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Huaweiの最新スマートウォッチ4機種(WATCH FIT 4 Pro、WATCH GT 5 Pro、WATCH GT 4、Band 10)を徹底比較します。
健康管理・ワークアウト・バッテリー持続・デザイン性など、それぞれの特徴とおすすめポイントをまとめ、スペック比較表も掲載しますのでぜひ購入の参考にしてください。



Huawei WATCH FIT 4 Pro

Huawei WATCH FIT 4 Proは、2025年に発表されたFitシリーズ初のProモデルで、高級感あるデザインと登山や激しいアクティビティにも対応するフラッグシップスマートウォッチです。
Apple Watch Ultraのような高価格帯ではなく、3万円台で購入できるコストパフォーマンスの高さが魅力となっています。
主な特徴・スペック
- 9.3mmの超薄型ボディ、約1.82インチAMOLEDディスプレイ(最大3000nitsの高輝度)
- チタン合金ベゼル、サファイアガラス採用で高級感・耐久性あり
- 本格的な健康管理機能「HUAWEI TruSense」搭載(心拍数、血中酸素、心電図、ストレス、皮膚温度など多彩な健康指標を高精度で計測)
- 気圧計や強化されたGPS(L1/L5デュアルバンド、ヒマワリ型アンテナで測位精度向上)、高度計、オフラインマップ対応
- 100種類以上のアクティビティ計測、AIトレーニングプランや動画プログラムも充実
- ワイヤレスマグネット充電対応、最大14日間のバッテリー持ち
- 防水・防塵性能(5ATM、IP6X、ダイビング対応)
- NFC搭載(ただしSuicaやおサイフケータイ非対応)
- Android/iOS両対応(iPhoneでは一部機能制限あり)
メリット
- ディスプレイが非常に明るく見やすい
- 健康管理機能が充実しており、心身の状態を多角的に分析可能
- 3つのアクティビティリングや100種類以上のワークアウトに対応
- GPS・高度計・オフラインマップで登山やアウトドアでも活躍
- 心電図測定(医療機器認証取得)、ストレス・睡眠分析も優秀
- バッテリーが非常に長持ち(通常10日、ライトユーザーなら2週間近く持つ)
- 文字盤デザインが豊富で飽きない
- ゴルフ管理機能も国内99%のゴルフ場に対応
デメリット
- Suicaやおサイフケータイなどの決済機能は非対応
- iPhoneとの連携は一部機能制限あり(Apple Watchほどのエコシステム統合は不可)
- ノーマルモデル(Huawei WATCH FIT 4)との価格・機能差で迷う場合も
おすすめのユーザー
- 登山・トレイルラン・マリンスポーツなどアクティブな趣味を持つ人
- 健康管理を重視したい人
- 明るく見やすいスマートウォッチを求める人
- iPhone/Android両対応のモデルを探している人
- Apple Watchの電池持ちに不満がある人
まとめ
Huawei WATCH FIT 4 Proは、ディスプレイの見やすさ、健康管理機能、バッテリー持ちなど、スマートウォッチの完成形ともいえるモデル。
決済機能やiPhone連携の一部制限はあるものの、3万円台でフラッグシップ機能を持つコスパの高さが際立っています。
特にApple Watch Ultra 2の1/3以下の価格で同等レベルの機能を搭載している点は大きな魅力です。


Huawei WATCH GT 5 Pro

HUAWEI WATCH GT 5 Proは、ゴルフやダイビングなどアクティブなユーザーからビジネスシーンまで幅広く対応できる、高級素材を使ったスマートウォッチです。
特にチタニウムモデルは、まるで高級時計のようなラグジュアリー感が魅力となっています。
主な特徴
・高級感あふれるデザイン
- オクタゴン(8角形)ベゼルとサファイアガラス、チタン&セラミック素材で高級時計並みの見た目
- カジュアルからビジネスまでどんなスタイルにも合う
・抜群のバッテリー持続力
- 通常使用で最大約14日間(46mmモデル)、ヘビーユースでも約9日間
- Apple Watchと比べて圧倒的な電池持ち
・充実のワークアウト&ゴルフ機能
- ランニング、水泳、ダイビング(40m防水)、ゴルフなど20種類以上のスポーツに対応
- ゴルフコース情報やグリーンの傾斜計測など、ゴルフプレイヤーに特化した機能が豊富
・多彩な健康管理機能
- 24時間心拍、睡眠、血中酸素、ストレス、情緒のモニタリング
- 食事記録やAIランニングプランなども搭載
- アップデートで心電図(ECG)機能にも対応
・快適な装着感
- チタンバンドは軽く、金属アレルギーも起こりにくい
- バックルスタイルで着脱も簡単
・iPhone・Android両対応
- iOS 13.0以降、Android 8.0以降に対応
ノーマルとProモデルの違い
項目 | ノーマルモデル | Proモデル |
---|---|---|
防水性能 | 5気圧 | 40気圧 |
素材 | スタンダード | チタン・セラミック |
ディスプレイ | 強化ガラス | サファイアガラス |
ゴルフ機能 | 標準 | グリーン傾斜計測など強化 |
モデルラインナップ
・ノーマルモデル(41mm/46mm)
- カラー:ブルー、ホワイト、ブラック、ブラウン
・Proモデル(42mm/46mm)
- 素材:セラミック、チタニウム
- 価格は素材によって大きく異なる
メリット
・見た目がカッコよく、高級感がある
・電池持ちが非常に良い
・健康管理・ストレスケア機能が充実
・ワークアウトやスポーツ機能が豊富
・iPhone・Androidどちらでも使える
デメリット
・ゴルフ機能は素晴らしいが、ゴルフをしない人にはやや過剰
・iPhoneユーザーはApple Watchと迷う可能性がある
まとめ
HUAWEI WATCH GT 5 Proは、高級時計のようなデザインと、健康管理・スポーツ機能の両立を実現したスマートウォッチです。
特に電池持ちとゴルフ機能に強みがあり、ビジネスからスポーツまで幅広いシーンで活躍します。
ただし、ゴルフをしない人やiPhoneユーザーはApple Watchとの比較も検討する価値があります。


HUAWEI WATCH GT 4

HUAWEI WATCH GT 4は、ファーウェイのビジネス向けハイエンドスマートウォッチ。最大の特徴は「約14日間持つロングバッテリー」と「卓越した健康管理機能」です。
iOS・Androidの両方に対応し、価格も3万円台とコスパが高いのが魅力です。
主な特徴
- 電池持ちが圧倒的
- 46mmモデルは通常使用で最大14日間、ヘビーユースでも8日間持続。
- 41mmモデルでも通常7日間持続。
- 3日使ってもバッテリー残量が15%しか減らないほどの省電力設計。
- 健康管理機能が充実
- 睡眠計測(業界初の「睡眠中呼吸乱れ検知」搭載)
- 科学的なダイエットサポート(不足カロリー管理)
- 女性向けの生理周期管理
- 心拍・ストレス・血中酸素・皮膚温など多彩な計測に対応
- コーチング機能や瞑想サポートも搭載。
- ワークアウト機能
- 100種類以上のワークアウトに対応。
- ランニング時のリアルタイム音声案内や、消費カロリー・ムーブ・スタンドの管理も可能。
- ゴルフ機能
- GPSによる距離測定、スコアカード、身体状況記録、練習モードなど、ゴルフ専用ウォッチ並みの機能。
- 全国2200以上のゴルフ場情報を網羅。
- デザイン・操作性
- 丸形AMOLEDディスプレイ(46mm:1.43インチ/41mm:1.32インチ)
- ステンレススチール素材の高級感ある外観
- サクサク動作でストレスなし
- 豊富な文字盤(無料中心、カスタマイズ可)
- バンドはフッ素エラストマー素材で耐久性あり。
デメリット・注意点
- SuicaなどのNFC決済非対応
- モバイル決済(Suica/ID/QUICPayなど)が使えない。
- Apple Watchに比べてバンドやアクセサリーが少ない
- バンド交換を楽しみたい人にはやや不向き。
こんな人におすすめ
- 電池持ち重視のスマートウォッチが欲しい
- 健康管理やワークアウトを本格的に活用したい
- iPhone/Androidどちらでも使いたい
- コスパの良いスマートウォッチを探している
まとめ
HUAWEI WATCH GT 4は、バッテリー持ち・健康管理・ワークアウト機能を重視する人に特におすすめ。
Suica等の決済機能はないが、価格と機能のバランスが非常に優れたスマートウォッチです。


HUAWEI Band 10

HUAWEI Band 10は、コストパフォーマンスに優れた最新のスマートバンドで、健康管理機能やワークアウト計測などが充実しています。
価格は6,800円からと手頃で、最大14日間のバッテリー持続や急速充電(45分でフル充電、5分で2日間利用可能)が大きな特徴です。
主な特徴
- 1.47インチのAMOLEDディスプレイは明るく見やすく、屋内外や夜間でも高い視認性を発揮
- 本体重量は約14g~15g(アルミモデル)、バンド込みで約29gと超軽量
- 100種類以上のワークアウトに対応し、活動リングやバッジ集めなど継続しやすい仕組み
- 睡眠分析機能が非常に優秀で、深い/浅い/レム睡眠や睡眠スコア、呼吸乱れ検知まで可能
- 心拍数や血中酸素濃度、情緒・ストレス測定も自動で行える
- Android/iOS両対応で、通知も素早く届く
- 10,000以上の文字盤が選べ、カスタマイズ性も高い
前モデル(Band 9)からの進化点
- 心拍変動(HRV)によるより詳細な睡眠モニタリング
- 情緒モニタリング機能の追加
- AI活用による水泳やランニング計測の精度向上
デメリット・注意点
- スポーティーなデザインのため、ビジネスシーンなどTPOによっては不向き
- SuicaなどのNFC決済には非対応
- スピーカー・マイクは非搭載
こんな人におすすめ
- 睡眠やストレスの分析・管理をしたい人
- ワークアウト用のスマートウォッチを探している人
- バッテリー持ち重視の人
- 1万円以下で高機能なスマートウォッチが欲しい人
- Android/iOSどちらでも使いたい人
総評
価格以上の高級感や機能性があり、特に睡眠分析の精度やバッテリー持ちの良さが際立つモデル。
スマートウォッチ初心者や健康管理を重視したい人に特におすすめです。


スペック比較表
ここではそれぞれのスマートウォッチをスペック表で比較します。
WATCH FIT 4 Pro | WATCH GT 5 Pro | WATCH GT 4(46mm) | WATCH GT 4(41mm) | Band 10 | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 1.82型 AMOLED | 1.43型 AMOLED | 1.43型 AMOLED | 1.32型 AMOLED | 1.47型 AMOLED |
解像度 | 480×408 | 466×466 | 466×466 | 466×466 | 194×368 |
サイズ・重量 | 約30.4g | 約53g | 約48g(本体) | 約37g(本体) | 約14~15g |
バッテリー持続 | 最大14日間 | 最大14日間 | 最大14日間 | 最大7日間 | 最大14日間 |
防水性能 | 5ATM, IP6X | 5ATM + IP69K | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
主なセンサー・機能 | 心拍・ECG・SpO2・GPS・気圧・加速度他 | 心拍・気圧・温度・加速度・ジャイロ他 | 心拍・SpO2・皮膚温・気圧・加速度他 | 心拍・SpO2・皮膚温・気圧・加速度他 | 心拍・9軸IMU・周囲光 |
対応OS | Android 8.0+/iOS13+ | Android 8.0+/iOS13+ | Android 8.0+/iOS13+ | Android 8.0+/iOS13+ | Android 9.0+/iOS13+ |
特徴・特記機能 | TruSense健康管理、ワイヤレス充電、オフライン地図 | ゴルフ機能、サファイアガラス、チタン/セラミック | 睡眠中呼吸乱れ検知、ゴルフ機能、豊富なワークアウト | 睡眠中呼吸乱れ検知、ゴルフ機能、豊富なワークアウト | 100+ワークアウト、睡眠/ストレス/情緒計測、急速充電 |
価格帯 | 約3万円台 | ~約87,000円 | 33,880円~ | 32,780円~ | 6,800~8,580円 |
それぞれをスペック表で表すとこんな感じで、基本的な機能はほぼ一緒ですが最新のWATCH FIT 4 ProがTruSense健康管理センサーを搭載するなど優秀です。
WATCH GT 5 Proはオメガやロレックスのような高級時計のような見た目で、ビジネスマンが使っても違和感がありません。
一方のBand 10はスマートバンドタイプなので、価格も安くサブの時計として使うのも便利です。
どんな人にどのモデルがおすすめ?
最後にどのスマートウォッチを買うか迷ってる方向けに結論を書きます。
WATCH FIT 4 Pro:アウトドアや健康管理を重視しつつ高級感も欲しい方


WATCH GT 5 Pro:ビジネスにも使える高級感と多機能性を求める方、ゴルフやダイビングにも最適。


WATCH GT 4:電池持ち・健康管理・ワークアウトのバランス重視、コスパ良好な万能モデル


Band 10:コスパ重視で健康管理やワークアウトを気軽に始めたい方、軽量&長時間バッテリー。


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