ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
ASUSからROGブランド設立20周年を記念し、2026年10月16日にフラッグシップモデルROG XBOX Ally X20が発売されました。

前モデルからあらゆる面で大幅な進化を遂げた本機は、ポータブル機としては最高峰クラスとなるAMD Ryzen™ AI Z2 Extremeプロセッサを搭載し、重いAAAタイトルも動作するパワーを秘めています。
特に注目すべき進化ポイントは以下の3点です。
- 息を呑む映像美:シリーズ初となる7.4型「有機EL(OLED)ディスプレイ」を採用し、HDR 1400認証の漆黒と鮮やかな色彩で圧倒的な没入感を実現。
- 極限まで高められた操作性:経年劣化によるドリフトを防ぐ「TMRジョイスティック」や、格闘ゲームにも最適な4/8方向切り替え対応の「可変式D-Pad」を新搭載。
- シームレスなゲーム体験:電源を入れると瞬時にゲームライブラリへアクセスできる「XBOX MODE」を採用し、より家庭用ゲーム機に近い手軽さと快適さを提供
さすが20周年と言う事もあって気合入りまくりですが、昨今のメモリ、SSD高騰でお値段もプレミアム価格になっております。
今回はROG XBOX Ally X20を先行で1ヶ月ばかりお借りしてじっくり使ったので、ライトゲーマー目線ですがレビューいたします。

- 7.4型有機EL(OLED)ディスプレイを搭載し、圧倒的な映像美と没入感
- TMRジョイスティックによる高精度な操作性と耐久性
- XBOX MODEボタン搭載で即ゲームを始められる
- 再設計されたデュアルファンにより排熱効率が体感できるくらい良い
- 80Whの大容量バッテリー搭載で電池持ちも良くなってる
- HDハプティクスによるゲーム体験の良さ
- 本体重量が約756gと前モデル(715g)よりも重い
- プロセッサーとメモリが前モデルから変化無し
- 約258,800円の価格をどこまで許容できるか
ゴーゴーシンゴ前モデルからフルモデルチェンジの勢いで良くなってます!あとは価格よ、、、
ROG XBOX Ally X20の基本スペック


まずは、気になるROG XBOX Ally X20の基本スペックをまとめました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| プロセッサ | AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme (8コア/16スレッド) |
| メモリ | 24GB LPDDR5X 8000Mhz |
| ストレージ | 1TB PCIe Gen4 M.2 2280 SSD |
| ディスプレイ | 7.4型 有機EL (120Hz / 応答速度0.2ms) |
| バッテリー | 80Wh |
| 重量 | 約756g |
| インターフェース | USB4 (Type-C)、USB3.2 (Type-C)、microSDカードリーダーなど |
| 実売価格 | 258,800円前後 |
スペックはプロセッサーやメモリこそ同じで、スペック表にすると違いを感じづらいと正直思います。
ただし1ヶ月程度お借りして、ゲームをしましたが明らかにゲーム体験が向上しました。
大きく体感できるのが、映像のキレイさとコントローラーの良さ、排熱と電池持ちの向上です。
もちろん見た目も黒×金になっているので、ビジュアル面も違いを体感できるはず。
実際に使うと前作よりも全然良くなってるじゃんって思う商品に感じます。
ROG XBOX Ally X20の実機外観


まずはROG XBOX Ally X20の実機外観を紹介します。
ノーマルモデルの付属品は以下のようになっております。
- ACアダプター(USB Type-C PD対応)
- スタンド
- 取扱説明書(クイックスタートガイド)、保証書
シンプルですが、本体に電池が内蔵されているのでスマホと同じように本体だけあれば大丈夫だったりします。


また、特別モデルである「ROG XBOX ALLY X20 BUNDLE」の付属品は以下のようになってます。
- ペリカン製プロテクターケース
- dbrand製 Killswitch(保護ケース)
- dbrand製 トラベルハードカバー
- dbrand製 スキンシール
- dbrand製 ROGロゴ入りフリーク
- ゲーミングARグラス「ROG XREAL R1 Edition 20」
普通にペリカン製のケースとかXREALのARグラスまで付いてくる意味不明な内容で凄いです。


見た目はスケルトンボディと黒×金のシックかつゴージャスな見た目になっております。
なぜROGと言えば赤のイメージなのに、金になったのかと発表会で聞いたところ「20周年だからスペシャル感を出したかった」とのことでした。


大きさのイメージはこんな感じでiPhoneと比べても圧倒的に大きいし、重さも4倍くらいあるので完全に別物です。
当然ポケットにも入らないので、持ち運びはカバンが必須です。


上部はこんな感じで、よく使うのは電源ボタンや音量の上げ下げボタンになると思います。


上部には2つのUSB Type-Cポートが搭載されていますが、通信速度と対応規格に違いがあります
- USB4 (Type-C) ポート Thunderbolt™ 4互換の超高速ポートです。DisplayPort 2.1による映像出力と、Power Delivery 3.0 (PD 3.0) による給電に対応しています。外付けGPU(eGPU)や超高速な外部SSD、高解像度モニターなど、圧倒的な転送速度が求められるハイエンドな周辺機器の接続に最適です。
- USB3.2 Gen2 (Type-C) ポート こちらもDisplayPort 2.1による映像出力とPD 3.0による給電に対応しています。充電ケーブルや一般的なUSBハブ、マウス、キーボードなど、標準的な周辺機器の接続に向いています。
どちらのポートも充電に対応しているので、充電しながら外部ディスプレイに出力したり、ARグラスに接続したりすることができます。


あとはmicroSDカードにも対応しております。
内蔵SSDは1TBありますが、昨今のAAAタイトルだと容量がアホみたいに大きいので外部ストレージを使えるのは拡張性の意味でありがたいです。


背面はメッシュになっており、排熱性を重視しております。
あと隠れミッキー的に隠れROGデザインみたいになってます(プレイしてる本人が見ることは無いけど)


背面上部にはデュアルファンを搭載。
吹き出し口も多く取られており、排熱対策は万全と言った感じ。


見えづらいけど、背面にもトリガーボタンがありボタン割り当てでもゲームによっては使えたりします。


ボタン操作はクリック感と反発感が強めで、まるでメカニカルキーボードを打っているかのような打鍵感があります。
L,Rボタンも押し込み感が体感しやすいので、ゲームやってる感があって良いですね。
総評としてデザインが黒金×スケルトンで使ってない時も見ていてニヤニヤできるクオリティーになっておりました。
使ってわかった!ROG XBOX Ally X20のメリット
ここからはROG XBOX Ally X20を実際に使って良かった点を紹介します。
- 圧倒的な映像美!7.4型有機EL (OLED) ディスプレイ
- 操作性が劇的に向上したジョイスティックと可変式D-Pad
- 快適なXBOX MODE
- 長時間駆動を支える大容量80Whバッテリーと優れた省電力性
- ファンの排熱が良く、本体が熱くなりづらい冷却システム
- Armoury Crate SEで切り替える3つの動作モード(TDP)
- まるでPS5のDualSense!没入感を高めるHDハプティクスによる精細な振動機能
圧倒的な映像美!7.4型有機EL (OLED) ディスプレイ


個人的に一番感動したのがこのディスプレイです。
普段から4Kディスプレイやカメラのファインダーを覗いている身としても、このOLEDパネルの出来は良いです。。
HDR 1400認証とDolby Vision対応により、漆黒と鮮やかなハイライトのコントラストが素晴らしく、息を呑むようなシネマティックカラーを実現しています。
後述するバイオハザードなどのホラーゲームも黒の引き締まりが素晴らしくて、スマホなんかでやるよりも圧倒的な映像美と迫力を感じます。


ベゼルも約60%縮小され、7.4型へと大画面化したことで、ゲームの世界への没入感が段違に感じました。
操作性が劇的に向上したジョイスティックと可変式D-Pad


キーボードなどの入力デバイスの打鍵感にはかなりこだわってるタイプですが、今回のアップデートはマジやばです。
TMRジョイスティックの採用により経年劣化によるドリフトを防ぎ、デッドゾーンを3%低減したことで、微細な操作も正確に反映されます。
例えばForzaなどのカーレースゲームでもドリフトの際の逆キャンセルカーソルや絶妙なコントローリングも体感できます。


さらに、タイトルに合わせて4方向と8方向を切り替えられる「可変式D-Pad」は、ストリートファイターなどの格闘ゲームなどのコマンド入力において非常に実用的です。
再設計されたABXYボタンも、約90gの強さで心地よく正確に入力可能になっています。


スペックには現れない部分ですが、ジョイスティック、十字キー、ボタンは前機種のROG Xbox Ally X (2025)よりも圧倒的に進化していました。
快適なXBOX MODE


電源を入れると直接フルスクリーンでXBOXアプリが起動するXBOX MODEを搭載しており、Windows環境にリソースを割かずにハイパフォーマンスでプレイできる手軽さがあります。
今作はゲームを集中するのに全振りしてる仕様に感じて、Windowsモードに変更は出来ますがデフォルトはゲームモードになっており、ほとんどWindows PC感を感じません。
また裏で起動しているアプリをLB/RBボタンでシームレスに切り替えられるのも便利でした。
さらに、80Whという大容量バッテリーを搭載しているため、外出先でも時間を忘れてプレイできます。
長時間駆動を支える大容量80Whバッテリーと優れた省電力性


ポータブルゲーミングPCの最大の課題と言える「電池持ち」について、想像以上に進化していました。
主な特徴はこんな感じ。
- 80Whの大容量バッテリーを搭載:本体には80Whという非常に大容量なバッテリーが搭載されており、電源のない外出先や移動中でも長時間のゲームプレイが可能です。
- プロセッサの高い省電力性:搭載されている「AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme」プロセッサは、AAAゲームタイトルを動かす高いパフォーマンスを誇りながらも省電力性に優れており、長時間の駆動を可能にしています。
- パーツ単位でのバッテリー制御:新しく採用されたTMRジョイスティックは、入力精度が高いだけでなく消費電力を75%削減しており、デバイス全体として圧倒的なバッテリー制御を実現しています。
- 充電・給電しながらの拡張性:本体上部にはUSB4 (Type-C) とUSB3.2 (Type-C) の2つのポートが搭載されています。これにより、モバイルバッテリーやACアダプターで本体に給電しながらでも、空いたもう一つのポートに別のデバイスを接続して快適に遊ぶことができます。
公式のカタログスペック(JEITA 3.0測定法)によると、動画再生時で約14.0時間、アイドル時で約25.7時間という驚異的な長寿命を誇ります。
実際に僕も1日中外に持ち出して使っておりましたが、そこまで重いゲームでも無ければ電池が無くなる心配も少ないと感じます。
またもしも電池が少なくなったら、USB-Type-Cケーブルをスマホと共用して使えるので充電問題もありませんでした。
ファンの排熱が良く、本体が熱くなりづらい冷却システム


ハイエンドなポータブルゲーミングPCでありがちな「本体の発熱」や「排熱性能」についても、レベルが高かったです。
個人的に感じたのは全然うるさくなく、しかも熱くなりづらい。
以下が本機の特徴です。
- 進化したインテリジェントクーリングシステム:ROG XBOX Ally X20のために再設計されたデュアルファンが搭載されています。
- ダイレクト冷却エアチャネル:プロセッサ専用の「ダイレクト冷却エアチャネル」を備えており、新鮮な空気をプロセッサへ直接送り込む構造になっています。
- 熱効率の最大化と快適な操作:これらの優れた排熱システムにより熱効率が最大化されており、高負荷なゲームをプレイしても安定した動作を維持します。本体が熱くなりづらいため、快適にタッチスクリーン操作を行えます。
- ゲーム音を邪魔しない静音性:これだけの冷却性能を持ちながら、ファンノイズは30dBと非常に静かなレベルに抑えられているため、プレイ中の没入感を妨げません。
特にディアルファンが強力で、ゲーミングPCで言うフロント、リアファンのように強力な空力システムで本体を冷却します。
またファンも大型ファンなので、高回転になってもそこまでうるさくありません。
Armoury Crate SEで切り替える3つの動作モード(TDP)


独自のユーティリティアプリ「Armoury Crate SE (ACSE)」を通じて、ゲームの重さやバッテリー残量に合わせて動作モード(オペレーティングモード)をワンタッチで切り替えることができます。
モードに応じてプロセッサのTDP(熱設計電力/ワット数)が変動するため、シチュエーションに合わせて使い分けるのが長く遊ぶコツです。
ターボ (Turbo) モード:最高画質でAAAタイトルを遊ぶならコレ
- 消費電力(TDP):バッテリー駆動時 約25W / AC電源接続時 30W
- 向いているシーン:自宅でACアダプターに接続している時、とにかく最高フレームレートと高画質で重い3Dゲームを遊びたい時。
- 特徴:Ryzen™ AI Z2 Extremeの性能を最大限に引き出すフルパワーモードです。AC電源を接続すると30Wまで上限が解放され、ポータブル機とは思えないパフォーマンスを発揮します。ただし、バッテリー駆動時は電池の消費が最も激しくなります。
パフォーマンスモード:外出先のメインとなるバランス設定


- 消費電力(TDP):約15W〜17W
- 向いているシーン:外出先でのゲームプレイ、画質設定を少し落としてでもバッテリーを持たせたい時。
- 特徴:描画の滑らかさとバッテリー消費のバランスが最も取れた、ROG Allyシリーズの基本となるモードです。モバイルバッテリーを併用したり、適度にゲーム内設定を調整することで、外出先でも数時間以上の安定したプレイができます。
サイレントモード:軽いゲームや動画視聴を静かに楽しむ
- 消費電力(TDP):約9W〜13W
- 向いているシーン:2Dアクションやインディーゲームなどの軽いタイトル、ブラウジング、動画視聴時。
- 特徴:消費電力を大きく抑え、冷却ファンの回転音も極限まで静かになる省電力モードです。バッテリーの減りが劇的に遅くなるため、『Hollow Knight: Silksong』のような2Dゲームや、レトロゲームなどをダラダラと寝転がって長時間プレイするのに最適です。
玄人向けのマニュアルモードもある
上記3つのプリセットに加えて手動(マニュアル)モードも設定可能です。
たとえば「パフォーマンスモード(15W)だと少しカクつくけど、ターボ(25W)だと電池が減りすぎる…」という場合に、手動で18W〜20W前後に微調整することで、自分だけの最適解を見つけることができます。
僕はほぼターボモードで使っておりましたが、電池持ちとパフォーマンスを最大限に活かせるプロ向けのモードに感じます。
まるでPS5のDualSense!没入感を高めるHDハプティクスによる精細な振動機能


ポータブル機とは思えないリッチなゲーム体験を生み出しているのが、本体に搭載されたHDハプティクス機能です。
ただ単に「ブルブルと震える」だけの従来の振動とは異なり、PS5のDualSenseコントローラーのように、ゲーム内の銃の反動や、剣がぶつかり合う衝撃、さらにはレーシングゲームでの路面のデコボコ感まで、繊細かつリアルな振動として手のひらに伝えてくれます。
7.4型有機ELディスプレイの圧倒的な映像美とこの高精細な振動フィードバックが合わさることで、ゲームの世界に直接入り込んだような極上の没入感を味わうことができました。
僕のようなPS5民がゲーパスに移行した際も違和感なくプレイできるのはメリットだと感じます。
購入前に知っておきたいROG XBOX Ally X20のデメリット
ここでは逆にROG XBOX Ally X20の注意点も紹介しておきますね。
- 重量約756gは、長時間の手持ちには少し重い
- 横幅が大きいので手が小さい女性などは厳しいかも
- プレミアムな価格設定
- MacユーザーのWindowsサブ機としては使いづらい(あくまでゲーム特化)
重量約756gは、長時間の手持ちには少し重い


妥協のない性能と大容量バッテリーを詰め込んだ代償として、本体重量は約756gとなっています。
従来のポータブル機と比べるとずっしりとした重みを感じるため、仰向けで長時間プレイすると腕が死にます。
てか普通に顔面に落下して、下手したら液晶が割れる恐れがあります。
付属のスタンドに立てて机に置いてプレイしたり、上部にある豊富なUSB Type-Cポートを活用して外部モニターに出力するなど、プレイスタイルを工夫するのが前提だと思います。
横幅が大きく、手が小さい女性には少し厳しいかも


7.4型の大画面ディスプレイを搭載していることもあり、本体の寸法は幅300mm × 奥行き121.1mm × 高さ51.3mmと、横幅がジャスト30cmに達します。
実際に知り合いの女性に本機を持ってもらい、少しプレイを試してもらったのですが、「画面が大きくて迫力がある分、左右のスティックやボタンが少し遠くて、ずっと握っていると指が疲れそう」という率直な感想がありました。
手が小さめの方にとっては、約756gというずっしりとした重量も相まって、空中で手持ちのまま長時間プレイするのは難しそうな印象でした。


てか普通に男性でも空中に浮かせてプレイするのは無理です。
そうした場合は、膝の上やデスクにクッションを置いて本体の重さを逃がしながらプレイするか、上部のType-Cポートから外部モニターに出力し、お気に入りの外部コントローラーを使って遊ぶといった工夫が必要かと思います。
特に電車内などでは膝の上にリュックなどの荷物の上に載せて、ある程度高さを出さないとプレイしづらかったです。
プレミアムな価格設定
市場の実売価格で約258,800円前後となっており、携帯ゲーム機としてはかなり高額な部類に入ります。
昨今のメモリ、SSD高騰、円安などでずいぶんと高くなりました。
いつでもどこでも高品質ディスプレイでゲームができるのはゲーマーにとっては夢のようなデバイスですが、ゲーミングPCも買える値段なのでどうするか迷う所であります。
MacユーザーのWindowsサブ機としては使いづらい(あくまでゲーム特化)


普段MacをメインPCとして使っている方の中には、「せっかく中身がWindows 11なのだから、外出先でのちょっとしたWindows用サブ機(事務作業やブラウジング用)としても便利に使えるのでは?」と期待する方もいるかもしれません(僕です)
しかし、結論から言うとその用途にはあまりおすすめできません。
本機はあくまでゲーム体験に特化したデバイスとして設計されています。
電源を入れると通常のWindowsデスクトップではなく、ゲームに最適化された「XBOX MODE」がダイレクトに起動します。
もちろん、画面を下から上にスワイプしたりXBOXボタンを長押しすることでWindowsのデスクトップ画面に切り替えることは可能です。


しかし、7.4型のタッチパネルで細かなWindowsのファイル操作等を行うのは快適とは言えません。
あとは横に細長いので、ブラウジング等も全然快適ではありません。
さらに本機は、よりハイパフォーマンスでゲームをプレイするために、あえてWindows環境へリソースを割かない仕様になっています。
お気に入りの外部キーボードやマウスを接続すれば作業自体は可能ですが、「仕事やブログ執筆もできるWindowsサブ機」という期待を持たず、純粋に最高峰の携帯ゲーミング機として割り切って購入するのが正解です。
ROG XBOX Ally X20:ゲームタイトル別プレイレビュー
ここではROG XBOX Ally X20で人気ゲームをプレイした個人的な感想をメモしておきましたので紹介します。
僕の場合はFPSや高難度のアクションゲームはしないので、ライト〜ミドルゲーマーくらいだと思います。
『バイオハザード RE:3』:有機ELの「真の黒」が恐怖と没入感を極限まで引き上げる


- 暗闇のリアルな階調表現:液晶特有の黒浮きがなく、DisplayHDR 1400認証とDolby Visionのハイダイナミックレンジにより、暗闇や懐中電灯の光が鮮烈に描かれる。
- 狙いやすいエイム操作:非接触式のTMRジョイスティックは微細なスティックの倒し込みを正確に検知するため、弱点狙いのエイムがスムーズに行える。
『Forza Horizon 5』:高リフレッシュレートと広大なオープンワールドの相性が抜群


- 残像感のないスピード体験:120Hzのリフレッシュレートと0.2msという極めて高速な応答速度により、超高速走行時でも景色やライバル車がブレずにクッキリと視認できる。
- 長時間の快適なハンドリング:新しく採用された高品質なラバーグリップとROGエンボス加工により、連続するコーナリングでも指先や手のひらが滑ることなく確実なコントロールが可能。
『ドラゴンボール ゼノバース2』:可変式D-Padと高速ABXYボタンで激しい連打も安心


- 素早いコマンド入力と疲れにくさ:約90gの押し込み圧で再設計されたABXYボタンは指馴染みが良く、連続したコンボ入力でも指が疲れない。
- 斜め入力の精度向上:可変式D-Padを8方向入力レイアウトに設定することで、格闘アクション特有のステップや複合コマンドも入力抜けすることなく正確に発動できる。
『龍が如く8』:サッと起動できるのでレベル上げがはかどる


- 鮮やかなシネマティックカラー:日差しの強い街並みが、最大輝度1400nits・高色域の有機ELによって極めて色鮮やかに再現される。Corning DXCガラスによる反射カット加工で画面が非常に見やすい。
- XBOX MODEの軽快さ:電源を入れるとダイレクトでゲームプレイに戻れるため、物語の続きを少しだけ進めたい時やレベル上げなど手軽に起動できる。
前モデルROG Xbox Ally X (2025)との比較:買い替えるべき?


ここで、多くの方が気になっているであろう2025年発売の前モデルROG XBOX Ally X と、今回の20周年モデル「ROG XBOX Ally X20 (RC74XA)」の違いを比較してみます。
買い替えを検討している方は参考にしてくださいね。
主要スペック比較表
| 項目 | ROG XBOX Ally X20 (RC74XA) | ROG XBOX Ally X (RC73XA) |
| ディスプレイ | 7.4型 有機EL (OLED) / ROG Nebula HDR | 7型 IPS液晶 |
| 最大輝度 | Peak 1400 nits | 500 nits |
| 操作系 | TMRジョイスティック、可変式D-Pad、再設計されたABXYボタン | (記載なし:従来型) |
| カードリーダー | microSD Express対応 | UHS-II microSD対応 |
| 本体重量 | 756g (80Whバッテリー搭載) | 715g (80Whバッテリー搭載) |
| デザイン | トランスルーセントブラック (20周年記念デザイン) | (記載なし:通常デザイン) |
使ってわかった「X20」の大きな進化ポイント
- ディスプレイの大画面化と有機EL化による圧倒的進化 最大の進化はやはりディスプレイです。前モデルの7インチIPS液晶(500 nits)から、ベゼルを縮小して7.4インチ有機EL(ピーク輝度1400 nits)へと大幅にアップグレードされました。コントラスト比や発色の良さは比較にならないほど向上しており、普段から良質なモニターに触れているゲーマーなら一目で違いがわかるはずです。
- 極まる操作性と高速インターフェース X20には、高精度でドリフトしにくい「TMRジョイスティック」や、ゲームに合わせて十字・斜め入力を最適化できる「可変式D-Pad」、そして再設計されたABXYボタンが新しく採用されました。さらに、microSDカードリーダーもより高速な「microSD Express」に対応したことで、拡張ストレージでのゲームロード時間短縮に期待が持てます。
- 重量の変化について バッテリー容量はどちらも80Whで据え置きですが、画面サイズの拡大や操作系の重厚なアップデートに伴い、本体重量は715gから756gへと約41g重くなっています。携帯機において40gの差は手に持った際に違いを感じますが、それを補って余りある没入感と操作性の向上がX20には詰め込まれています。
買い替えるべき?
結論から言うと、「ディスプレイの映像美」と「操作性の完璧さ」にどこまで価値を見出すかが買い替えの判断基準になります。
仕様表からも分かる通り、プロセッサー(AMD Ryzen™ AI Z2 Extreme)や24GBの大容量メモリといった根幹の処理性能は前モデルから据え置きです。
そのため、純粋なゲームのフレームレートや処理速度自体に劇的な変化はありません。
しかし、7.4型有機ELがもたらす「漆黒と鮮やかな色彩」や、経年劣化によるドリフトの不安を解消するTMRジョイスティック、そして入力精度の高い可変式D-Padなど、プレイヤーが直接触れて感じるゲーム体験の質は別次元に進化しています。
前モデルの液晶ディスプレイやスティックの操作感に少しでも物足りなさを感じている方や、常に最高峰の環境でプレイしたい方なら、買い替える価値があると思います。
逆に、現在のグラフィックやパフォーマンスに満足しており、少しでも軽い端末(前モデルは715g)を好む方は、そのまま前モデルを使い続けるのも賢明な選択と言えます。



ぶっちゃけ買えるなら欲しいってのが結論
ROG XBOX Ally X20に関するよくある質問(FAQ)


ここではROG XBOX Ally X20に関する、読者の皆様から寄せられそうな疑問点をピックアップしてまとめました。
まとめ:ROG XBOX Ally X20はどんな人におすすめ?


以上がROG XBOX Ally X20のレビューでした。
最初はデザインが少し変わったくらいかな?って思ってましたが、中身も外見も体感できるくらい変わってました。
特に有機ELディスプレイの没入感とTMRジョイスティックの組み合わせがヤバいです。
任天堂Switchとかとは比較にならないくらい、アーケードでやるようなゲーム体験が外出先でもできます。
ゲーマーの方はぜひチェックしてみてください。













