ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
今まで愛用していたSwitchBot スマートロックProの上位互換が発売されました。

商品名がSwitchBot ロックUltraで前モデルのProよりも解錠スピードが78.6%爆速になるなどスピード面も大幅に進化。
主な特徴
- 顔認証で瞬時に解錠
ドアの前に立つだけで自動解錠。鍵やスマホを取り出す必要がなく、メイクや眼鏡着用、暗所や逆光でも赤外線で正確に認識します。 - 20種類以上の多彩な解錠方法
顔認証以外にも、指紋認証や交通系ICカード(Suica等)など、20通りの解錠手段に対応しています。 - 静音設計&ナイトモード
独自の「FastUnlockシステム」でスムーズかつ静かな動作を実現。ナイトモードでは動作音が20dB以下になり、夜間の施錠・解錠も安心です。 - 大容量バッテリー
顔認証パッドは1回の充電で約1年使用可能。ロック本体も三重給電システムを採用し、電池切れの不安を軽減します。 - オートメーション連携
SwitchBotの他デバイスと連携し、施錠・解錠に合わせて照明や家電の自動ON/OFF、カーテンの開閉など、暮らし全体をスマート化できます
特徴としては解錠方法が多彩になったり、静音設計で夜遅くでもうるさくない、バッテリーもCR123A電池の他に緊急で5回解錠できるなどの3重の備えになるなど使い勝手の部分も進化した印象。
今回はSwitchBot ロックUltraレビューのレビューと顔認証パッドも紹介します。

- Proモデルよりも明らかに爆速
- 取り付けが簡単
- バッテリー3重システムで電池切れの心配も少ない
- 別売りの顔認証を使えばハンズフリーで解錠可能
- オートメーション連携するとさらに自動化がはかどる
- 見た目もスタイリッシュで付けてる感が無い
- ツインロックの場合はコストがかかる

使ってみたらProモデルからの買い替えも全然アリです!




SwitchBot ロックUltraの外観


まずはSwitchBot ロックUltraの外観から紹介します。
今回紹介するのはブラックで他にもシルバーもあります。


ロック反対はマットブラックのシンプルな外観で丸みがありながらもスタイリッシュな見た目です。


付属品はたくさんありました。
- ロック本体
- 予備用両面テープ
- メインバッテリー
- 電源コード
- 磁石
- サムターンホルダー
- 解施錠表示シール
- サイズ目安カード
- 説明書 など
付属品については装着方法によっては全て使う必要は無いし、逆に鍵の種類や環境によっては別売りの高さ調節ケースが必要な場合があります。
ただ多くの方はデフォルトで大丈夫だと思いますが、不安な方は下記のサイトで確認してください。


本体は丸みのあるサムターン部分とバッテリーが入ってい部分の作りになっております。
サムターン部分はクイックキーになっており、押す動作にも対応してます。
また丸みのあるリングは光る仕様になっており、施錠や解錠時に白く光るなどちゃんと動作してるのかも見た目からも確認ができます。


背面は3Mの強力両面テープとサムターンが付いておりました。
基本的にテープで貼るので賃貸でも問題無く使えます。


バッテリーは取り外し可能で乾電池不要の充電タイプで便利です。
スライドするだけでバッテリーを外せるので、ロック本体を取り外し必要もありません。
さらに緊急用のCR123A電池も斜線の部分に入っており、合計1000回の解錠に対応できます。
もし残置残量低下のアラームが来たら、しばらくは耐えられますが、なるべく早くバッテリーを充電することをおすすめします。


バッテリーはUSB-Cで充電するので、既存の充電器が活かせます。
標準的な使い方であれば電池持ちは1年間とロングバッテリーです。


付属のバッテリーは単体で購入できるか調べましたが、分かりませんでした。
ただサポートも1年間あるので万一バッテリー不良の際は交換対応などになるかもしれません。


絶縁シールを剥がすとクイックキー周りのLEDが青く点灯しました。
LEDがランプは状態によって点灯が変わります。
- 青くゆっくり点滅→デバイス追加モード、ファームウェアアップデート
- 赤く高速点滅→追加に失敗、ファームウェア更新に失敗
- 白く1回点滅→施錠、解錠が完了
- 赤く高速で1回点滅→施錠、解錠に異常
- 赤くゆっくり点滅→バッテリー残量低下、エラー
設定していればスマホに通知が来るのでそこまで気にする必要はありませんが、赤く光ったら注意と思ってもらえれば大丈夫だと思います。




SwitchBot ロックUltraの取り付け方
SwitchBot ロックUltraの取り付け方については動画を見ればイメージは分かると思います。
設置は簡単ですが、そこにたどり着くまでが難しい印象です。


まずは適合するドアロックタイプを事前にサイトから選ぶ必要があります。
人によっては別売りの高さ調節ケースなどの購入が必要になることもあるそうです。


我が家は標準的なケースロックだったので、オプションパーツも不要で取り付け可能でした。


4ステップで分かるとは言え、シリンダーだけで30種類以上登録されており、この中から自宅のシリンダーがどれかを確認するのが意外と大変でした。


ドアに設置するのはそんなに難しくはありませんでした。
まずはシリンダーの大きさを付属のサイズ目安カードで測定します。
僕はこの時Sサイズだと思ってしまいましたが、実際はMサイズが正解でSサイズだとはまりませんでした。


もしサムターンホルダーを変更する場合は引っ張るとSサイズにも換装できます。
Mサイズの方は何もしない状態で大丈夫です。


取り付けは隙間が出ないように粘着テープをくっつければ大丈夫です。
以前のProは固定テープで1晩中固定する必要がありましたが、今回からは2分程度圧着すれば大丈夫とお手軽です。


最後にアプリからロックを追加します。


アプリから追加したらあとは指示に従って進むだけで完了しました。
途中で施錠や解錠のテストも行われるので、動作しているかもきとんと確認できて安心です。


ツインロックの場合はツインロックモードの設定に進めば簡単に同期してくれます。
アプリの出来は非常に良いので初心者でも10分くらいで出来ると思いました。




SwitchBot ロックUltraを使った感想
ここからはSwitchBot ロックUltraを使った感想を紹介します。
- 施錠、解錠がとにかく爆速になった
- ツインロックモードが便利
- 帰宅時もボタンを押すだけで施錠
- 自動施錠も可能
- 施錠、解錠の履歴が通知される
- バッテリーも1年と長持ち
施錠、解錠がとにかく爆速になった
まず使った感じたのが、思ったのが解錠施錠が超爆速になりました。
速度がProモデルよりも78.6%、モーターの回転動力50%向上したとのことで別物に生まれ変わりました。
速度が速くなっただけじゃんって思うかもですが、毎日の施錠解錠がほぼタイムラグ無しに動作するのでツインロックの僕には恩恵が大きかったです。
速度のイメージですが、Proだと反応して2テンポくらい遅れてゆっくりとモーターが回転するイメージですが、Ultraの場合はSuicaのようにピット反応して改札が開くイメージになります。
ツインロックモードが便利


うちの場合は2つの鍵が付いているので、ツインロックモードにしております。
ツインロックモードは施錠や解錠を同時に行うことで、一つの鍵としてみなされます。
ツインロックモードにして便利になったこと
- 今まで→鍵を使ってひとつずつロックする、ためにどっちかを鍵忘れて面倒くさくなる
- ツインロックモード→施錠、解錠も同時に一瞬で行われる
こんな感じで、ツインロックモードにすると恩恵はめちゃくちゃ大きいです。
ただロックUltraが2台必要になるので、コストアップするのが残念な点です。
帰宅時もボタンを押すだけで施錠
帰宅時の施錠も便利になりました。
ドアを締めて本来は上下の鍵を一つずつ締めるのですが、ロックUltraならボタンを押すだけで両方のドアが一瞬で施錠されます。
手に荷物を持っていても押すだけなので、摘んで回す動作よりも全然ラクでした。


ちなみにクイックキーの動作も有効・無効にもできます。
デフォルトではドアの状態に応じて施錠や解錠になっておりますが、小さいお子さんやペットが居てロックをイジられたくない場合はダブルクリックに変更するなど誤操作にも対応しております。
自動施錠も可能


自動施錠などのオートロック化も可能です。
デフォルトではオフになっておりますが、自動施錠や開場後自動施錠などの設定が可能。
僕の場合は、鍵を持たないで出たりすることも多かったので、締め出しされると嫌だと思ったので自動施錠の設定はしておりません。
また自動施錠にしてしまうと鍵の開け締めの習慣が無くなりそうで怖いのも理由。
とは言え便利なので、今後はオートロック化も使って行きたいと思います。
施錠、解錠の履歴が通知される


通知をオンにしていると施錠や解錠されるたびに通知が来ます。
たいていは自分や家族がドアの開け締めしてるので問題ないかと思いますが、「もしも」の時に役に立つかもしれません。
またスマホだけでなく、Apple Watchなどのスマートウォッチにも通知が可能です。
ただ通知をオンにすると出かける時にドアを開けて通知が来て、ドアを締めると通知が来るので合計2回通知が来ます(帰りも同じく2回)
家族が多かったりすると通知も激しくなるので、通知はオフにして履歴だけ気になった時に見るのがおすすめかもしれません。
バッテリーも1年と長持ち


バッテリーも1年持つので、一度設置してしまえばメンテナンスもファームウェアアップデートくらいでお手軽なのもメリットでした。
またアプリからバッテリー残量を確認できるし、バッテリー残量低下の際も通知が来るので安心。
Ultraは3重バッテリー構造なので、予備バッテリーも搭載しておりメインバッテリーの充電切れの際も動作可能です(ここまで来たら早めに充電すべき)
また予備バッテリーの充電すら切れた時でも緊急用で5回程度動作も可能とのことです(スマホの充電が切れても改札通れるアレと同じ)
バッテリー充電もバッテリー単体だけ取り外し可能なので、ロック本体を外さなくても大丈夫な点もよく出来ていると感じました。




別売りの顔認証パッドも使えば究極のハンズフリーへ


SwitchBot ロックUltraを購入したら絶対に追加買ってほしいのが顔認証パッドです。
名前の通り、スマホの顔認証のようにロック解除ができる夢の機械です。
これがあると無いとでは、SwitchBot ロックUltraの評価が全然違ってくると感じました。
見た目は昔のガラケーが太くなったような、電卓に近いような見た目です。
上部には顔認識用のセンサーが搭載されております。


下部の丸い部分は指紋認証になります。
スマホと同じく指紋認証をするとロック解除ができるので、イメージしやすいと思います。


中央部のボタンはロック解除のパスコードで使う他にMFCカードをかざすと解錠可能です。
NFCカード以外でも手持ちのSuicaなども代用可能とのことです。


下部はUSB-C端子になっており、顔認証パッドに充電用に使います。


付属品はたくさんありますが、僕のような賃貸の場合は両面テープで固定するだけで完了なので全て使う必要もありませんでした。


顔認証パッドの登録もアプリから登録すれば簡単でした。
最初にパスコードを作成して、顔や指紋、NFCカードの追加登録ができます。
顔は最大で100人まで登録でき、メガネや帽子を付けていても判別してくれます。


実際に取り付けるとこんな感じで、近づいて認識されるとロックが解除されます。
iPhoneほど爆速ではありませんが、それでも近づくだけでロックが解除されるのでハンズフリーで解錠できました。
また他の人が通っても反応はしないし、登録してない指を当てても当然ロック解除はされませんでした。


ちなみに各登録方法は「緊急用」にすることができます。
緊急用に設定するとアラートが通知されるので、なにか不足の事態があった時などでも家族に知らせることができるかもしれません。
防犯用に使うなど、運用方法はあらかじめ決めておくのが良いと思います。


施錠ボタンも便利でした。
施錠ボタンを有効にすれば、テンキーの鍵マークを押せばロックされるようになります。
さらにドアが閉まった後に有効にすれば、半ドア状態で閉じられる事故も減らせます。


あと心配なのが取り外される可能性ですが、「取り外しアラート」も設定できます。
もしもガタガタと取り外しの振動を感じたら、デバイスからはライトとビープ音が鳴り、スマホには通知が来ます。
両面テープで頑丈にくっついてるので簡単には外れませんが、取り外されて悪用される可能性も限りなく低いかと思います。




SwitchBot ロックUltraとSwitchBot ロックProの違い


SwitchBotスマートロックシリーズの最新モデル「ロックUltra」と前世代の人気モデル「ロックPro」を詳しく比較し、主要な違いとそれぞれの特徴を解説します。
解錠性能の大幅向上
SwitchBot ロックUltraは前世代のProと比較して解錠スピードが78.6%向上し、モーターの回転動力が50%向上しています。
これにより、玄関先で鍵が開くまでの待ち時間をほぼゼロにすることが可能になりました。
トリプル給電システム
ロックUltraの最大の特徴は三重の給電システムです:
- メインバッテリー:充電式リチウムイオン電池(4200mAh)で約1年間使用可能
- 予備バッテリー:CR123A電池1本で最大1,000回の緊急解錠
- 微電流解錠機能:スーパーキャパシタによる5回の緊急解錠
一方、ロックProは単三電池4本または別売りの充電式バッテリー(2本セット)を使用し、バッテリー駆動時間は約270日(単三電池)または約365日(充電式バッテリー)となっています。
デザインの革新
ロックUltraは一体型カバーデザインを採用し、サムターンや高さ調節プレートをすっぽりと覆い隠すことで、後付け特有の違和感を軽減しています。
さらに、木目調のドアに馴染む3色の着せ替えシール(ライトブラウン、ブラウン、ダークブラウン)が付属しています。
静音機能
ロックUltraには静音モードが搭載されており、作動音は20dB以下に抑えられています。夜間の施錠時にモーター音を静音モードに切り替えることで、近隣への配慮も可能です。
詳細スペック比較表
項目 | SwitchBot ロック Ultra | SwitchBot ロック Pro |
---|---|---|
価格(税込) | 22,980円 | 17,980円 |
本体サイズ | 122 x 62.6 x 66.8 mm | 112 x 38 x 36 mm |
重量 | 377g | 467g |
材質 | マグネシウム・アルミニウム合金、PC+ABS | アルミニウム合金 |
通信方式 | Bluetooth 4.2 | Bluetooth 5.0 |
バッテリー形式 | 充電式+乾電池の二重構造 | 単三電池または充電式バッテリー |
メインバッテリー | 18350リチウムイオン電池(4200mAh/15.54Wh) | 単三電池 x 4本 |
予備バッテリー | CR123A x 1本(緊急解錠1,000回) | 充電式バッテリー(別売) |
バッテリー駆動時間 | 約1年(メイン)+約5年寿命(予備) | 約270日(単三電池)/約365日(充電式) |
解錠スピード | Proより78.6%向上 | 基準値 |
モーター性能 | 回転動力50%向上 | 基準値 |
静音モード | 対応(20dB以下) | 非対応 |
微電流解錠機能 | 対応(スーパーキャパシタ) | 非対応 |
一体型カバーデザイン | 対応 | 非対応 |
木目調着せ替えシール | 3色付属(ライト・ブラウン・ダークブラウン) | 非対応 |
対応サムターン | 99.9% | 約99% |
解錠方法 | 20パターン | 15種類 |
発売年月 | 2024年5月 | 2023年11月 |
共通機能
両モデルとも以下の機能を共有しています:
- スマートフォンアプリでの操作
- Apple Watchからの操作
- 音声操作(Alexa、Google Assistant)
- 指紋認証パッド(別売)との連携
- NFCカード解錠
- 遠隔操作(ハブ連携時)
- SwitchBotエコシステムとの連動
どっち買う?


SwitchBot ロックUltraは、ロックProの基本機能を継承しながら、解錠性能、給電システム、デザイン性、静音性において大幅な進化を遂げています。
特に、電池切れのリスクを最小限に抑えるトリプル給電システムと、美観を重視した一体型デザインは、スマートロックを初めて導入する方にも安心して使用できる仕様となっています。
価格差約6,000円に対して、長期的な安心感と使い勝手の向上を重視するならUltra、コストパフォーマンスを重視するならProという選択が適切でしょう。




SwitchBot ロックUltraレビュー
以上がSwitchBot ロックUltraのレビューでした。
Proモデルを使っていて、正直あまり変わらないのでは?と思ってましたが全くの別物に進化しました。
解錠や施錠が速くなるだけで、こんなに快適度が違うのかと驚きました。
また顔認証パッドを使うともはやハンズフリーのスマホ感覚で操作可能です。
普通に鍵を使うよりもセキュリティーは高いので防犯商品としてもおすすめです。



Ultra買うと世界が変わりますよ










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