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ガジェットブロガーのシンゴです(@go5shingo)
ここ最近ドッキングステーションなどで話題のBenQさんが、もの凄いWebカメラを発売しました。
商品名がideaCam S1 Proで通常のWebカメラにライトリングが付いた、珍しい商品です。
普通のWebカメラ以外にも手持ちカメラとしても使えて、手元の資料の共有なども簡単に可能。
さらに15倍のマクロモードもあるので、製品の質感なども相手に伝えられる面白い仕様になってます。
今回はBenQ ideaCam S1 Proのレビューです。
普通のWebカメラを買うよりも圧倒的に便利だと思います
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
BenQ ideaCam S1 Proについてはこちらの公式YouTube動画を見れば分かりやすいです。
マルチユースのWebカメラと紹介されている通り、普通のWebカメラに+してできる機能があります。
BenQ ideaCam S1 Proのできること
ざっとできる機能を並べただけでも、普通のWebカメラよりも汎用性の高い製品ってことが分かります。
ハードウェア的なスペック表は以下の通り。
BenQ ideaCam S1 Pro | |
解像度 / fps | 30fps : 最大3264 x 1836 px(16:9) 30fps : 最大3264 x 2448 px(4:3) |
画角 | 72.9° |
デジタルズーム | 最大3.5倍 |
画素数 | 800万画素 |
レンズのF値 | 2.2 |
オートフォーカス機能 | あり |
最短撮影距離 | 10 cm |
内蔵マイク | デジタルシリコンMEMS方式 |
マイクのノイズキャンセリング | あり |
カメラ本体サイズ、重さ(実測) | 高さ52 x 幅52 x 奥行き43 mm 重量: 63 g(ケーブル無し) |
カメラマウントのサイズ、重さ(実測) | 幅42 x 奥行き67~126 mm、重量: 205 g |
ワイヤレスリモコンのサイズ、重さ(実測) | 高さ30~40 x 幅73 x 奥行き73 mm 重量: 173 g(電池込み) |
ケーブル長 | 1.6 m |
対応モニターの厚さ | 10 ~ 75 mm |
三脚穴 | あり |
対応OS | Windows / macOS / Chromebook |
保証 | 1年間 |
付属品 | カメラマウント ワイヤレスリモコン USBレシーバー(ワイヤレスリモコン用) 単4電池(ワイヤレスリモコン用) 15倍拡大レンズ カメラカバー |
fpsは30fpsと60fpsのようなヌルヌルではありませんが、Webカメラは静止してる状態が多いのでむしろ都合が良いです。
カメラセンサーにもこだわっていて、ソニー製の8メガピクセルのセンサーを搭載するなどコストの掛かっている製品です。(たいていのWebカメラは200万画素程度の安いセンサー)
あらに内蔵マイクはノイズキャンセリング機能も搭載するなど、オンライン会議でも快適に会話できる性能を誇ります。
ここからはBenQ ideaCam S1 Proの実機外観レビューです。
最初に付属品は以下の通りでした。
ちなみにワイヤレスリモコンが付属してないS1 Plusと言う商品がありますが、このワイヤレスリモコンがめちゃくちゃ便利なのでPro購入がおすすめです。
Webカメラ本体はシンプルな丸型のライトになっております。
画素数は800万画素、F2.2の明るい単焦点レンズを搭載。
ケーブルはUSB-A(1.6m)となっており、取外は不可能となってます。
端子はできればUSB-Cが良かったのですが、次回作に期待ってことでしょうか。
カメラマウントと接続する穴がカメラ本体に空いております。
付け方も簡単に穴にはめるだけなので、取り付けも5秒で簡単にできます。
反対面には物理ボタンを搭載しております。
上が電源ボタン、下がライトのオンオフで搭載しているリングライトを光らせることも可能です
カメラマウントになります。
基本的にはモニターの上に引っ掛けて載せるタイプでたいていのディスプレイには設置可能な汎用性があります。
ディスプレイに載せる以外にも三脚穴もあります。
自前の三脚に付ければ机の上や棚の上など自由に設置できるので、便利な仕様です。
カメラのレンズを保護するカメラカバーもツイてます。
付け方も簡単でマグネットで吸着するので、使わない時はレンズの保護が可能。
あと地味にカメラのレンズがずっと向けられるのが苦手な方も多いと思うので、黒子になってくれるのが非常に便利でした。
こちらがワイヤレスリモコンになります。
地味に便利なのが、左右に回すとズームイン/ズームアウトできるのでより直感的な操作が可能です。
裏面は電池入れとUSBレシーバーのドングル入れが付属してます。
電池は単4電池2つが付属しているので、購入する必要はありません。
ここではBenQ ideaCam S1 Proを実際に使った感想をシェアします。
設置はコンパクトで丸型なので可愛い印象です。
従来の横長のいかにもカメラ感も少ないので、見た目が苦手な方にもおすすめできる形状。
目玉のデザインが苦手な方もいると思いますが、レンズカバーを付ければカメラが全く目立たなくなりまります。
Webカメラってたまにしか使わない方も多いと思うので、この配慮は魅力的に感じました。
画質に関しては普通です。
特に照明を焚かない暗い環境だと凡庸な画質に仕上がります。
Webカメラのクオリティーとしては必要十分な印象で、下手に4Kなどのクオリティーで毛穴や肌荒れが目立つよりは丁度よいとすら感じます。
リング照明も点灯可能ですが、顔全体を明るく照らすだけの光量と大きさはありません。
あくまでも物撮り用の補助ライトとして使うのが効果的です。
個人的には昔のCANONのレンズにあった、ライト付きレンズみたいで非常にテンションが上りました。
コンパクトな筐体ながらマイクを搭載し、ノイズキャンセリング機能付きです。
マイクの音質は外付けのマイクには及びませんが、家の中のエアコンの音や雑音をカットしてくれて聞きやすくしてくれます。
外付けマイク不要でコンパクトに運用できるのも魅力だと思います。
便利だなって思ったのが180度回転するとすぐに手元を共有できる点です。
今まで手元の資料や製品を他の方に共有するのって大変で、MacBook Proのカメラに資料を近づけたり持てる物は持ったりして意外と苦労してました。
プレゼンなどで製品を紹介したい時や手元のメモや資料を見せたい時にもカメラを反転するだけで手元用カメラとしても活躍できるので、使い勝手が非常に良かったです。
もしもよりアクティブに使いたい方は手持ちの三脚にも設置可能です。
部屋の構造によっては、モニターの上に置くと写したくないモノが写ってしまう方などは三脚に載せて運用するのもおすすめ。
置く場所に困らないのもWebカメラとしては大切な要素です。
本機の目玉の機能が「ハンドヘルモード」で手持ちカメラとして使える柔軟性です。
さきほどは手元共有の為に180度回転させましたが、いっそカメラを外して物撮り用カメラとしても使えます。
画質に関してはスマホには及びませんが、動画で会話をしつつも手元も簡単に写せるので取り回しの良さは非常に良いです。
飛び道具的な使い方として15倍のマクロカメラとしても使えます。
付属のマクロレンズを磁石でくっつけるだけで、簡単に切り替わるので手間もかかりません。
マクロレンズなのでこんな感じで接写して撮影します。
この光景だけ見ると、とてもWebカメラには思えません(笑)
画質は結構クリアで腕時計の細かい分刻みの部分までキレイに写りました。
細かい部品を扱う方などには便利でマクロレンズWebカメラとしては唯一無二の製品だと感じました。
ワイヤレスリモコンもWebカメラの利便性を何倍も高めております。
特に便利だと思ったのが「スクショ」ボタンです。
真ん中のカメラマークのボタンを押せば、写真の要領でスクショの撮影が可能。
いちいちPCので複雑なスクショボタンを押す必要も無く、ワンタッチで撮影できるので超絶便利でした。
本機はアプリのインストールが不要で、ブラウザ上のソフトで制御するのも特徴的です。
ソフトウェア:EnSpire
ソフトウェアのUIも分かりやすく表示されており、初見でも迷うことはありませんでした。
中央のカメラマークを押すだけで、動画/静止画の切り替えがワンタッチで可能。
モードも高画質・ポートレート・物撮りと押すだけで勝手に調整してくれるので楽ちんです。
面白い機能として測定ツールが使えるてんです。
こちらは分度器でWebカメラ画面に表示させることも可能。
製品開発などの打ち合わせなどで使える方にはドンズバではまる機能だと思います。
ダウンロードページ:https://www.benq.com/en-us/support/downloads-faq/products/ideacam/s1-pro/software-driver.html
発売当初はブラウザ版しかありませんでしたが、EnSpireのアプリもリリースされました。
アプリはWindowsとMac OSどちらも対応しているのでPCを乗り換えたとしても使えます。
またソフトウェアアップデートも定期的に配信されるので、安心して使えると思います。
ここでは逆にBenQ ideaCam S1 Proを使って感じた惜しい点や注意点を紹介します。
ちょっと惜しいなって思ったのがカメラとリモコンでUSB-A端子が2つ必要な点でハードルが高いです。
普通にMacBookやWindowsを使う場合でもポート数が厳しくてハブやドッキングステーションを使うのがベターとなります。
もしもポート数不足を感じたら、BenQ beCreatus DP1310を導入するとめちゃくちゃ便利に使えます。
アプリが無いのでファームウェアアップデートの提供等は不明な点もあります。
もちろんWebブラウザ側で機能や不具合の調整がされるかと思いますが、僕はWebブラウザで制御するWebカメラは初めてなので気になるポイントではあります。
後日追記:アプリ版もリリースされてソフトウエアアップデートも配信されております!
ここではBenQ ideaCam S1 Pro購入を迷っている方に向けて疑問に思うだろう点についてお答えします。
使う人によって考え方が変わると思います。値段だけを重視するだけで、普通のカメラ用途だけの方ならWebカメラがおすすめだし、手元の共有やマクロで商品を写す用途のある方にはBenQ ideaCam S1 Proが圧倒的におすすめです。
Webカメラ用途としてならライバル機種はたくさんありますが、手元実演カメラとしてはライバル機種は無いと感じました。
高機能と言う部分で使いこなせなくて公開する可能性はあると思いますが、「いざ」と言う時にハンドカメラとしても使えるので心強いと思います。
汎用性重視ならBenQ ideaCam S1 Pro、よりリモート会議やWeb会議の画質にこだわるなら4KWebカメラのほうがおすすめだと感じます。
その他質問がありましたらお気軽にコメントください
BenQ ideaCam S1 Pro購入がおすすめな人は以下が考えられます。
こんな方は買うべき
こんな方は普通のWebカメラを買うよりも圧倒的に満足できると思います。
他社製品では手持ちで撮影できる商品等は皆無なので、圧倒的な利便性と優位性を誇ります。
以上がBenQ ideaCam S1 Proのレビューでした。
とにかくカメラ好きの僕としては使っていて楽しいカメラでした。
特にWebカメラでありながら物撮りもできる、さらに15倍のマクロ機能もアリと満足度は非常に高いです。
これからWebカメラを購入しようと考えてる方はぜひチェックするのがおすすめです。
このWebカメラは最高でした
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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