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BenQ ideaCam S1 Proレビュー!これが進化型の手元実演Webカメラだ

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BenQ ideaCam S1 Pro
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ガジェットブロガーのシンゴです(@go5shingo

ここ最近ドッキングステーションなどで話題のBenQさんが、もの凄いWebカメラを発売しました。

BenQ ideaCam S1 Pro

商品名がideaCam S1 Proで通常のWebカメラにライトリングが付いた、珍しい商品です。

普通のWebカメラ以外にも手持ちカメラとしても使えて、手元の資料の共有なども簡単に可能。

さらに15倍のマクロモードもあるので、製品の質感なども相手に伝えられる面白い仕様になってます。

今回はBenQ ideaCam S1 Proのレビューです。

BenQ ideaCam S1 Pro
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 便利なリングライト付き
  • ソフトウェアダウンロード不要ですぐに使える
  • 手持ちカメラとしても便利なハンドヘルモード
  • BenQのブラウザ上でのWebソフト「EnSpire」が抜群に優秀
  • ワイヤレスリモコンでスクショ撮影などがワンタッチで可能
  • 三脚穴があるのでミニ三脚にも装着可能
  • 15倍のマクロレンズ機能もあり
デメリット
  • カメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要
ゴーゴーシンゴ

普通のWebカメラを買うよりも圧倒的に便利だと思います

メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです

目次

BenQ ideaCam S1 Proのスペック

BenQ ideaCam S1 Proの紹介動画

BenQ ideaCam S1 Proについてはこちらの公式YouTube動画を見れば分かりやすいです。

マルチユースのWebカメラと紹介されている通り、普通のWebカメラに+してできる機能があります。

BenQ ideaCam S1 Proのできること

  • 180度反転で手元の画面共有
  • AF(オートフォーカス)搭載でピンと合わせがラク
  • 手持ちで手元撮影用のカメラ
  • 15倍ズームを取り付ければマクロカメラ
  • ワイヤレスリモコンで簡単に静止画を撮影 等

ざっとできる機能を並べただけでも、普通のWebカメラよりも汎用性の高い製品ってことが分かります。

ハードウェア的なスペック表は以下の通り。

BenQ ideaCam S1 Pro
解像度 / fps30fps : 最大3264 x 1836 px(16:9)
30fps : 最大3264 x 2448 px(4:3)
画角72.9°
デジタルズーム最大3.5倍
画素数800万画素
レンズのF値2.2
オートフォーカス機能あり
最短撮影距離10 cm
内蔵マイクデジタルシリコンMEMS方式
マイクのノイズキャンセリングあり
カメラ本体サイズ、重さ(実測)高さ52 x 幅52 x 奥行き43 mm
重量: 63 g(ケーブル無し)
カメラマウントのサイズ、重さ(実測)幅42 x 奥行き67~126 mm、重量: 205 g
ワイヤレスリモコンのサイズ、重さ(実測)高さ30~40 x 幅73 x 奥行き73 mm
重量: 173 g(電池込み)
ケーブル長1.6 m
対応モニターの厚さ10 ~ 75 mm
三脚穴あり
対応OSWindows / macOS / Chromebook
保証1年間
付属品カメラマウント
ワイヤレスリモコン
USBレシーバー(ワイヤレスリモコン用)
単4電池(ワイヤレスリモコン用)
15倍拡大レンズ
カメラカバー
BenQ ideaCam S1 Proのスペック

fpsは30fpsと60fpsのようなヌルヌルではありませんが、Webカメラは静止してる状態が多いのでむしろ都合が良いです。

カメラセンサーにもこだわっていて、ソニー製の8メガピクセルのセンサーを搭載するなどコストの掛かっている製品です。(たいていのWebカメラは200万画素程度の安いセンサー)

あらに内蔵マイクはノイズキャンセリング機能も搭載するなど、オンライン会議でも快適に会話できる性能を誇ります。

BenQ ideaCam S1 Pro外観レビュー

ここからはBenQ ideaCam S1 Proの実機外観レビューです。

BenQ ideaCam S1 Proの付属品

最初に付属品は以下の通りでした。

  • カメラ本体
  • カメラマウント
  • ワイヤレスリモコン
  • USBレシーバー(ワイヤレスリモコン用)
  • 単4電池(ワイヤレスリモコン用)
  • 15倍拡大レンズ
  • カメラカバー
  • 説明書類

ちなみにワイヤレスリモコンが付属してないS1 Plusと言う商品がありますが、このワイヤレスリモコンがめちゃくちゃ便利なのでPro購入がおすすめです。

BenQ ideaCam S1 Pro

Webカメラ本体はシンプルな丸型のライトになっております。

画素数は800万画素、F2.2の明るい単焦点レンズを搭載。

BenQ ideaCam S1 Pro
折り曲げやすいケーブルで使いやすい

ケーブルはUSB-A(1.6m)となっており、取外は不可能となってます。

端子はできればUSB-Cが良かったのですが、次回作に期待ってことでしょうか。

BenQ ideaCam S1 Pro

カメラマウントと接続する穴がカメラ本体に空いております。

付け方も簡単に穴にはめるだけなので、取り付けも5秒で簡単にできます。

BenQ ideaCam S1 Pro

反対面には物理ボタンを搭載しております。

上が電源ボタン、下がライトのオンオフで搭載しているリングライトを光らせることも可能です

BenQ ideaCam S1 Pro

カメラマウントになります。

基本的にはモニターの上に引っ掛けて載せるタイプでたいていのディスプレイには設置可能な汎用性があります。

BenQ ideaCam S1 Pro

ディスプレイに載せる以外にも三脚穴もあります。

自前の三脚に付ければ机の上や棚の上など自由に設置できるので、便利な仕様です。

BenQ ideaCam S1 Pro

カメラのレンズを保護するカメラカバーもツイてます。

BenQ ideaCam S1 Pro

付け方も簡単でマグネットで吸着するので、使わない時はレンズの保護が可能。

あと地味にカメラのレンズがずっと向けられるのが苦手な方も多いと思うので、黒子になってくれるのが非常に便利でした。

BenQ ideaCam S1 Proのワイヤレスリモコン

こちらがワイヤレスリモコンになります。

  • AF/MF切り替え
  • マイクミュートのON/OFF
  • 画面静止
  • ピント調整
  • スクショ撮影

地味に便利なのが、左右に回すとズームイン/ズームアウトできるのでより直感的な操作が可能です。

BenQ ideaCam S1 Proのワイヤレスリモコンの電池

裏面は電池入れとUSBレシーバーのドングル入れが付属してます。

電池は単4電池2つが付属しているので、購入する必要はありません。

BenQ ideaCam S1 Pro使用レビュー(メリット)

ここではBenQ ideaCam S1 Proを実際に使った感想をシェアします。

  • 設置は簡単コンパクト
  • 画質はWebカメラ標準
  • リング照明はあくまで補助光
  • マイクはノイズキャンセリング搭載
  • 便利な手元共有
  • 三脚にも設置可能
  • 手持ちカメラとして優秀
  • マクロカメラは遊べる
  • Webカメラの操作に革命をもたらすワイヤレスリモコン
  • 優秀なEnSpireブラウザが使える
  • EnSpireダウンロードアプリも出た

設置は簡単コンパクト

BenQ ideaCam S1 Pro

設置はコンパクトで丸型なので可愛い印象です。

従来の横長のいかにもカメラ感も少ないので、見た目が苦手な方にもおすすめできる形状。

BenQ ideaCam S1 Pro

目玉のデザインが苦手な方もいると思いますが、レンズカバーを付ければカメラが全く目立たなくなりまります。

Webカメラってたまにしか使わない方も多いと思うので、この配慮は魅力的に感じました。

画質はWebカメラ標準

BenQ ideaCam S1 Proのおっさんの画像
おっさんには丁度よい画質

画質に関しては普通です。

特に照明を焚かない暗い環境だと凡庸な画質に仕上がります。

Webカメラのクオリティーとしては必要十分な印象で、下手に4Kなどのクオリティーで毛穴や肌荒れが目立つよりは丁度よいとすら感じます。

リング照明はあくまで補助光

BenQ ideaCam S1 Proのリングライト照明
キャッチライトがつくほどの光量は無い

リング照明も点灯可能ですが、顔全体を明るく照らすだけの光量と大きさはありません

あくまでも物撮り用の補助ライトとして使うのが効果的です。

個人的には昔のCANONのレンズにあった、ライト付きレンズみたいで非常にテンションが上りました。

マイクはノイズキャンセリング搭載

コンパクトな筐体ながらマイクを搭載し、ノイズキャンセリング機能付きです。

マイクの音質は外付けのマイクには及びませんが、家の中のエアコンの音や雑音をカットしてくれて聞きやすくしてくれます。

外付けマイク不要でコンパクトに運用できるのも魅力だと思います。

便利な手元共有

BenQ ideaCam S1 Proの手元共有
俯瞰撮影みたいなのもできる

便利だなって思ったのが180度回転するとすぐに手元を共有できる点です。

今まで手元の資料や製品を他の方に共有するのって大変で、MacBook Proのカメラに資料を近づけたり持てる物は持ったりして意外と苦労してました。

プレゼンなどで製品を紹介したい時や手元のメモや資料を見せたい時にもカメラを反転するだけで手元用カメラとしても活躍できるので、使い勝手が非常に良かったです。

三脚にも設置可能

BenQ ideaCam S1 Proの三脚設置

もしもよりアクティブに使いたい方は手持ちの三脚にも設置可能です。

部屋の構造によっては、モニターの上に置くと写したくないモノが写ってしまう方などは三脚に載せて運用するのもおすすめ

置く場所に困らないのもWebカメラとしては大切な要素です。

手持ちカメラとして優秀

BenQ ideaCam S1 Proの手持ちカメラ

本機の目玉の機能が「ハンドヘルモード」で手持ちカメラとして使える柔軟性です。

さきほどは手元共有の為に180度回転させましたが、いっそカメラを外して物撮り用カメラとしても使えます。

BenQ ideaCam S1 Proの手持ちカメラ
800万画素なので昔のスマホのような画質ではある

画質に関してはスマホには及びませんが、動画で会話をしつつも手元も簡単に写せるので取り回しの良さは非常に良いです。

マクロカメラは遊べる

BenQ ideaCam S1 Proのマクロカメラ

飛び道具的な使い方として15倍のマクロカメラとしても使えます。

付属のマクロレンズを磁石でくっつけるだけで、簡単に切り替わるので手間もかかりません。

BenQ ideaCam S1 Proのマクロカメラ

マクロレンズなのでこんな感じで接写して撮影します。

この光景だけ見ると、とてもWebカメラには思えません(笑)

BenQ ideaCam S1 Proのマクロカメラ

画質は結構クリアで腕時計の細かい分刻みの部分までキレイに写りました。

細かい部品を扱う方などには便利でマクロレンズWebカメラとしては唯一無二の製品だと感じました。

Webカメラの操作に革命をもたらすワイヤレスリモコン

BenQ ideaCam S1 Proのワイヤレスリモコン

ワイヤレスリモコンもWebカメラの利便性を何倍も高めております。

特に便利だと思ったのが「スクショ」ボタンです。

真ん中のカメラマークのボタンを押せば、写真の要領でスクショの撮影が可能。

いちいちPCので複雑なスクショボタンを押す必要も無く、ワンタッチで撮影できるので超絶便利でした。

優秀なEnSpireブラウザが使える

BenQ ideaCam S1 ProのEnSpireブラウザ

本機はアプリのインストールが不要で、ブラウザ上のソフトで制御するのも特徴的です。

ソフトウェア:EnSpire

BenQ ideaCam S1 ProのEnSpireブラウザ
主要なモードは中央に右にはズームなどのボタン

ソフトウェアのUIも分かりやすく表示されており、初見でも迷うことはありませんでした。

中央のカメラマークを押すだけで、動画/静止画の切り替えがワンタッチで可能。

モードも高画質・ポートレート・物撮りと押すだけで勝手に調整してくれるので楽ちんです。

BenQ ideaCam S1 ProのEnSpireブラウザ

面白い機能として測定ツールが使えるてんです。

こちらは分度器でWebカメラ画面に表示させることも可能。

製品開発などの打ち合わせなどで使える方にはドンズバではまる機能だと思います。

EnSpireダウンロードアプリも出た

ダウンロードページ:https://www.benq.com/en-us/support/downloads-faq/products/ideacam/s1-pro/software-driver.html

発売当初はブラウザ版しかありませんでしたが、EnSpireのアプリもリリースされました。

アプリはWindowsとMac OSどちらも対応しているのでPCを乗り換えたとしても使えます。

またソフトウェアアップデートも定期的に配信されるので、安心して使えると思います。

BenQ ideaCam S1 Pro使用レビュー(デメリット)

ここでは逆にBenQ ideaCam S1 Proを使って感じた惜しい点や注意点を紹介します。

  • カメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要
  • ファームウェアアップデート等は不明

カメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要

BenQ ideaCam S1 Pro
BenQの遮光フード付きのモニターでは当然使えない

ちょっと惜しいなって思ったのがカメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要な点でハードルが高いです。

普通にMacBookやWindowsを使う場合でもポート数が厳しくてハブやドッキングステーションを使うのがベターとなります。

もしもポート数不足を感じたら、BenQ beCreatus DP1310を導入するとめちゃくちゃ便利に使えます。

ファームウェアアップデート等は不明(後日追記:アップデートあり)

アプリが無いのでファームウェアアップデートの提供等は不明な点もあります。

もちろんWebブラウザ側で機能や不具合の調整がされるかと思いますが、僕はWebブラウザで制御するWebカメラは初めてなので気になるポイントではあります。

後日追記:アプリ版もリリースされてソフトウエアアップデートも配信されております!

BenQ ideaCam S1 Proの疑問に答える

ここではBenQ ideaCam S1 Pro購入を迷っている方に向けて疑問に思うだろう点についてお答えします。

BenQ ideaCam S1 Proと普通のWebカメラはどっちがおすすめ?

使う人によって考え方が変わると思います。値段だけを重視するだけで、普通のカメラ用途だけの方ならWebカメラがおすすめだし、手元の共有やマクロで商品を写す用途のある方にはBenQ ideaCam S1 Proが圧倒的におすすめです。

BenQ ideaCam S1 Proのライバル機種ってなに?

Webカメラ用途としてならライバル機種はたくさんありますが、手元実演カメラとしてはライバル機種は無いと感じました。

BenQ ideaCam S1 Proを買って後悔しないか?

高機能と言う部分で使いこなせなくて公開する可能性はあると思いますが、「いざ」と言う時にハンドカメラとしても使えるので心強いと思います。

BenQ ideaCam S1 Proと4KのWebカメラどっちがおすすめ?

汎用性重視ならBenQ ideaCam S1 Pro、よりリモート会議やWeb会議の画質にこだわるなら4KWebカメラのほうがおすすめだと感じます。

ゴーゴーシンゴ

その他質問がありましたらお気軽にコメントください

BenQ ideaCam S1 Pro購入がおすすめな人

BenQ ideaCam S1 Pro
この見た目最高

BenQ ideaCam S1 Pro購入がおすすめな人は以下が考えられます。

こんな方は買うべき

  • Web会議やオンライン授業が多い方
  • 手元の共有などを良くする方
  • プレゼンや会議でモノを写す機会の多い方
  • スクショを簡単に撮影したい方

こんな方は普通のWebカメラを買うよりも圧倒的に満足できると思います。

他社製品では手持ちで撮影できる商品等は皆無なので、圧倒的な利便性と優位性を誇ります。

(まとめ)BenQ ideaCam S1 Proレビュー

BenQ ideaCam S1 Pro
シルバーのWebカメラっておしゃれ

以上がBenQ ideaCam S1 Proのレビューでした。

とにかくカメラ好きの僕としては使っていて楽しいカメラでした。

特にWebカメラでありながら物撮りもできる、さらに15倍のマクロ機能もアリと満足度は非常に高いです。

これからWebカメラを購入しようと考えてる方はぜひチェックするのがおすすめです。

メリット
デメリット
  • 便利なリングライト付き
  • ソフトウェアダウンロード不要ですぐに使える
  • 手持ちカメラとしても便利なハンドヘルモード
  • BenQのブラウザ上でのWebソフト「EnSpire」が抜群に優秀
  • ワイヤレスリモコンでスクショ撮影などがワンタッチで可能
  • 三脚穴があるのでミニ三脚にも装着可能
  • 15倍のマクロレンズ機能もあり
  • カメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要
  • ファームウェアアップデート等は不明
ゴーゴーシンゴ

このWebカメラは最高でした

ゴーゴーシンゴおすすめの厳選お得情報

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