MacBookPro14インチユーザーのシンゴです(@go5shingo)
毎日のようにカフェにMacBookを持ち歩いてますが、困るのが電源コンセントあり席の争奪戦に負けた時。
いくら電池持ちがよくなっているとはいえ、iPhoneやMacBookの電池残量が心配になることもあります。
そんな僕の救世主となってくれているのが、CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhです。

20000mAhの大容量バッテリーでありながらスマホサイズのコンパクトな筐体、MacBookProをほぼフルスピードで充電可能とモバイルバッテリーとしては強烈な大出力を誇ります。
さらに2ポート使用時は95Wで給電可能でMacBookProとiPhoneやiPadを同時充電できます。
価格が9,680円と高価ですが、これ1台あればMacBookを外で自由に使えるので安心感がハンパないです。
今回はCIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhのレビューです。

- 20000mAhとMacBookProを充電するのにも安心の大容量
- モバイルバッテリーでは珍しい単ポート65W給電可能
- 2ポートで95W給電使用可能と電圧が下がらない
- 400g以下と持ち運び可能な重さ
- パススルー充電可能
- 価格が1万円近くと高価
- ドットLEDはなんか見づらい

MacBookProユーザーなら絶対に買ってほしいモバイルバッテリーです

CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh外観レビュー
ここではCIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhの外観を紹介します。
見た目や大きさの参考にしてください。

付属品は特になくモバイルバッテリー本体と説明書のみでした。
バッテリーのカラーはブラックとホワイトがありますが、今回紹介するのはホワイトモデルです。
筐体はシンプルなオフホワイトでCIOのロゴが下部で控えめに主張してます。

ポートは合計で3ポートあります。
- USB-C→OUT専用
- USB-A→OUT
- USB-C→IN/OUT兼用
USB-Cは2ポート、USB-Aは1ポートありそれぞれ給電/充電ができるポートに分かれております。
モバイルバッテリー本体に給電する場合はUSB-Cポートから給電します。

側面にはモバイルバッテリーの電源オンオフボタンがあります。
気軽に押せるので便利ですが、誤作動で無駄に電源オンしやすいのがデメリットです。

筐体はゴム感を感じる光沢控えめの加工です。
ホワイトモデルは指紋が付きづらいので、指紋が気になる方はブラックよりもおすすめだと思います。

モバイルバッテリー本体の大きさですが、スマホ(iPhone 14Pro)よりも少し大きいくらいの大きさです。
公式の寸法では150.5L x 72.5W x 2.6Th cmらしいです。

重さですが396gでした。
だいたいスマホ2台分くらいの重さで、ポケットに入れるとかなり重いのでカバンに入れるべきくらいの重さです。
ただし20000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては驚異的に軽いと思います。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhのスペック
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhは3ポートありますが使うポートの組み合わせによって出力が変化します。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A | 合計出力 | |
---|---|---|---|---|
1ポート利用時 | 65W | – | – | 65W |
– | 65W | – | 65W | |
– | – | 12W | 12W | |
2ポート利用時 | 30W | 65W | – | 95W |
– | 65W | 12W | 77W | |
65W | – | 12W | 77W | |
3ポート利用時 | 18W | 65W | 12W | 95W |
出力のポイント
- 最大で65Wまでの出力ができるのでMacBookProに最適な充電器
- USB-Aポートはあ最大で12W充電と控えめ
- 3ポート使用時でも95W出力が可能
少し覚えるのが大変ですが僕はUSB-Aポートは使わないので、2ポートでそれぞれ30Wと65W出力できると覚えておけば良いと思ってます。

緊急時でUSB-Aポートを使う運用にしてます
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh使用レビュー
ここからはCIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhを使用レビューをお伝えします。
- 1ポート使用時に最大65W給電
- 2ポート使用時に合計95W給電
- 3ポート使用時も95給電(ただしUSB-Aポート)
- パススルー充電可能
1ポート使用時に最大65W給電

最大の特徴が1ポート使用時に65W給電が可能な点です。
モバイルバッテリーでここまで高出力で給電できる製品は多くありません(しかもコンパクトとなるとほぼ無い)
例えばMacBookPro14(MAXモデルを除く)やMacBookPro13などの中型ラップトップPCの充電もこれ1台でまかなえます。

実際に1ポート充電をMacBookPro14で試しましたが、19.9V×3.11A=61.889Wで充電されておりました。
モバイルバッテリーで60W超えの出力で充電されるのは初めて見たのでビックリしました。

iPadProでは1ポート使用時では余裕で電力がまかなえます。
電力計測したところ、14.9V×2.12A=31.588Wで充電されておりました。

大は小を兼ねるのでiPhoneの充電についても可能です。
充電速度ですが、iPhone 14Proだと5.22V×1.29V=6.7338Wで充電されておりました(電池があまり減ってなかった)

Androidスマホの充電にもUSB-C端子があるので便利です。
Xperia 5Ⅳで充電速度計測をしましたところ、9.70V×2.69A=26.093Wで充電されてました。
Androidスマホと充電相性は良いようで、MacBookユーザーだけどスマホはAndroidって方にもおすすめです。
2ポート使用時に合計95W給電

さらに凄いのが2ポート充電時は9W給電が可能な点です。
普通のモバイルバッテリーは多ポート使用時は電力が下がるのが当たり前ですが、本機はさらに高出力が可能でバグってます(褒めてる)
例えば多い組み合わせがMacBookProとiPad Proなどの組み合わせの充電です。
MacBookProとiPadProの組み合わせでもフルスピードで充電可能と守備範囲が非常に高いモバイルバッテリーだと思います。

タブレット&スマホの組み合わせ充電にも便利です。
USB-Cは2ポートあるので小型端末の組み合わせであれば充電速度も低下しません。
3ポート使用時も95給電(ただしUSB-Aポート)
本機は3ポートあるので最大で3台の端末を同時充電できます。
ただし1ポートはUSB-Aポートになるので、僕はあまり使いません。

自宅用で余ったUSB-Aケーブルで充電してます
パススルー充電可能

本機はパススルー充電に対応しております。
パススルー充電の使用用途としては僕は以下のように使ってます。
- 主にカフェで使用
- モバイルバッテリーに電源コンセントから充電
- モバイルバッテリーからMacBookProに給電
カフェでは高負荷の作業はあまりせずに、ブログ執筆やブラウザ閲覧がメインなので消費電力が少ないです。
そのため電力供給はそこまで必要無いのでパススルー充電でまかなってます。
カフェの作業が終わった頃にはモバイルバッテリーも満充電されているので、その後は外出先でiPhoneやiPad用のモバイルバッテリーとして活用してます。

注意点としてパススルー充電にはケーブルが2本必要です。
持ち歩きの荷物が増えますが、CIOの柔らかいケーブルが柔軟性も高く絡まないので同時購入がおすすめです。


特にL字型のケーブルが便利で最初から曲がっているので机の上で充電する時にもいちいち曲げずにケーブルが使えます(USB-Cは左右どちらの向きでも差し込める)
ケーブルが付属してないのでどうせ買うならL字型ケーブルの購入を強く勧めます。


CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhのデメリット
今までメリットを多めに書きましたがデメリットと言うか使って感じた微妙だと思う点を書きます。
- ドットLEDはなんか見づらい
- 価格が高価
ドットLEDはなんか見づらい

Amazonの口コミでも多く書いてあったのですが、ドットLEDは見づらいです。
これはカメラ越しなので余計見づらいですが、白い筐体にピンクっぽいLED文字は全然見えません。
遊び心でドットLEDにしたと商品説明がありましたが、普通にLEDインジケーターの方が良かった気がします。
価格が高価
価格が1万円近くするのでモバイルバッテリーとしては高いです。
元はMakuakeで早割などで購入できた商品なので、Amazonなどで後で買うと損にはなります。
ただこの性能のモバイルバッテリーは替えが効かないので、現状では価格は妥協するしかありません。
もしももう少し安価で65W出力できるモバイルバッテリーが良いなら、llano 65W 20000mAh モバイルバッテリー がおすすめです。

CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhのライバル機種

CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhと似たスペックのライバル機種としてllano 65W 20000mAh モバイルバッテリーがあります。
ただしスペックは圧倒的にCIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhが上で唯一無二の性能なので他社でこのスペックの製品はありません。
参考までにスペックの比較です。
CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh | llano 65W 20000mAh モバイルバッテリー | |
充電容量 | 20000mAh | 20000mAh |
最大充電W数 | 65W、95W | 65W |
ポート数 | 合計3ポート(USB-C×2、USB-A×1) | 合計2ポート(USB-C×1、USB-A×1) |
パススルー充電 | 対応 | 対応 |
Amazon実売価格 | ¥9,680円 | ¥5,899円 |
簡単なスペックと価格比較は上の表の通りで、CIO製品が3ポートで95W給電可能とスペックが高いです。
ただし価格も非常に高価で1万円近くするのがデメリットです。
2ポート65W充電で充分な人は価格の安いllano 65W 20000mAh モバイルバッテリーがおすすめです。

100WのUSB-Cケーブル付きでこの価格は安いです

CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh購入がおすすめな人

CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAh購入がおすすめな人は65Wの高出力のモバイルバッテリーが欲しい方です。
充電器で65W出力は多いですが、モバイルバッテリーでの高出力は貴重な存在で信頼できるメーカーの製品は少ないです(中華製では見かける)
さらに多ポート使用時でも出力が下がらずに95Wにアップするのが本製品の醍醐味です。
もしも外出先でコンセントの無い環境で作業する時は圧倒的に安心できるお守り代わりになるでしょう。

(まとめ)CIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhレビュー

以上がCIO SMARTCOBY TRIO 65W 20000mAhのレビューでした。
モバイルバッテリーで65W出力が出来るので電源の無いカフェでの作業が安心してできるようになりました。
20000mAhなので396gと少し重いですが、ガジェットポーチにも入るスマホサイズなので持ち運びはそこまで苦ではありません。
スマホ、タブレットとMacBookProを同時充電できるのでモバイルバッテリー沼の終着点の製品だと感じました。

高いけど買って後悔はしない商品ですよ





