ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
あのEarFunの名作イヤーカフ型イヤホンClipからEarFun Clip 2が発売されました。

初代のClipに比べてドライバーが12mmのチタンコーティングドライバーに大型化したり、待望のLDACコーデックに対応しました。
さらにマイク性能のアップやワイヤレス充電に対応するなど、大幅進化したモデルになっております。
今回はEarFun Clip 2のレビューです。

- バランスの良い音質で高音質に進化
- 待望のLDACとハイレゾ対応
- 物理ボタン搭載で快適な動作
- 約5.5gの軽量設計で快適な装着感
- 最大40時間の長時間再生
- ワイヤレス充電対応
- 4つのAIマイク搭載で超高音質
- 豊富なイコライザーとゲームモードやシアターモード搭載
- LDACとマルチポイントの併用不可
- 装着検出機能無し
【比較】初代EarFun ClipとEarFun Clip 2の違い

まずは、前作(初代EarFun Clip)からどれほど進化したのか、主要スペックの違いを比較表で確認しましょう。
初代EarFun Clipとスペックの違い

| 比較項目 | EarFun Clip 2 (最新モデル) | EarFun Clip (初代モデル) | 違い・進化のポイント |
| 価格 | 約9,990円(割引あり) | 約5,000〜6,000円 | 高機能化に伴い価格は上昇 |
| ドライバー | 12mm チタンコーティング | 10.8mm カーボンファイバー | 大口径化し、音の解像度と低音が向上 |
| 対応コーデック | SBC / LDAC (ハイレゾ対応) | SBC / AAC | 高音質なLDACに対応(AACは非対応に) |
| Bluetooth | v6.0 | v5.3 | 最新規格により接続の安定性が向上 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 | ケーブルレスで日々の充電が劇的に快適に |
| バッテリー | 11時間 / 40時間(ケース込) | 10時間 / 40時間(ケース込) | イヤホン単体の持ちが1時間アップ |
| マイク性能 | 4基 (AI通話ノイズキャンセリング) | 2基 | 周りの雑音を抑え、通話品質がよりクリアに |
| 重量 (片耳) | 約5.5g | 約5.7g | わずかに軽量化 |
上記がスペックになりますが、見ての通りスペックは大幅進化しました。
ほぼ全ての項目でパワーアップしており、もはや別物レベルの変化に感じます。
ただスペック進化や昨今の物価高により、価格も上がっておりますが1万円以下のイヤーカフ型イヤホンとしては最高クラスの性能と音質には代わりありません。
決定的な3つの進化ポイント

- 音質の劇的な向上: ドライバーが12mmへと大型化し、さらにハイレゾ級の高音質を伝送できる「LDAC」に対応しました。これにより、初代よりも音の透明感や細部の表現力が格段にアップしています。
- 待望のワイヤレス充電対応: 初代最大の弱点とも言えた「ワイヤレス充電非対応」が遂に克服されました。帰宅後に充電パッドに置くだけで済む利便性は絶大です。
- 装着感のブラッシュアップ: ブリッジ(耳を挟む部分)の形状が見直され、柔軟性の高いNi-Ti合金と極軟シリコンを採用。長時間つけていても耳が痛くなりにくい設計へと進化しています。
主な進化ポイントは上記ですが、その他細かいブラッシュアップも多くあります。
ぶっちゃけ初代からの買い替えは超おすすめなので、EarFunの音質が気に入ってる人は買いだと思います。
特に音質の傾向はあまり変わらずに音の表現力や高音質性能が大幅にアップしました。
ゴーゴーシンゴ初代からの買い替えもありですよ
EarFun Clip 2の実機外観


ここからはEarFun Clip 2の実機外観です。
まず付属品は本体の他にケーブルとユーザーマニュアルなどの保証書でした。
特に保証は充実していて、製品登録をすると24か月保証や24時間サービスサポート、18か月返品対応など業界最高峰のサポートです。
ここまで保証が充実しているので購入後でも安心して使えると思います。


ケーブルは充電器側がUSB-A端子でイヤホンは側がUSB-C端子です。
ワイヤレス充電も使えるのでケーブル不要でも充電可能。


ケースは初代から比べてより楕円形の横長の形に変わりました。
丸みがあり、握りやすい形状だと思います。
中央部にはメーカーロゴとLEDインジケーターを搭載。
カラーはホワイトとブラックの2色展開です。


底面はUSB-C端子とリセット/ペアリングボタンを搭載。


背面はシンプルな見た目ですね。
パット見はカナル型イヤホンのケースと同じような印象です。


ケースを開くとこんな感じで、ブリッジ部分が指でつまみやすくなっているので取り出しやすくて使いやすいです。
ブリッジは1万人以上の耳型データを基に開発した「C型ブリッジ」を採用。
C型ブリッジ表面には硬度40度以上の軟質シリコンと0.5mm厚のニッケルチタン形状記憶合金を使用し、耳に優しくフィット。20,000回の開閉耐久テストをクリアした耐久性に優れた設計になっております。


ケースの内部はこんな感じです。
注意点としては左右の区別のあるイヤホンになっておりますので、L,R通りにしまう必要があります。


ドライバーはチタン製12mm径ダイナミックドライバーを採用し初代よりも大型化しております。
さらにマイクも4基 (AI通話ノイズキャンセリング)搭載するなど、通話性能も大幅にアップしました。


あとは音が出るサウンドポート部分も楕円形に変化して、より音が反響するような設計に変化しました。
サウンドポートの横には物理ボタンを搭載しており、確実な操作感を得られます。


ケース込みの重さは49gとイヤーカフ型イヤホンとしては少し軽めです。
この軽量さが持ち運びの良さに繋がります。


イヤホンは11g(片耳5.5g)と非常に軽量です。
ほぼ付けてる感のないピアスのような付け心地で長時間付けても不快感をほとんど感じません。
EarFun Clip 2使用レビュー
ここからは、実際にEarFun Clip 2を使用して感じたメリットを深掘りしていきます。
- 音質はクリアで中高音域の優秀さが目立つ
- イヤーカフ型×LDAC対応がもたらすクリアな高音質
- 物凄い豊富なイコライザー
- シアターモードやゲーム音響効果モードなどの豊富な特殊モードを搭載
- マイク音声は非常に良い
- 物理ボタン対応でミスタッチが無い
- 軽いので空気のような装着感
- イヤホンには珍しい低消費電力モードあり
- 待望のワイヤレス充電に対応
- AI翻訳機能はまだ実装されていない
音質はクリアで中高音域の優秀さが目立つ
音質については中高音域の厚みがあるバランス型の音質です。
昔のイヤーカフ型特有の低音スカスカと言う事もなく、低音もある程度響かせる駆動力も健在。
この辺は初代と同じような印象で、もはやイヤーカフ型とカナル型の低音の貧弱さの境目も感じなくなっております。
良かった点は中高音域の大幅な改良です。
12mmチタンドライバーと改良されたサウンドポートにより、中音域のボーカル領域の圧倒的な明瞭さと高音域のクリアな伸びがさらに磨かれました。
聞いていて音質に不満を持つこともないし、とにかく聴き疲れのしないクリアな音質なので使っていて気持ちが良いですね。
初代も1万円以下のイヤーカフ型としては優秀でしたが、ライバル機がどんどん発売されて気づけば音質も普通くらいになってましたが、Clip 2になって1万円以下No.1音質に返り咲いた印象です。
もちろん他社の高価格帯なイヤーカフ型、例えばHUAWEI FreeClip 2などに比べると解像感や音の臨場感や質感は劣りますがこの価格帯では無双できそうなくらいの音質だとは思います。
イヤーカフ型×LDAC対応がもたらすクリアな高音質


待望のLDACコーデックに対応したのも良い点でした。
12mmのデュアル磁気チタンドライバーとLDACの組み合わせは、オープンイヤー型としては驚くほどクリアなサウンドになっております。
実際にLDACをオンにすると音の緻密さが凝縮されて、締まりのある高音質に変化しました。
特にボーカルの息遣いや楽器の分離感がしっかりと表現されており、BoseやShokzなどの数万円するハイエンド機と比べても、価格差ほどの音質の差は感じません。
物凄い豊富なイコライザー






EarFun Clip 2で利用可能なイコライザー(EQ)設定は、専用の「EarFun Audio」アプリからアクセスでき、主に以下の種類が用意されています。
特にオープンイヤー型という特性上、低音を補う設定や、空間の広がりを感じさせるモードが充実しているのが特徴です。
プリセットイコライザー(ジャンル・音質別)
- デフォルト(Default Sound):標準的なバランス
- ロック(Rock)
- ポップ(Pop)
- カントリー(Country)
- R&B
- クラシック(Classical)
- ジャズ(Jazz)
- フォーク(Folk)
- 低音ブースト(Bass Boost):オープンイヤーの弱点である低音を強化
- 高音ブースト(Treble Boost)
- 低音を弱める(Bass Reducer)
- 高音を弱める(Treble Reducer)
- ボーカル強調(Vocal Enhancement)
- ボーカルを弱める(Vocal Attenuation)
こんな感じで種類がめちゃくちゃ多くて、Ear Funの本気度がヤバいです。
ただイコライザーが多すぎると選ぶのが大変なのがデメリットではありますが、プリセットでここまで用意されているので好みの音が必ず見つかります。
ただし本機の味付けが比較的フラットな為、イコライザーで音の変化を楽しむ調整はアリかと思います。


もちろんカスタムイコライザーや適応型音響効果テストによる個人の聞きやすい周波数帯に合わせた聴力検査方式のイコライザーも搭載されております。
シアターモードやゲーム音響効果モードなどの豊富な特殊モードを搭載


モードも豊富でさまざまなモードがあるので万能感がハンパないです。
まずはゲームモードです。
ゲームモードは遅延を抑える(低遅延モード)なので、ある程度のゲームでも使えると思いますが僕がイヤホンをつけながらゲームをしないので、効果はよく分かりません。


さらにゲーム音響効果モード(Game Sound Effects Mode)もあり足音などの環境音を強調するらしいです。
FPSなどで周囲の足跡を聞くやすくするのでしょうか?
たぶんガチ勢は有線イヤホンでプレイすると思いますが、無線でもカジュアルプレイでFPSをしたい方によいかもしれません。
その他、シアターモード(Theater Mode)もありこれはおすすめでした。
シアターモードは音場を広げ、映画鑑賞などの没入感を高めるモードでNetflixやYoutubeで動画を見る時に非常に良かったです。
ぶっちゃけこのモードが1番使えるモードのような気がしてます。
最後にプライバシーモード(Privacy Mode)は音量を抑えつつ音漏れを軽減するモードです。
おそらく音圧も少し下がっているので、静かな環境で音漏れを軽減したい時に使うのだと思います。
ただ音漏れに関しては普通の音量で聞けばそこまでは気になりませんでした。
マイク音声は非常に良い
マイクは4基 (AI通話ノイズキャンセリング)搭載で嘘みたいに良かったです。
こちらの音声はエアコンと扇風機のあるノイズまみれの環境で録音しましたが、全くと言っていいほどホワイトノイズが乗りませんでした。
マジで「嘘だろって」思うくらいにマイク音質が良かったので在宅ワークやテレワーク、オンライン授業などマイクを使う用のイヤホンとしてめちゃくちゃおすすめいたします。
物理ボタン対応でミスタッチが無い


EarFun Clip 2は物理ボタンにも対応しており、タッチセンサーと違って誤爆もしづらく使いやすかったです。
デフォルトの操作は以下の通りです。
EarFun Clip 2のデフォルトのタッチコントロール操作一覧をまとめました。
EarFunの製品は、専用アプリ「EarFun Audio」を使用することで、これらの操作を自分好みにカスタマイズすることも可能です。
音楽再生・コントロール
| 操作 | 左側 (L) | 右側 (R) |
| 1回タップ | 音量を下げる | 音量を上げる |
| 2回タップ | 再生 / 一時停止 | 再生 / 一時停止 |
| 3回タップ | 前の曲へ戻る | 次の曲へ送る |
| 2秒長押し | ボイスアシスタント起動 | ゲームモード (低遅延) 切替 |
デフォルトだと左右それぞれの別の動作が割り当てられております。
タップ数や長押しなどで動作が変わりますが、少し複雑なので覚えるまでに時間が掛かります。
ただタッチセンサーと比べて2回や3回押しの成功率が圧倒的に良いのである程度の動作はスマホレスで操作できて快適でした。
EarFun Clip 2には装着検出機能がないため、耳から外しても自動で停止はしません。
通話操作
| 操作 | 左右共通 (L/R) |
| 2回タップ | 電話に出る / 通話を終了する |
| 2秒長押し | 着信を拒否する |
| 2秒長押し (通話中) | 別の着信への切り替え / 現在の通話を保留 |
通話時の操作はこんな感じになります。
誤って1回押しても通話終了されないので、誤操作に配慮がされております。
またそれぞれの操作もアプリから「1回タップで何も反応しないようにする(誤操作防止)」や「長押しに音量調節を割り当てる」といった変更も可能です。
軽いので空気のような装着感


片耳わずか約5.5gという軽さに加え、計算されたC型ブリッジのおかげで、耳たぶにフワッと乗っているような感覚です。
ほぼほぼ圧迫感がなく、メガネやサングラスのツルとも干渉しないため、デスクワークや家事をしながらの「ながら聴き」に最適です。
数多くのイヤーカフ型のイヤホンを装着してきましたが、装着感や長時間の快適性はトップクラスに良かったです。
マルチポイント対応ただしLDACとの併用は不可


2台の端末に同時接続できる「マルチポイント」に対応しているため、PCでWeb会議をした直後に、スマホで音楽を聴き始めるといったシームレスな切り替えが可能です。
ただしLDACとの併用はできないので、特にAndroidスマホの場合は影響があります。
僕の場合はAndroidスマホで使用しているので、マルチポイントよりもLDACを優先しておりますが音質の満足度が高いのでマルチポイントとLDAC併用のデメリットは特に感じておりません。
またiPhoneユーザーならマルチポイントはオンにしておいても、そもそもLDACを使えないので問題はありません。
イヤホンには珍しい低消費電力モードあり


面白いと思ったのがイヤホンなのにスマホのような低消費電力モードがありました。
バッテリ持続時間が25%伸びる代わりに音量が3dB低下するとのことです。
まあ、あまり使わないかなと言った印象でよっぽど充電が少ないか充電し忘れた時に仕方なく使う緊急手段だとは思います。
そもそもバッテリーはケース込みで40時間、単体でも11時間再生できるので充電持ちは結構良いです。
待望のワイヤレス充電に対応


初代のEarFun Clipを使っていて残念だったワイヤレス充電ですが、EarFun Clip 2でついに対応しました。
ここではライバルの某Sピース社と差がついたので、ワイヤレス充電対応は待望だと思います。
AI翻訳機能はまだ実装されていない
ユニークな機能として「AI翻訳機能」が搭載されるらしいのです。
アプリを通して100以上の言語をリアルタイムで翻訳することが可能とのこと。
ただし記事執筆時点ではまだ実装されていなかったので、よく分かりませんでした。
購入前に知っておくべきデメリット・注意点
絶賛ポイントが多いEarFun Clip 2ですが、購入前に理解しておくべき懸念点もあります。
デフォルト設定だと高音が刺さりやすい
箱出しのデフォルト状態では、チューニングが高音寄り(シャリシャリ感)に設定されています。
そのまま大音量で聴くと耳が疲れやすいため、専用アプリのEQで高音を少し抑え、低音を持ち上げる設定を行うほうがよいかもしれません。
ただしずっと聞いていると慣れてきますのでデフォルトでも良い音かとは思います。
iOS(iPhone)ユーザーはLDACの恩恵を受けられない
本機は高音質コーデックの「LDAC」に対応していますが、iPhoneはLDACに対応していません。
iPhoneユーザーは標準の「SBC」での接続となるため、Androidユーザーほどの音質向上の恩恵は受けられない点に注意が必要です(※AACは非対応です)。
EarFun Clip 2に関するよくある質問
ここではEarFun Clip 2の疑問や質問に答えていきますね。
EarFun Clip 2購入がおすすめの人


EarFun Clip 2は、初代の弱点をしっかりと潰し、トレンドの機能を全て詰め込んだ「アンダー1万円のイヤーカフ型イヤホンの最適解」と言える完成度に感じました。
特に以下の人におすすめです。
▼こんな人におすすめ!
- 1万円以下の予算で、音質の良いオープンイヤー型を探している人
- Androidスマホを使っていて、LDACの高音質を楽しみたい人
- イヤホンにワイヤレス充電機能は必須だと考えている人
- 長時間のデスクワークや家事で「ながら聴き」をしたい人
- マイク性能の高いイヤホンが欲しい人
こんな方は満足するかと思います。
ぶっちゃけほぼ欠点の無い万能機なのでメインでもサブ機でも行ける完成度です。
(まとめ)EarFun Clip 2レビュー
以上がEarFun Clip 2のレビューでした。
初代の完成度も高かったのですが、時間が経つにつれてライバル機に負けている印象でした。
2代目になって弱点を潰してきて、もはや万能機に仕上がった印象です。
個人的に2026年のベストバイ候補の良さに感じております。








-Webサイト-300x169.png)




コメント