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カメラ大好きなシンゴです(@go5shingo)
先日のCP+2024ではさまざまなカメラメーカーの製品をたくさん見てきました。
国内の大手メーカーから初参入のメーカーまでさまざま見ましたが、今回特に興味をひいたのが360度カメラを展開するKandaoさんでした。
商品名がQooCam 3で360度を撮影できるアクションカメラです。
画質も凄く5.7kの高画質での録画が可能で鮮明な動画が撮影可能。
見えない自撮り棒やアプリと組み合わせることによって、普通のスマホやミラーレスカメラでは撮影できない斬新な映像も撮影可能と新感覚な商品です。
今回はKandao QooCam 3のレビューです。
ノーマークでしたがめちゃくちゃ良い商品ですよ
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
最初にQooCam 3のスペックを紹介します。
できることはこちらの公式YouTube動画を見るとイメージしやすいと思います。
簡単に言えば、360度撮影できるアクションカメラと言えば分かりやすいと思います。
センサー | 1/1.55インチ |
F値 | F1.6 |
35 mm相当の 焦点距離 | 9.36mm |
EV値 (露出) | ±2EV |
ISO感度 | 100~6400 |
電子シャッター速度 | 写真:1/6400s~60s 動画:1/6400s~フレームレート設定値 |
ホワイトバランス | 自動、2500 K~8000 K |
静止画解像度 | 62MP(11136×5568) |
動画解像度@ フレームレート | 5.7K @ 30fps 4K @ 30 / 60fps |
ビットレート | 120Mbps |
写真撮影モード | 360°パノラマ写真、インターバル撮影、DNG 8、AEB |
動画撮影モード | 360°パノラマ動画、タイムラプス |
写真フォーマット | JPG / DNG |
動画フォーマット | MP4 |
オーディオ出力 | AAC(16 bit/ 4チャンネルステレオ/48 KHz) |
充電ポート | USB-C |
バッテリー容量 | 1600mAh |
サイズ | 71.5mm x 82.7mm x 26.6 mm |
重量 | 189g(電池含まず) |
IP規格 | IP68防塵防水性能 |
タッチスクリーン | 1.9インチ |
ジャイロスコープ | 6軸ジャイロスコープ |
マイク | 4個 |
スピーカー | 1個 |
Wi-Fi | 2.4 GHz/5 GHz 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | BLE 4.2 |
内部ストレージ | なし |
外部ストレージ | マイクロSDカード (UHS-IV30以上、最大256GB) exFATフォーマット |
動作環境温度 | 0°C~40°C |
充電温度範囲 | 5℃~40℃ |
電圧/電流 | 5V/2A |
細かいスペックを見るとこんな感じでかなり優秀です。
センサーは1/1.55インチでレンズはF1.6の明るいレンズを採用。
最大5.7Kで撮影でき(30FPS)、4Kだと60FPSの滑らかな動画も撮影可能。
120FPSのスローモーション動画も撮影できるなど、動画スペックに隙はありません。
写真に関してはjpg以外にもDNGフォーマットのRaw撮影もできるなど静止画についても本格派です。
その他、アクションカメラに必須のIP68防水防塵に対応するなどフルスペックと言った印象でした。
ここからはQooCam 3の実機外観を紹介。
最初に付属品から紹介します。
こちらはプレミアムキットになってるので、本体のみで購入するよりもお得で付属品も多いです。
付属品は写ってない物も含めて以下でした。
プレミアムキットの特徴として自撮り棒とバッテリーが2つ付いてくるので大変オトクとなってます。
本体は四角い長方形で黒い外観になってます。
素材はプラスチック製でややチープですが、上部にはストライプの模様が入っておりデザイン性をアップさせております。
こちらが外側のアウトカメラになります。
360度カメラなので球体のいわゆる「出目金レンズ」になっております。
脇に空いている穴はマイク穴で双方向からの音をキレイに録音します。
こちらが自撮りをする内側になります、
レンズは共通の出目金レンズで1.9インチのタッチスクリーン対応の大型液晶が付いているのが特徴。
上には電源ボタン/モード変更ボタンと、録画開始/停止ボタンがあります。
録画ボタンがちゃんと赤い丸になってるので、初見でも迷わず操作できました。
サイド部分にはバッテリー収納スペース、Micro SDカード内蔵スペース、USB-C端子があります。
Micro SDカードはレクサー製が付属しておりました。
バッテリーは1600mAHと軽量でコンパクトです。
取り出しやすいように上部に引っ掛けが付いているのが好印象。
充電は有線での充電で1時間ちょっとでフル充電が出来ました。
大きさは実測値ですが71.9mm×78.7mmの長方形です。
見た目以上に測ると小さいと感じました。
例えばiPhone15と比べても非常にコンパクトです。
自撮り棒さえ使わなければ、ポケットにも余裕で収納可能な大きさになります。
重さもバッテリー込みで222gとスマホと変わらないくらいの重さです。
コンパクトで軽量なので持ち運びに苦労はしません。
その他持ち運びに便利な専用ポーチも付属しております。
専用ポーチの下側は空いているので、自撮り棒を刺したままでも収納可能なのも便利です。
ここからはQooCam 3を実際に使ってみた感想で特に良かった点を中心にシェアします。
画質に関してはめちゃくちゃキレイです。
こちらのYouTube動画は河津桜を360度カメラで撮影してきました。
1/1.55インチの大型センサーから撮影できるので桜などの細かい繊細な被写体もキレイに撮影が可能。
歩きながら撮影しておりますが、自撮り棒を使っていると手ブレも全くありませんでした。
動画は5.7kで撮影できましたが、YouTube動画は4k動画でのアップロードになってしまったのですが実際の動画はさらに超高画質です。
iOS、Androidともにアプリに対応しております。
アプリを使うことによってさらに機能の拡充が可能になります。
撮影した動画も即座にスマホの画面で確認が可能。
編集機能もあるので簡単な編集から本格的な編集まで、スマホで完結するのも魅力です。
解像度やビットレートの変更などはスマホアプリから可能です。
一度設定しておけば、電源を消しても設定が引き継がれるので便利でした。
定期的に不具合の修正や機能向上のファームウェアアップデートも配信されます。
アプリのダウンロードは必ずしておくのがおすすめです。
アプリのよる編集が優秀なのも本機の魅力です。
なかでもAIによるミュージックの選択とおもしろ動画が撮影できる、Smart Clipが便利です。
こんな感じの分けの分からんノリノリ動画が作れたり。
速歩き風の楽しい動画も簡単に作成できます。
基本的にアプリが勝手にやってくれるので、センスなどは必要ありません。
もしも自分でカスタマイズしたい場合には音楽などもデフォルトで用意されているので、編集してるだけでも楽しいです。
カメラですが写真も撮影できます。
例えば360度のパノラマ風の写真も撮れますが、正直あんま使わないと思います。
普通の写真も撮影はできますが、だったらスマホで撮った方が速いし楽だなって思いました。
あくまでも補助の写真用カメラとして使えますって感じです。
ここまで大活躍してるのが見えない自撮り棒です。
使わない時は短い状態で持ち運びにも考慮されております。
伸ばすと1.2mくらいの長い棒に変化します。
昔流行ったスマホ用の自撮り棒みたいな感じですね。
頭上よりも高い位置から360度の「映え」写真が簡単に撮影できるようになるので、見えない自撮り棒の導入はマストだと思います。
ここではQooCam 3を使って感じた注意点を紹介します。
明るい屋外だと太陽光が強すぎてディスプレイの映像が見づらい欠点がありました。
解決策として、スマホアプリに接続して動画を見ることをおすすめいたします。
多少の画質劣化やラグはありますが、スマホのキレイで大きい画面で確認できるので結果としてはそれほど不便には感じませんでした。
室内で見る分には全く問題はありません。
あくまでも明るい屋外限定の話しです。
最初の起動なんかは少し時間が掛かるので、スマホのようにテキパキと操作できません。
ただ一度電源を入れておけば、スタンバイ状態に移行するので次に動作する時はスムーズです。
また通常の動作においても、スマホ感覚でテキパキと動くのでストレスは感じませんでした。
QooCam 3 | Insta360 X3 | |
タイプ | 全天球 | 全天球 |
---|---|---|
センサーサイズ | 1/1.55インチ | 1/2インチ |
絞り | F1.6 | F1.9 |
写真解像度 | 6200万画素(11136×5568) | 7200万画素 (11968×5984) 1800万画素 (5952×2976) |
動画解像度 | 5.7K @ 30fps 4K @ 30 / 60fps | 360度: 5.7K: 5760 * 2880@30/25/24fps 4K: 3840 * 1920@60/50/30/25/24fps 3K: 3008 * 1504@100fps |
RAW | ◯ | ◯ |
防水 (カメラ単体) | IP68 (防水パックが必要) | IPX8 シングルカメラ 水深10mまで |
重量 (バッテリー込) | 約218 g | 180g |
サイズ (幅 x 高さ x 奥行き) | 7.15 x 8.27 x 2.66 mm | 4.6 x 11.4 x 3.3 cm |
連続録画時間 | 約45分 | 81分 |
ISO感度 | 100~6400 | 100-3200 |
バッテリー容量 | 1600mAh | 1800mAh |
動作温度 | 0°C~40°C | -20℃ 〜 40℃ |
Kandao QooCam 3とInsta360 X3どっちがおすすめかについてはドッコイドッコイなのが僕の結論です。
どっちかがめちゃくちゃ優れているとかは無くて、各社似たようなスペックでライバル機種の印象です。
見た目は四角と細長い縦長と結構違いますので好みの部分が大きいです。
あえて優劣を付けるとしたらこんな感じになります。
どっちが優秀?
まあこんな感じになります。
最終的には価格で選ぶのもアリかなと思いますが、気になる方は両方のレビューも見て検討してみてください。
以上がQooCam 3のレビューでした。
使っててめちゃくちゃ楽しくて、ハマりました。
日本には春夏秋冬でさまざまな風景が撮影できます。
ぜひ日常を切り取る360度カメラを導入してはいかがでしょうか?
きっと楽しい人生が待ってますよ!
少しでもソソられたら「買い」ですよ
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
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