ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
もの凄いキーボードを提供頂いたのでご紹介です。
商品名がMageGee Captain87でラピッドトリガー、ガスケット構造、ワイヤレス接続にJIS配列とRGBライティングとキーボードに必要な機能を全て詰め込みましたって言う商品です。
今回はMageGee Captain87のレビューです。

- ラピッドトリガー搭載
- 高級感あるフルアルミニウムボディ
- 3層のガスケット構造
- 業界初の円柱型磁気スイッチ
- PBTキーキャップ
- Bluetooth、ワイヤレス、有線接続対応
- RGBライト搭載
- Macの場合はキーキャップの付属が無い
- Macの場合は専用ソフトウェアの接続が有線に限定される
- スイッチはMageGee Poseidon磁気スイッチのみ使用可能

ゲームやらない方でもタイピング用のキーボードとしてもめっちゃおすすめです
項目 | MageGee Rapid Trigger仕様 | 一般的な他社製品(参考) |
---|---|---|
配列 | 日本語JIS配列 | 英語US配列 |
バッテリー | 8000mAh 最大144時間駆動 | 4000mAhまたは非搭載 |
スイッチ | 超静音 Rapid Trigger 磁気スイッチ | 騒がしいメカニカル/ 一般的メンブレン |
フレーム素材 | CNCアルミニウム | ABSプラスチック |
キーキャップ | PBT製(指紋・皮脂が付きにくい、耐久性◎) | ABS製(汚れやすく清掃困難) |
作動点調整 | 0.01mm単位で調整可能 | 不可 |
ポーリングレート | 最大8000Hz | 1000Hz以下 |


MageGee社とは?


基本情報・会社概要
- 2015年、中華人民共和国・深セン市にて「深セン市新品誠科技有限公司」(Shenzhen Xinpincheng Technology Co., Ltd.)によって創立。
- 「MageGee(マジギー)」は「magic」と「geek」が由来。
- 主力商品はメカニカルキーボード。他にマウスやヘッドセット、周辺機器も手がける。
- 公式サイト:MageGee Japan https://magegee.jp/ および本社サイト(英語)も展開。
製品と特徴
日本展開について
海外では2022年ごろからユーザーが多く、アメリカでは1億円以上の販売実績があります。
日本市場でも知名度・人気が上昇し、AmazonやX(旧Twitter)などでの口コミも、静音性やデザイン性を中心に高く評価されている。


MageGee Captain87実機外観


ここからはMageGee Captain87の実機外観になります。
パッケージはブラックでスタイリッシュな印象です。
なんかDELLのAlienware にイメージが似てると思いました。


開封するとMAGEGEEロゴのプラスチックにくるまれてて、めっちゃ高級感を感じます。


付属品としてはキーボードの他にユーザーマニュアルなどの紙類がありました。


さらにめっちゃ格好良いデザインの絵が付属してました。


絵の裏面は接続の説明書になっていて、めっちゃこだわりを感じる。


そしてお気持ち表明の紙もすごくて、「キーボードは道具ではなく、打鍵感などの体験をデザインしている」と書かれてました。
わりとこだわりと思想の強めな製品です(笑)


キーキャッププラー(キー引き抜き工具) と予備のスイッチが4つ同梱してました。
ホットスワップ対応はしておりますが、「MageGee Poseidon磁気スイッチ」のみ使用可能と制約があるのは注意が必要です。


充電ケーブルは充電器側がUSB-Aでキーボード側はUSB-C接続になります。


全体の見た目は長方形でめっちゃコンパクトな印象。
87キーでいわゆるテンキーレスキーボードになりますが、他のテンキーレスキーボードに比べても筐体が小さくて軽いです。
またキーキャップの配色もEscキーと矢印キーがホワイトになっているなど、見た目もこだわっております。


矢印キーの上にはRGBライティングのバーみたいなのがありました。


キーボードの傾斜はそこまで高く無く、まるで1枚の板がスパッとカットされたような見事な造形美です。


前面右側にはBT(Bluetooth)、有線、ワイヤレスの切り替えスイッチがありました。
切り替えレバーを押すとそれぞれのモードに切り替えが可能です。


前面中央部にはUSB-C端子があります。
ここから有線接続やキーボードへの充電を行うことになります。


前面左側にはワイヤレス接続用のUSBドングルが収納されておりました。
使わない時はドングルを収納できるので、無くしやすいドングルが保管できて使い勝手も考えられております。


背面はルーターのような斜めストライプのデザイン兼滑り止めになっております。
そのままキーボードを机の上に置いても滑りづらい摩擦感があります。


脚は2段階になっていて、内側の小さい脚と外側の大きな脚を両方開くことによって高さをより高くすることも可能です。


外側の脚を開けばある程度の高さを出して作業可能なので、腕全体の負担も少なくなります(好みではある)




大きさも小さくて、同じテンキーレスキーボードのLEOPOLD(レオポルド)メカニカルキーボードFC750RBTに比べても1周りくらい小さく、高さも低いです。




さらにREALFORCE R3のテンキーレスと比べても圧倒的に小さくて高さも低いです。
デスク狭い民にもおすすめできる大きさなので、取り回し含めて使い勝手は良いです。


MageGee Captain87のメリット
ここではMageGee Captain87を実際に使って感じたメリットを紹介します。
- ラピッドトリガー&超高感度設計でタイピングが快適
- 静音性・打鍵感・構造全て良し
- CNC加工アルミフレームとPBTキーキャップ
- 業界初の円柱型磁気スイッチを採用
- RGBライトがめっちゃ格好良い
- 有線、無線、Bluetoothなんでも使える
- 最大144時間のバッテリー持ち
- マクロ実行機能などキーカスタマイズにも対応
- コンパクト設計なのでマウスの邪魔をしない
ラピッドトリガー&超高感度設計でタイピングが快適


Rapid Trigger(ラピッドトリガー)機能を搭載し、キーのリセットポイントを最小0.1mm単位で調整できます。これにより、非常に繊細かつ高速なキーストロークが可能で、FPSや音楽ゲームなど高い応答性が求められる場面で真価を発揮します。
僕はゲームはしませんが、ブロガーと言う職業上めちゃくちゃタイピングをするのですが、軽いフェザータッチで文字入力ができるのでラピトリキーボードでタイピングもかなりアリだと感じました。
文字の誤入力や誤反応の少ないし、これ1台あればタイピングからゲームまでできる万能感がヤバいっす。
静音性・打鍵感・構造全て良し
タイピングに関しては静音性が非常に高く、クリッキーながらも瞬発力ある反応をみせてくれます。
ノートパソコンのキーボードのように浅い沈み込みながらも打刻感も両立していて、文字を入力している喜びも感じられます。


キーボードの構造もガスケット構造と呼ばれる3つのパーツでサンドイッチのように挟むことで、タイピングの衝撃を和らげて安定性と静音性を担保しております。
従来のメカニカルキーボードの静音軸よりもさらに静かなタイプ音で作業可能なので、オフィスなどの静かな環境でも使えると思います。
CNC加工アルミフレームとPBTキーキャップ


CNC加工アルミフレームによる堅牢かつ高級感ある外観をしており丈夫さと高級感を兼ね備えております。
安物キーボードにありがちなプラスチック素材の外装では無く、タイピング時も安定して文字入力が可能でした。
ガタガタとしないし、滑り止めも効いているのでタイピングしていて極上に感じます。


またキーキャップは指紋が付きにくく摩耗にも強いPBTキーキャップを採用しています。
PBTキーキャップって通常のキーキャップに比べて値段も高いし、刻印も消えづらいので僕はPBTキーキャップを採用しているかはキーボード選びの基準にしております。
RGBライトがめっちゃ格好良い
ゲーミングキーボードとしてメインで使うかと思いますが、もちろんRGBライトの点灯にも対応しております。


ライトエフェクトの専用のソフトから20種類以上から選べて、ライトの明るさや光る速度も任意にカスタム可能で飽きません。


使っている時は手元が明るくて、テンション上がるし使ってない時もインテリアとしても優秀です。


個人的にはバーの部分がレインボーに光るのが気に入っております。
業界初の円柱型磁気スイッチを採用


スイッチは円柱型磁気スイッチを採用している意欲作です。
円柱型磁気スイッチにより物理的な接触部分がないため摩耗がほぼなく、長期間の使用でも安定した性能を発揮できるとのこと。
また摩耗することもほぼ無いため、メンテナンスフリーで使えるなどずっと使いたい場合も長く快適に使えそうです。
ただし他のメカニカルキーボードのようにスイッチの互換性が無いのは注意が必要な点です。
有線、無線、Bluetoothなんでも使える


有線接続の他に無線、Bluetoothに対応し、Windows、Mac、Linuxと幅広いOSで動作します。


接続方法によってポーリングレートが変わるのも特徴です。
有線接続では最大8000Hz、2.4GHzワイヤレスは1000Hz、Bluetoothは125Hzと値が大きくなるほど入力遅延が少なくなります。
ガチゲーマーは有線接続、接続の便利さを重視するならBluetoothなどお好みの環境で選べるのもメリットです。
僕は自宅メインで使ってるのでずっと有線接続で使ってますが、いざ持ち運ぶ時はBluetooth接続で使ったりもできます(ただし重量は1119gあるので持ち運びには向きません)
ケーブルレスの環境を目指してる方はUSBワイヤレス接続やBluetooth接続がおすすめだと思います。
最大144時間のバッテリー持ち
一般的なキーボードの2〜3倍程度のバッテリー持ちで最大144時間電池が持つそうです。
もちろん使用状況やRGBライトの点灯も影響するかと思いますが、1日12時間使っても12日間電池が持ちます。
もちろん実際は充電する1週間程度で充電するかと思いますが、充電の手間が少なくなるのも長く使う分には良い点だと思います。
マクロ実行機能などキーカスタマイズにも対応


使うかどうかはその人次第ですが、マクロ設定もできます。
マクロと言っても難しい難しいものではなく、YouTubeを一発で呼び出したり、Chat GPTをすぐに立ち上げたりするショートカット的な使い方です。
毎日決まった動作をする方は時短や効率化になるかもしれません。
コンパクト設計なのでマウスの邪魔をしない


87キーボードにしてはコンパクトなサイズなので机に置くスペースも省スペースですみます。
特にマウスを置いた時にマウスが端に行き過ぎて姿勢がきつい時がありますが、本機は通常の87キーボードに比べてもコンパクトなのでマウスの動作にも影響が少ないです。
さすがに尊師スタイルはできませんが、コンパクトなテンキーレスキーボードを求めている方にもおすすめできそうです。


MageGee Captain87のデメリット
ここでは逆にMageGee Captain87を使って感じたデメリットや注意点も書いておきます。
- Macユーザーは注意が必要
- Mac配列用のキーキャップが付属してない
- スイッチはMageGee Poseidon磁気スイッチのみ使用可能
Macユーザーは注意が必要


Macユーザーは注意が必要だと思いました。
まずデフォルトではWindowsに対応しておりFn+AでWindowsモード、Fn+SでMacモードで切り替える必要があります。
この辺は問題ありません。
ただドライバーが問題あって、当初Bluetooth接続がしておりましたらデバイスの認識がされませんでした。
公式に問い合わせたところ、以下の回答がありました。


そのときは 純正のUSBケーブルで有線接続 をしたらキーボードを認識できました。
Bluetooth/ワイヤレス接続ではうまくいかない場合があるので、一度有線でお試しいただけますか?特にMacBook ProとUSB-B接続は相性がシビアなので、もし別のケーブルがあればそちらも試してみると良いかもしれません。
僕も試しに有線接続をしたらデバイスの認識がされました。
もしかしたらMacBook Proでドライバーの認識はワイヤレス接続だとできない可能性があります。
この辺は少し残念なところでした。
ただサポートの対応は良く爆速で返信が来ました(日本語は少し変ですが親身に聞いてくれました)
Mac配列用のキーキャップが付属してない


見ての通りWindowsのキーキャップとなっており、Mac用のキーキャップは付属しておりません。
僕はMacで使ってますが全然問題はありませんが、できれば替えのキーキャップが付属していると助かると感じました。
どっちかと言うと、Windowsユーザーが想定されていると思います(ゲーミングキーボードなので)
スイッチはMageGee Poseidon磁気スイッチのみ使用可能
メカニカルキーボードでは無く、磁気スイッチキーボードなのでスイッチの互換性も注意が必要です。
僕のようなライトユーザーであればスイッチ交換はしないと思いますが、他社の磁気スイッチに交換したい場合は互換性が少ない可能性があります。
あくまでもMageGee Poseidon磁気スイッチを使うのが前提になります。


MageGee Captain87購入がおすすめな人


MageGee Captain87購入がおすすめな人は以下だと感じました。
こんな方におすすめ
- ガチゲーマーの方
- 磁気スイッチ+ラピッドトリガーでお求め安いキーボードを探している人
- 有線、無線、ワイヤレスといろんな接続方法をしたい人
- 文字入力を良くする人
- コンパクトで打鍵感が良いキーボードが欲しい方
こんな方は満足すると思います。
僕はPCでゲームはやりませんが、ブログの文字入力などでヘビロテしてました。
打鍵感と静音性が非常に高く、タイピングキーボードとしての実力もREALFORCE超えの印象なメインキーボードを入れ替えしました。


(まとめ)MageGee Captain87レビュー
以上がMageGee Captain87のレビューでした。
とにかく作りがめっちゃ良いキーボードですね。
ラピッドトリガー、ガスケットマウント構造、業界初の円柱型磁気スイッチ、アルミフレームなど性能と堅牢性が非常に高かったです。
MageGeeって日本では馴染みの少ないメーカーですが、海外ではバク売れしてるそうです。
ガチゲーマーはもちろん、僕のようなタイピングを重視する方でも満足できる製品だと感じました。






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