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個人事業主として書類のスキャンの頻度が高いシンゴです(@go5shingo)
特に確定申告用のレシートや請求書などは電子申請が必須で紙からデータ化の作業が必須になります。
毎日コツコツと作業すればラクなのですが、僕の性格上あとでまとめてやりがちです。
そんな僕の救世主になる存在が、CZUR(シーザー) ET24 Proです。
CZUR史上最高スペックを謳う、フラッグシップモデルのスキャナーで超高速1秒スキャナーと2400万画素の高画質が特徴。
厚みのある本も強力な湾曲補正やAIにより歪みの全くない、キレイなデータが作れます。
その他ハンドボタンやフットペダルにより利便性がアップしているので、片手でも操作可能と隙の無い仕上がりです。
フラッグシップモデルなので、お値段が高いのが難点ですが、これ一台あれば数年は現役バリバリで使えるので毎日のコストを考えれば決して高くはありません。
今回はCZUR ET24 Proのレビューです。
スキャナーに厳しい元RICOH社員の僕も性能にビビりましたよ
メーカーより製品提供を頂いておりますが自由記述のレビューです
最初にCZUR ET24 Proの開封と外観をレビューいたします。
今回は別売りのスキャン用アシストカバーとスタジオボックスも頂きました。
届いたダンボールは巨大で中にはさらに内箱が入っておりました。
ダンボールのゴミが大量に出るので開封はゴミの回収日前にするのが吉です。
ブラックに統一された箱はまるで高級ブランドのアクセサリーのような見た目で、テンションがバク上がりです。
こちらが全部取り出したモノ。
CZUR ET24 Proの付属品は以下の通りでした。
ちなみにCD-ROMはソフトウェアダウンロードが可能ですが、我が家では読み取り装置が無かったのでWebでのダウンロードも問題ございません。
スキャナー本体の見た目はまるでデスクライトのような見た目で、文字通りデスクの上に置いても違和感はありません。
上部には2.4インチのプレビューモニターを搭載。
いちいちPCのディスプレイに視線移動しなくても、ある程度の仕上がりを確認できるので作業効率の面でも便利でした。
スタンド下部には便利な押しボタンを搭載。
スキャンボタン、拡大・縮小ボタン、ライトオンオフボタンがあります。
上部には高性能のレンズとトップライトを搭載。
10基のLEDライトを装備しているので、暗い環境でも本体の光量だけでスキャンが可能です。
裏面の支柱にはサイドライトの取り付け用端子があります。
こちらがサイドライトになります。
トップライトでできた影をサイドから照らすことによって、影を弱めてよりクオリティーの高いスキャンができるようになります。
本体とはこんな感じで直接取り付けします。
給電は本体からされるので、ケーブル類の接続は不要です。
本体の大きさ約220mm×150mmでした。
だいたいこのスペースが設置可能で、ビジネス本と同じくらいの大きさをイメージすると分かりやすいです。
重さは約1568gでした。
これだけ聞くと重そうですが、女性でも軽々と持ち上げて移動できるくらいに軽い製品です。
スタンドの裏面には各種端子類とボタンがあります。
USB-Aにメインで繋げるのがハンドスイッチです。
いちいちマウスの決定ボタンを押さなくてもスキャン可能なので、非常に便利なアイテムだと思います。
こちらはUSB-A端子につなげるフットペダル。
足でスキャン開始を押せるので、多くのページをスキャンしたい時に最高速で作業ができるアイテムです。
電源は日本仕様の物と3ピンの海外仕様の物が一緒に同梱されておりました。
こちらはPCとスキャナーを接続するためのケーブルで長さは1.5mと使いやすい長さです。
文書マットは最初はクルクル巻かれており、折り癖が付いておりますがしばらく使うと真っ平らになりました。
その他黄色い物体は指サックが入っておりました。
指サックを付けてもスキャンデータに映らないようにデータ加工してくれるので、このままスキャンしても安心です。
その他黒いレターの中にはCD-ROMや説明書が同梱されておりました。
説明書についても日本語ページがあるので、安心して使えます。
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こちらが別売りのアシストカバーです。
同梱物はカバーとユーザーマニュアルだけとシンプルでした。
使い方ですが、ファスナーを組み合わせて合体させて使います。
アシストカバーは厚い本をスキャンする時に映り込みを防いで正確にスキャンする為に使います。
個人的感想ですが、本機の性能は非常に高くアシストカバー無しでも正確にスキャンできたので、より完璧なスキャンを求める方向きのアイテムだと感じました、
こちらもオプションのスタジオボックスの紹介です。
持ち運びできる手提げ袋に入っているので、移動先で使いたい方にもおすすめ。
普段は収納袋になっております。
スタジオボックスは簡易組み立て式になっております。
同梱物は以下の通りでした。
組み立てた完成図はこちらのような画像になります。
我が家で写真を撮りたかったのですが、1DKの東京の賃貸マンションだと設置する場所がありませんでした。(ベッドの上とかに置いてた)
大きさも60cm×60cm四方あるので、デスク上に置くには巨大になります。
スタジオボックスを使うメリットとしては周囲の光による環境光の影響をなくして、反射や影を最小限に抑えてくれます。
ちなみにスタジオボックスが無くてもキレイに撮影できるので必須ではありません。
常設するには大きいので設置場所に余裕がある方におすすめです
ここでは実際にCZUR ET24 Pro を使って感じた良かった点やメリットを紹介します。
CZURのソフトウェアは使いやすいです。
主に2つのモードがありますが、メインで使うのはスキャナになります。
モードの違い
ソフトウェアでまずはモードを選んで、それぞれのモードに合わせて動作が可能。
デフォルトの設定で問題は無いのですが、後処理としては「回転する」でデータの向きを変更できたり。
コントラストやシャープネスなどの品質面の調整も後から可能。
万一イケてないスキャンデータの際もある程度の電子補正ができます。
「標準化」機能を使えばあらかじめ決めたサイズや紙方向などのプリセットでスキャンすることができます。
多人数で使う時に設定がバラバラになる問題を防げるので、企業で使うのにおすすめです。
「裁断」も可能。
いわゆるトリミング機能でデータを上下左右に好きな大きさにカットができます。
地味に後からやるのがめんどい、「リネーム」も可能。
命名規則によって変換できるのでファイル名グチャグチャ問題が解消されます。
「ファイルサイズの設定」も可能です。
よくあるアップロードできるファイル◯◯MB以内でイライラすることも無くなり非常に便利です。
CZUR ET24 Proの魅力はやはり高性能なスキャン性能です。
2400万画素、320dpiとまさにハイエンド機のスペックのスキャン性能を誇ります。
便利なのが瞬時に被写体を捉えてくれる機能です。
僕はカメラマンなので分かりますが、置いた瞬間に本の輪郭のみを認識するのは非常に精度が高いです。
こちらブログ用に画像を圧縮しておりますが、実際の画像は鮮明でキレイです。
文字の輪郭もしっかりと確認ができるので、本の自炊をしたい方にもおすすめです。
古い本などで電子書籍が存在しない本を持っている方にはありがたいと感じるかと思います。
名刺のデータ化をしたい方にも便利です。
画像のようにこんな向きもめちゃくちゃに置く必要もありませんが、バラバラの大量の名刺も一回でスキャン可能です。
複数枚の名刺に関しては1つの電子データとして認識されます。
会社ごとやもらった名刺をそのまま一度に読み込むなど、1秒スキャンは時短につながります。
個人事業主の僕が便利だと感じたのが請求書や領収書、レシートのスキャンです。
特にレシートなどは丸まってスマホなどでは撮影しづらいのですが、本機はきちんと平らなデータに加工してくれます。
スキャン画像はクリアそのものです。
確定申告の書類として請求書や領収書、レシートを気軽に電子化できるのでスキャナー導入するとラクでした。
オタクの夢?のチェキのデータ化もラクラクでした。
スマホでやればお手軽なのですが、真上からの俯瞰撮影がやりやすいのでスキャナーが便利でした。
そもそもがチェキの画質が微妙なので、スキャンデータもあまりキレイではありませんが思い出を電子化できるのはオタクにとっては何より嬉しいです。
今までチェキをスマホで撮っていた方にも新たな使い道となりそうです(笑)
ZOOMやTeemsなどのオンライン会議や学生のオンライン授業などで手持ち資料を俯瞰撮影したい方に便利です。
リアルタイムで映像を映すことも可能ですし、写真のようにスクショを撮影してデータ共有も可能。
スマホを俯瞰撮影で使ってしまうと、1台しかスマホが無い方には不便だと思うのでスキャナーを追加導入するのも便利に使えますよ。
カメラマンなので分かりますがレンズに大切なのは光です。
CZUR ET24 Proはトップライトに10基のLEDライトがあるので、光量不足によるノイジーな画像を回避することが可能。
付属のサイドライトを付ければトップライトで出来た影を消すことができます。
カメラマンがよくやるオフストロボのクロスライティングと同じ原理を再現できるので、スキャナーとは思えないようなライティングが使えます。
ハンドスイッチも非常に便利でした。
通常はマウスでソフトウェアの「スキャンボタン」を押すのですが、ハンドスイッチがあればセット→ハンドスイッチボタンのみでスキャンできて時短になります。
さらにPCの画面を見なくても、スキャナー本体のディスプレイ画像である程度の仕上がりも把握できます。
大量の本や書類をスキャンしたい場合はフットペダルが便利です。
両手がフリーになるので、本や書類のセットやページ送りに手が使えて、フットペダルでスキャン完了。
繁忙期や大量作業時に超高速でスキャンしたい場合の秘密兵器としても活躍します。
ここでは逆にCZUR ET24 Proを使って感じた注意点やデメリットを紹介します。
これは外観レビューの時に紹介しているので、再度にはなりますがスタジオボックスは場所を取ります。
最低でも60cm四方のスペースが必要になるので、通常のデスク(120cm)の半分を専有するイメージです。
使うたびに解体するのはめちゃくちゃめんどくさいので、常設できる場所を確保できる方のみの購入がおすすめだと感じました。
OCRの注意点もあります。
OCR→光学的文字認識のこと。画像データから文字認識ができる機能
OCR自体には問題ありませんが、僕のようにWordやExcelをGoogleアプリで使っている方は注意が必要。
Microsoft版のOfficeソフトを使わないとOCRが文字化けします。
正規版のMicrosoftOfficeを持ってない方はご注意ください。
CZUR ET24 Pro購入がおすすめな人は高性能なスキャナーが欲しい人や本の自炊や日々大量のスキャンをしたい方です。
フラッグシップモデルだけあって、スキャン画像も非常に良く、一瞬で被写体を認識し簡単にスキャンできるのは非常に便利です。
価格面が高価なデメリットもありますが、毎日使うなら決して高い製品でありません。
以上がCZUR ET24 Proのレビューでした。
実は以前にもCZUR Lens Proを使っていたので、そこまで進化していないと思ってましたが、スキャンスピードや精度、画像の綺麗さなど全てが大幅進化しておりました。
今回は個人向けの解説でしたが、家族や企業向けに導入しても大活躍する1台だと思います。
ブックスキャナーはもちろんスキャン業務は全てお任せして大丈夫ですよ
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
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