元リコー社員でスキャナーには厳しいシンゴです(@go5shingo)
僕のお気に入りのCZURさんがまたすごい製品を発売しました。

コンパクトな卓上スキャナーでWebカメラにも変身する多機能マルチカメラです。
スキャンやPDFやOCRなどはもちろんWeb会議やオンライン授業でも使える万能アイテム。
今回はCZUR Fancy S Proを先行レビューいたします。

- 広げるだけでクイックスキャン
- マルチターゲットなどの多彩なスキャン機能
- Webカメラとしても使用可能
- 便利なライト付き
- コンパクトな筐体でデスクが狭くても使える
- 軽いので持ち運び可能
- アプリを2つダウンロードする必要がある

個人事業主や便利なスキャナーが欲しい方に超絶おすすめです
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CZUR Fancy S Pro概要
- スペック
- CZUR Fancy S Proの外観
- フォルダブルマットの外観
スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | Fancy S Pro |
色 | ブラック/アイボリー |
本体重量 | 590g |
専用ケース収納時 | 730g(専用ケース込み) |
本体寸法(収納状態) | 469 × 96 × 253.5mm |
専用ケースサイズ | 335 × 143 × 91mm |
ケーブル | 約150cm |
本体材質 | 高強度軽量合金製 |
センサー | 1/3.1インチ CMOSセンサー |
撮像素子 | 74.4° |
カメラ | オートフォーカス(AF) |
解像度 | 4000 × 3000 |
最大ビデオフレームレート | 1080P:60fps |
カラー | 24ビット |
対応用紙サイズ | A4・A3 |
ファイル形式 | JPG / TIFF / BMP / PDF / TIFF(マルチページ) |
対応ファイル形式 | PDF、DOCX、XLSX、PPT |
書類ファイル形式 | JPG / TIFF / BMP |
OCR対応言語数 | 180か国語対応 |
対応マルチページ | PDF / TIFF(マルチページ) |
ビデオ形式 | MP4 / AVI |
マイク | デュアルマイク内蔵 |
出力方式 | USB2.0 |
スキャン速度 | 約1秒 |
対応OS | Windows / macOS |
フォーカスモード | シングルショットフォーカス |
電源 | USB給電 |
解像度切替 | 有(AF搭載) |
対応光源 | LEDライト(調光機能付き) |
生産者 | CZUR Fancy(ビジュアルプレゼン) |
ソフトウェア | CZUR Visualizer(ビジュアルプレゼン) |
詳しいスペックはこんな感じで、簡単に言うとスキャナーとWebカメラのアイノコの商品です。
ライトも付いているので、デスクライトとしても使えます(ただし簡易的なライト)
その他、Windows / macOSに対応しているのでほぼ全てのパソコンで使えますがiPadやスマホでは使えないのでご注意ください。
CZUR Fancy S Pro本体の外観

本体はケースの役割も果たす発泡スチロール製の入れ物に入っておりました。
保管もできるのでケースは捨てないことをおすすめします。

本体はこんな感じで芸術的な梱包になっております。
まさに保管庫の役割を果たします。

本体側の付属品は以下の通りです。
- 本体
- USB-Cアダプター
- 説明書の紙(英語)

ケーブルは取り外し不可能で最初からUSB-A端子が付いております。

変換アダプターを使えばUSB-C接続が可能になり、MacBookなどでも使用可能になります。

全体の見た目は折りたんでいると非常にコンパクトでスタイリッシュです。


台座の部分も縦横10cmにも満たない長方形の大きさで非常にコンパクト。

台座の裏側はゴム脚になっているので机の上に置いてもズレたりしません。

重さは実測値で569gでした。

だいたいペットボトル1本くらいの重さなので、家中の移動はもちろん持ち運びにも適した商品です。

カメラは1/3.1インチ CMOSセンサーで1200万画素になってます。
無駄に画素数が多いよりは使いやすい汎用的なスペックで好感が持てました。

LEDライトは3段階に光の調整が可能。
もちろん反射しちゃう場合はオフにもできます。


アームの高さも自在に変えられるので、被写体の大きさやピントが合わないなんて悩みもありません。
小さな被写体から大きな被写体まで自由自在に撮影ができます。

また物理ダイヤルが付いてるので各種調整が可能です。
手持ちで露出を調整(+−)したり、ライトの明るさ調整も可能。
面白いのがAFをシングルオートフォーカスから連続オートフォーカス(動体向き)に変更が可能。
動きモノの被写体やWebカメラ用途で使う場合はAFの切り替えができたりして便利です。
フォルダブルマットの外観

オプションのひとつとしてフォルダブルマットあります。
マットを敷くことで被写体をハッキリと認識できたり、余白をキレイにとることができるので購入は必須だと思います。
マット面は黒色になっており、白い紙の文字が認識しやすくなってます。

マットの裏面はブラウンのフェイクレザー素材で高級感があります。
水にも強い防水性能もある程度あるので、水濡れにも安心できそうです。

まだ蛇腹のように3つに折りたたみできるので使わない時はコンパクトに収納可能です。
また持ち運びにも便利な形状になってます。
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CZUR Fancy S Pro使用レビュー(メリット)
ここからはCZUR Fancy S Proを使って感じたメリットを紹介します。
- 厚みのある本もスキャン可能
- 名便利なマルチターゲットページング
- ウォーターマークも簡単に入れられる
- QRコードの読み取りも可能
- 物撮りレンズとしても活躍
- 縦横撮影可能なWebカメラにも変身
- コンパクト&持ち運び可能
厚みのある本もスキャン可能

厚みのある本もスキャン可能なのがメリットです。

こんな感じで真っ平らにできないビジネス本や折り目を強くつけたく無い本もスキャンできます。

こちらがソフトの画面で「湾曲した本」を選べばセンターラインが表示されて、見開きページも普通にスキャンできます。

実際のスキャン画像がこんな感じです。
少し湾曲しておりますが、湾曲補正の機能もありそちらを使うと真っ平らな1枚ページになります。

逆に単ページのみスキャンしたい場合も設定を変更すれば大丈夫。
小型の複合機だと真っ平らにスキャンするのは難しいので、本の自炊をしたい方におすすめです。
便利なマルチターゲットページング

名刺のスキャンも得意でビジネスマンや営業マン、個人事業主などにもおすすめです。

特に便利なのが「マルチターゲットページング」機能。
通常は1つのスキャンデータとして認識されますが、機能をオンにすると個別の被写体データとして認識されます。

例えば複数枚のレシートも1度のスキャンで別々のデータとして認識されます。
なので時短や効率化になること間違いなし。



こんな感じで3枚のレシートも個別にデータ化してくれるので、経費精算や確定申告の資料作成も捗ります。

もちろん普通のスキャナーのように1つのデータとしてまとめておくことも可能。
この辺はお好みで変えられるので柔軟な運用ができると思います。
ウォーターマークも簡単に入れられる

便利だなって思ったのがウォーターマークを入れられる点です。

コピー禁止やシークレットなどのウォーターマークをスキャン後に簡単に挿入が可能。
今までPhotoshopなどの画像を使っていちいち加工していた方には朗報だと思います。
もちろん社内文書のセキュリティー対策にもなるので、有料ソフト級にお得だと思います。
QRコードの読み取りも可能

QRコードの読み取り機能もあり、意外と便利でした。
今ままでQRコードの読み取りってスマホのカメラアプリで読み取ってましたけど、スマホの小さい画面でHPを見るのは見づらいと感じてました。
CZUR Fancy S Proを使えばPCに接続されているため、QRコードを読み取ればPCの大画面でWebが見れるので効率が上がりました。
物撮りレンズとしても活躍

CZUR Fancy S Proはアームが折れるので物撮りにも向いております。
試しにネコちゃんを撮影してみました。

正直画質はスマホのほうが良いのですが、いちいちPCに転送する手間も無いし記録用途としては必要十分なので全然問題ありません。

またLEDライトで明るさもアップできるので反射のしない黒い被写体を撮影するのにも向いております。

特に撮影が難しいと思われる白黒のみのPS5のコントローラーなんかも、ライトのおかげで黒色が潰れずに撮影ができました。
普通にライトが無いと無理な被写体なので、意外とライトの活用があります。

また意外と寄れるマクロカメラになっているので、拡大したい被写体を撮影するなんてのも楽しいです。
俯瞰撮影や物撮りカメラ性能も意外と高いと感じました。
縦横撮影可能なWebカメラにも変身

Webカメラにも使えるので汎用性は高いです。
特に設定は不要でZOOMなどでも勝手に外部カメラとして認識されます。
画質は正直そこまで良くないですが、僕のようにMacをクラムシェルモードで使っていて内蔵Webカメラが使えないなんて方にもおすすめです。


またダイヤルを回すとカメラの向きも回転して縦横自在に切り替わります。

スマホと違ってPC用のWebカメラって縦動画の撮影は難しいのですが、CZUR Fancy S Proなら簡単に撮影できます。
スマホのようなライブストリーミングをしたい方にもおすすめできます。
コンパクト&持ち運び可能

とにかくコンパクトで細長い筐体なので置き場所にも困りません。
アーム部分を折りたたんでしまえば、10cm×10cmにも満たない長方形のスペースがあれば置けるのでデスクが狭い民も設置可能。
従来の卓上スキャナーが大きすぎて邪魔だと感じた方にも満足できると思います。

またコンパクトで軽いので持ち運び用にも向いております。
レンズなので気を付けて持ち運ぶ必要がありますが、リュックなどに余裕で入るので別の拠点でスキャナーを使いたいなんて方にも重宝すると思います。
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CZUR Fancy S Pro使用レビュー(デメリット)
ここでは逆にCZUR Fancy S Proを使って感じたデメリットと言うか改善したいと思った点も紹介します。
- アプリを2つダウンロードする必要がある
アプリを2つダウンロードする必要がある

デメリットと言うか、改善して欲しいなと思ったのがアプリを2つダウンロードする必要があります。
アプリの使い分け
- CZUR Visualizer→スキャンやWebカメラ用途
- CZUR Fancy→スキャンした画像の編集用
慣れてないとどっちがどっちのアプリか分からなくなるし、ひとつのアプリで完結すれば時短になるし効率も上がると感じました。

使っててもデメリット的はモノはあんま感じなかったですね
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CZUR Fancy S Pro購入がおすすめな人

CZUR Fancy S Pro購入がおすすめな人は以下だと感じました。
こんな方は買うべき
- 高性能な卓上スキャナーが欲しいと思ってた方
- 領収書や書類のスキャンがしたい個人事業主や中小企業の方
- 本の自炊をしたい方
- スキャナーとWebカメラがちょうど欲しいと思ってた方
- 持ち運べるスキャナーがあれば良いと思ったた方
こんな方は間違いなく買って後悔しない商品です。
価格も安く手頃な値段設定なのでたまにしか使わないサブ用途としてもピッタリです。
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(まとめ)CZUR Fancy S Proレビュー

以上がCZUR Fancy S Proのレビューでした。
最後に購入方法ですが、「Makuake」のクラウドファンディングサイトで購入できます。
特に早割で購入すると1万円台で購入できてめちゃくちゃお得です。
この記事を見たらソッコーでチェックするのをおすすめいたします。
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