ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
今回は新しくPITAKAで発売された、PITAKA AirPods Pro 2ケースをレビューします。

製品名はAirPods Pro 2となっておりますが、初代AirPods Proでも使用可能です。
今回はPITAKA AirPods Pro 2ケースをAirPods Pro(Lightning端子モデル)に付けてレビューします。

- 本革とアラミド繊維の豪華2素材使用
- 圧倒的なデザイン性の高さ
- 高耐久なアラミド繊維による保護力の高さ
- マグネット内蔵で初代Air Pods ProもMagSafe充電可能
- サラサラとした触り心地で所有欲を満たす
- 他のPITAKAのアラミド繊維シリーズと揃えられる
- ケースにしては価格は高価
- Apple Watch充電器では充電不可

PITAKA AirPods Pro 2のスペック

PITAKA AirPods Pro 2は、AirPods Pro(第2世代)用に設計されたプレミアムケースです。
ただAirPods Pro(第2世代)とAirPods Pro(Lightning端子)はケースの形状は同じなので普通に使うことができます。
このケースは、600Dアラミド繊維を採用し、軽量性と高い耐久性を両立した革新的な製品として注目されています。
主要スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
対応機種 | AirPods Pro(第2世代)・AirPods Pro(第1世代) |
素材 | 600Dアラミド繊維 |
重量 | 18.4g |
厚み | 0.85mm |
MagSafe対応 | ○ |
価格 | 8,999円 |
スペックは上記の通りです。
ちなみに600Dの「D」の意味は Denier(デニール)で、繊維の線密度を表す単位です。
値が大きいほど糸が太く・重くなる特徴があり、600Dは軽くて細いアラミド繊維で作られております。
PITAKAには他に1500Dのアラミド繊維素材の製品もあり、600Dの製品のほうが軽量な製品になります。
デザイン



ケースはデザインによって3種類あり、黒/平紋柄、Moonrise柄、Sunset柄になります。
MoonriseとSunsetはカラーリングも個性的なので、iPhoneケースと同じデザインでコーディネートしたほうが良いかもしれません。
今回レビューする黒/平紋柄はブラックカラーなので、シンプルで汎用性の高いデザインのように感じました。

PITAKA AirPods Pro 2の外観

ここからはPITAKA AirPods Pro 2の実機外観を紹介します。
まずパーツは上下の2つのパーツに分かれております。
下部はアラミド繊維を使っており、平紋柄デザインになっておりました。
僕もよく知らなかったのですが、平紋柄は昔から日本で使われていた柄のようで洋風な素材と日本の和のデザインが融合した芸術的な製品に感じました。

下部はUSB-C端子(Lightning端子)を通せる穴が空いております。
また継ぎ目はメタリックの素材で覆われており、シックなブラックながらキラッと金属が光るナイスなデザインです。

内部は電鍍フレーム&耐傷性インナーでイヤホンを優しく、しっかりと保護します。

最上部にはPITAKAのメタリック型押しロゴが付いておりました。
ケースを開け閉めするたびにチラ見するのでデザイン性は優秀です。
上部の素材は柔らかく上質なレザーを使っており、アラミド繊維とレザーの違った触感を2パターン試せます。

上部の内側には両面テープが付いておりました。
両面テープを貼らなくても使えないことはないですが、蓋がスポッと外れることもあるのでテープで固定したほうが安心して使えました。


ケースの重さは18g、初代Air pods Proに装着すると81gとほぼ重さを感じない重量です。

ちなみに以前レビューした、PITAKA MagEZ Case for AirPods Pro 2(1500D)とはアラミド繊維の太さが違うので重量は85gと、今回レビューする製品より4gほど重かったです。
誤差ですが600Dの製品のほうがより軽量で軽快な印象でした。

PITAKA AirPods Pro 2のメリット
ここからはPITAKA AirPods Pro 2を使ったメリットを紹介いたします。
- アラミド繊維とレザーの異素材コンビが最高
- 和のデザインと浮織デザイン
- MagSafe対応が可能
- 有線充電にもしっかり対応
- 他のPITAKA製品と一緒にコーディネートが可能
アラミド繊維とレザーの異素材コンビが最高

まずは素材の組み合わせが最高です。
高級なアラミド繊維とレザーを使った男の2大ロマン素材をひとつにまとめております。
革小物が好きな方も多いと思いますが、まさにそれと言った感じです。
つなみにアラミド繊維は、航空宇宙産業や軍事用途で使用されており防弾チョッキや航空機のパーツにも使用される高性能素材で以下の特徴があります。
- 高強度・軽量: 鋼材と比較して重量は約5分の1、引張強度は約7倍
- 高耐久性: 錆びず、耐薬品性・耐水性・耐熱性に優れる
- 衝撃吸収性: 衝撃を効果的に吸収
アラミド繊維は0.85mmの薄さながら、特性上、高い保護性能を発揮します。
実際に1メートル程度の高さから落下させてもケースが本体を守り、大きな損傷を防ぐことができるとのことです(確実に保護される訳ではありません。状況によります)
和のデザインと浮織デザイン

ケースの表面には、PITAKA独自の浮織(Fusion Weaving™)技術により、黒とグレーのツイル柄が繊細に織り込まれています。
この織り模様は平紋柄とよばれて、羽織りの紋様などにも使われております。
最近は鬼滅の刃などでも、さまざまな紋様が流行っており和の伝統を感じさせるデザインです。

また独特の網目の紋様によりサラサラとしながらも3D Grip™テクノロジーにより独自のグリップ力があり、イヤホンケースを落としづらくもなりました。
MagSafe対応が可能

MagEZ Case for AirPods Pro 2は、背面にMagSafe用マグネットを内蔵しております。
磁力も強力な高性能N52マグネットを装着しており、逆さまにしても落下することはありません。

またMagSafe充電器でワイヤレス充電が可能です。
この機能により、ケースを装着したまま充電が行えるため、利便性が大幅に向上しました。
有線充電にもしっかり対応

有線充電にもしっかりと対応しているので、ワイヤレス充電環境が無い方でも対応可能です。

充電ポート周りは比較的大きく開けられているので、太めのUSB-CやLightningケーブルにもしっかりと対応できます。
他のPITAKA製品と一緒にコーディネートが可能

これは私見にはなりますが、他のPITAKAのアラミド繊維製品と一緒にコーディネートすると所有欲やテンションが上がります。
毎日使うスマホやイヤホンだからこそ、ケースも自然と触れる機会が多くなるのでケースの満足度が高ければ生活のQOLも上がりそうです。

PITAKA AirPods Pro 2のデメリット
ここではPITAKA AirPods Pro 2のデメリットも紹介します。
価格の高さ
アラミド繊維とレザーという高級素材、手作業による編み込みなどでコストが高くなっておりケースとしては高価です。
8,999円という高価格設定は人によっては選択肢に入らないとも思います。
ただ毎日のように使うAir Pods Proの点は数年間は使うであろうケースなので、満足度を考えると相殺できるとも感じます。
使用上の制約
ケースを付けることによって、制約もあります。
- 背面ボタンが押せない(ペアリング時にケースの取り外しが必要)
- Apple Watch充電器では充電不可
背面ボタンは正直ほとんど押さないのでほぼ問題ありませんが、Apple Watch充電器で充電している方は充電できなくなるので注意が必要がです。

PITAKA AirPods Pro 2はどんな方におすすめ?

PITAKA AirPods Pro 2はこんな人におすすめです。
おすすめできる人
- ガジェット好き: 高級感のあるデザインと質感を重視する人
- PITAKA製品ユーザー: iPhone、iPad用PITAKAケースとの統一感を求める人
- 長期使用を想定: 高い耐久性により長期間使用したい人
おすすめできない人
- 価格重視: 8,999円という価格に見合わない価値を感じる人
- Apple Watch充電器利用者: Apple Watch充電器での充電を頻繁に行う人

(まとめ)PITAKA AirPods Pro 2レビュー
以上がPITAKA AirPods Pro 2のレビューでした。
確かに高価格ですが、その価格に見合う価値を提供するプレミアムケースです。
600Dアラミド繊維による優れた保護性能、MagSafe対応による利便性、そして所有欲を満たすデザイン性など、多くの魅力を備えています。
特に、AirPods Pro(第2世代)を長期間大切に使いたい方や、PITAKAの他製品との統一感を求める方には、投資する価値のあるケースといえるでしょう。






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