ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです(@go5shingo)

OPPOさんよりReno11 Aをお借り出来たのでレビューいたします。
67Wの超急速充電に対応し、仮想メモリで最大16GBまでメリも増設が可能。
6.7インチの有機ELディスプレイを搭載ながら、178gと軽量なのも魅力。
そして価格はなんと¥48,800円と円安にしては非常に頑張っております。
今回はOPPO Reno11 Aのレビューです。

- キレイな6.7インチOLEDディスプレイ
- 電池持ち抜群
- 64MP標準+8MP超広角+2MPマクロのトリプルカメラ搭載
- おサイフケータイ搭載
- 指紋認証+顔認証可能
- 67W超急速充電対応
- 価格が安い
- スペックは低めでゲームには向かない
- モノラルスピーカーでステレオスピーカーではない

5万円以下でもっともおすすめのスマホだと思います


OPPO Reno11 Aのスペック
OPPO Reno11 A | |
OS | ColorOS 14 (Android 14) |
SoC | Dimensity 7050 |
メモリ | 8GB |
容量 | 128GB, 最大2TB microSDカード対応 |
画面 | 6.7″ 有機ELディスプレイ, 解像度: FHD+ (2412 × 1080), リフレッシュレート: 120Hz タッチサンプリングレート: 240Hz 最大輝度: 900nit |
アウトカメラ | 標準:6400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 5000mAh, 67W有線急速充電 (SUPERVOOC) 55W有線急速充電 (PPS) |
音響 | モノラルスピーカー |
防塵防水 | IP65 |
おサイフケータイ | 対応 |
5G | n1/n3/n28/n41/n77/n78 |
4G | FDD LTE : Band 1/2/3/4/5/7 /8/12/13/17/18/19/20/26/28 TD LTE : Band 38/39/40/41/42 |
寸法 | 162 x 75 x 7.6mm, 177g |
本体色 | コーラルパープル, ダークグリーン |
その他 | Bluetooth 5.2, eSIM |
価格 | 税込48,800円 |
OPPO Reno11 Aのスペックはこんな感じです。
CPUはDimensity 7050でミドルクラスのスマホです。
容量は128GBですが、最大2TBのSDカードまで読み込み対応で結構凄いです。
ディスプレイはミドルクラスには珍しく有機ELディスプレイで120Hzまで対応と大盤振る舞い。
ただし最大輝度は900nitと炎天下の直射日光では厳しいですが、他のスマホもそうなんで気にしなくて大丈夫。
その他、3眼カメラやおサイフケータイ対応など不満点をつぶしたオールラウンダーに仕上げている印象です。

OPPO Reno11 Aの外観レビュー

OPPO Reno11 Aの実機外観を紹介します。
最初に付属品から。
付属品は本体と紙類、SIMピンのみとシンプル。
ケースや充電器、ケーブルなどは含まれておりませんのでご注意ください。

見た目は大型の2つのカメラが配置されており、インパクトある見た目です。
加工はOPPO独自の表面加工「OPPO Glow(オッポ・グロウ)」と呼ばれるモノで、粒上の質感がありながら鈍い光沢感を放ち他社には無い上質な加工です。
カラーラインナップですが、今回紹介するのはダークグリーンで他にコーラルパープルもあります。

カメラの構成は3眼スタイルでミドルクラスとしては力を入れている印象です。
- 標準:6400万画素
- 超広角:800万画素
- マクロ:200万画素
ただメインの標準カメラ以外は画素数は控えめでサブカメラ的な印象。
さらに望遠レンズはありませんので、光学ズームでは無くデジタルズームになるのも弱点です。

カメラの横にはFeliCaマークがあります。
OPPOは日本ローカライズが進んでいるので、Suicaなどの交通系ICカードもしっかりと使えます。

角は丸みを帯びた形状に加工しており、四角い筐体ながらも持ちやすいように細かい配慮がされております。
サイドはアルミニウムフレームを採用しており、見た目も高級感も良しっと言った印象。

右側面にはSIMスロットを搭載。

SIMスロットは2枚のnanoSIMカードを装着でき、2枚目はmicroSDXC(最大2TB)との排他利用となっています。
eSIMにも対応しているので、microSDXCを使いながらデュアルSIMにも対応します。

カメラ面の部分は電源ボタンと音量ボタンを配置。

底面はUSB−Cポートを搭載。
3つの穴はスピーカーの穴ですが、残念ながらモノラルスピーカーになります。
またイヤホンジャックも廃止されております。

液晶は約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。
大型ディスプレイながら薄くて非常に見やすいです。
解像度は2412×1080、リフレッシュレートは最高120Hzとハイエンドモデルにも匹敵する性能を誇ります。

フロントカメラはパンチホールデザインで目立ちにくいです。
iPhoneのような巨大なカメラデザインが苦手な人には良さそう。

重さは178gと昨今のスマホとしては軽いです。
6.7インチと標準(6.1インチ)スマホよりも大きいのにも関わらず、200g以下の軽さに仕上げてきているのは魅力的です。


OPPO Reno11 Aのメリット
ここからはOPPO Reno11 Aを実際に使って良かった点を紹介します。
- 見やすい大画面有機ELディスプレイ
- ヌルヌルな120Hz対応
- 超急速充電対応
- 電池持ちが良い
- 仮想メモリ拡張機能
- おせっかいなColor OS
- 電話もハッキリクリアボイス機能
- おサイフケータイ対応
見やすい大画面有機ELディスプレイ

ディスプレイは発色の良い有機ELディスプレイで非常に見やすいです。
120Hzにも対応しているのでWeb閲覧もヌルヌルスルスルです。
僕はiPhone 15(6.1インチ)を使っておりますが、6.7インチになると迫力や見やすさがアップするので目の悪い人や老眼が進んできた方にもおすすめだと思います。
ヌルヌルな120Hz対応

リフレッシュレートはデフォルトは「自動選択」になっております。
これは見ているページによって動作を可変させる可変リフレッシュレートになります。
その他、標準だと60Hz、最高は120Hzにすることもできます。
僕は120Hzで使っておりますが、電池消費量もそこまで増えているとは感じずにヌルヌルで快適だと感じました。
超急速充電対応

超急速充電対応で充電時間が短いのも魅力でした。
ただし条件が多いので充電器選びが難しいかもです。
- OPPO独自の充電規格「SUPERVOOC」→最大67W充電
- USB PDの拡張版「PPS(Programmable Power Supply)→最大55W充電
だいたい20分で50%以上、50分程度でフル充電できるくらい充電速度は速いです。
万一出かける前に充電し忘れても、超速スピードで充電されるので問題は無さそう。
ただOPPO SUPERVOOC 67W充電器は別売りで結構高いです。


僕は手持ちのAnker Nano 65w PD 充電器で充電してみました。
充電速度は約26W程度と普通のスマホ充電よりも速度が出てました。
もしかしたら負荷の掛け方によっては速度が上がる可能性もあるし、PPS対応充電器でしたらもっと高速で充電が出来そうです。
電池持ちが良い

バッテリーは5000mAhと標準的ですが、バッテリー持ちはかなり良いです。
例えばライトユーザーであれば2〜3日は余裕で持つし、普通のユーザーやヘビーユーザーでも1日は余裕で持つと思います。

もちろん省エネモードなどもあるので緊急時にはバッテリーの節約も可能。
その他、バッテリー保護関係としてバッテリーの劣化を予防するスマート充電機能もあり長く使いたい方におすすめの機能も備えております。
仮想メモリ拡張機能

物理メモリは8GBと標準的ですが、端末の空き容量を仮想メモリ的に割り当ててメモリ拡張も可能です。
追加できる仮想メモリは4GB、6GB,、8GBの3種類から選べて、最大で16GBのメモリまで拡張できます。
ここまでメモリを拡張できるとメモリ不足でアプリが落ちる心配も無いし、動作も快適になるのでメモリ拡張をしておけるのはメリットです。
おせっかいなColor OS

OSはAndroid 14ベースのColor OSです。
Color OSとは普通のAndroid OSをOPPOがカスタマイズしたOSで、普通のAndroidよりもおせっかいと言うか異常に親切なOSです。


例えば動作が少しでも遅くなると「クリーンアップしますか?」と頻繁に聞かれます。
これが親切かウザいと感じるかは人によると思いますが、Androidスマホはメモリ管理が重要なので僕個人としては良いと感じました。
電話もハッキリクリアボイス機能

あまり電話をする機会が多くないかもしれませんが、クリアボイス機能で文字通りクリアな通話が楽しめる機能があります。
具体的には通話中にノイズや雑音を軽減を軽減して聞き取りやすくなります。
さらに電話以外にもLINEアプリの通話にも対応しているので、LINE通話の音質が少し良くなります。
僕が実際に使った感じは、特に相手から音質が悪いとかは言われなかったので多少は効果があるのかもしれません。
おサイフケータイ対応

おサイフケータイに対応しているのでSuicaなどの交通系ICやQUICPayやiD、nanacoなどの電子マネーにも対応しております。
Xiaomiなどの中華系スマホの中にはおサイフケータイに対応していない機種もあるので、OPPO製品は日本向けとしてしっかりとローカライズしているので使いやすいと思います。


OPPO Reno11 Aのデメリット
ここでは逆にOPPO Reno11 Aのデメリットを書きます。
そもそもミッドレンジモデルなので完璧な機能が付いているわけではありませんので、注意点として認識してくださいね。
- スペックは低めでゲームには向かない
- モノラルスピーカーでステレオスピーカーではない
スペックは低めでゲームには向かない

最新端末といえど、スペックはそれほど高くなく抑えめな印象です。
Geekbench 6のスコアはシングルで892,マルチコアで2173とそれほど高くはありません。
この数値は4年くらい前のGalaxy S20と同じくらいの数値でハイエンドモデルと言えば聞こえは良いですが、今となっては役不足な印象。
特にGPU性能は4年前のハイエンドモデルと比べても低く、ゲーム特に重い3Dゲームには全く向きません。
原神などのゲームをやりたい方は選択肢から外したほうが良いかもしれません。
モノラルスピーカーでステレオスピーカーではない

明確に残念だと感じるのがモノラルスピーカーな点です。
別に音量が低いとかはなくて、動画などを横向きで見ると下側からしか音が出ません。
価格を抑えるために仕方ないのかもしれませんが、ステレオスピーカーなら完璧だったのにと感じました。


OPPO Reno11 Aのカメラ作例
ここではOPPO Reno11 Aのカメラ作例を紹介しますね。
花の写真

最初に草花の写真から。
色味もAIで補正されて、現実よりも鮮やかになっている印象です。
四隅はさすがに流れており、解像感に関しては落ちる印象でした。
広角

広角6400万画素の写真です。
一番のメインカメラであり、青空の階調やレンガの質感などもしっかりと表現されており悪くはありません。
超広角

同じ位置からの超広角写真です。
画素数は800万画素に落ちるので、緊急用と言った印象です。
さすがに階調感が大きく落ちるので、メインで使うには物足りないと感じました。
望遠

望遠レンズは残念ながらありませんので、広角レンズをデジタルズームした写真になります。
解像感もギザギザしてあまりよくはありませんが、ワンタッチでズームできるのは魅力です。
逆光性能

真夏の太陽ギラギラに向けて写真を撮影しました。
さすがに太陽の下に謎の光点が出てしまい、フレアだと思います。
ここまで直接的に太陽を撮影することは無いと思うので、普通に撮影する分にはフレアやゴーストはそこまで心配無さそうです。
飯テロ

飯テロ写真としてマクドナルドで撮影してみました。
デフォルトで撮影すると色乗りが悪く、あんまり美味しそうに見えません。

試しに「フィルター」機能の「食べ物」を設定して撮影してみました。

食べ物フィルターのAI補正のおかげなのが、色乗りが良くなってなんだか美味しそうな見た目に変化しました。
フィルターもたくさんあるので、もしもイケてない写真だと思ったら使ってみると良い結果が得られるかもしれません。
その他機能

AIカメラを名乗るだけあって、カメラ機能は充実しております。
- 夜景
- 高解像度
- パノラマ
- マクロ
- スローモーション
- タイムラプス
- アウト/イン同時動画撮影
- ステッカー
- テキストスキャン

その他「Proモード」もあり、いわゆるマニュアル撮影が楽しめます。
自分でシャッタースピードやISOなどをイジれるので、ミラーレスカメラのように楽しむこともできます。
動画性能

動画も撮影できますが、最大で4K30fpsまでとなってます。
フルHDは60fpsまで撮影できるので、フルHDメインで撮影するのが良いかもしれません。
実際の4K動画の様子ですが、歩きながら撮影すると手ぶれ補正が弱くグワングワンする印象でした。
画質はそこまで悪くはないので、止まりながら撮影するほうが良さそうです。


(まとめ)OPPO Reno11 Aレビュー
以上がOPPO Reno11 Aのレビューでした。
メリット、デメリットもある機種ですが人によっては気にならない部分も多いと思います。
やはりこの性能で5万円以下で買えるのはかなり魅力です。
電波の周波数帯もドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと全てに対応いるSIMフルーモデルなのも魅力だと感じました。

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