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OPPOから国内向けで初めてのAndroidタブレット「OPPO Pad Air」が2022年9月30日(金)に発売されました。
CPUにSnapdragon 680を搭載したエントリークラス向けの製品です。
筐体が10.3インチとiPadよりもやや小型で薄型の持ち運びに優れたモデル。
価格が税込み37,800と円安にしてはかなり安いのが特徴で、コスパは非常に高いと思います。
性能は低いのでゲームには向きませんが、動画視聴などの普段使いには最適な1台です。
今回はOPPO初のAndroidタブレットOPPO Pad Airの レビューです。
待望のAndroidタブレットが日本上陸ですよ
*オウガジャパンより貸し出しを受けておりますが自由レビューです
OPPO Pad Air | |
OS | ColorOS 12(Android 12ベース) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 680 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 10.3インチ(2,000 × 1,200)60Hz |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | 802.11 a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1 |
入出力 | USB Type-C 、microSDカードリーダー |
カメラ | イン5MP/アウト8MP |
バッテリー | 7100mAh/27.47Wh |
サイズ | 245.1 × 154.8 × 6.9 mm |
重量 | 440 g |
OPPO Pad Airのスペックは上記の通りです。
OSはAndroid 12ベースのColorOS 12
AndroidをiOSに近い使い心地に仕上げた、オリジナルOSになります。
チップセットはQualcomm Snapdragon 680でAntutu Ver.9のスコアが25万点程とエントリークラスのスペックです。
メモリは4GBですが、仮想メモリを最大で3GB追加できたりと、OPPO独自の機能が魅力です。
その他タブレットでは珍しいmicroSDカードリーダーに対応するなど、iPadとは差別化が図られております。
ここからはOPPO Pad Airの開封レビューです。
商品名がPadになっているようにiPadを非常に意識している印象。
箱は非常に薄くスマホのようです。
商品名もiPad Airのパクリのような名前になってます(性能は全然違う)
カラーはナイトグレーの1色のみです。
特徴的なのが上部パネルのOPPO Glow(オッポ グロウ)
砂丘をイメージした触ると凹凸のある独特のデザインをしております。
カメラは8MPのシングルカメラ。
お世辞にも画質は良くなくとりあえずカメラ付きですくらいの印象。
当然LiDARスキャナーなどの高性能なセンサーは搭載しておりません。
充電端子はUSB-C端子に対応。
18Wの充電速度とちょっと遅いのがデメリット。
バッテリー容量は7100mAhと大型のバッテリーを搭載しております。
ちなみにUSB-Cケーブルや充電器は付属しておりませんの別途購入する必要があります。
オーディオはDolby Atmos®に対応しており、4つのステレオ再生に対応しております。
タブレットを縦横どちらにしても左右から音がでるので、ノーマルiPadのように下側からしか音が出ないなんてことがありません。
エントリークラスのタブレットとしては非常に優れていると思います。
右側面は物理ボタンの音量ボタンとあっております。
この辺はiPadと同じ配置になっているので使いやすいと思います。
左側にはSDカードトレイを搭載。
iPadには無いAndroidタブレットならではのメリットです。
SDカードトレイはmicroSDカードに対応しております。
SIMトレイ部分は潰されているので、セルラーモデルのようにSIMは入れられません。
10.3インチと少し小型なタブレットなので重さは438gと軽いです。
iPad Pro11は476g(ガラスフィルム添付済み)なので、少し重さの違いを感じます。
iPad Pro11と重ねると大きさは結構違います。
縦は同じくらいですが、横幅は2周りくらい違う印象。
さっと抱えた時にコンパクトで持ちやすい印象です。
OPPO Pad AirとiPad Proの厚みを比べました。
OPPO Pad AirとiPad Proも厚みはほとんど変わらない薄型のタブレットです。
エントリー機種にありがちな極太ベゼルではありません。
ここからはOPPO Pad Airを使った感想やレビュー、良かった点や悪かった点などをざっくばらんに書きます。
Geekbench 5のスコアはシングルで383,マルチで1662と決して高くはありません。
プロセッサーもSnapdragon680とエントリークラスのSoCで世代遅れになります。
通常動作ではカクついたりはしませんが、ゲームなどには全く向いておりません。
例えば旧世代のGalaxy S21にさえ圧倒的な大差を付けられてベンチマークは大敗しております。
仮にSnapdragon695やSnapdragon780だったら動作が変わってくると思いますが、あくまでもローエンド向けのタブレット仕様となります。
スペックは低いですが発熱や電池持ちは良好と感じました
性能が高くなると発熱や電池もちが悪くなりがちです(Appleシリコンチップは例外)
Snapdragon680と発熱の少ないチップを使っているので長時間つかっていても発熱も気になりませんでした。
このタブレットでゲームメインで使う人は少ないと思いますが、ゲーミング性能はありません。
軽いゲームなら問題ありませんが、重い3Dグラフィックゲームや音ゲーなどではまともにプレイできません。
またGPSが搭載されていないのでポケモンGoやドラクエウォークなどの位置ゲーにも向いていません。
ゲームをタブレットでやるなら個人的にiPadがおすすめです。
OPPO Pad Airはストレージの一部をRAMとして扱うRAM拡張に対応しております。
仮想メモリの一種の機能で1GB〜最大3GBまでRAM拡張が可能。
デフォルトのメモリ4GBと頼りない数値から多少は安心感が持てます。
動作が劇的に速くなったりはしませんが、メモリ不足でアプリが落ちたりする心配は減ります。
OPPO Pad Airのストレージは64GBとかなり少ないです。
タブレットなので写真を撮ったりはしないのでそこまで容量を圧迫しませんが、デフォルトで39%も使われているので残りは約38GBしか使えません。
アプリを入れたりアップデートを考えると自由に使えるストレージが少ないのがデメリット。
Micro SDカードを入れてストレージを補強する必要性があります。
OPPO Pad Airの電池もちは良好だと感じました。
バッテリーもガシガシ使わなければ1日は余裕で持つ印象。
ライトユーザーなら2日間くらいは充電しなくても大丈夫そうです。
OPPO Pad Airを使って一番良いと感じたのが音質です。
Dolby Atmosに対応したクアッドスピーカーから迫力ある音が流れます。
タブレットなのでスマホと違って変に共振したり、音割れしないのがメリット。
動画視聴機のエントリータブレットとしては無印iPadよりもおすすめです。
OPPO Pad Airにはサウンドプロファイルと呼ばれるプリセットされたイコライザー機能もあります。
スマート、映画、ゲーム、音楽など視聴ジャンルによってサウンドを調整できます。
僕が聞いた限りはそこまで変化はないので、オマケ機能と感じました。
音質は無印iPad<OPPO Pad Air<iPad Proの印象です
何気にワイヤレスイヤホンのオーディオコーデックも高音質な aptX HD, LDACに対応しております。
タブレットでYou TubeやNetflixなどの動画や映画を見る時に重宝しそうです。
特にLDAC対応のタブレットは市場では珍しいので嬉しいポイントだと思います。
OPPO Pad Airのカメラ性能はお察しレベルです。
タブレットで撮影をする人は少ないと思いますが、オマケ程度の機能です。
ただ書類をスキャンするレベルなら使えるので記録用としては充分と言えるでしょう。
ディスプレイは解像度2,000×1,200ピクセルの約10.3インチディスプレイを搭載。
画面占有率83.5%のベゼルレスデザインを採用しており高級感があります。
10億色再現やピクセル密度225PPIなどエントリークラスとしてはなかなかの高水準。
残念ながら有機EL液晶では無くIPS液晶ですが、発色は鮮やかでコントラストも派手すぎずに見やすい液晶です。
OPPO Pad Airはスタイラスペンやペンシルには対応しておりません。
専用のペンシルも発売されておりませんし、他社のサードパーティ製のペンシルも反応しません。
スタイラスペンが使いたいなら、Apple PencilがあるiPadがおすすめです。
OPPO Pad Airは顔認証に対応しております。
フロントカメラを使った簡易的な認証でiPadのようにFace IDのようなセキュアーな認証ではありませんが必要充分。
その他パスワード、パターンコードにも対応しておりますが指紋認証には非対応です。
ただタブレットを持ち上げた瞬間に顔認証でロック解除されるので、使い勝手はかなり良かったです。
OPPO Pad Airは二本指で縦に画面をなぞると画面分割に対応する機能があります。
対応アプリは限られますがYou TubeとWebを左右同時に並べることも可能。
今流行りのフォルダブルフォンのような使い方もできます。
デメリットとして対応アプリが少ないので全てのアプリが画面分割ができません(Netflixなどは非対応)
ここではOPPO Pad AirとノーマルiPadどちらがおすすめかについて個人的な意見を書きます。
欠点の少ないiPadがおすすめ。ただしiPadは価格が高いのとステレオスピーカーが搭載されていないので、動画鑑賞用ならばDolby Atmos対応でクアッドスピーカー搭載のOPPO Pad Airがおすすめです。
それぞれの機種でおすすめの理由をまとめると以下です。
OPPO Pad Air | ノーマルiPad | |
---|---|---|
Web閲覧 | ○ | ○ |
ゲーム | △ | ○ |
動画閲覧 | ○(ステレオスピーカー) | △(モノラルスピーカー) |
ペンシル対応 | ☓ | ○(Apple Pencil) |
ロック解除 | 顔認証対応 | Touch ID |
価格 | 37,800(割引あり) | 49,800 |
おすすめな人 | 動画、Web閲覧 | オールマイティー |
図で比較するとOPPO Pad AirがiPadより優れている点は動画閲覧(スピーカー性能)と価格です。
その他の性能やペンシル対応などを含めてもエントリーiPadにも負けております。
ただし価格の優位性があるので、iPadよりもコスパは優れtおります(iPadはApple Pencil追加での購入費用がかかる)
以上がOPPO Pad Airのレビューでした。
OPPO初のAndroidタブレットはエントリークラスでコスパの良い商品だと感じました。
残念ながらCPUが低スペックですが、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーなど動画鑑賞タブレットとしては優れていると感じました。
最後にメリット、デメリットを再度まとめます。
充電器とケーブルは付属しておりませんので追加購入の必要があります
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
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