ガジェットブロガーのシンゴです(@go5shingo)
EDIFIERよりW280NB PROを提供頂いたのでレビューいたします。

昔流行った、Beats Flexのようなネックバンド型のワイヤレスイヤホンで今は逆に貴重な感じがします。
性能も非常に高くLDACコーデックに対応、ハイレゾワイヤレス認証取得、さらにノイズキャンセリングも対応と非常に高次元です。
これだけの性能を誇りながら、価格は5千円台なのだからEDIFIERのコスパの良さが光ります。
今回はEDIFIER W280NB PROのレビューです。

- 低音重視で音質が良い
- 優秀なノイズキャンセリング性能
- AI通話ノイズキャンセリングによりマイク性能が高い
- IP55防塵防水仕様
- 物理ボタン付きで操作が快適
- 今は貴重なネックバンドタイプ
- スポーティーな見た目で付ける場所を選ぶかも

この価格でこの性能にはビックリしました

EDIFIER W280NB PROのスペック
Bluetoothバージョン | V5.4 |
---|---|
対応プロファイル | A2DP、AVRCP、HFP |
最大通信距離 | 見通し距離 約10m |
対応コーデック | LDAC、SBC |
再生周波数帯域 | 20Hz~40kHz |
ドライバー | Φ10mm ダイナミック |
インピーダンス | 24Ω |
音圧感度 | 92±3dB(A) |
再生時間 | ANC OFF:23時間 ANC ON:14時間 |
充電時間 | 1.5時間充電=フル充電 15分充電=5時間再生(急速充電) |
充電端子 | USB-C |
定格入力 | 5V/1A |
防塵防水規格 | IP55 |
重量 | 31g |
同梱品 | イヤーピース×3サイズ イヤーウィング×4サイズ USB-C充電ケーブル×1 日本語取扱説明書×1 |
保証期間 | 1年 |
まずはW280NB PROのスペックは上記の通りです。
Bluetoothは最新の5.4を搭載。
ハイレゾワイヤレスコーデック(20Hz~40kHz)の再生周波数に対応しており、LDACコーデックも使えるなど音質重視な設計です。
その他、充電に関しても15分で5時間再生できる急速充電に対応し、IP55の防塵防滴に対応するなど使い勝手もいです。
その他、メーカー保証は1年間あるなど安心して使えると思います。

EDIFIER W280NB PRO外観

まずは付属品から紹介します。
付属品は本体の他に、イヤーピース×3サイズ、イヤーウィング×4サイズ、USB-C充電ケーブル、日本語取扱説明書になります。

ケーブルは本体側はUSB-C、充電器側はUSB-Aになります。

ネックバンド型なので、イヤーウィングも付属しております。
イヤーウィングは合計で4つのサイズから選択でき、耳の引っ掛け具合が結構変わるので合うやつに変換するのがおすすめ。
僕は最初から装着されていた、イヤーウィングがピッタリでした。
さらにイヤホン自体の構造はカナル型になるので、イヤーピースも3つ付属しております。
イヤーピースはシリコン製で抗カビ加工がされいるので衛生的に使えます。

本体はネック部分とケーブル部分の2つの構成になっております。

ネックバンド部分はシルバーの塗装になっており、メーカーロゴがひっそりと描かれております。

イヤホン部分はカナル型ですが、ウイングチップが付いているのでフィット感が抜群に良いです。
ドライバーは10mmダイナミックドライバーを使用しており、丸っこいフォルムの中から迫力あるサウンドを流します。

重さは31gとケースがない分かなり軽量になってます。
ただかさばるので、持ち運ぶ時は首に掛けておくと便利です。

EDIFIER W280NB PRO使用レビュー
ここではW280NB PROを使った感想を紹介します。
- 音質は低音強めのドンシャリサウンド
- ネックバンド式なのにLDAC対応
- ノイズキャンセリングにも対応
- 優秀な外音取り込み
- 意外と優秀なマイク性能
- イコライザーは少数精鋭なので逆に迷わない
- マルチポイント対応
- 物理ボタンとタッチコントロールが便利
- 急速充電対応
- マグネット付きでブラブラしない
音質は低音強めのドンシャリサウンド
音質は低音強めのいわゆるドンシャリサウンドです。
ドンシャリサウンドって言うと悪い意味で使われがちですが、本機は音の解像感が高く雑なドンシャリじゃなくクリアに音を鳴らすサウンドです。
音は硬めで荒々しいイメージではありますが、ハッキリと主張してくる音なのでスポーツやアクティビティなどで使うとテンションが上がりそうです。
じっくりと曲を主張すると言うよりは、パリピ的にノリノリで音を聞くような状況に適しており普段使っているカナル型イヤホンと使い分けができる音質に仕上がっていると感じました。
ネックバンド式なのにLDAC対応
ネックバンドのワイヤレスイヤホン自体が貴重ですが、さらにLDACに対応してるので超貴重です。
Apple傘下のブランドのBeatsはiPhoneに最適化されており、AACコーデック対応ですがW280NB PROはAndroidスマホにも便利なLDACのハイレゾコーデックが使えるのでこれだけで買う価値があります。
ノイズキャンセリングにも対応

ネックバンド式でありながら、さらにノイズキャンセリングにも対応しております。
ノイズキャンセリングは「高」、「中間」の2種類から選べます。
ノイズキャンセリングの性能ですが、カナル型の耳栓で遮音して少し周囲の雑音を低減するイメージです。
「高」にしてもめちゃくちゃ強いノイズキャンセリングでは無いので、常時「高」のままで大丈夫です。
風切り音の低減に関しては、外を歩いている時の風によるタッチノイズをかなり軽減してくれたので必要に応じて切り替えるのがおすすめです。
優秀な外音取り込み
僕は普段外音取り込み機能はあまり使わないのですが、本機は非常に優秀でした。
自然に音を拾ってくれるイメージで、イヤホンを付けてないような聞こえ方をするのでお気に入りです。
わざとらしいデジタル処理なども少なかったので、「付けっぱなしホン」としても優秀に感じました。
意外と優秀なマイク性能
ネックバンド式=マイク性能は低いと勝手に思ってましたが、マイク性能は意外と優秀でした。
むしろ普通のワイヤレスイヤホンよりも良いかもしれません。
特に通話に関してはAIアルゴリズムにより、周囲の雑音をクリアにするそうで相手に聞いても音はクリアとのことでした。
変にデジタル処理が強く入ったりもしない、自然な聞こえ方だったので、テレワークやオンライン授業などにも普通に使えそうです。
イコライザーは少数精鋭なので逆に迷わない


イコライザは3種類と少なくて厳選されており、僕のような迷いがちの人には逆に使いやすかったです。
- EDIFIER→バランス型
- ダイナミック→低音重視でポップスやロック向き
- カスタマイズ→カスタムEQ
僕はロックなどをよく聞くので、ダイナミックが向いているかと思うのですが、バランス型のEDIFIERでも十分に聴きごたえがあります。

カスタムEQは上下に3dBずつの幅でゲイン調整が可能です。
僕はデフォルトの設定が気に入っているので、特に使いませんでしたが、音にこだわりのある方でも対応できるネックバンドイヤホンになっております。
マルチポイント対応

マルチポイントにも対応しているので、2台のスマホやタブレット、PCと同時接続可能です。
僕の環境だとiPhoneとAndroidの2台のスマホに接続していて、主に持ち運んでいるiPhoneは外で聞く時に使っており、自宅ではAndroidスマホを使うなど接続を切り替える必要無く音楽を聞けるので便利でした。
物理ボタンとタッチコントロールが便利

ネックバンド式の便利な点として、物理ボタンが付いている点です。
首に巻くと右側に付くので、右指で操作することになります。

ボタン操作で可能なのは上記の表の通りで、音量の上げ下げ、曲戻し、曲送り、再生/停止などの操作がスマホレスでできます。
クリック感もあり、反応も非常に良いのでタッチセンサーのイヤホンに比べて操作性も非常に良かったです。

さに上部にはマルチファンクションボタン(タッチコントロール設定ボタン)があります。

マルチファンクションボタンを押すとノイズキャンセリングや風切り音の低減、外音取り込み、ノイズキャンセリングのオフなどがボタン操作で可能。
いちいちアプリを開く必要もありません。
アプリから不要な機能は設定しないようにできるので、よく使う機能だけ設定できるのも便利でした。
急速充電対応

有線充電のみにもなりますが、急速充電にも対応しており時間が無い朝などにも便利です。
15分充電すれば5時間使えるので1日外出しても電池切れの心配もありません。
充電持ちもANCオフで23時間、ANCオンで14時間と非常に長いです。
ネックバンドタイプなので、いちいちケースに入れて充電する手間も無いのもメリットだと感じました。
マグネット付きでブラブラしない

イヤホン内部にマグネットが内蔵しており、首から下げた時にブラブラしないのも便利でした。
使わない時はネックレスのように1つの輪っかになるので、邪魔になりません。
バッグなどにしまう場合にも、ある程度コンパクトさを保てるので携帯性も良かったです。

EDIFIER W280NB PRO購入がおすすめな人

W280NB PROの購入がおすすめな人は以下だと感じました。
こんな方におすすめ
- 通勤、通学用のワイヤレスイヤホンが欲しい
- スポーツやランニング用の防水イヤホンを探している
- テレワークやオンライン授業用のマイク付きイヤホンが欲しい
こんな方には便利だと思います。
ネックバンド型なので、通勤や通学、スポーツの際の「イヤホンポロリ」事件も発生しないので意外と快適だと感じました。

(まとめ)EDIFIER W280NB PROレビュー
以上がW280NB PROのレビューでした。
久しぶりにネックバンド型のイヤホンを使うと凄い便利だと感じました。
何より5千円台の価格でLDAC、ノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンが買えるのがさすがEDIFIERだと感じました。

ネックバンド式のワイヤレスイヤホンを持ってないなら絶対に購入すべきです




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