ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
iPadユーザーにとって、Apple Pencilはなくてはならない便利なツール。
イラストを描いたり、メモを取ったり、書類に注釈を入れたりと、様々なシーンで活躍します。
しかし、Apple Pencilも消耗品であるため、いつかは寿命を迎えます。
この記事では、Apple Pencilの寿命について、ペン先とバッテリーそれぞれの観点から詳しく解説します。
また、寿命を延ばすためのヒントや、交換のサインについてもご紹介します。
Apple Pencilの寿命は2パターンある

最初にApple Pencilの寿命が来る部分として、大きく分けて2つあることを抑えましょう。
ペン先の寿命
数日常的にApple Pencilを使用する場合、ペン先は数か月から1年程度で交換が必要になることがあります。
使用頻度や筆圧、保護フィルムの種類によって大きく変動します。
ペン先が摩耗し、金属部分が見え始めた場合や、書き心地が悪くなった場合は交換のサインです。
僕の場合はたまにしかApple Pencilを使っていないので、2年以上経ってもペン先は摩耗しておりません。
またペーパーライクフィルムを使っている場合は、ペン先の摩耗が激しくなるようです。
バッテリーの寿命
Apple Pencilの内蔵バッテリーも、充電を繰り返すことで徐々に劣化します。
一般的なバッテリーの寿命は数年程度と考えられますが、使用頻度や充電頻度によって異なります。
バッテリーの劣化が進むと、充電の持ちが悪くなったり、正常に動作しなくなることがあります。
iPhone等のバッテリーと同様に充電回数によって劣化していきます。
逆にApple Pencilを長期間使っていない場合は「過放電」になり使えなくなることもあります。
Apple Pencilの寿命を伸ばす方法は?

ここでは大切なApple Pencilをできるだけ長く使い倒す方法を紹介します。
これをすればお高いApple Pencilを少しでも長く使えるかと思います。
まずはペン先の寿命を伸ばせ
ペン先は、使い方によって寿命が大きく変わります。
まずはペン先の寿命を伸ばす方法です。
保護フィルムの選び方
紙のような書き心地の「ペーパーライクフィルム」は、ペン先の摩耗を早める傾向があります。
とくに絵を描く人などはペーパーライクフィルムを選びがちですが、摩擦も激しいのでペン先が数倍のスピードで削られます。
ペン先の消耗を抑えたい場合は、滑らかな素材の保護フィルムやガラスフィルムを選びましょう。
筆圧のコントロール(精神論)
強い筆圧はペン先の摩耗を早めます。
できるだけ軽い筆圧で書くように心がけましょう。
Apple Pencilは筆圧感知機能があるので、サッとなぞるように書いても細くてキレイな線が書けるので力を入れる必要もありません。

ペン先カバーの活用
ペン先カバーを使用することで、摩擦や衝撃からペン先を保護できます。
特に持ち運び時が多い方に効果的です。

次にバッテリーの寿命を伸ばせ
Apple Pencilのバッテリーも、充電を繰り返すことで劣化していきます。
充電するときのちょっとしたコツ
- 過充電・過放電を避ける:
- 充電が完了したら速やかにケーブルを外し、バッテリー残量が0%になる前に充電しましょう。
- 高温多湿を避ける:
- 高温多湿の場所での保管や使用は、バッテリーの劣化を早めます。
- 涼しく乾燥した場所で保管しましょう。
- Bluetoothの管理: 使用しないときは、BluetoothをOFFにする、デバイスリストからApple Pencilの削除をすることでバッテリーの消耗を抑えることが可能です
特にやっかいなのが過放電により使えなくなるパターンです。
Apple Pencilの故障の原因の半分以上が過放電による故障だと思います(残りは寿命など)
過放電については以下の記事がおすすめです。
日頃のメンテナンスも大事
もちろん日々のメンテナンスをすることによって寿命が大きく変わってきます。
面倒でも定期的にメンテナンスをおすすめします。
Apple Pencilのメンテナンス方法は以下です。
- 定期的な清掃:ペン先や充電端子に付着した汚れやホコリは、柔らかい布やエアダスターで優しく拭き取りましょう。
- 適切な保管:使用しないときは、ケースに入れて保管するなど、衝撃や圧力を避けるようにしましょう。
Apple Pencilの交換のサインは?
いくら丁寧に扱っていても、いつかは交換時期がやってきます。
以下のサインが見られたら、交換を検討しましょう。
ペン先の交換の目安
ペン先の交換の目安
- ペン先が摩耗して金属芯が見える
- 書き心地が悪くなった
- ペン先が極端に滑る、または引っかかる。
上のような症状が出たらペン先の交換のサインです。
Apple Pencilのペン先交換は、とても簡単に行えます。
ペン先を回して取り外し、新しいペン先を取り付けるだけです。
価格も数千円で購入できるので、予備で購入しておくとイザという時に役に立ちます。
バッテリー交換の目安
バッテリー交換の目安
- 充電の持ちが悪くなった
- 正常に動作しなくなった
バッテリー交換の目安はこんな感じです。
Apple公式サイトによるとAppleCare+に加入している場合、バッテリー交換は比較的安価に、または無償で受けられることがあります。
もしもAppleCare+に加入していない場合は、本体交換修理になる可能性があります。
バッテリー交換をするか新しいApple Pencilを購入するかの2択になるかと思います。
個人的にはサードパーティ製のApple Pencilを購入しておくのがおすすめです。


今回は以上となります。
Apple Pencilでぜひ素敵なiPadライフをお送りください!
