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【2025年最新】Edifier MR5 レビュー|山﨑賢人アンバサダーの3ウェイスピーカーを徹底評価

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Edifier MR5
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ゴーゴーシンゴ

ゴーゴーシンゴ

執筆者

ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo

大人気スピーカーを多く販売しているEdifierより新たな本格リスニングスピーカーが発売されました。

Edifier MR5

商品名が、Edifier MR5でAmazonでベストセラー1位になるくらい売れている「MR3」「MR4」に加わった最新モデルになります。

性能も非常に高く合計110Wの出力を誇り、高音、中音、低音の3つのドライバーを搭載するスタジオモニタースピーカとしても使える性能です。

またアンバサダーには俳優の山﨑賢人氏を採用するなど、同社としては非常に力を入れている機種になります。

今回はEdifier MR5のレビューです。

この記事のポイント

  • 3ウェイ構成で3万円台は破格のコスパ
  • LDAC対応でワイヤレスでも高音質
  • サイズが大きく設置場所要検討
  • 山﨑賢人氏アンバサダー就任で話題
Edifier MR5
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 本格オーディオの音質
  • ウーファー内蔵の3ウェイ設計
  • XLR/TRS/RCAなど豊富な端子
  • LDACハイレゾワイヤレス音楽再生
  • 最新のBluetooth6.0対応
  • マルチポイント接続対応
  • 高級感ある筐体
デメリット
  • デスクに置くには筐体の大きさがネック
ゴーゴーシンゴ

もう凄い音質良くてビックリしました

メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです

目次

 Edifier MR5 製品概要とスペック

Edifier MR5 のスペックや特徴

最初にEdifier MR5のスペックや特徴について解説いたします。

Edifier MR5は、プロフェッショナル用途からホームリスニングまで対応する、ハイレゾ対応の3ウェイ・アクティブスピーカーです。

主な特徴は以下の通りです。

3ウェイ構成

Edifier MR5 のスペックや特徴

5インチウーファー、3.75インチミッドレンジ、1インチツイーターを搭載し、46Hz~40kHzの広い周波数特性を実現。

スタジオクオリティのニュートラルで透明感あるサウンドを提供します。

3ウェイクロスオーバーの仕組み詳細解説(詳しく知りたい方向け)

3ウェイクロスオーバーシステムは、オーディオ信号を低域、中域、高域の3つの周波数帯域に分割し、それぞれ専用のスピーカードライバー(ウーファー、ミッドレンジ、ツイーター)に振り分ける電子回路システムです627。このシステムは、各ドライバーが最も得意とする周波数帯域のみを再生させることで、音質の向上と各ユニットの保護を実現します2735

フィルター回路の基本概念

3ウェイクロスオーバーの中核となるのは、周波数選択性を持つフィルター回路です1318。主要な構成部品は、コイル(インダクタ)とコンデンサー(キャパシタ)であり、これらの電子特性を利用して特定の周波数帯域を通過または遮断します1827

コイル(インダクタ)は低い周波数を通しやすく、高い周波数を通しにくい特性を持ちます1827。これは、電流の変化が速いほど、それに逆らう起電力(逆起電力)が発生するレンツの法則によるものです27。一方、コンデンサーは高い周波数を通しやすく、低い周波数を通しにくい特性を持ちます1827

A 3-way crossover circuit diagram for an audio speaker system, showing electrical components and connections to the tweeter, squawker, and woofers

3種類のフィルター構成

3ウェイクロスオーバーシステムは以下の3つのフィルターで構成されます813:

ローパスフィルター(LPF): ウーファー用に設計され、設定されたクロスオーバー周波数以下の低域のみを通過させます1318

ハイパスフィルター(HPF): ツイーター用に設計され、設定されたクロスオーバー周波数以上の高域のみを通過させます1318

バンドパスフィルター(BPF): ミッドレンジ用に設計され、2つのクロスオーバー周波数の間の中域のみを通過させます813

Detailed schematic of a 3-way crossover circuit, showing component values and connections

クロスオーバー周波数の設定

典型的な3ウェイシステムでは、2つのクロスオーバーポイントが設定されます627。一般的な設定例として、ウーファーとミッドレンジの境界を800Hz、ミッドレンジとツイーターの境界を3kHzに設定することが多く見られます2425

各ドライバーの担当周波数帯域は以下のようになります735:

  • ウーファー: 20Hz~800Hz(低域)
  • ミッドレンジ: 800Hz~3kHz(中域)
  • ツイーター: 3kHz~20kHz(高域)
3ウェイクロスオーバーの周波数特性 - 各ドライバーと合成特性の関係

3ウェイクロスオーバーの周波数特性 – 各ドライバーと合成特性の関係

フィルター特性と減衰スロープ

フィルターの減衰特性は「〇dB/octave」で表現され、オクターブ(周波数が2倍または1/2倍)あたりの減衰量を示します3334。一般的に使用される減衰スロープは以下の通りです1833:

  • 1次フィルター: 6dB/octave
  • 2次フィルター: 12dB/octave
  • 3次フィルター: 18dB/octave
  • 4次フィルター: 24dB/octave

2次バターワース型フィルター(12dB/octave)が最も一般的に使用され、良好なカットオフ特性と位相特性を両立します1834

音質面での優位性

3ウェイシステムの最大の利点は、各ドライバーが専門の周波数帯域に特化できることです35。2ウェイシステムと比較して、中域の再現性が格段に向上し、特にボーカルや楽器の自然な再現が可能になります635

クロスオーバー周波数を人間の聴覚が最も敏感な2-4kHz帯域から外すことで、クロスオーバーによる音質劣化を最小限に抑えることができます627

各ドライバーの保護効果

適切なフィルタリングにより、各ドライバーには担当周波数帯域のみの信号が入力されるため、過大入力による破損リスクが大幅に軽減されます2741。特に、デリケートなツイーターを低域信号から保護する効果は重要です27

Schematic of a phase-flat 300Hz/3kHz crossover with DVC midrange and subwoofer design

Schematic of a phase-flat 300Hz/3kHz crossover with DVC midrange and subwoofer designtubecad

3ウェイクロスオーバーシステムは、その複雑さと引き換えに優れた音質性能を提供する技術であり、高品質なオーディオシステムには欠かせない要素技術として広く採用されています2235。適切な設計と実装により、各周波数帯域での最適な音響再現が実現され、リスナーに豊かな音楽体験を提供します35

高出力・高音質

Edifier MR5 のスペックや特徴

合計110W RMS(最大101dB SPL @1m)の出力。24bit/96kHzのハイレゾ再生に対応し、Bluetooth 6.0(LDAC最大990kbps)による高音質ワイヤレス伝送も可能です。

LDAC対応によって、従来のSBCコーデックと比較して約3倍のデータ量(最大990kbps)を伝送可能で、96kHz/24bitのハイレゾ音源をワイヤレスで楽しむことができます。

多彩な接続性

Edifier MR5 のスペックや特徴

XLR/TRS(バランス)、RCA/AUX(アンバランス)、ヘッドホン出力、Bluetooth 6.0マルチポイント接続(2台同時接続)に対応。さまざまな機器と柔軟に接続できます。

LDAC対応

Bluetoothコーデックのビットレート

LDACは他のBluetoothコーデックと比較して圧倒的な高音質性能を誇ります。

aptX HD(576kbps)、aptX(352kbps)、AAC(250kbps)、SBC(328kbps)と比較しても、990kbpsという最高レベルのビットレートを実現しています

Edifier MRシリーズ周波数特性比較 - MR5の広帯域再生性能
Edifier MRシリーズ周波数特性比較 – MR5の広帯域再生性能

MR5は同シリーズのMR4、MR3と比較して、唯一の3ウェイ構成とLDAC対応により明確な差別化を図っています。

周波数特性では46Hz-40kHzと最も広帯域な再生能力を持ち、110Wの高出力により余裕のあるダイナミックレンジを確保しています

音響調整機能

Edifier MR5 のスペックや特徴

背面ノブや専用アプリ「EDIFIER ConneX」でEQカスタマイズやルーム補正設定が可能。設置環境に合わせて最適なサウンドに調整できます。

使いやすさ

Edifier MR5 のスペックや特徴

マルチファンクションノブや直感的なアプリ操作により、専門知識がなくても簡単にスタジオ品質の音響環境を構築できます。

設計・構造

Edifier MR5 のスペックや特徴

MDFキャビネットと独自ディンプルツイーター設計で、歪みや共振を低減し、部屋のどこにいてもクリアな音質を維持します。

比較表(MR3/MR4との主な違い)

Edifier MR5 のスペックや特徴(MR3/MR4との主な違い)
左からM60,Mr3,MR5
モデル出力(合計)周波数特性Bluetooth主な入力端子特徴
MR5110W46Hz~40kHz6.0/LDACXLR, TRS, RCA, AUX3ウェイ, 101dB
MR336W52Hz~40kHz5.4TRS, RCA, AUX2ウェイ
MR442W60Hz~20kHzなしTRS, RCA, AUX2ウェイ

MR5は、特に精密な音像再現や高解像度・高出力を求める方、複数機器との接続やワイヤレス利用を重視する方に最適なモデルです。

のちほど大きさは紹介しますが、デスクに置くには少し大きいので置く場所は選びます。

一方のMR4(MR3は所有してない)はコンパクトでデスクにおけるデスクスピーカーとしての側面が強いです。

Edifier MR5外観・デザイン

Edifier MR5外観

ここからはEdifier MR5の実機外観です。

筐体のカラーはホワイトとブラックの2種類がありますが、今回はブラックモデルになります。

まず見た目はマットブラックとブロンズの2トーンカラーで高級感を非常に感じます。

スピーカーの構成も3ユニット構成で本格仕様です。

Edifier MR5外観
ボタンの隣にLEDインジケーターもあり

前面端子はヘッドホン端子とAUX端子があります。

AUX端子は3.5mmのミニプラグで有線でスマホやPC、タブレットを接続できます。

右にあるのはマルチファンクションノブになります。

押したり、回したりするとモードの切り替えや音量の調節などに使えるボタンで前面にあるので結構便利です。

またボタンも金属製で回した時のクリック感も非常によく質感が非常に高いと感じます。

Edifier MR5外観

上部は1インチシルクドームツイーターを搭載し、伸びやかで美しい高音域を担当します。

Edifier MR5外観

下部は3.75インチミッドレンジドライバーを搭載し、中音域を担当するメインスピーカーです。

主に人間の声やギター、ピアノなど、私たちが最も敏感に感じる音を鳴らす部分になります。

Edifier MR5外観
内側にあるので普段は見えづらいです

内側の側面には5インチウーファーがあり、豊かな重低音を奏でる役割を担います。

通常のスピーカーは2ウェイの製品がほとんど全てで、ウーファーは別売りが多いのですがEdifier MR5はウーファー内蔵の3ウェイプロ仕様モデルです。

設置場所の都合上、ウーファーが置けない場合でも内蔵なので別途設置場所を確保する必要はありません。

Edifier MR5外観

背面はプロユースも想定されているので、メカメカしい印象です。

左はパッシブスピーカー、右はアクティブスピーカーになっておりますが、アプリから左右の入れ替えも可能でした。

Edifier MR5外観
実は持ち手としても使いやすい

裏面上部にはバスレフポートがありました。

スピーカーユニットの背面から出る音(特に低音域)を利用し、これを前面から出る音と合成することで、低音の量感を増やす役割をします。

Edifier MR5外観

左側(パッシブスピーカー)の下部にはスピーカーケーブル用の端子があり、左右のスピーカーは物理的にケーブルで接続する必要があります。

Edifier MR5端子類

端子類は非常に充実しており、ハイエンドモデルにふさわしい充実ぶりです。

  • XLRバランス接続(アナログ)
  • 1/4インチTRSバランス接続
  • RCAアンバランス接続

特に凄いのが業務用オーディオ機器や高級オーディオ機器で採用されているXLRバランス接続に対応しております。

特徴としては、「ノイズに強い」「長距離伝送に適する」とオーディオにこだわりのある方でも納得できる端子構成です。

Edifier MR5外観

さらにBluetoothボタンとゲイン調整ダイヤル(+−6dB)とスピーカーアウト端子、電源端子がありした。

もちろんハイレゾとハイレゾワイヤレス認証も取得しているので、認証マークもあります。

Edifier MR5の付属品

最後に付属品の紹介です。

  • 3.5mm→RCAオーディオケーブル
  • 3.5mm→3.5mmオーディオケーブル
  • スピーカー接続ケーブル
  • 電源ケーブル

基本的には付属のケーブルを使えば問題ありませんが、アンプなどに接続したい場合はTRSバランスケーブルやXLRバランスケーブルの購入が別途必要です。

今後オーディオに興味を持って、環境をアップグレードしたい場合にも便利だと思います。

Edifier MR5のメリット

ここからはEdifier MR5を実際に使って良かった点を紹介します。

  • 音質はフラットながら澄んでおり解像度の高さが際立つ
  • TRSバランス接続が可能
  • ウーファー内蔵の3ウェイ構成の素晴らしさ
  • 出力も110Wと大きい
  • 便利なLDACワイヤレス接続
  • アプリで簡単に音響調整
  • 見た目がかっこ良い

音質はフラットながら澄んでおり解像度の高さが際立つ

音の傾向
低音
高音
硬め
柔らかめ
繊細
迫力
楽器向き
ボーカル向き

音質は雑な言い方をすれば、誰が聞いても良いと感じる音です。

安物スピーカーとはレベルが違いすぎており、スタジオで使われる音響スピーカーのクオリティーです。

音の傾向については、低音や中音、高音がバランスが良くフラットな印象。

  • 高音→繊細で伸びやか、澄んでおりながら豊かに再現されている
  • 中域→ナチュラルで、ボーカルの表現力や楽器の質感がリアルに伝わる
  • 低音→締まりがありつつもエネルギッシュで、量感と解像度のバランスが良い

解像感に関しては、音の輪郭が明瞭で、各楽器の定位や分離感がしっかりしているため、複雑なアレンジの楽曲でも細部まで聴き取ることができます

あと聞いていての感想ですが、音全体が艶っぽくてカサカサしている陳腐な音とは違って、まるで吐息や鼓動が感じられるような生っぽい音でした、

音質については期待して良いと感じます。

TRSバランス接続が可能

Edifier MR5
ケーブルは別売り

Edifier MR5はTRSバランス接続が可能です。

TRSバランス接続のメリット

  • ノイズ耐性が高い
  • 長距離伝送でも音質劣化が少ない
  • プロフェッショナル用途での信頼性と安定性
  • XLRと同等のバランス伝送が可能

一般的なRCA(アンバランス)接続に比べると、電子機器などのノイズに強く高音質とされております。

もちろん好みがあるし、RCA接続の音質が悪いという訳ではありません。

Fiio K7
Fiio K7

僕のように、Fiio K7のようなDAC(Digital to Analog Converter)を介してアナログ接続したい方にもおすすめです。

DACを搭載することで、デジタル信号がアナログ信号に変換され、ノイズが減り、音質が向上し、クリアで高品質なサウンドを楽しめます。

音質についてはDACの性能も影響するので控えますが、より満足する音響空間が作られるのは間違いないです。

ウーファー内蔵の3ウェイ構成の素晴らしさ

Edifier MR5

ウーファー内蔵の3ウェイ構成も非常に素晴らしいです。

たいていはウーファーは別売りで購入する必要があり、自分で選ぶ手間や設置スペースも問題もあります。

Edifier MR5はウーファーも内蔵しているので、チューニングも完璧で合わない無駄なウーファーを買って後悔する心配もありません

出力も110Wと大きい

出力も110Wと非常に高出力になっております。

スピーカー出力の内訳

  • 合計110W(クラスDアンプ)
  • 高音:10W + 10W (左右チャンネル)
  • 中音:15W + 15W (左右チャンネル)
  • 低音:30W + 30W (左右チャンネル)
Edifier MR3

例えば前にレビューしたEdifier MR3合計36Wとどうしても出力も低く、出せる音や解像度などには物理的な制限があります。

ある程度110Wと余裕を持った作りになっいるので、音の間引きも少なく多少音量を絞っても情報量の多い音を鳴らせます。

あと勘違いしがちですが、出力が大きい=騒音が大きくなるとかではありません

例えば、僕のように東京のひとり暮らしのマンションでも近隣に迷惑にならない音量でも満足する視聴ができました。

便利なLDACワイヤレス接続

Edifier MR5のLDACワイヤレス接続
LDACのサンプリングレートは選択可能

LDACワイヤレス接続に対応しているので、スマホやタブレットなどの有線接続が難しい機種もワイヤレス接続が可能です。

ワイヤレス接続でも試しましたが、音質も非常に良く有線と比べて劣化するとかは感じなかったです。

Edifier MR5

ぶっちゃけワイヤレス接続でも十分で、マルチポイントにも対応しているのでPCやスマホの同時接続も可能。

普段はPCでメインスピーカーとして使って、たまにスマホから音楽を鳴らしたいっていう用途にも柔軟に対応できます。

アプリで簡単に音響調整

Edifier ConneX
Edifier ConneX
開発元:BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.
無料
posted withアプリーチ

アプリはイヤホンやヘッドホンと同じ、Edifier ConneXを使います。

余計なアプリが増えないし、イヤホンやヘッドホンと共用できるから便利でした。

Edifier MR5のアプリ

アプリのUIはシンプルで分かりやすいと感じました。

僕は機能性が多すぎて結局は使わない機能があるくらいなら、実用性のある機能のみに絞ったほうが断然使いやすいです。

Edifier MR5のアプリ

アプリからオーディオチャンネルの切り替えが可能です。

まあ初期設定のままで基本は大丈夫ですが、アクティブスピーカーの位置をどうしても変えたいなどのこだわりや環境の方でも対応ができます。

Edifier MR5のアプリ

イコライザーはプリセットは「モニター」と「音楽」のみの2種類です。

モニターは原音そのままのピュアサウンドでスタジオモニターのように使えます。

音楽は中音域を強調してボーカル音などが少しアグレッシブになる印象でした。

Edifier MR5のアプリ

プロユースを想定したルーム補正機能もあります。

低音域のカットオフや周波数の調整、音響空間によってデシベルの調整など通常のスピーカーでは不可能なカスタマイズも可能です。

Edifier MR5のアプリ

面白い機能として「デスクトップ・コントロール」機能もありました。

上記の説明を見てもいまいち分からなかったのですが、要はデジベル(音の大きさ)をいい感じで調整してくれる機能らしいです。

この変は環境によって効果が変わるらしく、僕のように机の上に置いてる限りはオンオフしても効果は体感できませんでした。

機能自体は面白いので、音響にこだわりのある方やカスタマイズしたい方は楽しいと感じました。

見た目がかっこ良い

Edifier MR5

ある意味1番良かったのが見た目ですね。

とにかくかっこよくてスタイリッシュだし、使っていて気分がアガります。

色もブラックとホワイトの2種類から選べるので、ブラックやホワイトでデスク環境を統一しているこだわりのある方でも導入しやすいのがメリットです。

Edifier MR5のデメリットは筐体の大きさ

Edifier MR5のデメリットは筐体の大きさになります。

Edifier MR5のデメリットは大きい
右からM60,MR3,MR5

画像を見てもらうと分かる通り筐体が大きいので注意が必要です。

同社の人気スピーカーと比べると圧倒的に大きく設置場所も広い場所が必要です。

  • 159mm × 264mm × 280mm(アクティブスピーカー)
  • 159mm × 264mm × 257mm(パッシブスピーカー)
Edifier MR5とMR3
Edifier MR5とMR3

例えばデスク用のMR3と比較しても1周りは確実に変わってくるので、設置スペースがかなり必要なのが分かると思います。

Edifier MR5とM60
Edifier MR5とM60

コンパクトなM60と比較すると、もはや2倍くらいの大きさが違います。

MR5はデスクスピーカーとしても置けますが、シェルフやスピーカースタンドなど設置スペースが狭い方は専用の置き場も考えたほうが良いと思います。

他社製品との比較

YAMAHA HS5
JBL 305P MKII

ここではEdifier MR5とライバルになりそうな価格帯の競合製品との比較をしてみます。

項目Edifier MR5YAMAHA HS5JBL 305P MKII
価格(メーカー希望小売価格)39,980円35,300円33,480円
出力110W45W82W
構成3ウェイ2ウェイ2ウェイ
Bluetooth6.0/LDACなしなし

価格帯では約1万円の差があり、JBL 305P MKIIが最も安価で、Edifier MR5が最高価格となっています。

しかし、単純な価格比較だけでは見えない性能差が存在します。

Edifier MR5:3ウェイの優位性

Edifier MR5の最大の特徴は、1インチツイーター、3.75インチミッドレンジ、5インチウーファーによる3ウェイ構成です。この構成により、46Hz~40kHzという3機種中最も広い周波数特性を実現しています。

3ウェイ構成の利点は、各ドライバーが専門の周波数帯域に特化できることにあります。

特に中域の再現性が格段に向上し、ボーカルや楽器の自然な再現が可能になります。

YAMAHA HS5:定番の信頼性

YAMAHA HS5は、スタジオモニターの定番であるNS-10Mの後継機として位置づけられています。

2ウェイ構成ながら、54Hz~30kHzの周波数特性を持ち、非常にフラットで正確な音質が特徴です。

HS5の強みは、変な色付けが一切ない素直なスピーカーであることです。

モニタースピーカーとしての基本をしっかり押さえており、音楽制作における信頼性が高く評価されています。

JBL 305P MKII:革新的なウェーブガイド

JBL 305P MKIIは、特許取得済みの「イメージコントロールウェーブガイド」を搭載しています。

この技術により、聴く位置を移動しても音像とバランスを保つことができる特殊な構造を実現しています。

43Hz~24kHzの周波数特性は3機種中最も控えめですが、実際の音質は非常に高く評価されており、広いスイートスポットが大きな魅力となっています。

出力パワーと音圧レベル比較

3つのモニタースピーカーの価格対出力対周波数レンジの関係を示すバブルチャート

3つのモニタースピーカーの価格対出力対周波数レンジの関係を示すバブルチャート

出力面では、Edifier MR5が110Wで最も高い数値を示しています。YAMAHA HS5は70W、JBL 305P MKIIは82Wとなっており、大音量での余裕度に差があります。

最大音圧レベルでは、JBL 305P MKIIが108dB SPL(1m)で最も高い値を記録しています。

Edifier MR5は101dB(1m)となっており、YAMAHA HS5は公式データが記載されていません。

周波数特性の詳細分析

3つのモニタースピーカーの低域・高域再生能力の比較チャート

3つのモニタースピーカーの低域・高域再生能力の比較チャート

低域再生能力では、JBL 305P MKIIが43Hzまで、Edifier MR5が46Hz、YAMAHA HS5が54Hzという結果になっています。

数値が小さいほど低い音まで再生可能であるため、低音重視の用途ではJBLとEdifierが有利です。

高域については、Edifier MR5の40kHzが圧倒的に優秀で、YAMAHA HS5の30kHz、JBL 305P MKIIの24kHzと続きます。

ハイレゾ音源の再生を重視する場合は、Edifier MR5の優位性が際立ちます。

Bluetooth対応の有無

Edifier MR5のみがBluetooth 6.0に対応し、LDAC(最大990kbps)での高音質ワイヤレス再生が可能です。YAMAHA HS5とJBL 305P MKIIはBluetooth非対応のため、有線接続のみとなります。

入力端子の多様性

入力端子では、Edifier MR5が最も豊富で、XLR、TRS、RCA、AUX(3.5mm)を搭載しています。YAMAHA HS5とJBL 305P MKIIは、XLRとTRS端子のみの構成です。

壁際設置への対応

YAMAHA HS5とJBL 305P MKIIは、リアバスレフ設計のため壁からの反射音が音質に影響を与える可能性があります。

設置場所が壁から近い場合は、音のバランスが崩れやすくなるため注意が必要です。

サイズと重量の考慮

Edifier MR5は3機種中最も大きく重い製品です。

159×264×280mmのサイズは、小型デスクには不向きな場合があります。

一方、JBL 305P MKIIは最もコンパクトで、設置場所の制約が少ない製品です。

価格対性能比の総合評価

コストパフォーマンスの観点から見ると、各製品に異なる魅力があります。

JBL 305P MKIIは最安価ながら高品質な音質を実現し、初心者から中級者まで幅広く推奨できます。

YAMAHA HS5は、スタジオモニターとしての信頼性と実績を重視するユーザーに最適です。

長年にわたる定番製品としての安心感は、プロフェッショナル用途において大きな価値があります。

Edifier MR5は、最新技術と多機能性を求めるユーザーに向けた製品です。

3ウェイ構成、Bluetooth LDAC対応、専用アプリなど、他の2機種にはない先進的な機能が価格差を正当化しています。

最終的な選び方ガイド

予算を最重視する場合:JBL 305P MKII(約3万円)が最適です。

スタジオモニターの定番を求める場合:YAMAHA HS5(約3.3万円)を選択してください。

最新技術と高音質を両立したい場合:Edifier MR5(約4万円)が最良の選択となります。

それぞれの製品が明確に異なる特徴を持っているため、使用目的と予算に応じた選択が重要です。音楽制作、リスニング、ゲーミングなど、主要な用途を明確にした上で決定することをお勧めします

Edifier MR5購入がおすすめな人

Edifier MR5購入がおすすめな人は以下だと思いました。

こんな方は買うべき!

  • 3ウェイスピーカーに魅力を感じる方
  • プロユース向けのフラットな音が好みの人
  • ウーファーを別で使っていて設置場所に困っている方
  • 3万円台で最強の音質を求める方
  • Bluetooth機能が無いスピーカーを使っていて買い替えを考えている方

こんな方にはかなりハマると思います。

価格はEdifierとしては高めの設定ですが、オーディオ界隈ではミドルクラスで売れ筋の価格帯です。

この価格でスタジオレベルのスピーカーが手に入るのはかなり熱いと感じました。

山﨑賢人氏アンバサダー就任情報まとめ

 山﨑賢人氏アンバサダー就任情報

就任発表の詳細

Edifier Japan株式会社は、山崎賢人氏を新たなブランドアンバサダーに迎えることを2025年6月1日に正式発表した。

山崎賢人氏は映画やドラマで幅広く活躍し、その若さと躍動感あふれるイメージで多くのファンから支持を集める人気俳優として評価されている。

Edifierは「音への情熱(A Passion for Sound)」をブランドミッションに掲げており、常に新たな挑戦を続ける山崎氏のフレッシュでダイナミックな存在感は、当社ブランドの理念と高い親和性があるとして起用に至った。

中国との特別な関係性

山崎賢人氏の起用において特筆すべきは、同氏の中国での高い知名度と影響力である。

2025年4月15日には「Weibo日本年度ベスト俳優賞」を受賞しており、Weiboプラットフォーム上で「#山崎贤人#」のトピックが9億回以上の閲覧数を記録している。

関連作品の議論は1.2億回を超えるなど国際的な注目を集めており、日中文化交流の重要な代表的存在の一人として位置づけられている。

山崎氏自身も「中国にゆかりのある作品や受賞式などにも参加させていただいているので、中国にはとても親近感がありますし、日本だけでなく、中国をはじめ世界で活躍できるように頑張っていきたいです」と語っており、グローバルブランドとしてのEdifierとの親和性の高さを示している。

新CM『心揺さぶるサウンド体験』篇

新CMは「音。それは、ただ聞こえるものではなく、感じるもの。」というコンセプトのもと制作され、2025年6月1日より全国で放映開始された。

CM制作では、山崎氏がEdifier製品から生み出される”感じる音”の世界に没入し、音楽を体感する様子が描かれている。

撮影について山崎氏は「間近でオーケストラを聴いたり、T−REXから逃げたりなど、普段経験できないようなCM撮影でとてもワクワクしました」と感想を述べており、多彩なシチュエーションでの撮影が行われたことが分かる。

山崎賢人氏のインタビューハイライト

山﨑賢人氏アンバサダー就任情報

ここでは山崎賢人氏がアンバサダー就任にあたってインタビューを受けた内容を抜粋・要約してお伝えします。

アンバサダー就任への思い

山崎氏は今回の起用について「普段音楽もよく聴きますし、グローバル企業であるEdifierのイメージキャラクターに日本で初めて起用していただいてとても嬉しいです」と喜びを表現している。

音楽との深い関わり

山崎氏の音楽への関心について「仕事を始めてから移動中に音楽を聴くことが多くなり、移動中も有意義に使いたいと思ったことが始まりかもしれないです」と語っており、実用性を重視した音楽との関わりが伺える。

音楽の好みについては「満遍なく聴きます。元々はロックやヒップホップが好きでしたが最近はジャズやブルースもよく聴きます」と幅広いジャンルへの関心を示している。

製品への評価

山崎賢人氏アンバサダー商品の製品特徴の比較

3つの製品を実際に体験した感想として、山崎氏は特にM60を評価している。

「手を近づけると自動でバックライトが点灯、離れると消灯するタッチパネルがあったり、見た目もスタイリッシュでコンパクトでなおかつ音質もすごく良くて実際にオーケストラを間近で聴いているような感覚になりました」と詳細な評価を述べている。

20%OFFキャンペーンの実施

山崎賢人氏のブランドアンバサダー就任に合わせて、CMに登場する3製品(M60、QR65、MR5)を対象とした20%OFFキャンペーンが2025年6月1日から6月15日の期間限定で実施された。

このキャンペーンは特設サイト(https://www.edifier.jp/pages/edifier-yamazaki-kento)で詳細が確認できる

価格設定としては、M60が通常価格約25,000円、QR65が約35,000円、MR5が39,980円となっており、それぞれに20%割引が適用される。

ブランド戦略上の意義

この起用は、EDIFIERの日本市場戦略において重要な意味を持っている。

日本初のグローバルブランドアンバサダー起用として、中国本社を持つグローバル企業として日中文化交流の象徴的な意味も込められている。

特に若年層へのブランド認知拡大を図る狙いがあり、山崎氏の中国での高い知名度(Weibo閲覧数9億回以上)を活用した両国市場でのシナジー効果が期待されている

(まとめ)Edifier MR5レビュー

以上がEdifier MR5のレビューでした。

実際使ってみると、やっぱり音のクリアさや解像感、生っぽさなどが素人の僕でも感じられました。

音楽鑑賞以外でもYouTubeや映画鑑賞でも聞きやすくて、使いやすいと思います。

本機は俳優の山﨑賢人氏がアンバサダーを務めるなど、メーカーとして力を入れている商品です。

気になる方はぜひチェックして欲しいと感じました。

メリット
デメリット
  • 本格オーディオの音質
  • ウーファー内蔵の3ウェイ設計
  • XLR/TRS/RCAなど豊富な端子
  • LDACハイレゾワイヤレス音楽再生
  • 最新のBluetooth6.0対応
  • マルチポイント接続対応
  • 高級感ある筐体
  • デスクに置くには筐体の大きさがネック
ゴーゴーシンゴ

間違いなくEdifier No.1の性能でした

Edifier MR5

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