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スナドラ695がOPPO Reno9 A でも続投。。
これが本機種の最大の話題であり弱点とも言われている。
OPPO Reno7 A と同じSnapdragon 695を継続して搭載したことでスペック面の進化が無いと批判された。
ただこれは悪いことだろうか?
昨今の半導体不足による原材料高やインフレなどスマホの価格はどんどん上がっており、ミドル機でも10万円近くの価格設定になりつつある。
個人的に同じチップセットを導入するのは悪いことではなく、昨今の情勢からすれば歓迎されるべきだと考えている。
今回はOPPO Reno9 A レビューを簡単にしつつ、スナドラ695は呪いか進化か?に考察したい。
重いゲームをやらないなら充分な機種です
OPPO様より機種を借りておりますが自由レビューです
チップ(SoC) | Qualcomm Snapdragon 695 5G | |
---|---|---|
CPU | 種類(名前) | Qualcomm Kryo 660 |
コア数 | 8コア | |
動作周波数 | 最大2.2GHz | |
GPU | 種類(名前) | Qualcomm Adreno 619 |
動作周波数 | 840MHz | |
メモリ | 種類 | LPDDR4X |
周波数 | 2133MHz | |
モデム名 | Qualcomm Snapdragon X51 5Gモデム-RFシステム | |
5G NR | ダウンロード速度 | 最大 2.5 Gbps |
アップロード速度 | 最大 1.5 Gbps | |
4G LTE | ダウンロード速度 | 最大 800 Mbps |
アップロード速度 | 最大 210 Mbps | |
プロセス | 6 nm |
スナドラ695はQualcommで製造されている、5Gチップのミドルスペックチップです。
コア数は8コアと必要十分なスペックをほこり、周波数も2.2GHzとそこまで速くはありませんが安定した性能になってます。
発熱も少なく電池持ちも良いチップなので、2023年に採用されてもそれほど問題だとは思えません。
AnTuTuは38万点前後と日常使いには問題のないスペックです
性能 | OPPO Reno9 A |
---|---|
CPU | Snapdragon 695 5G |
RAM | 8GB LPDDR4x |
ROM | 128GB UFS 2.2 |
処理能力 | Antutu V9:380,000前後 |
ディスプレイ | 6.4インチ / 有機EL / AGC製の強化ガラス / リフレッシュレート90Hz |
解像度 | 2400×1080 Full HD+、画面比率20:9 |
背面カメラ | メイン4800万画素(F値1.7、イメージセンサーサイズ1/2インチ) 超広角800万画素(F値2.2) マクロ200万画素(F値2.4) ※ 光学手ぶれ補正非対応 |
前面カメラ | 1600万画素(F値2.4、イメージセンサーサイズ1/3.11インチ) |
電池容量 | 4500mAh |
サイズ | 160 × 74 × 7.8mm |
重さ | 183グラム |
連続待受 | 440時間 |
充電時間 | 30分で40%まで充電(18Wの急速充電対応 / USB Power Delivery 2.0 / 充電器は同梱されてません) |
本体カラー | c |
対応バンド | 5G:n3 / n28 / n41 / n77 / n78 4G(LTE):1 / 3 / 4 / 5 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 26 / 28 / 38 / 40 / 41 / 42 3G:1 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
VoLTE対応 | ドコモ/au/ソフトバンク/楽天モバイルVoLTEに対応 |
発売日 | 2023年6月22日 |
OPPO Reno9 Aのチップセット以外の性能を見ていきます。
メモリは前作のOPPO Reno 7Aの6GBから8GBに増えており快適度が若干アップしております。
ディスプレイは6.4インチでやや大き目のスマホで、片手操作は厳しく女性などは大きく感じると思います。
ディスプレイ解像度はFull HD+でかなり高く、有機ELで最大90Hzのリフレッシュレートなど人気のPixel 7aよりも勝っております、
その他、大手4キャリア対応のバンドやおサイフケータイ搭載など弱点らしい弱点も少ないスマホです。
ここからはOPPO Reno9 Aの実機を紹介します。
カラーはムーンホワイト、ナイトブラックの2種類がありますが今回はブラックモデルの紹介になります。
背面の見た目はOPPO Glow (オッポグロウ)と呼ばれる独自デザインで高級感があります。
マット調のデザインで指紋も付きにくいので、裸族で使っても満足できると思います。
上部はカメラとNFCゾーンになります。
カメラはAI補正が良く効いた人によっては良い悪いがはっきりと感じる印象です。
3眼カメラのスペックは以下です。
特徴的なのがマクロレンズが搭載されている点です。
こちらのマクロレンズは撮影に使うと言うよりは被写体の距離を測るセンサーとしても活躍するようです。
センサーサイズはミドルスペックスマホとしては標準的ですが、AI補正が強めなので鮮やかな写真が撮れるのが特徴です(作例は後ほど)
カメラ側の左部分には電源ボタンがあります。
逆側には音量ボタンとSIMトレイがあります。
側面もアルミニウム仕上げで指紋が付きづらいです。
底面はあモノラルスピーカーの穴とUSB-C端子、マイク穴とイヤホンジャックです。
今どき珍しいイヤホンジャックを搭載しており、有線イヤホンが使えるのが地味にポイントが高いです。
OPPO Reno9 Aの重さは185gでした。
筐体の大きさのわりには軽く感じるので、昨今の大型スマホのわりには使いやすいと思います。
6.1インチのiPhone 14Proと比べると高さが大きいのが良く分かると思います。
小型スマホ好きには向きませんが、見やすく軽い大型スマホが欲しい方にはピッタリだと思います。
ここではOPPO Reno9 Aのカメラの作例を紹介します。
たくさん撮影してきたので参考にしてください。
カメラ性能はこのようになっている。
広角レンズは安定した描写で昼間であればキレイに撮影できます。
超広角の描写力もそれほど悪くありません。
少なくてもハイエンドのiPhoneとタメを張れるレベルにはあります。
ただ望遠レンズの描写力はイマイチです。
こんな感じでピンとを外してしまうと、ボケボケの写真が量産されます。
色数の多い花の撮影も苦手です、
特に白い花は白飛び気味になってしまい、残念と感じる場面もありました。
AI補正無しで撮影すると歪みが目立つ印象です。
例えばセブンイレブンの屋根が斜め右下に向かって伸びている印象で水平が全く取れておりません。
AI補正を入れると水平がきっちりと補正されます。
基本的にAI補正をオンにして使うカメラだと思います(AI補正はオンオフできる)
夜景撮影はかなりレベルが高いと感じました。
ノイズも抑えられていて、かなりキレイに撮影ができます。
超広角も許容範囲のレベルの描写です。
シャッタースピードが遅いので、通行人が被写体ブレしてはいますが風景写真としては合格レベルだと思います。
望遠に関してはさすがに描写は悪くはなりますが、この価格のスマホとしては上位クラスの性能だと思います。
ただし暗めの夜景は夜景モードを使っても描写は少し怪しくなり、手ブレを起こしやすくなります。
超広角になると暗めの環境ではかなり厳しい描写です。
望遠についても、にじみなどが出やすいので記録用レベルの描写性能です。
日中の晴れた日であればかなりキレイに撮影できます。
空も極端に青空にならないのですが、やや青空が濃い目で使いやすい色味に仕上がります。
昼間の超広角もキレイです。
広角レンズに比べて空の色味がややスッキリと薄くなるのが特徴で、これはこれでアリだと思います。
望遠に関しては途端に描写や色味がおかしくなります。
斜めに傾くし、空の色味も極端に青くなるなど個人的には残念だと思ってます。
人物を撮影してみました。
こちらはポートレートモードをオンにして撮影しましたが、ボケが若干不自然な印象と言うかわざとらしいボケ方で好みが分かれそうな印象。
ただ普通に人物撮影してもそれほどキレイに撮影ができませんでした。
結局はポートレートモードをオンにして人物撮影するのが良さそうなのが、歯がゆいところでした。
室内でも撮影しました。
ポートレートモードだと距離を離してくださいと表示が出るので、普通の広角レンズで撮影。
少し薄暗い環境でも、そこそこのクオリティーでは撮影ができます。
ペット撮影として猫を撮影しました。
暗い猫カフェで撮影しましたが、広角レンズであればノイズも少なく、毛並みも解像するほどにキレイに撮影できました。
人気のペットはAI補正が上手に働くようです。
意外と悪くない描写なので人物撮影よりもペットなどの動物撮影が得意なカメラなのかもしれません。
よく撮る被写体として食レポも撮影しました。
お題は焼肉を撮影。
どうですかね、肉の質感や照り具合もよく撮れている印象です。
変にAIが効き過ぎに、テーブルフォトは非常に使いやすいカメラの印象です。
ここではOPPO Reno9 A購入にあたり疑問に思うことについて答えます。
メイン4800万画素(F値1.7、イメージセンサーサイズ1/2インチ)
超広角800万画素(F値2.2)
マクロ200万画素(F値2.4)
メインカメラの画素数が4800万画素と高画素で高精細な写真が撮影できます。
1600万画素(F値2.4、イメージセンサーサイズ1/3.11インチ)
美肌モードなど自撮りに嬉しい機能も搭載されており、TikTokやInstagramなどに役立ちそうです。
ゲームは厳しいチップセットなので高画質ではプレイできません。
低画質であればなんとかプレイできる程度です。
残念ながらワイヤレス充電には対応しておりません。
充電器やケーブルは付属しておりまえせん。
おすすめ充電器やケーブルはこちらになります。
MNP(乗り換えなら)IIJmioが¥19,800円最安で購入できるのでおすすめです。
ちょっと話題がそれるが、スナドラ695が継続で搭載されて叩かれた点も書いておきたい。
個人的にはチップセットが悪いのではなく、OPPOスマホのラインナップに問題があると思っている。
OPPOは日本市場ではエントリーからミドル機種を多くラインナップしており、ハイエンドスマホは1種類(Find X3 Pro)しか展開していない。
そしてスナドラ695を叩いているのが、ガジェオタなどスペックにこだわる人がほとんどと感じている。
逆に一般人でCPUを叩いている人は少なく、ほとんどの人は気にしていない(気づいていない)
要はガジェオタなど一部のオタクを満足させるスマホが少ないのが原因だと思っている。
本機種はメモリを6GBから8GBに増やしたり、18Wの急速充電、システム劣化防止機能など使いやすいスマホに仕上がっているが悪い点だけがフューチャーされて残念に感じている。
OPPOのマーケティングと伝え方がイマイチなだけだと思ってます
以上がOPPO Reno9 Aのレビューでした。
タイトルにも入れている、スナドラ695が続投問題で評価を下げた感じがありましたが普通に使う分には快適そのものでした。
バッテリー持ちに関しても4500mAhと比較的大容量で、ヘビーユーザーでも1日は持つくらいバッテリー持ちも良いです。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのフルキャリア対応なので格安SIMで運用しても良さそうな機種です。
まだまだ現役で使える機種ですよ
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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