデルでは珍しく、USBポートにHDD(ハードディスクドライブ)を接続すれば簡易NAS代わりに使えたりとバックアップ機器としても使えるので活用の幅は広いです。
またUSBポート接続した 3G/4G ドングルでテザリングの使用もできます。
外付けアンテナは4本タイプの2ストリーム(5GHz)、2ストリーム(2.4GHz)になります。
アンテナの角度は自在に変更可能で、ビームフォーミング機能と合わせてより端末の方向に電波を飛ばしやすく調整することが可能です。
*商品リンク設置
ここではASUS RT-AX1800Uの初期設定方法を紹介します。
初期設定はとても簡単でアプリの指示に従えばITに苦手意識がある方でも簡単に設定可能です。
アプリはiOS、Android両方に対応しております。
最初にアプリを立ち上げて「セットアップ」を選びます。
設定するデバイスはASUS WiFiルーターを選択します。
Wi-Fiの設定を読み込みます、
手動で入力する場合はWi-Fiルーターの裏面にパスワードなどの記載があります。
おすすめはQRコードでの設定が間違いが無くラクです。
ローカルネットワークの接続権限を聞かれたら「許可」を選びましょう。
最後にサインインを求められます。
初期設定のユーザー名とパスワードは「admin」に統一されております(ログイン後変更必須)
セキュリティー対策の為、複雑なパスワードに変更してください
10分もあれば誰でも簡単に設定可能です
ここからは実際にASUS RT-AX1800UのWi-Fi通信速度を紹介いたします。
日常使いの環境をイメージして使っております。
まずはiPhoneで測定。
なんと500Mbpsを超える通信速度を記録して、僕が使っている他社のハイエンドWi-Fiルーター並みのスピードが出ました。
エントリークラスの製品でここまでの数値が出るのはビックリです。
続いてAndroidスマホのXperia 5Ⅳでも計測。
経験上AndroidスマホだとWi-Fiスピードが落ちるケースが多いのですが本機では全く影響が無く爆速でした。
電波の減衰が少ないのか、チューニングが良いのか分かりませんがかなり好印象です。
タブレット代表のiPad Pro11でも計測しました。
毎回タブレットになるとダウンロード速度が落ちますが、僕の環境ではこれが普通です。
確かにスピードが落ちてますがNetflixやYou Tubeの動画鑑賞も余裕で可能なので実用上では全く問題ありません(スマホが速すぎるだけ)
今度はパソコンで測定しました。
僕が使っているMac Book Proは少し古いモデルなのでWi-Fi 5通信規格ですが、Wi-Fi 6は下位互換性があるので問題なく使用可能。
気になる通信速度も100Mbpsも超えてきたので、テレワークや在宅ワーク、オンライン授業など常時接続する場面でも問題なく使えるレベルでした。
ここではASUS RT-AX1800Uを使って感じた特に良い点やメリットを紹介します。
最初に感じたメリットは通信速度が速い点。
正直エントリークラスの機械なので大したスピードも出ないと思っておりましたが、普通に爆速でした。
OFDMA と MU-MIMO テクノロジーにより速度低下が起こりづらいように感じます。
アプリがUIが素晴らしく使いやすいのも便利なポイント。
アプリでできることは例えば以下の通りです。
例えばインターネットステータスやリアルタイムトラフィックもアプリから確認が可能。
いちいちWi-FiのIPアドレスを打たなくて良いのでラクです。
ペアレンタルコントロールの設定もアプリからできます。
あらかじめプリセットの年齢が入っているので、近い年齢を選べばOK
未就学児、小学生、中学生、大学生、大人など年齢があがるに連れて柔軟にルールを変更できるので長期間使える機能だと感じました。
ASUS独自の機能としてAiMesh機能があります。
AiMesh機能→複数の ASUS ルーターを使用して家全体の WiFi ネットワークを構築する機能
ASUS製の対応ルーターを追加購入すればメッシュWi-Fiのように電波のカバレッジ範囲を広げられる便利な機能です。
僕はまだ1台で運用しておりますが、もし上位機種に買い替えた場合も、こちらの機器をサブWi-Fiとして運用し続けられるので便利だと感じました。
ネットワーク側のセキュリティーを強化できるのも良い点です。
トレンドマイクロのセキュリティー技術を使えるので対策の難しい、ネットワークの脆弱性を解決可能。
ネットワークセキュリティーの強化は何やれば良いか分からない方は、Wi-Fiルーターを同級するだけで強化できるので便利です。
面倒なルーターのファームアップデートもアプリから可能。
基本的に自動更新されるので、いちいち確認する必要はありませんが気になった際に最新のファームアップデートになってるか確認できるので気分は良いです。
筐体がコンパクトなので設置がラクなのが嬉しかったです。
僕のように東京のひとり暮らしの場合に部屋が狭いので、大きいWi-Fiは邪魔になります。
机やちょっとした棚の上に置けたので使い勝手が良かったです。
反対にASUS RT-AX1800Uの注意点やデメリットを紹介します。
本機は一般用途向きのルーターなのでゲーミング用途では不向きです。
ASUSはゲーミング向けのルーターとして専用のシリーズもあるので、ゲーミング用途で使うなら専用シリーズがおすすめです。
アプリからWi-Fi本体のメモリ使用量も見れるんですが、多くの機器を接続するとメモリプレッシャーが多くなりがちだと感じました。
10台程度繋いだくらいでは遅くはなりませんでしたが、もっと多くの機器を接続すると一時的に速度が遅くなったりするかもしれません。
ASUS RT-AX1800U購入がおすすめな人はゲーミング用途以外の一般用途で高性能でコスパの良いWi-Fi6ルーターが欲しい方です。
エントリー機種でありながら、実測値はハイエンド機種と同等でした。
2023年発売機種でWi-Fi 6E対応はありませんが、また対応機器も少ないのでデメリットでもありません。
使いやすいアプリなど性能以外の使用感も抜群なので、万人におすすめできる商品だと感じました。
以上がASUS RT-AX1800Uのレビューでした。
今までエントリー機種の性能をバカにしておりましたが、本機は非常に素晴らしい出来でベストバイだと思いました。
接続台数も32台あるので家族使用でも問題ありません。
今まで使っていたWi-Fiルーターからの買い替えにおすすめだと思います。
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
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