\ 最大9.5%ポイントアップ! /

【ポートレート作例付き】RF50mm f1.8stmレビュー。RFマウントコスパ最強の単焦点

景品表示法に基づき、当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

キャノン伝統の撒き餌レンズと言えば、EF50mmf1.8stmが有名です。

新時代のRFマウントでもRF50mm f1.8stmが発売されました。

EOS Rで使っておりますが、EFレンズとは別次元の写りでした。

しかも価格も2万円台と激安。

RFマウントを持っている方全員が買った方がいいレベルでした

それではレビューをご覧ください。

Canon RF50mm F1.8 STM
総合評価
( 5 )
メリット
  • シャープな写り
  • 小型レンズなのに収差がほとんどない
  • AFはそこそこ速い
  • コンパクトで持ち運びしやすい
  • 値段がRFレンズで最安
  • 最大撮影倍率が0.25倍のクウォーターマクロ
  • 最短撮影距離30センチと寄れる
デメリット
  • あまりボケない
  • 背景のボケがざわつく
  • AF音がジージーうるさい
目次

Canon RF50mm F1.8 STMスペック

RF50mm f1.8stm

Canon RF50mm F1.8 STMのスペックは以下です。

モデル名Canon RF50mm F1.8 STM
焦点距離50mm
明るさF1.8
レンズ構成5群6枚
絞り羽根7枚
最初絞りF22
最短撮影距離0.30m
最大撮影倍率0.25倍
フィルター径43mm
最大径φ69.2mm
長さ40.5mm
質量約160g

RF50mm F1.8 STMは標準単焦点レンズです。

レンズ構成はガウス式を採用している珍しいレンズ。

EFレンズに比べて、非球面レンズを1枚採用しており各種収差をがかなり抑えられてます。

レンズコーティングも最新になってゴーストやフレアの発生が激減しております。

EF時代とは比べ物にならない性能へと進化。

RFマウントはミラーレスなので、ショートバックフォーカスになり解像力が劇的に向上。

もはや撒き餌レンズとは呼べない性能に仕上がってます。

Canon RF50mm F1.8 STM外観レビュー

RF50mm f1.8stm

Canon RF50mm F1.8 STMの外観レビュー。まずは箱から。

めっちゃ反射して変な撮り方になってしまいました(笑)

RFシステムになって箱の色は黒に統一されましたね。

RF50mm f1.8stm

早速レンズを開封です。

レンズ上部にはRFマウントの特徴のコントロールリングが付いてます。

ここにはISO感度や露出など自分の好きな値を割り当て可能で便利です。

最短撮影距離は30センチでEFレンズよりも5センチ寄れるようになりました。

RF50mm f1.8stm

Canon RF50mm F1.8 STMの絞り羽を撮影しました。

7枚羽で奇数ですね。

さすがに2万円台のレンズだけあって、ボケの輪郭は円ではなくギザギザしております。

ここはちょっと残念ポイントですが、仕方ありませんね。

RF50mm f1.8stmの重さ

Canon RF50mm F1.8 STMの重さはレンズフードとレンズフィルター込みで198gでした。(レンズ本体は160g)

めちゃくちゃ軽いですね。

EOS Rと一緒に付けても1kg行以下でフルサイズのレンズとしてはめちゃ軽です。

使うかわからない時でもカバンに放り込んでおいても気にならない重さなので気軽に持ち出せるのが嬉しいですね。

ちなみにレンズフードは別売りなので注意。

RF50mm f1.8stm

Canon RF50mm F1.8 STMの見た目です。

フードを付けても高さが8センチちょっとでした。

コンパクトなレンズなのでモデルさんにも威圧感を与えないので良いですね。

使ってない時はレンズフードは逆付けできるので、小さく収納できるのも嬉しい点です。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

ここではCanon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例を紹介いたします。

作例は全て絞り開放になります。

画像はJpeg撮って出しで、カメラはEOS Rになります。

スタジオ撮影の作例

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

開放F1.8での背景のボケ具合です。

このレンズ正直言ってあんまりボケない印象。

ボケは苦手なレンズかもしれませんね。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

ちょっと上からのアングルの煽りショット。

50mmと標準画角なので、モデルさんとのコミュニケーションも撮りやすい自然な距離感で撮影できます。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

こうゆう全身までは入れないちょうど良い画角も50mmならではの良さですね。

ブログ用の圧縮してますが、元画像はとてもシャープな描写です。

さすがは新時代のRFマウントの描写力だと感じました。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

こちらの写真はスキントーンに注目して欲しいです。

EOS Rとの組み合わせだと肌の色や描写が綺麗に表現できますね。

ポートレートでもバッチリ使えるレンズだと思います。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

こちらは観葉植物の緑の色に注目してください。

緑の色の出方はカメラは個性が出ますが、このレンズは色乗りがめちゃくちゃ良いですね。

色がコッテリと乗るので風景写真にも使えると思います。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

最後は寄りの撮影です。

50mmなので自分の見たままの画角で撮影できますね。

解像力ですが髪の毛1本1本まで解像してますが、描写の線は少し太い印象。

この辺りは上位機種のRF50mmF1.2には劣るかと思います(値段差は10倍以上ありますので当然ですね)

屋外ポートレートの作例

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

ここからは屋外ポートレートの作例です。

こちらの写真は開封F1.8の写真。

開放だと描写はかなり緩くて女性ポートレート撮影には向いていると思います。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

開放でも背景ボケですが、ボケは硬い印象です。

玉ボケですが完全なレモン型で少し年輪ボケがあります。

廉価レンズなので仕方ないですが、値段以上の写りはしてくれます。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

開放で撮影してもトロけるボケにはなりません。

背景も確認できる程度のボケです。

背景がうるさい時は注意が必要なレンズだと思います。

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

描写が緩いのでフィルム風の写真も得意です。

こちらはレタッチしてますが、懐かしい描写もできます。

多少パープルフリンジが出やすいですが、レンズの味として考えれば乙第点です。

Canon RF50mm F1.8 STMのメリットや使って良かった点

Canon RF50mm F1.8 STMのメリットが以下です。

メリット

  • EF時代よりもシャープな写り
  • 小型レンズなのに収差がほとんどない
  • AFはそこそこ速い
  • コンパクトで持ち運びしやすい
  • 値段がRFレンズで最安
  • 最大撮影倍率が0.25倍のクウォーターマクロ
  • 最短撮影距離30センチと寄れる

1 シャープな写り

Canon RF50mm F1.8 STMの写りはシャープです。

EF50mmF1.8STMに比べて写りが2段階くらい体感で変わってきています。

今までのフィルムライクな写りから、クリアな写りに変化した印象です。

2 小型レンズなのに収差がほとんどない

これは驚いたのですが、小型レンズなのに湾曲や収差がほとんどありません。

多少は樽型収差がありますが、大口径レンズじゃないのに素晴らしいです。

パープルフリンジなどの発生もほぼ無かったです。

建物もきちんと真っ直ぐに写るし、カメラ内のレンズ補正を使えばほぼ問題ないレベルです。

3 AFはそこそこ速い

AFは爆速ではありませんが、そこそこ速いです。

ポートレートでは充分すぎるほど使えます。

STMのAFは遅いイメージでしたが、RFレンズになってからカメラ本体の能力と相まってスパスパAFが決まります。

4 コンパクトで持ち運びしやすい

Canon RF50mm F1.8 STMはRFレンズでは最軽量のレンズです。

写りよし、軽い、コンパクトと3拍子揃っているレンズなのでとりあえずカバンに突っ込んどいてもストレスが無いのがいいですね。

初期に出たRF単焦点レンズは巨大なので、このくらいコンパクトなレンズなら助かります。

5 値段がRFレンズで最安

値段は新品で25000円くらいです。

この値段ならとりあえず買っちゃえって感じですね。

気に入らなければ売ればいいので痛くないはず。

写りは2万円台のレンズとしてはかなり良い方ですよ。

6 最大撮影倍率が0.25倍のクウォーターマクロ

最大撮影倍率は0.25倍と使い勝手が良いです。

ポートレートだとモデルさんのアップ写真を撮る際に重宝します。

ポートレート以外にもテーブルフォトにも良さげなレンズですね。

7 最短撮影距離30センチと寄れる

Canon RF50mm F1.8 STMの最短撮影距離は30センチです。

寄れるレンズなのでモデルさんの顔やパーツのアップなどの写真も撮りやすいです。

単焦点レンズだから画角は固定されがちですが、工夫によって良い写真が撮影できますよ。

Canon RF50mm F1.8 STMの悪い点やデメリット

Canon RF50mm F1.8 STMを使って感じた悪い点やデメリットは以下だと感じました。

デメリット

  • あまりボケない
  • 背景のボケがざわつく
  • AF音がジージーうるさい

1 あまりボケない

Canon RF50mm F1.8 STMのポートレート作例

開放F値1.8のレンズのわりには、なぜかボケないレンズですね。

明るさはF1.8あると思うのですが、ボケの量が少ない印象のレンズです。

背景をめっちゃボカしたい方には向いてないレンズかもです。

2 背景のボケがざわつく

Canon RF50mm F1.8 STMのボケは正直あまり綺麗ではありません。

特に屋外ポートレートの際に背景を気をつけないと、ザワザワなボケになります。

ボケの輪郭が塗り絵みたいになって、主張が激しいです。

背景のボケまで気にする方は素直にRF50mm F1.2の高いレンズを買いましょう!

3 AF音がジージうるさい

STMレンズを使ったことがあるなら分かると思いますが、AF音はうるさいです。

ジーコジーコなるので、動画用途には不向きです。

AFスピードはそこまで遅くはないのでポートレートではあまり気になりませんが動画で使う方は辞めたようが無難です。

ゴーゴーシンゴ

価格を考えればデメリットよりも圧倒的にメリットが大きいです

【まとめ】RF50mm F1.8 STMはRFマウントユーザー全員買うべし!

以上がRF50mm F1.8 STMレビューまとめでした

このレンズの特徴は以下の通りになります。

ぶっちゃけRFマウントユーザーなら買わないと後悔するレベルですよ

ぜひチェックしてくださいね。

メリット
デメリット
  • シャープな写り
  • 小型レンズなのに収差がほとんどない
  • AFはそこそこ速い
  • コンパクトで持ち運びしやすい
  • 値段がRFレンズで最安
  • 最大撮影倍率が0.25倍のクウォーターマクロ
  • 最短撮影距離30センチと寄れる
  • あまりボケない
  • 背景のボケがざわつく
  • AF音がジージーうるさい

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ゴーゴーシンゴのアバター ゴーゴーシンゴ ガジェットブロガー

ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
企業からのレビュー依頼は250件以上実績あり。
レビュー依頼受付中です!

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次