MacBook Proユーザーのシンゴです(@go5shingo)
MacBookProって便利ですが、どうしてもディスプレイが狭くて使いづらい。
できればディアルディスプレイ環境を構築したいところです。
普段でしたら、通常のディスプレイもおすすめですがモバイルディスプレイっていう選択肢もアリです。
数多のモバイルディスプレイの中から今回はINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチを紹介します。
4K OLEDと非常に高精細なディスプレイながら、タッチ操作にも対応。
100%DCI-P3広色域に対応するなど、写真編集にもおすすめ。
さらに5,000mAhの大容量バッテリーを内蔵するなど持ち運びも便利です。
今回はINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチをレビューいたします。
- 4K OLEDパネル
- 400nitsと輝度が明るい
- 10点マルチタッチ対応
- DCI-P3を100%カバー
- 1msの応答速度対応でゲームモードあり
- 内蔵バッテリー搭載で持ち運びも便利
- USB-C、HDMIと豊富な接続端子を装備
- 便利なスタンド兼カバー同梱
- 電源アダプターが大きい
- 反射は強め
- 色が鮮やかすぎるので好みは分かれるかも
あまりの画質のキレイさにびっくりしました。
INNOCN(イノクン)とは?
INNOCN(イノクン)は2014年に中国の深センで創業されたディスプレイを中心としたテクノロジー企業です。
昔からカメラファンには認知されており、高級ディスプレイやモニターに定評のあるブランドだと認識してます。
ここ最近は日本でもコスパと性能が非常に高い製品を数々販売しております。
特にミニLEDを使用した4Kディスプレイは価格のわりに性能が非常に高く大人気となっております。
コスパがヤバく普通の半額くらいの印象です。
INNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチ外観
まずはINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチの外観を紹介します。
- 付属品
- ディスプレイスタンド
- 本体
付属品
最初に付属品関係をチェックします。
内箱のパット見の印象はお絵かき用のWacomのタブレットのような印象。
裏面にはスペックの記載がありました。
視野角も178度とめちゃくちゃ広いのも特徴です。
付属品関係を先に紹介します。
- 本体
- 電源コンセント
- USB-Cケーブル×2
- HDMIケーブル
USB-Cケーブルが2本ある意味ですが、1本は電源用、もう1本はディスプレイ接続用になります。
電源アダプターは結構デカいです。
パット見はMacBookProのアダプターとそっくりで、リンゴマークが無いと間違えそうです。
重さは125gとそこそこ重いです。
持ち運ぶなら他社の軽いアダプターに変えたほうが良い印象。
説明書は分かりやすい図解入りの日本語なので安心して使えます。
ディスプレイスタンド
こちらがディスプレイスタンド兼ケースとなってます。
折り目に沿って折るとスタンドになります。
こんな感じでディスプレイスタンドとして普段は活躍します。
ディスプレイ保護ケースにもなっており、筐体全体をシリコンで保護してくれます。
ボタン部分や端子部分はきちんと空いているので、機能の邪魔もしない専用ケースです。
本体
こちらがディスプレイ本体。
いわゆるグレア液晶で光沢感が強いディスプレイになっております。
裏面はシルバーになっており、パット見はMacBookに見えますね。
上部は電源兼モード切替ボタンを搭載。
ディスプレイ本体は非常に薄く、iPadのような薄さになっております。
さすがOLEDで普通のディスプレイに比べて極薄なのも特徴です。
ディスプレイへの接続はHDMIかUSB-Cのどちらかを選べます。
もう一つのUSB-C端子は充電用になります。
同じく右側の上部には音量ボタンがあります。
物理ボタンで音量を上下できるので、タブレット感覚で使えます。
左右にはそれぞれ1Wのスピーカー穴を配置。
ステレオで音が聞こえるので、地味に音質や音圧も良いです。
INNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチ使用レビュー(メリット)
ここではINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチを使って感じた良かった点を紹介します。
- 見やすい4K、OLEDディスプレイ
- 写真編集にも最適なP3広域色表示が可能
- 多彩なモード
- 基本はディアルディスプレイ用のモニター
- PS5用のゲーミングモニターにもおすすめ
- タブレットやスマホでミラーリング
- ステレオスピーカー搭載
- 優秀なカバー兼スタンド
見やすい4K、OLEDディスプレイ
最大のメリットが画質の良さですね。
とにかく高精細で見やすいディスプレイで、普通のアンチグレアの4Kディスプレイとは違った印象があります。
特にOLEDディスプレイの特徴として、黒が発光しないので圧倒的な黒の迫力を感じます。
コントラストも100,000:1と通常の液晶に比べても2桁も違うコントラス比を誇ります。
ここまで綺麗なディスプレイは初めてで、使っているだけでテンションが上がると感じました。
写真編集にも最適なP3広域色表示が可能
シネマ品質のP3広域色にも対応しており、色域が非常に広いのも特徴です。
P3広域色は通常のsRGBよりも表現できる色味が約35%ほど多く、特に赤や緑はより細かく表示可能。
実際に写真編集アプリ「Lightroom」を使っても色味の違いが分かりやすくレタッチがはかどりました。
クリエイティブ作業や動画編集などにも活躍できる品質です。
さらにモニターは個別キャリブレーションがされており、キャリブレートレポートも付属しておりました。
モニターの表示精度もDelta E<2以内に抑えられていて、非常に正確です。
高価なカラーマネジメントモニターが買えない方でも、低価格で高品質なモニターが導入できるのでカメラマンなどにもおすすめです。
多彩なモード
モードが多彩なのも魅力な点です。
明るさ、コントラスト、音量なども簡単に変更可能。
ディスプレイはタッチパネルにも対応しており、スマホ感覚でタッチ操作にも対応しております。
モードは全部で7種類もありどれも優秀です。
- 標準モード
- 読み取りモード
- シアターモード
- ゲームモード
- sRGBモード
- Adobeモード
- アイケアモード
普段は標準モードで使って、映画を見る時はシアターモード、動画や写真編集の時はAdobeモードなど使い分けができて便利です。
特にブルーライト軽減&TÜV認証を取得している、アイケアモードは画面のまぶしさやチラツキが抑えられるので長時間使う際におすすめです。
基本はディアルディスプレイ用のモニター
基本はPC用のディアルディスプレイとして使うのがおすすめです。
ディスプレイサイズも15.6インチとノートパソコン用としても大きすぎず小さすぎずでちょうど良い大きさだと思います。
目線の高さも揃うので、使い勝手も非常に良いです。
リフレッシュレートは60Hzでヌルヌルと表示されるので、非常に見やすいディスプレイに感じました。
またクラムシェルモードで使う時は普通のディスプレイと一緒に使うと目線の高さが合わないのでタブレットスタンドを使うとちょうど良かったです。
僕はBoYataのスタンドを使っていて、角度調整もできるし落下もしないのでおすすめです。
PS5用のゲーミングモニターにもおすすめ
PS5用のゲーミングモニターとしてもおすすめです。
非常に綺麗なディスプレイなので、PS5のグラフィック性能をフルに発揮できます。
画質も非常に良く、近くで拡大しても超高精細に表示できておりました。
リフレレートは最大60Hzでガチのゲーミングモニターには及びませんが、応答速度も1msと超高速なので残像感も皆無。
接続もUSB-CやHDMI接続ができるので、PS5だけでなくPS4やXBOX、任天堂Switchなどさまざまなデバイスも接続できます。
タブレットやスマホでミラーリング
スマホでつなぐと基本的にミラーリングになります。
大画面でYouTubeや動画を見たい時には便利だと思います。
縦画面を表示する際も大きくは表示できますが、操作はスマホをいじるのであんまり意味は無いかもです(笑)
iPadなどのタブレットで使う際はアプリを切り替えれば、ディアルディスプレイのように使えるので便利です。
もちろん同一の画面を表示させて、プレゼンや商談に使うなんてのも便利な使い方だと思います。
注意点としてはタッチパネル対応ではありますが、Apple Pencilでは反応しません。
Apple Pencilを使いたい場合はiPad本体でしか使えないので注意しましょう。
ステレオスピーカー搭載
ステレオスピーカーを搭載しているので、音も出すことができます。
正直音質はあまり良くないのですが、スピーカー非搭載のディスプレイもあるので無いよりはマシ程度です。
こちらはスマホで録音しているので音量や音圧は低いと思うかもですが、普通に動画見るくらいなら快適でした。
優秀なカバー兼スタンド
専用カーバー兼スタンドも優秀です。
家で使う時は頑丈なスタンドとして活躍してくれます。
持ち運びも可能で、サイズはMacBook Pro14よりも1周りくらい大きい程度です。
もちろん持ち運びも余裕で、カバーが衝撃から守ってくれるので外出先や職場でも大活躍できると思います。
重さは950gとやや重いですが、リュックなどに入れれば女性でも大丈夫だと思います。
INNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチ使用レビュー(デメリット)
ここでは逆にINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチのデメリットや注意点を紹介しておきます。
- 巨大なACアダプター
- 反射は強め
巨大なACアダプター
外観紹介の時にも書きましたが、ACアダプターが巨大です。
自宅で使う時は気になりませんが、持ち運ぶとなると気になる大きさです。
バッテリーが5000mAh内蔵されているので、外出時にACアダプター無しでも大丈夫と言えば大丈夫ですが、できればサードパーティー製の製品に買い替えをおすすめいたします。
反射は強め
ここまでさんざん見ているので分かっていると思いますが、反射はめちゃくちゃ強いです。
反射が強いのってデメリットはありませんが、使っていない時は鏡のように反射します。
特に顔出ししてないYouTuberやブロガーは注意が必要ですね(笑)
(まとめ)INNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチ使用レビュー
以上がINNOCN 4K モバイルモニター 15.6インチのレビューでした。
INNOCNのモニターめちゃくちゃ良いですね。
ビジネスにはもちろん、クリエイティブ作業やゲームにもおすすめの万能モニターです。
コスパも非常に良いのでぜひチェックしてください。
モバイルモニターの決定版の製品です