LUMIX S5II展示器ファーストインプレッション！どのモデルがおすすめ？

カメラ大好き人間のシンゴです（@go5shingo）

先日ヨドバシアキバのカメラコーナーを歩いていたら、今話題のLUMIX S5IIが展示されてました。

今回はLUMIX S5IIを触ったファーストインプレッションをお伝えします。

最初に結論ですが、像面位相差AFの性能はかなり良かったです。

気になる方はぜひ最後までご覧ください（本記事作成時点はまだ未発売）

カメラのキタムラパナソニック LUMIX DC-S5M2W ダブルレンズキット

LUMIX S5II展示器ファーストインプレッション

LUMIX S5IIは2023年2月16日発売予定のパナソニックのフルサイズフルサイズカメラです。

2420万画素の小型のフルサイズカメラで防塵、防滴と価格も本体で25万円以下（発売時キャッシュバックありでさらに安い）と話題のカメラです。

最初の印象は思ったよりも全然良い。

ルミックスってブラックデザインの質感が良いんですよね。

形状は前作と変わらずですが、グリップが深くコンパクトな筐体としては持ちやすい印象でした。

ただしS PROシリーズのような大型レンズとはボディバランスが合わないのでおすすめはできません。

こんなコンパクトな筐体ですが放熱ファンも搭載し、動画機としての運用も強化されております。

背面はこんな感じで意外と使いやすく仕上がってました。

特にグリグリのジョイスティックが縦横の他に斜めに移動できるようになりました。

よりAFの操作が柔軟になったそうです（タッチの方が速いけどｗ）

シャッタボタンの位置も計算され尽くしていて押しやすかったです。

ただシャッター音がしょぼくて、「カスっ」といった音でここは改善して欲しいところ。

スペックでは分からない部分で詰めの甘さを感じました。

ボディ内手ブレ補正は最大で6.5段に進化。

店内で試写した感じはそこそこ効いてる印象でした。

前作のS5に比べて手ブレ補正は2倍に強化されたそうで、レンズをわざと揺らしても自然な感じで仕上がっておりました。

わざとらしい絵にならないので、使いやすいと感じました。

気になる像面位相差AFですが、食いつきや粘りともに普通に優秀でした。

僕はEOS R6を使っておりますが室内では同等クラスのように感じます。

ただし暗い環境や激しい動体に関しては未知数。

以下が実験結果です。

AFは優秀なので、ミドル機でありながらも長期間つかっても大丈夫な印象です（アプデでさらに改善される？）

瞳AFですが、本機は縦線と横線が交差した形で表示されて慣れていないと使いづらいです。

他社のように瞳を四角で囲んで表示されるスタイルにしてほしいです。

あと瞳AFから顔認識AFへの切り替えが速いので、瞳AF性能はそこまで高くありません。

僕の瞳AF性能としてのメーカー別ランキングはこんな感じ。

本機の瞳AFは顔認識の割合が多かったのでまだ発展途上の印象でした。

メニューは相変わらず見づらくて構成も良く分かりません。

他社から移行したユーザーは間違いなく使いこなせないと思います。

SONYの旧機種のようなめちゃくちゃなメニュー構成に感じました。

その他気になった点としてはメカシャッターで1/8000秒までのシャッタースピードは分かるのですが電子シャッターでも同じく1/8000秒でしたシャッターが切れません。

電子シャッターだと連続シャッター枚数がアップするだけなので注意が必要です。

LUMIX S5IIどのモデル購入がおすすめか？

ここからはLUMIX S5IIのどのモデル構成購入がおすすめについて個人的な意見を書きます。

発売されるモデルは以下の3種類です。

個人的な評価はこんな感じで、買うなら標準ズームレンズキットが良いかなと感じました。

確かにダブルレンズキットではLUMIX S 50mm F1.8の5万円以上するレンズが実質2万円くらいで購入できますが、写りとボケ感がかなり良くないと感じました。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6について

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は明るさこそ暗いですが、写りも良く当たりのレンズだと思います。

Lマウント初めてなら持っておいて損はしないと思いました。

ボケは期待できませんが描写のクセが少なく、写りも良い印象です。

フルサイズとしては珍しく最短撮影距離が15センチとかなり寄れるレンズなので、テーブルフォトや物撮りなどにも便利に使えるレンズです。

LUMIX S 50mm F1.8について

微妙だなと思ったのがLUMIX S 50mm F1.8

F1.8レンズにしてはかなりデカイんですよね。

僕が使っているRF F1.8に比べても2倍くらいの大きさです。

レンズ構成：8群9枚と豪華な作り。

ただボケはあまり綺麗では無く、ポートレート用としては使いづらいと感じました。

メリットとしてはリニアモータを使用しているのでAFは速いので動画でも使えます。

結論としてはダブルレンズキットで購入するならアリなレンズです。

ボディだけならSIGMA (シグマ) Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN追加購入がおすすめ

もしもLUMIX S5IIだけを購入するならSIGMA (シグマ) Contemporary 28-70mm F2.8 DG DNがおすすめです。

大三元レンズでF2.8の軽いレンズが10万円以下で手に入ります。

長くLマウントを愛用したい方にはコスパの良い組み合わせで使えるので、汎用性は非常に高いと思います。

（まとめ）LUMIX S5IIは買いなカメラ

以上がLUMIX S5IIのファーストインプレッションとおすすめモデルの解説でした。

パナソニックが価格と性能を引っさげて、ついにフルサイズミラーレス市場で反転攻勢を掛けてきました。

市場シェアと参入は最後発ですが、まだまだやる気は充分なようです。

これからのLマウントが非常に楽しみな1台だと感じました。

カメラのキタムラパナソニック LUMIX DC-S5M2W ダブルレンズキット