ワイヤレスイヤホン大好き人間のシンゴです(@go5shingo)
イヤーカフ型と言えばHuawei FreeClipが最強で今年のベストバイだと思っておりました。
そんな中俺達のサウピがついにやってくれました、、、。

商品名がSOUNDPEATS CCで耳の穴に入れないイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンです。
骨伝導イヤホンとも違って、ピアスのように耳に引っ掛けるだけで普通のイヤホンのように音が聞こえます。
さらに驚いたのが価格差が3倍以上違うHuawei FreeClipよりも断然音が良いんです。
正直理解が追いつかなくて、何度も頭を抱えました。
もちろん音漏れをしやすいなどの構造上の問題はありますが、間違いなくベストバイ。
今回はSOUNDPEATS CCのレビューをいたします。

- イヤーカフ型とは思えない超高音質
- 左右の区別が無いのでどちらでも使用可能
- 弾力性のある素材でつけ心地が快適
- マルチポイント対応
- 10分の充電で2時間使用可能な急速充電に対応
- 0.06s低遅延ゲームモード対応
- タッチ操作に対応
- 価格が嘘みたいに安い
- ワイヤレス充電非対応
- マイク性能は微妙

間違いなく2024年ベストバイはこれ
SOUNDPEATS CC イヤーカフ実機外観

最初にSOUNDPEATS CCの実機外観のレビューです。
裏面には海外での名称のPearl Clip Proの名前が記載されております。

最初に付属品を紹介します。
- 本体
- USB-C to Aケーブル
- 説明書

カラーはブラックで光沢感のあるツヤツヤした質感になっております。
前にギザギザした部分が見えるかと思いますが、こちらはボタンになっておりペアリングなどをする際に使います。
ボタンもデザイン性の高いものになっているので初見ではケーブルを刺す穴かと思いました。

裏面はサウピのロゴとUSB-C端子を搭載。
ワイヤレス充電には非対応なので必ず有線充電が必要になります。

ケースは上に跳ね上げる形でカチっと小気味よく開いてくれます。
ちょうどカフの部分がゴムになっており取り出す時に取りやすい形になっております。

イヤホンはマグネットと吸着するので、入れる向きさえ間違えなければ左右の区別もないので簡単に出し入れできます。

イヤホンのデザインはC型デザインになっており、耳に自然な形でフィットします。
全体はニッケルチタン製形状記憶合金ワイヤーで形をしっかりと保ちながらも、肌に触れる部分は液体シリコンになっており装着感は抜群に良いです。

ゴム部分のアミアミはスピーカーでここから音が出る仕組みです。
意外と音も近くて自然に聞こえるので、初見だと不思議な感じがします。

ドライバーは12mmデュアルマグネット・ダイナミックドライバーを搭載し迫力ある音を鳴らしながらも繊細な音も奏でられます。

ケース込みの重さは47gと標準的なワイヤレスイヤホンに比べればやや軽いです。

イヤホン単体は12g(片方6g)と非常に軽く仕上がっております。
軽いので耳に付けても重さを感じずに安定してくれます。
SOUNDPEATS CC イヤーカフのメリット
ここからはSOUNDPEATS CCを使って感じた良かった点を紹介します。
- イヤーカフ型とは思えないくらい高音質
- 左右の区別が無い
- つけ心地最高
- マルチポイント対応
- シンプルで使いやすいアプリ
- ムービーモードとゲームモード
イヤーカフ型とは思えないくらい高音質
音質はイヤーカフ型とは思えないくらい高音質です。
イヤーカフ型はもちろんオープンイヤー型を含めて音質は上位レベルでした。
音の傾向ですが、イヤーカフ型にありがちな低音スカスカでは無く低音はしっかりとなります。
さすがにカナル型イヤホンのような迫力ある低音とは言えませんが、初めて聞いた時はあまりの音の良さにビックリしました。
音は固めではありますが繊細な音が鳴らせない訳では無く、全体的なチューンアップで迫力を重視してるのだと思います。

得意な曲はロックなどの曲がピッタリだと思いました。
疾走感あるサウンドもわりと得意で、またアップテンポPOP系でもなんなく付いて来ます。
当初は音楽鑑賞向きのイヤホンとは思えませんでしたが、全然音楽鑑賞も行けるので心配しなくても大丈夫です。
左右の区別が無い

L,Rの区別がイヤホンに無いのでどっちのイヤホンを付けても大丈夫だし、ケースに仕舞うのもどっちでも大丈夫です。
取り出しもC型ワイヤーが掴みやすくなっているので、出し入れがラクなのも毎日の使用によって地味にメリットが大きいと感じました。
つけ心地最高

つけ心地に関してはとにかく良いですね。
耳に優しくフィットして、付けてる感じは全くしません。
僕はメガネを付けておりませんが、メガネを付けている方も耳が渋滞しないので快適だと思います。

つけ心地の良さの秘密は肌に優しい70%液体シリコンで覆われている点だそうです。
素材自体は固めなんですが反発性とクッション性があり、ズレたりせずにフィットします。
歩いたり走ったり、階段を昇り降りしても落下することは無かったので装着性能は非常に高いと感じました。
マルチポイント対応

嬉しいマルチポイントにも対応しております。
マルチポイントの切り替え速度も最新のBluetooth5.4に対応しているので、爆速かつ安定します。
僕のようにiPhone、Androidの2台持ちの場合ですといちいちペアリングしなくて良いので使い勝手が良いと思います。
シンプルで使いやすいアプリ

アプリはPeatsAudioに対応しております。
新しく出たサウピのアプリになっております。

アプリはイヤホンのビジュアルが表示されて、主要な機能はトップに表示される分かりやすいUIです。
アプリで出来ることは以下の通り。
- タッチコントロールの有効/無効
- ゲームモードオンオフ
- ムービーモードオンオフ
- ダイナミックEQ
- コントロールをカスタム

イコライザーはプリセットとカスタムから選べます。
プリセットは全部で9種類あります。
- SOUNDPEATSクラシック
- 高音域の強調
- 低音を強く
- 低音を弱く
- ロック
- ポップ
- 電子音
- クラシック
- フォークソング
- 高音域の強調
ラインナップが若干謎ではありますが、イコライザーを適用すると結構変わるので曲によっては積極的に使ったほうがよいです。

カスタムイコライザーは聴力検査をして自分の聞きにくい周波数を補強するタイプです。
イヤーカフ型でカスタムイコライザーが使えるのって貴重なので欲しかった人はかなり重宝するはず。

タッチ操作にも対応していて、スマホレスで各種操作も可能です。
左のイヤホン | 右のイヤホン | |
タップ | 音量を下げる | 音量を上げる |
ダブルタップ | 再生/一時停止 | 再生/一時停止 |
トリプルタップ | ゲームモード | 音声アシスタント |
操作はシンプルなので直感的で分かりやすかったです。
タッチ感度も高いですが、イヤホンを触れると音量が変わったりしやすいので人によってはタッチ操作をオフにしたほうが良いかもです。


その他ファームウェアアップデートや「イヤホンを探す」もアプリからできるので、アプリのダウンロードは必須だと思います。
ムービーモードとゲームモード

ビックリしたのがムービーモードの存在。
まるでサラウンドシステムに囲まれたような立体音響に近い聞こえ方になり、臨場感がものすごくなります。
映画はもちろん普通にYouTube動画を見るだけでも動画の迫力が増すので、ビックリしました。

ゲームモードは0.06sの低遅延になるそうです。
Bluetooth5.4の接続の安定性と低遅延も相まってワイヤレスイヤホンとしては遅延はほぼ感じないレベルになっております。
音ゲーやFPSなどのゲーム用イヤホンとしてもおすすめだと感じました。
SOUNDPEATS CC イヤーカフのデメリット

- ワイヤレス充電非対応
- マイク性能は微妙
ワイヤレス充電非対応
もはやサウピ伝統になっておりますが、ワイヤレス充電は非対応です。
必ず有線充電が必要なので、そこはネックだと思います。
ただ連続再生もケース込みで24時間、単体でも6時間の再生に対応。
10分の充電で2時間使える急速充電対応など、充電速度も早いので不便には感じないと思います。
マイク性能は微妙
マイク性能に関しては残念ながら微妙の評価。
僕の声との相性もあると思いますが、全体的に曇っておりクリアでありません。
これでマイク性能も高ければテレワーク最強ワイヤレスイヤホンになったんですが、ここだけが残念ですね。
SOUNDPEATS CCとHUAWEI FreeClipどっちがおすすめ?

ここでは禁断の比較としてSOUNDPEATS CCとHUAWEI FreeClipのイヤーカフワイヤレスイヤホン対決をします。
- 見た目
- 音質
- 価格
- どっち買う?
見た目

見た目に関してはケースも含めて結構違います。
- SOUNDPEATS CC→ワイヤー部分が太く持ちやすいけどスタイリッシュさに欠く
- HUAWEI FreeClip→ワイヤーが太くスタイリッシュ、ワイヤーは柔らかくグニャグニャ

見た目は好みがありますが、個人的にはHUAWEI FreeClipのほうがスタイリッシュで好きです。
ただ価格が全然違うので、価格差を考えるとSOUNDPEATS CCも健闘してると思います。
音質

音質についてはSOUNDPEATS CCのほうが圧倒的に上です。
たぶん10人に聞いたら9人はSOUNDPEATS CCが良いと答えるくらい明確に違います。
コーデックは同じAAC接続でありながら、音の迫力や臨場感など全ての項目が上回っております。
今まではHUAWEI FreeClipだと音楽を聞く際はカナル型イヤホンに付け替えておりましたが、サウピの場合は音楽にも強いです。
価格
価格に関してはSOUNDPEATS CCがめちゃくちゃ安くてバグってます。
- SOUNDPEATS CC→¥7,280(割引なし価格)
- HUAWEI FreeClip→¥27,800 (割引なし価格)
価格差にして約3.8倍あり、割引を使えば4倍以上になります。
価格に関しては勝負にならずにこの価格は異常に安いと言わざるを得ません。
どっち買う?

どっちを買うかは最終的に予算で決めれば良いと思います。
音質と価格を考えたら圧倒的にSOUNDPEATS CCがおすすめです。
じゃあHUAWEI FreeClipを買う価値が無いかと聞かれたら少し違います。
特にスポーツをする方やテレワークで使いたい方はマイク性能が圧倒的に上だし、ワイヤレス充電も使えたりと万能であります。

どちらもレベルが高いのでおすすめできないことは無いです!
(まとめ)SOUNDPEATS CCレビュー
以上がSOUNDPEATS CCのレビューでした。
イヤーカフ型って安いやつはたいていがハズレの印象でしたが、本作の完成度は非常に高いです。
普段カナル型やインイヤー型を使っている方も追加購入するのがおすすめ。
とにかく音質が良いのでぜひ試して欲しいです。

気になってる方は絶対に購入したほうが良いです!







