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2026年1月8日OWC製品が最大162.5%の大幅値上げ!OWCお前もか!

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ゴーゴーシンゴ

ガジェットブロガー

ゴーゴーシンゴ (栗原 伸悟)

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執筆者

ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo

カメラマンの皆さんに悲報です。

OWC(Other World Computing)がメモリーカードとポータブルSSD製品の価格を、2026年1月8日から大幅に値上げすることを正式発表。 

最高で162.5%、つまり約2.6倍の価格上昇となる製品も含まれています。

この記事では値上げについてと、今すぐ買うべき製品をリストアップして紹介します。

目次

AI・データセンター需要の激化が引き起こす半導体メモリー危機

今回の値上げの背景を理解するために、まず半導体市場の現状を押さえておく必要があります。

2025年、ChatGPT、Gemini、Claude といった生成AIサービスの急速な普及と、それを支えるデータセンターの建設ラッシュにより、AI・データセンター向けの高性能メモリチップ(特にHBM:高帯域幅メモリ)への需要が爆発的に増加しました。

この結果、メモリ製造メーカー(Samsung、SK Hynix、Micron等)は、利益率の高いAI向けメモリの生産に経営資源を集中投下。

その結果、カメラSDカード、ポータブルSSD といった一般消費者向けのメモリ製品の優先順位が大きく下げられてしまったのです。

特にMicronは2025年12月、消費者向けのメモリおよびSSDを生産終了することを発表し、データセンター事業への経営方針の変更を表明しました。

半導体業界全体で、確実に消費者向け製品から企業向け・AI向けへのシフトが進行中なのです。

こうした背景から、フラッシュメモリーの汎用品はもはや「品不足で値上げ」ではなく、「需給の再配分が起きているため継続的な値上げを避けられない」という構造的な問題へと変わってきました。

ゴーゴーシンゴ

円安などの対外要因もあります

OWC値上げの詳細:何が最もダメージを受けるか

では、実際にどの製品がどの程度値上げされるのか。カテゴリごとに見てみましょう。

最も深刻な値上げ: USB 3.2 Gen 2対応 Envoy Pro Elektron

最大の打撃を受けるのは「Envoy Pro Elektron」です。

 このコンパクトなUSB-C接続SSDは、写真編集やビデオ制作の現場で広く使われています。

  • Envoy Pro Elektron(2TB): 38,155円 → 100,160円+162.5%、約2.62倍
  • Envoy Pro Elektron(4TB): 86,990円 → 172,700円(+98.5%、約2倍)

特に2TBモデルの値上げ率は業界ニュースでも「最悪」と評されています。

かつて6万円台で購入できた容量が、いまやほぼ10万円の大台へ。iPad Proやカメラの作業用ストレージとして使用している方にとっては、非常に痛い値上げです。

高容量CFexpress、SDカード: 50~150%の値上げ

プロ向けのメモリーカードも著しい影響を受けます。

CFexpress 4.0 Type B(Atlas Ultra)

  • Atlas Ultra(1TB): 47,850円 → 82,890円(+73.2%)
  • Atlas Ultra(2TB): 90,750円 → 160,610円(+77.0%)

SDXC UHS-II(Atlas Pro) — 最もプロ向け用途で使われている製品

  • Atlas Pro(64GB): 3,460円 → 販売終了
  • Atlas Pro(128GB): 4,950円 → 8,630円(+74.3%)
  • Atlas Pro(256GB): 8,250円 → 20,720円+151.2%、2.5倍超
  • Atlas Pro(512GB): 19,800円 → 37,990円(+91.9%)
  • Atlas Pro(1TB): 40,920円 → 69,080円(+68.8%)

ここで注目すべき点は、中容量(256GB~512GB)の値上げ率が特に高いことです。

この容量帯は最もコストパフォーマンス重視のユーザー層に使用されているため、購買意欲への影響が大きいと考えられます。

Thunderbolt接続: 13~57%の相対的に緩い値上げ

一方、高速接続規格に対応した製品の値上げ率は比較的抑えられています。

Thunderbolt 3対応(Envoy Pro FX)

  • Envoy Pro FX(1TB): 45,487円 → 51,810円(+13.9%)
  • Envoy Pro FX(2TB): 59,990円 → 86,350円(+43.9%)
  • Envoy Pro FX(4TB): 92,560円 → 134,700円(+45.5%)

Thunderbolt 5対応(Envoy Ultra)

  • Envoy Ultra(2TB): 63,790円 → 94,980円(+48.9%)
  • Envoy Ultra(4TB): 98,990円 → 155,430円(+57.0%)

Thunderbolt接続製品が相対的に値上げ率が低いのは、より高い価格帯の製品であるため、すでに供給チェーンの優先度が異なる可能性があります。

また、Mac用途での採用が高く、Appleとの関係性も影響しているかもしれません。

USB4 / USB4 V2対応SSD: 4~41%の緩やかな値上げ

新型インターフェース対応製品の値上げ率は、さらに抑えられています。

USB4対応(Express 1M2)

  • Express 1M2(ケース0TB): 19,800円 → 20,720円(+4.6%)
  • Express 1M2(1TB): 38,750円 → 48,350円(+24.8%)
  • Express 1M2(2TB): 59,990円 → 81,170円(+35.3%)
  • Express 1M2(4TB): 97,640円 → 138,160円(+41.5%)
  • Express 1M2(8TB): 217,000円 → 241,780円(+11.4%)

USB4 V2対応(Express 1M2 80G)

  • Express 1M2 80G(ケース0TB): 36,140円 → 37,820円(+4.6%)
  • Express 1M2 80G(1TB): 57,590円 → 63,900円(+11.0%)
  • Express 1M2 80G(2TB): 82,340円 → 89,800円(+9.1%)
  • Express 1M2 80G(4TB): 115,340円 → 150,250円(+30.3%)
  • Express 1M2 80G(8TB): 214,340円 → 259,050円(+20.9%)

朗報: Thunderbolt 4ドックは値下げ

悪いニュースばかりではありません。OWCはThunderbolt 4ドック製品については値下げを実施します。

  • Thunderbolt 4 ドック 11ポート: 36,860円 → 34,540円(-6.3%
  • Thunderbolt 4 Go Dock 11ポート: 42,070円 → 34,540円(-17.9%

ドック類を検討していた方にとっては、むしろ買い時である可能性があります。

価格改定の傾向から見える戦略

OWCの価格改定パターンには、重要な傾向が隠されています:

値上げ率が高い製品の特徴

  • USB 3.2 Gen 2(旧世代インターフェース)対応製品
  • 中~高容量のメモリーカード(256GB以上)
  • 汎用的で市場競争が激しい製品

値上げ率が低い製品の特徴

  • Thunderbolt 4/5 など最新高速インターフェース対応
  • 大容量SSD(8TB)で高単価
  • Macなどプレミアムエコシステム向け製品

つまり、OWCは「新しい規格への移行を促す」経営戦略を採っているようです。

旧世代の汎用品は値上げで競争力を削ぎ、最新規格へのマイグレーションを促す——これは業界全体で見られるトレンドです。

値上げによる影響

この値上げによる影響を受ける人は以下だと考えられます。

影響大:一眼レフ・ミラーレスで大量の4K/RAW撮影をする方

SDカード(特に512GB以上)やCFexpress をバックアップ用に複数枚保有している場合、総投資額で数万円の追加負担が発生する可能性があります。

特にプロカメラマンの場合、この値上げ前に予備メモリーカードを確保する価値は十分あります。

影響中程度:iPad Pro + ポータブルSSD で映像制作をしている方

iPad Pro でのビデオ編集は、ローカルストレージの容量が作業効率に直結します。

Envoy Pro Elektron の2TB が5万円台から10万円へと跳ね上がるのは、非常に痛いと思います。

影響小:クラウド+小容量SSD で対応している方

Google Driveなどクラウドストレージをメインにしている場合、あるいはMacやPC内蔵ストレージで十分な場合は、今回の値上げの影響は限定的です。

ただし今後の拡張性には注意が必要です。

なぜ他メーカーも同様の値上げを発表するのか

実は、OWCだけが値上げを発表したわけではありません。

プロ向けメモリーカードメーカー「ProGrade Digital」も、2025年12月時点で同程度の大幅値上げを既に実施しています。

これは「メーカーの経営判断」というより、業界全体が直面する構造的な問題を示しています。

今後、SanDiskやSamsung、さらには他の周辺機器メーカーも同様の動きに追従する可能性が高いと考えられます。

今後の2026年全体でスマートフォンやPC、家電製品の価格が最大20%上昇する見通しも出ています。

メモリーカードやSSDの値上げは、これから先の値上げの開幕戦だと思います。

OWC値上げまとめ

OWCの大幅値上げは、単なる「1メーカーの経営判断」ではなく、AI革命がもたらす半導体産業の構造的な再編を象徴するニュースです。

  • 生成AI・データセンター向けメモリーへのリソース集約により、消費者向けメモリーは確実に値上げフェーズに
  • 特にUSB 3.2規格のSDカード・SSD が最もダメージを受ける
  • 買い時は「今」。1月8日以降の購入は遅い

これからのクリエイター・プロフェッショナルの機材投資は、単に「欲しい製品を買う」のではなく、こうした市場動向を先読みした戦略的な購買計画が不可欠になってきております。

知らなかっただけで、同じ商品が数万円高くなる世界です。

もしも必要な方や今後使う予定のある方がいれば必ずチェックしてください。

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