ガジェットブロガーのシンゴです(
)今回はEdifier A6 ワイヤレスイヤホンのレビューです。

Edifier A6はオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンでLDACコーデックに対応しハイレゾ認証を取得してるのがポイント。
またケース込みで40h再生、15分で2時間再生可能な急速充電に対応するなど充電周りのスペックも高いです。
残念ながらワイヤレス充電には非対応ですが、IP55防水に対応するなどヘビーな環境でも使用可能と使い勝手も抜群。
今回はEdifier A6のレビューです。

- LDAC対応のオープンイヤー型
- 便利なマルチポイント対応
- IP55防水搭載
- ケース込みで40時間の長時間再生
- 優秀なタッチ操作
- 快適なつけ心地
- 音質は高音強めで低音が弱い
- ケースが大きい

LDAC対応なのでAndroidスマホの方には特におすすめ
Edifier A6のスペック

まずはEdifier A6 のスペックです。
商品名 | Edifier A6 |
Bluetooth | V5.4 |
Bluetooth プロトコル | A2DP、AVRCP、HFP |
有効距離 | 10M |
再生時間 | 10(イヤホン単体)+30時間(ケース込み) |
バッテリー容量 | 70mAh(イヤホン)660mAh(充電ケース) |
充電ポート | USB-C |
入力 | 5V1200mA 5V11A |
充電時間 | 1.5時間(充電ケース)1.5時間(イヤホン) |
重量 | 88g |
オーディオコーデック | LDAC、AAC、SBC |
音圧レベル | 90±3dB(A) |
周波数応答 | 20Hz-40kHz |
マイク | 4個(左右各2個) |
マイク感度 | -38±1dB |
防水規格 | IP55 |
寸法(L x W x H mm) | 39.93×50.03×14.53mm(イヤホン)87.03×64.93×27.65mm(充電ケース) |
パット見の性能は最新のBluetooth 5.4を搭載するなど、全部盛りの印象です。
特に凄いのが、再生時間ででケース込みで40hの再生時間は他社を含めてもここまでのスタミナ再生の機種は少ないです。
その他コーデックはLDACに対応しておりますが、apt XやaptX Adaptiveには非対応なのにご注意ください。
Edifier A6外観レビュー

ここからはEdifier A6の外観を紹介します。
まず付属品ですが、本体とUSB-Cケーブル、説明書類になります。
説明書は多国籍仕様になっておりますが、日本語ページもあります。

ケーブルは充電部分はUSB-A端子、イヤホン側はUSB-C端子になります。

今回紹介するカラーはアイボリーですが、他にブラックカラーもあります。
見た目はホワイトに近いアイボリーで、中央にはシルバーでEdifierロゴがワンポイントロゴでおしゃれです。

中央はシルバーに縁取らせており、見た目に豪華さを与えられております。
下部にはLEDインジケーターがあり、充電状況も分かる仕組みです。

蓋の部分もくぼみがあって、指の引っ掛かりがよく使いやすかったです。

背面にはEdifierの文字がさり気なくありました。
背面下部にはUSB-C端子で充電する仕組みです。
ワイヤレス充電は非対応なので有線ケーブルでの充電が必ず必要です。

イヤホンはゆるやかな曲線を描き耳に馴染みやすい形状になってます。
ケースと同じアイボリー色で整形感が非常にあるみためです。

イヤホンを外したケースは「X字」のようなクロスして収納する形状です。
前にはリセット/ペアリングボタンがあります。

イヤホンの形状は初見でも分かるように耳にジャストフィットする形状。
耳掛け部分は肌に優しいゴム素材になっていて、軽くフックをかけるように優しく包むようなイメージです。

イヤホン本体とイヤーフックのつなぎ目部分にはメタルプレートが付いておりました。
とにかく見た目の高級感がやべぇです。

イヤホン本体部分はタッチ操作に対応。

本機はL,Rの左右の区別のある機種になります。
アミアミの部分はスピーカー部分で内部には14.2mm大口径のドライバーを採用。
イヤホンの半分以上の大きさを占める、かなり大型のドライバーユニットです。

ドライバーユニットは上下にも進出しており、包まれるような定位感のあるサウンドを実現します。
音漏れ防止技術も優秀で指向性音響技術により耳道の方向にピンポイントで音を強く伝え、周囲への音漏れを極力軽減しているのだそうです。

イヤホンケースはかなり巨大なのがデメリットです。
普通のカナル型やインイヤー型に比べて2倍近くはありそうな筐体の大きさです。
もちろんポケットには入りますが、胸ポケットに入れるとかなり窮屈かと思います。

ケース込みの重さは89gとオープン型としては標準より少し重いくらいの重さです。

逆にイヤホンは19gとケースの大きさに比べれば、軽い仕上がりになってます。
Edifier A6使用レビュー
ここからはEdifier A6を使って感じた良い点や悪い点などをざっくばらんに書きます。
- 音質は高音強めの軽い感じ
- イコライザー機能もあるけど使わなかった
- YouTubeなどの動画鑑賞用として相性良し
- LDAC接続だと化ける
- マイク性能もなかなか高い
- マルチポイント対応
- 便利なタッチコントロール
- 音漏れは世間の評価と違って気にならない
- 4段階の角度調整が可能でつけ心地が良し
音質は高音強めの軽い感じ
音質傾向は意外と高音強めで軽い印象でした。
わりとシャカシャカした軽い音なので、ガッツリ音楽鑑賞をすると言うよりも聞き流しで音楽を付けっぱなしにするのが最適解に感じました。
音の表現は硬い音というよりも、柔らかい伸びのあるような音質なので聞きやすいと感じます。
向いている曲などは、女性ボーカルなど高音が活かせるような楽曲と相性が良く、逆にロックなどの重低音を重視した音楽だとシャカシャカ感を感じてしまいます。
低音に関してはリアルタイム低音補正機能があるようですが、どのくらい効果があるのかは不明でした。
ただ普通のオープンイヤー型よりも低音は圧倒的なので効果はあると思います。
イコライザー機能もあるけど使わなかった

イコライザー機能も低音ブーストやボーカル、高音ブーストもあります。
ただイコライザーを使うと音質のバランスが変になると感じたので、デフォルトの標準で運用しております。
ブーストはあるのですが、逆に減らすイコライザーがあれば良いと感じました。
YouTubeなどの動画鑑賞用として相性良し

使っていて思ったのがYouTubeやNetflixなどの動画鑑賞用イヤホンとして相性が良いです。
とにかく変な味付けをされていないいないので、動画や映画のコンテンツをありのままに聞けます。
また特に人の声が聞き取りやすいので、つけ心地も相まって長時間ガッツリ観賞用イヤホンとして最適解です。
LDAC接続だと化ける

本機はオープンイヤー型では貴重なLDACコーデックに対応し、ハイレゾワイヤレス認証も取得しております。

LDACへの変更はEdifier ConneXアプリで変更可能です。
デフォルトではLDACは無効になっているので、アプリに接続しないと使えません。
サンプリングレートは2種類から選べます。
- 96kHzのサンプリングレート→高音質
- 44.1kHz/48kHzのサンプリングレート→接続の安定性と音質を両立したバランス型
実際にLDACで聞いてみると明らかに音の粒子の細かさが断然アップします。
AAC接続で聞いていると音がある程度まとまって飛んでくる印象で、籠もった印象をして音質も正直微妙だと感じてしまいました。
LDACだとボーカル隊と楽器隊それぞれが独立して、頭の中で音楽を奏でてくれるので音質や解像感が2段階くらいアップする印象です。
ただ96kHzのサンプリングレートだと屋内では大丈夫ですが、外出先ではプツプツと途切れがちになるので、バランス型や満員電車の場合はLDACをオフにした方が無難だと思います。
マイク性能もなかなか高い
マイク性能もなかなかに高くて好印象です。
ただ音が少し籠もる印象ですが、僕の滑舌が悪いのでたいていのイヤホンはこんな傾向になります。
マイクもAIノイズキャンセリング技術である程度ノイズを除去しておりますが、AIを使っているので少し不自然な声になっているとは感じます。
おおむねマイク性能は高いけど、ノイズキャンセリングによって音が籠もるというのが評価です。
マルチポイント対応

マルチポイント対応なのも利便性を大きく向上させてます。
Bluetooth 5.4の実力のおかげなのか分かりませんが、デバイス間の切り替えも非常にスムーズでした。
もはや必須の機能と言えるので、しっかりと抑えて来てるのはメリットです。
便利なタッチコントロール



タッチ操作は豊富で、なんと3種類のタップ動作に対応。
さらに左右それぞれのイヤホンに個別の動作を割り当て可能と凄まじいです。
タッチ操作
- 2回タップ→一時停止/再生
- 3回タップ→前の曲に戻る
- タップしたまま抑える→音量をあげる
珍しいのがタップしたまま抑えるですね。
この文章を見ただけではどうやってやるのか分かりませんでしたが、長押しと思って大丈夫です。
ちなみに「サウンドモード」の変更ですが、以下のような構成です。

- 音楽→通常はこれがおすすめ
- ゲーム→低遅延モードに切り替え
- 立体音響→対応コンテンツなら試す価値あり
いちいちアプリを開かなくてもゲームモードの変更に対応してる点は便利だと感じました、
音漏れは世間の評価と違って気にならない

Amazonのレビューを見てると音漏れが気になるという評価があり、気になったので調べてみました。
まず騒音計で適正音量で音漏れを測定しましたが約40dB程度とほとんど聞こえません。
耳を近づけてみるとかすかに音が鳴ってるのを気づく程度で音漏れがヒドイ印象は受けませんでした。
音漏れに関しても指向性音響技術を採用してるとのことで、周囲に音が漏れまくって迷惑になることもなさそうです。
もちろん適正音量の話で、他のワイヤレスイヤホンもそうですが爆音にすれば音漏れは普通にします。
4段階の角度調整が可能でつけ心地が良し


イヤホンの角度も4段階の角度調整が可能です。
結構つけ心地に影響して角度をジャストフィットに調整すると、付けた感じゼロくらいに持っていけます。
従来のオープンイヤー型イヤホンって耳たぶに載せるだけのイメージでしたが、本機は耳たぶに食らいつくように装着できるのでブラブラしないし長時間付けていても耳も痛くならず快適でした。
Edifier A6購入がおすすめな人

Edifier A6購入がおすすめな人は以下のような人だと思いました。
こんな人におすすめ!
- 付けご心地の良いオープンイヤー型を探している
- LDAC対応機種(Androidスマホ)を使っている
- 低音が強いイヤホンが苦手
- YouTubeやNetflixなどの動画鑑賞が趣味
- 電池が持つイヤホンが欲しい
こんな方は満足できる製品かと思います。
iPhoneユーザーにおすすめじゃない訳ではなくて、LDACが使えればよりベターだという意味です。
僕はマルチポイントで切り替えてAndroid、iPhoneどちらも使っております。
Edifier A6レビュー
以上がEdifier A6のレビューでした。
Edifier製品ってどれもレベルが高くて、好印象です。
カナル型やインイヤー型、カフ型などさまざまな形状のイヤホンがありますがオープンイヤー型がもっとも付けご心地が良いと感じます。
レビューでは書きませんでしたが、IP55防水に対応しているのでジョギングや筋トレなどのスポーツにもおすすめの商品だと思います。

この形状のオープンイヤー型はめちゃくちゃ使いやすいのでおすすめです



