スマートホーム化が趣味のシンゴです(@go5shingo)
自宅のあらゆる場所はスマートホーム化してきましたが、玄関のチャイムだけはそのままになっておりました。
そもそも賃貸マンションなんで、既存のインターホンの取り替えなどは不可能で完全に手つかずです。

そんな賃貸民を救う画期的なアイテムがAqara スマートビデオドアベルG4です。
工事不要の両面テープのみで使えるので、僕のような賃貸マンションでも安心。
さらにAppleHomeに対応しているので、iPhoneだとホームアプリだけで一元管理ができます。
気になる内容はインターホンをスマートホーム化することが可能で、スマホから応答ができるので、もう宅急便を逃す可能性は限りなく低くなります。
今回はAqara スマートビデオドアベルG4のレビューです。

- 工事不要の簡単設置
- 高画質カメラ
- 遅延もそれほど少なくスマホで応答可能
- 便利なチャイム付き
- AppleHome対応
- 電池持ちに関しては今ひとつ
- クラウドにアップするとお金がかかる

防犯対策にもなるので女性の方にもおすすめです
Aqaraってどこの国のブランド?

Aqaraは2009創業の中国のブランドです。
主な商品はIoT製品で開発と販売を行っているグローバルブランドです。
すでに世界170以上の国と地域で販売されており、世界中に700万以上のユーザーがおります。
日本への本格上陸は2024年からなので知名度はそれほど高くありませんが、今後急速に有名になっていくブランドだと思います。
Aqara スマートビデオドアベルG4外観レビュー
最初にAqara スマートビデオドアベルG4の外観そ紹介します。
- 本体外観
- 子機外観
本体

こちらがAqara スマートビデオドアベルG4の箱です。
箱の上にApple Home対応のロゴマークがあります(GoogleやAlexaにも対応)
グローバルブランドの商品なので箱の説明は全て英語でした。

付属品は以下の通りでした。
- ドアベル本体
- ドアベルの角度調整機
- 単3電池×6本
- USB-A to Cケーブル
- ドライバー
- 各種ネジ類
- 説明書
- チャイムが鳴る子機

こちらが玄関に付けるドアベルです。
上には広角レンズを搭載したカメラとセンサー類がついております。
ベルマークは来客者が押す、インターホン部分んになります。

カメラは約130度の広角カメラで、画質は最高でFHDになります。
センサー類は人感センサーや動きモノセンサーなどが搭載されていて、結構敏感な印象。
1番上にある小さい穴はマイクになっております。

チャイムの部分は大きな丸型になっているので、初見の人が見てもまず迷わないデザインです。

サイド部分は裏蓋をはずす為のネジが隠れております。

もう一方のサイド部分にはスピーカが付いてました。
インターホンなので、こちらの声が相手にしっかり聞こえるようになってます。

裏面は両面テープで覆われており、工具不要で接着することが可能です。
賃貸ならテープを貼るだけで取り付けられるので、良く考えられている商品だと感じました。

ドアベル本体の重さは162gとスマホと同じくらいの重さでした。
ただここに単3電池を6個入れるので結構重くなります。
それでも両面テープで全然問題なく張り付くので安心してください。
子機

こちらが子機で呼びだしが鳴るチャイムになります。
コンパクトな形状ですが最大で95dbの電子音がなるので、普通にうるさいレベルです。

上にはボタンがあり、ペアリングで使用するためのボタンです。

下部にはMicro SDカードスロットとUSB-C端子が付いております。
QRコードはペアリングする時に読み込む為の認証コードとなります。
子機ですが、バッテリーを内蔵しているわけではないので必ずUSB-C端子への電源供給が必要です。
ちなみに子機と書いておりますが、ただチャイム音を鳴らすだけでマイクやカメラも付いてないので音が聞こえる位置に置いておけば大丈夫です。

子機も両面テープが付いているので、ケーブルが届く範囲であれば壁などに貼り付けておくこともできます。
Aqara スマートビデオドアベルG4初期セットアップ方法
ここではAqara スマートビデオドアベルG4の初期設定方法を紹介します。
全ては以下のアプリの指示に従えば誰でも簡単にできます。



ドアベル本体に電池をいれます。
電池のフタはサイドのゴム部分を開けて、付属のドライバーで開ける仕組みです。

電池は付属の電池を使っても大丈夫です。
結構電池の消費が激しいので、コスト削減の為に充電池を使ったほうが良いかもしれません。
次にアプリ側の設定をします。
ここでWi-Fiに関して注意点があります。

僕は最初5GHz帯に接続してて、先に進めなかったのでご注意を。
以下はアプリ設定の抜粋画像です。

デバイスの追加

G4を選ぶ

家を選ぶ

ドアベルの場所を決める

名前は任意で変更可能

ドアベルを鳴らすはオンにする

追加されればOK

最後にドアベルを設置します。
僕の家は賃貸なので両面テープで貼り付けました。
接着力は強力なので全く問題ありませんでした。
Aqara スマートビデオドアベルG4のメリット
ここからはAqara スマートビデオドアベルG4を使って良かった点を紹介します。
- スマホから応答が可能
- Apple HOME対応でMacでもiPadでも使える
- 呼び出し音はデカい
- 選べるアラート
- AI顔認識
- 応答する声も変えられるおもしろ機能
- 撮影したくない場所はマスキング可能
スマホから応答が可能
最大のメリットがスマホから応答が可能です。
こちらはスマホの動画ですが、画質も結構良いので人の顔の判別もしやすいです(部屋からの撮影なので人が写ってませんが)

こんな感じでスマホにアプリから通知が来ます。
通知のタイムラグも無く瞬時に届くので、配達などの方が来ても瞬時に応答できると思います。
Apple HOME対応でMacでもiPadでも使える

Apple純正のHOMEアプリを使えば、MacやiPadからもリアルタイムで映像の確認が可能です。
iPhoneだと画面が小さいので、少し見づらいですが大画面のMacやiPadだと状況が確認ので使い勝手は良かったです。

設定のコツとしては「ストリーミング」に設定しておくと、防犯カメラとしても使えます。
なんか玄関で物音がして気になるなどの場合に、さっとカメラを起動できるのでセキュリティー対策としても便利でした。
呼び出し音はデカい
呼び出し音は最大で90dbとデカいです。
ひとり暮らしのワンルームであれば少しうるさいくらいで、間違いなく音に気づきます。
もしも音量が大きすぎれば小さくもできるし、スマホが手もとあるなら通知で気づくので、ダブルで安心だと思います。
選べるアラート



アラートはから選べてそれぞれカスタマイズが可能です。
- 顔アラート→登録した顔が反応したらアラート(知ってる人や家族向け)
- 不審者アラート→不審者を検出したら通知や録画などをする
- 解体アラーム→取り外しを検知して通知する機能
アラート関係も充実しているのでセキュリティー対策もバッチリです。
特に不審者アラートが優秀で、不審者が来たら即座に録画などが可能です。

動画もスマホに貯めることもできます。
もしもストーカー被害に悩まされている方などは、導入すると動画が証拠になるので安心できる材料だと思います。
AI顔認識

AI顔認識機能を搭載し、来客により異なる自動化対応を実現できます。
配達が来ると、カスタムした置き配をお願いする音声を流し、見知らぬ顔が長く滞在すると、警報アラームで撃退することも可能。
自分の顔は自然に覚えてくれるので、警報が鳴らされることはないですが不審者対策などにはかなり役立つと感じます。
応答する声も変えられるおもしろ機能

応答する声が変えられるおもしろ機能もあります。
女性のひとり暮らしなど声で判断されたくない方におすすめかもしれません。
- 男→女性が使うと良さそう
- ロボット→いかにも電子音w
- ピエロ→ふざけてるような声w
男性の声に変換できるのは結構便利で、不審者の場合に女性が使うと良さそうです。
ロボットやピエロは普通に使ったら怒られそうなので、訪問販売などを追い返したい時に意外と使えるかもしれません。
撮影したくない場所はマスキング可能

プライバシー保護の為に写したくない場所は最初からマスキングが可能です。
マンションの共用玄関などで、どうしても関係ない場所が写ってしまう方などはあらかじめマスキングしておくこともできます。
後で文句を言われてもマスキングしておくとトラブル防止になるかもしれません。
Aqara スマートビデオドアベルG4のデメリット
ここではAqara スマートビデオドアベルG4のデメリットと言うか、注意点を紹介しておきます。
- クラウドにアップするとお金がかかる
- 電池の消耗は激しい
- シーン設定を作るのは頭を使う
クラウドにアップするとお金がかかる

動画の保存はクラウドストレージとMicro SDカードの2種類が選べます。
普段使いならMicro SDカードでも良いと思いますが、クラウドストレージを利用するとランニングコストがかかります。
クラウドストレージのほうが機能が優秀で、映像のリモートチェックなどが出来るので外出時や旅行の時に役に立ちそうです。
自身の使い方に合わせて選択したほうが良いかと思います。
電池の消耗は激しい

電池の消耗は激しいので、省エネモードを使うのもアリだと感じました。
人通りが多い場所やマンションの共用玄関部分に近い部屋などでは、人感センサーが反応しすぎて電池がかなり減る印象。
そもそも部屋の住人が通るだけなので、そこまで過敏にセンサー類が反応しても困ると感じました(優秀すぎるセンサーゆえ)
作動モードは通常モードでも良いですが、電力消費やセンサーが過敏すぎると感じたら省エネモードもアリですね。
シーン設定を作るのは頭を使う



自動化する為に必須の「シーン設定」や「アクション」は頭を使って難しい印象でした。
特定のシチュエーションや状況下にはまれば使えますが、単純にドアベルとして使うだけなら不要かとも感じました。
今後他のスマートホームデバイスと連携した時に威力を発揮するのだと感じます。
Aqara スマートビデオドアベルG4購入の疑問に答える
ここではAqara スマートビデオドアベルG4を購入するにあたり疑問や質問に答えます。
Aqara スマートビデオドアベルG4購入がおすすめな人
Aqara スマートビデオドアベルG4購入がおすすめな人は以下だと感じました。
こんな人は買うべき
- ひとり暮らし(特に女性)
- お子さんがいる人
- 通販などを良く頼み配達が多い人
- 防犯対策にセキュリティを強化したい人
ドアベルのスマートホームデバイスって意外と少ない印象で、特に工事不要で簡単に設置可能なのが強みです。
特に女性のひとり暮らしで賃貸に住んでいる方は、セキュリティ面の不安が一気に解消されるので導入は必須かと感じました。
また不在票が多く入ってしまうような、通販をよく利用する方もスマホで瞬時に応答できるので非常に役に立つアイテムです。
Aqara スマートビデオドアベルG4レビュー
以上がAqara スマートビデオドアベルG4のレビューでした。
最初にAqara(アカラ)って聞いたこと無いメーカーだし、大丈夫かなって思ったけどめちゃくちゃ良い製品でした。
日本での知名度はまだありませんが、今後スマートホームデバイスで覇権を取りそうなメーカーです。
製品の出来も良く、スマホアプリ1つで使えるのでまずはドアベルを導入するのがおすすめだと感じました。

生活のQOLがバク上がりするアイテムでした
