HUAWEI WATCH GT 4レビュー！電池持ち2週間の脅威のスマートウォッチ

スマートウォッチはApple Watch派のシンゴです（@go5shingo）

今までiPhoneをメインに使っておりましたが、最近はAndroidスマホに乗り換えたのでApple Watchが使えずに困っておりました。

そんな僕の元にファーウェイさんの新作スマートウォッチHUAWEI WATCH GT 4をレンタルさせていただくことができました。

HUAWEI WATCH GT 4はファーウェイが誇るスマートウォッチの中でもビジネス向けのハイエンドモデルになります（その他は健康管理に重点を置いたBandやFitシリーズなど）

最大の特徴が約14日間持つロングバッテリーや卓越した健康管理が魅力。

特に健康管理に力を入れており、業界初の睡眠中呼吸乱れ検知や科学的なダイエットに基づいた不足カロリー管理、女性に嬉しい生理周期管理など男女それぞれに嬉しい機能を搭載。

弱点としてSuicaなどのNFCが使えないデメリットがありますが、iOS、Android両方のOSで使えるのも魅力です。

今回はHUAWEI WATCH GT 4のレビューです。

ファンコミュニケーションズ様より貸与を受けておりますが自由レビューです

HUAWEI WATCH GT 4のスペック

HUAWEI WATCH GT 4のスペックは以下の通りです。

サイズは41mmと46mmの2種類がありますが、機能は同じになります（電池持ちが多少違う程度）

	HUAWEI WATCH GT 4 46 mm	HUAWEI WATCH GT 4 41 mm
サイズ	約46 mm × 約46 mm × 約10,9 mm	約41,3 mm × 約41,3 mm × 約9,8 mm
手首サイズ	140-210 mm	120-190 mm
重量	約48 g（ストラップ含まず）	約37 g（ストラップ含まず）
ディスプレイサイズ	約1,43 インチAMOLEDカラースクリーン	1,32 インチAMOLEDカラースクリーン
ディスプレイ解像度	466 × 466ピクセル、PPI 326	466 × 466ピクセル、PPI 352
素材	ステンレススチール	ステンレススチール
色	ブラックフルオロエラストマーストラップ グレーステンレススチールストラップ ブラウンレザーストラップ	ブラックフロロエラストマーストラップ シルバーステンレススチールストラップ ホワイトレザーストラップ
センサー	加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー	加速度センサー ジャイロセンサー 磁気センサー 光学式心拍センサー 気圧センサー 温度センサー
ボタン	ホームボタン（回転リューズ）とサイドボタン	ホームボタン（回転リューズ）とサイドボタン
充電端子	ワイヤレス充電	ワイヤレス充電
対応OS	Android 8.0以降 iOS 13.0以降	Android 8.0以降 iOS 13.0以降
防水	5 ATM規格の防水防塵性能	5 ATM規格の防水防塵性能
バッテリー持続時間	通常使用でのバッテリー持続時間は約14日間 ヘビーユースでのバッテリー持続時間は約8日間 常時点灯機能を有効にした場合のバッテリー持続時間は約4日間	通常使用でのバッテリー持続時間は約7日間 ヘビーユースでのバッテリー持続時間は約4日間 常時点灯機能を有効にした場合のバッテリー持続時間は約2日間
価格	33,880円〜	32,780円〜

HUAWEI WATCH GT 4のスペックは上記の表の通りです。

細かいスペックの違いは多少あれど、できる機能は同じになります。

唯一大きく違うのがバッテリー持ちになります。

46mmサイズの方がデイリーユース、ヘビーユース、常時点灯時には約2倍バッテリー持ちが良いです。

またサイズによる価格差ですが、Apple Watchのように大きく違わないのが特徴（1100円〜）

HUAWEI WATCH GT 4の外観レビュー

ここではHUAWEI WATCH GT 4の実機外観をレビューします。

今回レビューするのは46mmの大きいサイズのほうで、他には41mmの少し小さいタイプもあります。

見た目は丸形のビジネスウォッチのような見た目でクラシックデザインが特徴です。

最初に付属品を紹介します。

付属品はシンプルで本体の他に説明書と充電ケーブルのみになります。

充電ケーブルは専用ケーブルでUSB-A端子になります。

USB-A用の充電器が必須になりますので、手持ちに無ければ別途購入が必要になります。

説明書は多国籍仕様になってますが、きちんと日本語ページもありますので安心して使えます。

カラーはブラックで本体はステンレス素材を贅沢に使った丸形タイプのスマートウォッチです。

1.43インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載しており、視認性とデザインのバランスが良い感じ。

バンドはフッ素エラストマー素材を使用しており、水濡れや耐久性に優れておりますが少しチープ感を感じるのが残念なポイント。

留め具の金具もブラックのステンレスを使用しており、スーツなどのビジネスにも合うデザインに仕上がっております。

バンド穴はめちゃくちゃ数が空いているので、どんな腕の方でもジャストフィットで装着可能です。

僕は腕が太い方ですが、それでも半分くらいは余りましたので腕の太さは全く問題になりません。

下側のバンドも穴がめちゃくちゃ多いです。

パンチホールデザインみたいになっているので、もう少しシンプルなデザインが個人的にはタイプです。

ウォッチフェイスは右上にリューズ、右下に押しボタンがある構成です。

フェイスの周りにはダイバーズウォッチのように時間（分）が視認しやすいような見た目になっております。

リューズは大型で押しやすく、まるでApple Watch ULTRAのような感じです。

デフォルトではクリック感（振動）アリが選べますが、気になれずオフにすることもできます。

20分の位置には押しボタンがあります。

デフォルトでは「ワークアウト」ボタンになっていて、ランニングなどをする時に一発で計測開始できるので便利です。

裏面は各種センサー類が内蔵されており、普段はあまり見ることはありません。

心拍センサーや皮膚温センサーはもちろん、睡眠や血中酸素センサーなど多用な指標が図れます。

ちなみにApple Watchのように緑色の光が出たりしないので使っていてもほとんどきになりませんでした。

最後に重さですが、バンド込みで75gでした。

46mmの大型スマートウォッチでありながら非常に軽く、ずっと付けていても重さは全く気になりませんでした。

HUAWEI WATCH GT 4のメリット

ここではHUAWEI WATCH GT 4を使って特に良かった点を紹介します。

充電不要と思えるくらいの電池持ち

とにかく電池持ちについてはやばいくらい持ちます。

最初の1日目は少し歩いた程度では全く減らずに夜まで100％のままでした。

公式でも日常ユースで14日間、ヘビーユースでも7日間の電池持ちが案内されております。

例えば日常ユースで14日間は使用例は以下です。

これ結構ヘビーな使い方じゃないですか？

普通に90分のワークアウト（周）込みで14日間の電池持ちです。

Apple Watchだったら1日持たないくらいのイメージなので、ファーウェイやばすぎだと感じました。

さらにヘビーユースの使用例はこんなイメージです。

もうやれることは全力でやって、ワークアウトやセンサー類などをフルに使っても8日間の電池持ちらしいです。

ハッキリ言って化け物だと感じました。

仮にApple Watch ULTRAで似たようなことをさせると、1日がやっとのイメージだと思います。

圧倒的な健康管理機能

HUAWEI WATCH GT 4は健康管理に力を入れております。

健康管理で鍵になるアプリがHuaweiヘルスケアアプリです。

Androidでは不明なアプリと表示されますのでご注意ください

基本的に個人の健康データはすべてこちらのアプリに集約されます。

睡眠計測

睡眠計測と分析をしてくれます。

僕はApple WatchではAuto sleepを使ってましたが、そちらのアプリと比べても優秀だと感じます。

しかも凄いのがこれ無料で睡眠分析までしてくれます。

分析も非常に細かくて、深い睡眠、浅い睡眠、熟睡期間や呼吸の質もポイント化してくれます。

PixelWatchの有料課金であるFitbit Premium（月640円）よりもできることが凄いです。

活動管理

活動履歴もきちんと管理できます。

活動履歴は「ムーブ」、「エクササイズ」、「スタンド」の3つのリングで構成されておりApple Watchユーザーにはお馴染みになります。

それぞれの履歴は毎日記録されて、トレンドに基づいて目標設定は自分で変更可能。

サボってたり、目標を達成すると褒めてくれたりするコーチング機能もあるので使っていて飽きませんでした。

心拍計測

心拍数も常時計測が可能です。

安静時や突然の心拍変動（高心拍、低心拍）の際は通知が来るようになります。

万一の際は安心できるので、常時付けているスマートウォッチでは非常に助かる機能だと感じました。

ストレスマネジメント

ストレステストも可能です。

ストレスレベルを0〜100の範囲で可視化してくれるので、気づいたらストレスまみれってことも防げそうです。

ストレスは個人差があるので、最初にストレステスト（自分の考え方の傾向）の質問に答えることで、ストレス計測を補正してくれるのである程度正確に計測できそうです。

血中酸素

便利なのが血中酸素も測定可能です。

医療用ではないので簡易的な測定にはなりますが、ある程度の目安にはなりそうです。

例の流行り病が再流行しているので、普段から血中酸素の傾向を知っておくと役に立ちそうです。

瞑想

腹式呼吸（瞑想）をサポートする機能もあります。

仕事や勉強で集中すると呼吸が浅くなりがちで、気づいたら深い呼吸ができないまま1日が終わってしまいます。

リラックスタイムを作る上でも瞑想週間は大切。

僕は定期的に瞑想をすることで、ちょっとした時に感じるイライラが軽減して睡眠の質が高まった気がしてます。

皮膚温

皮膚温計測も可能です。

深部体温じゃないので、いわゆる「熱」の測定には使えませんが参考になるとは思います。

特に女性の生理周期の把握には便利そうです。

充実のワークアウト

ワークアウトはランニングやサイクリング、水泳、登山、スキーなど100種類以上の中から選べるので充実しております。

特に凄いのがランニング中はリアルタイムで音声案内が可能。

科学的な情報に基づいて区間管理などをしてくれるので、Garminなどのランニングに特化したスマートウォッチにも引けを取りません。

通常のワークアウトは消費カロリー、ムーブ（早歩き以上）、スタンドで表されます。

この辺はApple Watchと同じなので、移行しても分かりやすいと感じました。

運動時もウォッチフェイスが大きいので、状況が確認しやすいのも使いやすいと感じマシアt。

サクサクの動作性能

CPUやメモリなどの詳細が公開されていないので分かりませんが、動作はサクサクで全くストレスはありません。

以前にPixel Watchを使っていた時はモッサリする時があって不満があったのですが、HUAWEI WATCH GT 4は全くカクツキなどはありませんでした。

豊富な文字盤

文字盤も豊富にありアプリから簡単にカスタマイズ可能です。

有料の文字盤もありますが、多くが無料で使えます。

Apple Watchに比べると自然系や実用性を重視した文字盤が多い印象。

女性向けの可愛い文字盤が少ない印象なので女性の評価は分かりませんが、ユニセックスで使えるデザインも多いと思います。

HUAWEI WATCH GT 4のデメリット

ここでは逆にHUAWEI WATCH GT 4を使って感じた注意点やデメリットを紹介します。

Suica非対応

HUAWEI WATCH GT 4はNFCは搭載されておりますが、SuicaやID、QUICPayなどのモバイル決済は全て使えません。

今後アップデート等で変わる可能性はありますが、期待は薄いです。

もしもモバイル決済をしたい場合はApple PayやGoogle Payなどのスマホ側での決済端末が必要になります。

Apple Watchに比べてバンドなどのアクセサリーが少ない

人によってはデメリットとして感じることですが、バンドなどのアクセサリーはApple Watchに比べて少ないです。

バンド交換せずにそのまま使う人も多いと思いますが、コーディネートや気分によってバンド交換したい人は注意が必要かもです。

ただApple Watchに比べて使っている人が少ないので、他の人と被る可能性は非常に少ないです。

HUAWEI WATCH GT 4の購入がおすすめな人

HUAWEI WATCH GT 4購入がおすすめな人は電池持ちを重視したスマートウォッチが欲しい方です。

とにかく電池持ちが素晴らしく、ハードに使っても1週間は余裕で電池が持ちます。

また健康管理機能も優秀で睡眠分析などは有料のFitbitPremiumよりも優秀でした。

Suicaなどのモバイル決済が使えないデメリットもありますが、スマホ側で決済すれば解決できるので、大きな問題とは感じませんでした。

（まとめ）HUAWEI WATCH GT 4レビュー

以上がHUAWEI WATCH GT 4のレビューでした。

久しぶりのファーウェイ製品を使いましたが、やはり技術力の高さに驚きました。

アメリカの制裁でAndroidと決別しておりますが、独自のHarmony OSなど安定して素晴らしい製品に仕上がっております。

電池持ちを重視したり健康管理、睡眠管理やワークアウトなどガシガシ使いたい方に特におすすめな製品と感じました。