ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
サウピの新作のすごいイヤホンが発売されました。

商品名がSOUNDPEATS Air6 Pro。
「ちゃんと音で選ぶなら、SOUNDPEATS Air6 Pro」 そんな新たなコンセプトのもと登場した商品になります。
特徴がスペック上の数値だけを追い求めるのではなく、「音楽そのものを深く楽しむための音響設計」にこだわって開発されたワイヤレスイヤホンです。
VGP 2026 SUMMERでも金賞を受賞するなど、すでに高い評価を得ています。
今回は、この「SOUNDPEATS Air6 Pro」を実際にじっくりと使い込み、その音質や使い勝手をレビューしていきます。
旧モデル(Air5 Pro / Air5 Pro+)との比較も行っていますので、買い替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

- ボーカル重視の新チューニングで聞きやすい音
- 最大-58dBの強力なアダプティブノイズキャンセリング
- Snapdragon SoundやHi-Res Audio Wireless、Dolby Audioなどの最新の高音質技術に対応
- ケース併用で最大52時間再生できる長寿命バッテリー
- サウピ初のワイヤレス充電対応
- ケース併用で最大52時間再生できる長寿命バッテリー
- マルチポイント接続、装着検知など、日常使いに便利な機能が充実
- LDACとマルチポイントの併用不可
ゴーゴーシンゴサウピイヤホンの集大成モデルのような圧巻の完成度でした
SOUNDPEATS Air6 Proの詳細スペック


SOUNDPEATS Air6 Proの主な仕様は以下の通りです。
| 項目 | 仕様詳細 |
| ドライバー方式 | 11mm ダイナミックドライバー(PU+PMI複合振動板) |
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0 |
| 搭載チップ | QCC3091 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LC3 / LDAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless |
| 高音質技術 | ハイレゾ認証済 / Snapdragon Sound対応 / Dolby Audio対応 |
| ノイズキャンセリング | Adaptive ANC(最大-58dB) / 通話用ノイズキャンセリング(CVC) |
| 再生時間 | イヤホン単体:最大12時間 / ケース併用:最大52時間 |
| 充電方式 | ワイヤレス充電 / USB Type-C |
| 急速充電 | 対応(10分の充電で約4時間再生) |
| マルチポイント接続 | 対応(※LDACとの同時使用は不可) |
| 接続 | Google Fast Pair対応(Android端末とすばやくペアリング」 対応条件:Android 6.0以降、Google Play開発者サービス対応端末) |
| その他機能 | 装着検知、ゲームモード、Google Fast Pair(9月対応予定) |
| 防水性能 | IPX5(イヤホン本体のみ) |
| 重量 | 片耳:4.5g / ケース込み:51.95g |
| 通常価格 | 12,380円(税込) |
前モデルからの進化点として、Bluetooth 6.0への対応や、最大-58dBの強力なANC、ワイヤレス充電など、日常使いに嬉しい機能がフルスペックで搭載されています。
また今ままでサウピの弱点と感じていた、ワイヤレス充電に対応したのもデカいです。
SOUNDPEATS Air6 Pro実機外観


ここからはSOUNDPEATS Air6 Proの実機外観紹介です。
まずは付属品ですが、本体の他にUSBケーブルとイヤーピースが付属。
ワイヤレス充電ができるようになってもケーブルを付けてくれるサウピは親切だと感じました。


ケーブルは充電器側はUSB-A、イヤホン側はUSB-Cになります。


イヤーピースは5種類がサイズ別に付属しておりました(すでにイヤホンに1つは装着済み)
カナル型で耳穴に合わない方でもサイズは合わせやすいと思います。
ただしノズルが楕円形なので、市販のイヤーピースで使えるのは少なそうな印象。


イヤホンの見た目はマットな楕円形のイヤホンです。
ケース自体に高級感は感じづらく、指紋や手汗が付きやすいのが弱点でした。


底面にはUSB-C端子とリセット/ペアリングボタン。
サウピのイヤホンはほとんどが自立しないので、底面接続でも問題は無いと感じてます。


背面にはSoundpeatsのプレートロゴ。
ロゴがモダンな文字に一新されて、今っぽいデザインに進化しました。


蓋はガッツリと開くタイプで、片手だと空け閉めが難しいです。
Air Pods Proのような半分くらいの蓋ではなく、ガッツリ閉まるタイプ。
そしてイヤホンの向きが左右逆向きなので、Air Podsシリーズに慣れてると戸惑うことが多いかもです。


イヤホンはケースと違って高級感があります。
見た目はシルバーグレーのような色味で光の当たり具合によってはローズゴールドのようなカラーにも見えます。
軸(うどん部分)は非常に長くストレートタイプです。


ドライバーは11mm ダイナミックドライバー(PU+PMI)を搭載。
カナル型イヤホンの中でも大型ドライバーを搭載しており、大迫力の音を奏でる印象。
耳にしっかりとフィットする角度と形状になっており、こだわりを感じる設計です。


ノズルは金属製で形は楕円形なので、他社のイヤーピースはほぼ合わないと思います。
もし使うのであれば伸縮性の高いイヤーピースを選ぶなど、方法は少なそうです。


ケース込みの重さは実測で53g。


イヤホン単体で9gと非常に軽量に仕上がっております。
外観の総評としてはケースは指紋が目立ちやすいが、開きやすい形状。
イヤホンは高級感あるデザインで価格帯を考えるとクラス超えの見た目に感じました。
SOUNDPEATS Air6 Pro音質レビュー
ここからはSOUNDPEATS Air6 Proの音質レビューです。
音質は、新開発のAir Series Tuning Gen2と11mm PU+PMI複合振動板の組み合わせにより、これまでの同シリーズからさらに一段階レベルアップしています。
単にスペックの数値を追うのではなく、音楽そのものを自然に楽しめることを最優先に追求したサウンドに仕上がっています。
帯域別の音質傾向と特徴
使って感じた各音域の特徴はこんな感じ。
- 中音域(ボーカル):本機最大の魅力です。「ボーカルがくっきり」「息づかいが聴こえる」ほどの生々しさがあり、サ行も刺さりにくいため、長時間のリスニングでも聴き疲れしませんでした。
- 低音域:単にドンドン鳴るだけの量感重視ではなく、しっかりと締まりがあり、スピード感と躍動感のあるベースラインを楽しめます。
- 高音域:解像度が高く非常にクリアで伸びがありながら、耳に刺さるような鋭さは見事に抑えられてました。。
- 音の輪郭・分離感:音の輪郭がはっきりとクッキリしており、複数の楽器が重なる複雑な楽曲でもボーカルが埋もれません。今まで気づかなかった「隠れた音」に出会えるほどの優れた分離感を持っています。
実際に聴き込んでみた感想(推奨楽曲での試聴)






ボーカル表現の豊かさを確かめるため、いくつかのアコースティック楽曲やボーカル中心の楽曲をサウピ推奨曲を試聴してみました。
- 菅田将暉「Standby」:ボーカルの息づかいが生々しく、まるで耳のすぐそばで歌ってくれているようなリアルな距離感を感じられます。
- 玉置浩二「メロディー」:圧倒的な歌唱力はもちろん、静寂の中で息を吸い込む微細な音すらも、一つの音楽として心地よく響いてきて鳥肌が立ちました。
- 徳永英明「なごり雪」:ボーカルの透明感に加えて、背景で鳴るアコースティックギターの弦が震える細かなニュアンスまでしっかりと伝わってきます。
30分から1時間以上連続でじっくりと音楽に浸ってみましたが、快適なフィット感と耳当たりの良い自然なサウンドのおかげで、耳への疲労感はほとんどありませんでした。
聞いてる感じは、スタジオモニターヘッドホンでリスニングしてるような感覚を覚えました。
作業に集中したい時のBGM用イヤホンとしても非常に優秀だと思います。
独自技術 Air Series Tuning Gen2と11mm PU+ PMI複合振動板 の融合


Air6 Proの卓越した音質を根本から支えているのが、ハードウェアと独自のチューニング技術の組み合わせです。
豊かな低音を生み出す11mm PU+PMI複合振動板
本機には、ハイエンド機でトレンドとなっているMEMSドライバーはあえて搭載せず、こだわりの11mm PU+PMI複合振動板を採用しています。
この大型のダイナミックドライバーにより、深みのある豊かな低音表現と、音楽本来の自然な鳴りを物理的に生み出しています。
ボーカル特化の新チューニングAir Series Tuning Gen2
そのハードウェアのポテンシャルを最大限に引き出すのが、SOUNDPEATSが新たに開発した最新のサウンドチューニング「Air Series Tuning Gen2」
これはボーカル表現を主軸に開発された独自のチューニング技術です。
これら2つの要素が融合することで、以下のような絶妙なサウンドバランスが実現されています。
- 生々しい中域:自然な質感や繊細な息遣いまで描き出す、リアリティのあるボーカル。
- 躍動感のある低域:単なる量感ではなく、締まりのある低域が楽曲全体の厚みを支える。
- 優しい高域:音のディテール(細部)を保ちながらも、耳に刺さらず聴き疲れしにくい仕上がり。
さらに特筆すべきは、その優れた「分離感」です。
この新しいチューニングにより、多数の音が重なる複雑な楽曲であっても、ボーカルや各楽器の音が綺麗に独立して聴こえます。
音が団子状に埋もれにくいため、音楽そのものの魅力を極めて自然に楽しむことができる設計となっているように感じました。
SOUNDPEATS Air6 Proのノイズキャンセリング性能
SOUNDPEATS Air6 Proは、音質特化のモデルでありながら、ノイズキャンセリング性能も一切妥協していません。
周囲の騒音環境に合わせて効果を自動で最適化するAdaptive ANC(アダプティブノイズキャンセリング)を搭載し、最大-58dBという同価格帯でもトップクラスの強力なノイズ低減効果を誇ります。
実際のノイズキャンセリング性能も普通に高いです。
物理的な遮音性を高める「楕円形ノズル」
システム上のANCが強力なだけでなく、イヤホン本体の構造にも工夫が凝らされています。
Air6 Proのイヤホンノズルは楕円形に設計されており、耳穴の形状に自然にフィットします。
これにより物理的な遮音性(パッシブノイズキャンセリング)が底上げされ、低域の音漏れをしっかりと防がれてるように感じます。
この密閉性の高さとANCの相乗効果が、音楽への圧倒的な没入感を生み出しております。
実環境テスト①:電車内(通勤ラッシュ・地下鉄)


電車特有の「ガタンゴトン」という低い走行音や、モーターの唸るような低周波ノイズに対して、最大-58dBのANCが抜群の効果を発揮しました。
不快なノイズが遠くにスッと退くような感覚になり、周囲の騒音に負けません。
そのため、無理にイヤホンの音量を上げなくても、ボーカルの繊細な息遣いや楽曲のディテールをくっきりと聴き取ることができました。
ノイキャンの傾向としてはAir Podsのように上手に消すと言うよりも遮音性を発揮しつつ突破してきた音を上手く処理して不快感を無くすようなイメージです。
実環境テスト②:騒がしいカフェや店内


周囲の話し声や店内のBGM、食器がカチャカチャと鳴るような環境でもテストしました。
ノイズキャンセリングは人の話し声(中高音域)を消すのがやや苦手な傾向にありますが、Air6 Proは前述の楕円形ノズルによる高い遮音性がここで活きてきました。
音楽を小音量で再生していれば周囲の会話はほとんど気にならなくなり、PC作業や読書に集中したい時の「耳栓代わり」としても十分すぎる性能を持っているように感じます。
日常のストレスを打ち消す実用的な機能群


音楽リスニング時だけでなく、屋外で風が強い日に発生する不快な風切り音を低減する機能や、騒がしい場所からの通話でも相手にクリアな声を届ける通話用ノイズキャンセリング(cVc)も完備しています。
さらに、環境に合わせて自動でノイキャン効果を調整するAdaptive ANCのおかげで、電車などの騒音環境から静かな屋内へ移動した際も、耳への強い圧迫感(ツンとする特有の不快感)が抑えられています。
基本的には自動適応ノイズキャンセリングが万能でシーンによって、屋外交通(外音取り込み)や風切り音低減を使えば問題ありませんでした。
音も良いですが、ノイキャン目的で買うのもアリです。
SOUNDPEATS Air6 Proのメリット
ここからはSOUNDPEATS Air6 Proの音質以外の、メリットを紹介します。
臨場感あふれるドルビーオーディオ対応


映画やライブ映像などを立体的なサウンドで楽しめる「Dolby Audio(ドルビーオーディオ)」に対応しています。
モードもミュージックとムービーと2種類あり、コンテンツに合わせて変更可能。
対応コンテンツを再生することで、まるで映画館にいるような臨場感と空間の広がりを体験でき、音楽だけでなく動画視聴の満足度も大きく引き上げてくれました。
Netflixなどで映画をよく見る方にもおすすめ。
次世代Bluetoothオーディオ規格 LE Audio対応


最新のBluetooth規格である「LE Audio」をサポートしています。
Galaxyなどの対応端末と接続することで、従来のSBCコーデックよりも高音質かつ低遅延、さらに省電力を実現するLC3コーデックでの再生が可能になり、より安定した次世代のリスニングが可能。
実際使っておりますが、正直なとこ音質や消費電力の違いをそこまで感じられてはいませんが、精神的に最新コーデックが使えてるだけで満足度が高かったです。
サウピ初のワイヤレス充電対応


ついにワイヤレス充電にも対応しました。
今までサウピのイヤホンってワイヤレス充電に非対応で、デメリットに書き続けていて諦めていたのですがやっとワイヤレス充電できます。
これによって弱点が大幅に減って万能イヤホンにさらに進化しました。
サウピ使いにとっては待望のアップデートに感じました。
自分好みの音にカスタマイズできるイコライザー


専用アプリ「SOUNDPEATS」と連携することで、便利なイコライザー機能を利用できます。
自分好みの音質に細かく調整したり、プリセットから最適なサウンドを選んだりすることが可能。
プリセットもビジュアライズされていて、直感的に選びやすいので使い勝手も良かったです。




その他、聴力検査をして自分に最適なイコライザーを作れるアダプティブEQやカスタムイコライザーにも対応。
カスタムイコライザーは±6dBまで調整可能なので、ダイナミックな変化もつけることができますが玄人向けではあります。
複数端末の切り替えが快適なマルチポイント


スマートフォンとPCなど、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。
例えば、PCで作業中にスマートフォンに電話がかかってきても、Bluetoothの接続をわざわざ切り替えることなくスムーズに応答できるため、日常使いやビジネスシーンでも大活躍します。
注意点として高音質コーデックのLDACとマルチポイントの同時使用はできない仕様となっています。
そこだけがデメリットと言えるでしょう。
迷ったらどうする?旧モデル(Air5 Proシリーズ)との徹底比較




「Air6 Proが良さそうなのは分かったけど、前のモデルと比べてどうなの?」と悩む方も多いと思います。
そこで、旧モデルである「Air5 Pro」および「Air5 Pro+」との違いを比較表にまとめました。
比較表:あなたにピッタリのモデルはどれ?
| 特徴・機能 | SOUNDPEATS Air6 Pro (本機) | SOUNDPEATS Air5 Pro+ | SOUNDPEATS Air5 Pro |
| サウンドの傾向 | ボーカル重視・自然で滑らかな中高域 | 高精細でソリッドな現代的サウンド | バランス重視の優等生 |
| 主なドライバー | 11mm PU+PMI複合振動板 | MEMSドライバー搭載 | ダイナミックドライバー |
| こんな人におすすめ | 聴き疲れせず、音楽そのものを自然に楽しみたい人 | 高音の解像度やキレを極限まで楽しみたい人 | 過去のプロモデルをコスパ良く試したい人 |
| 詳細レビュー | Air5 Pro+のレビューはこちら | Air5 Proのレビューはこちら |
それぞれのイヤホンには明確な「音作りの方向性」があります。ご自身の好みに合わせて選ぶのが一番に感じました。
① 「Air6 Pro」がおすすめの人
- ボーカルをきれいに聴きたい人、高音の刺さりや聴き疲れを避けたい人。
- ワイヤレス充電、LDAC/Lossless対応、マルチポイントなど、充実した最新機能を求める人。
- Air5 Pro、Air5 Pro+など、SOUNDPEATSの従来モデルからの「音質と機能の正統進化」を求める人。
② 「Air5 Pro+」がおすすめの人
- MEMSドライバーがもたらす、非常に高精細な高音域を楽しみたい人。
- キレのあるソリッドで現代的なハイレゾサウンドを求める人。
※ベーシックな「Air5 Pro」について知りたい方は「SOUNDPEATS Air5 Pro レビュー」もあわせてご覧ください。
SOUNDPEATS Air6 Proに関するFAQ
ここでは、Air6 Proに関するよくある疑問や、ユーザーからのフィードバックに対する回答をまとめました。
(まとめ)SOUNDPEATS Air6 Proレビュー


以上がSOUNDPEATS Air6 Proのレビューでした。
SOUNDPEATS Air6 Proは、単なるスペックの詰め合わせではなく、どうすれば音楽を心地よく楽しめるかというメーカーの強いこだわりを感じる名機になりうるイヤホンに感じます。
特にボーカル曲をよく聴く方には快適な音楽体験ができるはず。
1万円台のワイヤレスイヤホンとしては2026年ベストバイに入ってくるような製品に感じました。













