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ワイヤレスイヤホン評論家のシンゴです(@go5shingo)
今回はHUAWEI FreeBuds Pro 3を紹介します。
実はHUAWEIの新製品発表会に招待いただきまして、HUAWEI FreeBuds Pro 3のお話しを聞いて参りました。
HUAWEI FreeBuds Pro 3の結論ですが、音質とノイズキャンセリングが最強です。
頭の悪い書き方ですが、音質とノイズキャンセリングが他社のワイヤレスイヤホンを含めて圧倒的に最高峰。
価格もハイエンドモデルにはなりますが、3万円を切る戦略価格に設定されておりコスパも凄まじくよいです。
まさに夢のワイヤレスイヤホンに仕上がっております。
今回はHUAWEI FreeBuds Pro 3のレビューです。
間違いなく2023年ハイエンドワイヤレスイヤホン最強機種です
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
ここではHUAWEI FreeBuds Pro 3のスペックを紹介します。
最初にHUAWEI FreeBuds Pro 3のスペックを紹介します。
製品名 | HUAWEI FreeBuds Pro 3 |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC、L2HC |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大6.5h ,最大30h(ANCオフ)4.5h、22h(ANCオン) |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
再生周波数帯 | 14Hz-48,000Hz |
防水等級 | IPX54 |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー+マイクロ振動板ドライバー |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 5.8g, 45.5g |
充電方式 | USB Type-C, 5V/1A、ワイヤレス充電 |
アクティビノイズキャンセリング | 片側3マイク、風ノイズ低減設計、REM |
通話ノイズキャンセリング | 片側3マイク、骨伝導VPU、DNN |
付属品 | 充電ケーブル, イヤーピース(S,M,L), 取扱説明書 |
価格 | 28,890円 |
HUAWEI FreeBuds Pro 3は一言で言うなら「ハイエンド完全無欠ワイヤレスイヤホン」でしょうか?
不足している機能が無い(しいて挙げればapt X系のコーデックに非対応)
こんな感じで独自開発のディアルドライバーやインテリジェントダイナミックANC、クリアな通話を実現するDNNノイズリダクション、ハイレゾコーデックなどHUAWEIが持てる技術を全て注ぎこんだ製品です。
L2HCコーデックは、Huaweiが独自に開発した高音質オーディオコーデックです。
L2HCコーデックの特徴
注意点としてHuaweiのスマホしか対応しておりません。
そして現状はHuaweiのスマホの入手難易度は高く、日本で使うのは現実的ではありません(海外製品で技適の問題もあり)
前作のHUAWEI FreeBuds Pro 2からの進化点は非常に大きいです。
細かい違いはありますが、ここでは代表的なアップグレード点を紹介します。
HUAWEI FreeBuds Pro 2からの進化点
つまりめちゃくちゃ進化しております。
簡単にまとめると小さくなって、ノイキャンとマイクが強化されております。
ここまでパワーアップしてるのに価格は3万以下とか化け物
ここからはHUAWEI FreeBuds Pro 3の実機外観をレビューします。
最初に付属品から見ていきます。
特徴的なのがイヤホンにXSサイズがある点です。
今までフィット感が合わなかった型や耳の穴が狭い方、女性でも対応できるのがメリットです。
4サイズ展開のイヤーピースは相当レアなので貴重だと思います。
カラーは3色展開です(グリーン、シルバーフロスト、セラミックホワイト)
マットシルバーのような見た目で光沢も少なく、上質な見た目をしております。
背面はナノコーティング+ガラス素材を採用。
ミラーガラスのように反射があり、イヤホンの見た目を良くしております。
下部にはUSB-C充電端子があります。
珍しいのがモノラルスピーカーを搭載。
充電ケースの音を鳴らすことができ、イヤホンの出し入れや行方不明の時に役立ちます。
正面から見て右サイドにはペアリングボタンを搭載。
頻繁に押すわけではありませんが、この位置にあるのは地味にありがたいです。
左サイドにはボタン類はありません。
イヤホンケースとイヤホンはシルバーでめちゃくちゃ格好いいです。
開けて思ったのがヒンジの開き具合が気持ち良い。
イヤホンを取り出しやすいように開閉面積を向上させているらしく、ユーザビリティが今まで使ったワイヤレスイヤホンに比べて圧倒的に高いです。
イヤホン本体はメタリックシルバーで、ケースのマット感と比較して光沢感があります。
まるで鉄の芸術品のようで見てるだけで所有欲が湧いてくる商品です。
イヤホンはカナル型ですがAir Pods Proのように軸が短いのが特徴。
付け心地がかなりよくて、重心が耳寄りにあるので歩いたり、走ったりしても外れたりズレたりはしません。
ドライバーはこだわりの11mmクワッドマグネットダイナミックドライバー+マイクロ振動板ドライバーを組み合わせているそうです。
ディアルドライバー構成で低音と高音が得意なドライバーを2つ組み合わせることにより、豊かな音質を実現しております。
イヤホン上部にはノイキャン集音用のマイクが搭載されておりました。
内部には見えない3つの骨伝導マイクもあるようです。
イヤホン本体は12gとプラスチック素材では無い、メタルの質感素材でありながら軽量に作られております。
ケース込みの重さは57gでした。
重さはワイヤレスイヤホンの重さとしては標準的ですが、ハイエンド商品と考えるとかなり軽い製品です。
イヤーピースはシリコン素材で食品レベルの安全性の認証を取得しているそう。
別に食べる訳ではありませんが、耳に長時間付けるので安心した素材が保証されているほうが嬉しいはず。
地味に凄いと思ったのがイヤーピースの耳の穴の部分も格子状になっていたこと。
音響やノイキャン性能を研究した結果でしょうか?
細かい部分にもこだわりを感じました。
ここからはHUAWEI FreeBuds Pro 3を実際に使って感じた感想やメリットを紹介します。
HUAWEI FreeBuds Pro 3の音質は超高解像の圧倒的な音質な印象。
音の特徴は1音1音がこまかい粒子となって聞こえてくるので、ワイヤレスイヤホンでありながらヘッドホンのようなリスニングヘッドホンのような様相を見せます。
コンパクトな筐体ながらも音の出力と言うか、ドライバー力も素晴らしく繊細な音からダイナミックな音まで鳴らし切ることができるパーフェクトな音質に感じました。
僕の音質評価はこんな感じです。
音質傾向で言ったらバランスの取れた高音質モニターイヤホンタイプ。
低音、高音とどちらも苦手では無く、むしろそれぞれの音域を高次元で鳴らし切ってバランスよくチューニングされているので職人の域を感じます。
得意音楽ジャンル:オールジャンル(特にJ-POPや洋楽)
音楽ジャンルで言うと、力強くも繊細さも感じるのでJ-POPや洋楽と相性が良いと感じます。
キレイに音がなるので繊細な曲との相性も良く、アップテンポの曲からバラード系まで曲調を問わずにいけます。
聞いていてとにかく気持ちがよいので、リスニング有線イヤホンのように扱えます。
LDAC接続すると音質のトゲトゲ感が一切なくなり、聴き応えある超高音質に進化します。
注意点としてapt-X Adaptive接続には非対応なので手持ちのスマホのコーデックは確認して欲しい。
ぶっちゃけAAC接続でも音質に不満を感じることはないのだが、一度LDACで聞いてしまうと明らかに音質が違うと感じる。
高音質とかではなく、音の輪郭、ボーカルの息遣い、1音1音楽器の音などが素晴らしく調和する。
ただ本機のLDAC接続の切り替えは少し面倒なので注意。
後述するアプリから音質の切り替えが必要で、「音質を優先」を選ばないと、いくらスマホが対応していてもLDAC接続で繋がらない。
僕は最初分からなくて、接続できなかったのでご注意を。
HUAWEI FreeBuds Pro 3の1番の売りは?と聞かれたら僕はノイキャン性能と答える。
ノイキャン性能は僕が聞いてきたワイヤレスイヤホンの中では間違いなくTOP
あのAir Pods Pro2よりもノイキャン性能は上だと思っている。
Boseなどのノイキャン性能が凄いイヤホンも視聴したことはあるが、Boseはノイキャン性能は高いがわざとらしいと言うか不自然なノイキャンなので気持ち悪くなってしまった。
HUAWEI FreeBuds Pro 3は「インテリジェント・ダイナミックANC3.0」を採用し周囲の音をリアルタイムで計算して最適なノイズキャンセリングを行ってくれるので、付けていても快適そのものだった。
例えばカフェで使った際などの効果はもの凄く、店員さんの声やコーヒー豆を挽く音などはほぼ聞こえなくなる。
周りのガヤガヤとした雑音も90%くらいは消えるので、ほぼ無音に近い。
電車内でも電車のガタガタとした低音も8割りくらいはかき消せるので、まるでグリーン車に乗っているかのような快適さが味わえた。
もちろんある程度の音量のしきい値を超えると突き抜けて聞こえてくるので、安心ではあるが、歩行中などはノイキャンオフにした方が安全だと思う。
ちなみにノイズキャンセリングモードはアプリから設定が可能。
基本的にダイナミックに設定しておけば全く問題ありませんでした。
ノイキャンの効きが悪いと感じた場合は、ウルトラなどに一時的に変更するなどの運用もできます。
僕の声がイケてないのは十分承知しているが、マイク音声はイヤホンと考えると凄まじく良いです。
マイクにも独自のディープニューラルネットワーク(DNN)ノイズリダクションアルゴリズムを搭載し、従来のシングルチャネルからマルチチャネルに変更し集音能力が約2.5倍に向上しているそう。
軸が短い形状でボソボソ話して集音されるのか不安に感じましたが、いとも自然に録音されました。
また風切り音低減能力も約80%向上したとのことで、冬の屋外の風ビュービュー環境でも快適に通話ができました。
アプリは用意されているのだが、例のアメリカの制裁でAppleやGoogleのアプリストアではダウンロードできない。
自力でダウンロードする必要があるので、個別にダウンロードして欲しい。
「HUAWEI AI Life」アプリのダウンロードはこちら
アプリのHOME画面は非常にシンプルで分かりやすいです。
最初にノイズコントロールがオフになっていたので、ここで変更するのをおすすめする。
本機の珍しい点はタップ操作ではなくジェスチャー操作に対応している点。
イヤホンの軸の部分にボタンがあり、押す回数や握り方で動作が変化する。
嬉しい点が左右どちらでも同じ動作をするので、左右で違うアクションを覚えなくて良いのが助かる。
機能 | 操作 |
---|---|
再生, 停止、通話に出る | 1回ピンチ |
曲送り、着信拒否 | 2回ピンチ |
曲戻し | 3回ピンチ |
音量up / down | 上下にスワイプ |
ジェスチャー操作って難しそうに感じるかもしれませんが、誤タッチなどが一切ないので圧倒的にジェスチャー操作の方がおすすめです。
よくあるイヤホンを耳に入れようとして音が流れる事故も皆無になります。
カスタムイコライザーはプラス・マイナス6段階とかなり調整範囲も広いです。
プリセットも用意されていてよっぽどのこだわりが無い限りはプリセットから選んだほうが間違い無いです。
個人的にはバランス、もしくは音声のプリセット聞いた限りはおすすめだと感じました。
その他、装着検出のオンオフ、低オーディオ遅延、充電ケース音などの設定も可能。
4種類もあるイヤーチップが自分に合っているか分からない方向けに適合テストもできます。
適合したイヤーチップを装着すればノイキャン性能を100%発揮できるので最初にテストするのがおすすめ。
その他ファームウェアアップデートもできるのでアプリは忘れずにダウンロードしておきましょう。
高級ワイヤレスイヤホンとして当たり前になりつつありますがマルチポイントにも対応しております。
接続速度も非常に早く、まるでApple製品を使っているように連携可能でした。
ストレスも皆無なのでスマホやタブレットと共用して使いたい方には便利に使えます。
例に漏れずワイヤレス充電にも対応しているので便利に使えます。
充電もANCオフでもケース込みで22時間持つので、週に1〜2回程度の充電で済むと思います。
フル充電まで約40分と比較的充電速度も速いので、ワイヤレス充電を活用するのが便利です。
付け心地においても非常に良く、軸が短いおかげでバランスが非常に取りやすいです。
長時間付けていても耳が痛くならないので、カナル型イヤホンが苦手な方にもおすすめできます。
見た目もイヤリングのようにおしゃれなので、男性はもちろん女性が付けても素敵だと思いました。
ここではHUAWEI FreeBuds Pro 3を使って感じた注意点やデメリットを紹介します。
正直デメリットなんて無いので注意点だけ挙げておきます。
使ってて思ったのが性能がすごすぎるおかげで、ノイキャンが危険かもです。
外で歩く時は車が近づいても聞こえない(特にEV車)ので、外音取り込みにしたり、イヤホンを使わないなどの自己防衛が必要です。
マナーの問題もありますが、危険を察知できなくなる可能性もあるので注意しましょう。
あまり使う人はいないと思いますがL2HCコーデックを使うにはHUAWEI端末が必要です。
HUAWEI端末は日本では入手しづらいので難易度は高いです。
普通にLDACを使えば問題ありませんが、念のため頭に入れておきましょう。
デメリットは無いといい切れる完成度です
HUAWEI FreeBuds Pro 3がおすすめな人はワイヤレスイヤホンに妥協したくない方です。
音質、マイク性能、ノイズキャンセリング等性能面も他社のハイエンド製品と同等かそれ以上です。
便利に使えるマルチポイントやワイヤレス充電などにも対応し使い勝手も抜群。
何よりこの性能で3万円を切る価格は、コスパを考えても天変地異レベルにビビります。
以上がHUAWEI FreeBuds Pro 3のレビューでした。
HUAWEIってオーデイオのイメージが少なかったのですが、めちゃくちゃ凄いですね。
研究費などもの凄くつぎ込んでいるらしく、HUAWEIのフラッグシップモデルで自信作らしいです。
Androidを使っている方以外にiPhoneを使っている方にもおすすめできます。
下手にAir Pods Pro2を買うよりも僕はこちらをおすすめします。
購入して間違いなく後悔しないでしょう
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