iPad Air4(2020)が2020年9月16日に発表された。
発売は10月なので実際の動く様子はわからないが、スペックはとんでもなく素晴らしい。
このスペックならMacBook Proの代わりになるかもしれないスゴイ機種なのでぜひ紹介させてください。
こんな方におすすめ
- iPadAir4(2020)が気になっている方
- MacBook Proを買おうかiPad Airを買おうか悩んでいる方
iPadAir4(2020)のスゴイスペックを紹介
前作のiPadAir3よりも大幅進化
iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
画面サイズ | 10.9インチ | 10.5インチ |
解像度 | 2,360 × 1,640 ピクセル |
2,224 × 1,668ピクセル |
生体認証 | 電源ボタン一体型Touch ID | ホームボタンTouch ID |
CPU | A14 Bionic | A12 Bionic |
メインメモリ | 4GB(?) | 3GB |
ストレージ | 64GB・256GB | 64GB・256GB |
リアカメラ | 1200万画素 | 800万画素 |
インカメラ | 700万画素 | 700万画素 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 5 |
4G LTE(セルラーモデル) | ギガビット級LTE(30バンド) | ギガビット級LTE(28バンド) |
Bluetooth | 5.0 | |
オーディオ | 横向き2スピーカーステレオ | 2スピーカーステレオ |
充電ポート | USB-C | Lightning |
充電アダプタ | 20W USB-C電源アダプタ | 12W USB-A電源アダプタ |
本体サイズ | 247.6 × 178.5 × 6.1mm | 250.6 × 174.1 × 6.1mm |
重量 | 458g | 456g |
1番のポイントがCPUが2世代飛ばしてのA14 Bionicを搭載した事だろう。
Apple公式の情報では前機種よりも以下の性能UPとなっているようです。
A12 BionicよりもCPUの性能が40%、GPUの性能は30%向上、ニューラルエンジンは70%も速く機械学習ができるようになり、計算処理能力も10倍高速化
アップルによるとほとんどのラップトップパソコンよりも強力なCPUを搭載しているとの事です。
最上位のiPad ProよりもCPU性能は上?
これはベンチマークが出ていない為わからないが、少なくてもチップセットの性能は高い可能性がある。
理由は以下だからだ。
ココがポイント
・A12BionicとA14BionicでCPUの世代が違うから
ただしiPad Proは末尾にZが付いており、主にGPUグラフィックを強化したカスタマイズモデルである。
単純作業ならiPad Air4の方がサクサク動く可能性はある。
一方の動画編集や写真編集などはどこまで使えるかは未知数だ。
iPad Air4はカメラマンのMacBook Proの代わりになるのか?
ポイント① Lightroomの現像が快適に出来るか?
最初に分かってはいるが、MacBook Proよりは快適に現像は出来ないだろう。
1枚の写真を単純に現像するくらいなら良いかもしれないが、100枚を一度に写真現像する作業はiPadには向いていない。
単純にスペックだけではなくて、アプリの操作性がPCとiPadでは違いすぎるので仕方ないかもしれない。
ポイント② iPad Air4はテザー撮影に向いているか?
テザー撮影とは以下のような撮影方法である。
iPadとカメラを有線や無線で繋いで、画像をiPadに飛ばしながら撮影する撮影方法
よくモデル撮影や商品撮影などで大画面で撮影した写真を確認したい時に使われる撮影方法である。
テザー撮影にiPad Air4が向いているかと考えた時に引っかかった点があった。
ココがダメ
iPad Air4の最大ストレージが256GBしかない
ストレージがボトルネックになってあまりテザー撮影には向かないのではないかと思った。
差別化としてiPad Proはストレージを1TBまで用意しているので、あくまでもiPad Airはミドルクラスの位置付けだろう。
iPad AirはMacBook Proの代わりになるのか?
まだ発売されていないのでわからないが、少なくても代わりとまではならないだろう。
あくまでもMacBook Proのサブ機くらいの性能だと思っている。
ただ、USB-Cに対応した事で外付けのSSDを取り付けられる事は大きなプラスポイントだと思っている。
今後カメラマンのテザー撮影もMacBook ProからiPad Airに変わる可能性がある。
iPad Air4はとても楽しみな機種である
AppleはiPad OSを導入して今後もiPadに力を入れていく事は明らかである。
一方でMacBook Proの領域にカニバリしないように上手く棲み分けをはかっているように感じた。
まだまだMacBook Proの代わりにiPadが食い込めるようには思えない。
だが、このiPad Air4の登場によって、カメラマンのスタイルも変わるかもしれない。
楽しみな時代がやってきたと思い、今から発売が楽しみである。