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USB-Cハブマニアのシンゴです(@go5shingo)
ハブを使う時の条件って人それぞれですが、特に大事なのがポートの種類。
自分の使うデバイスのポートがあるのが必須条件かと思います。
僕のようにカメラでSDカードをよく使う人間はUHS-Ⅱ規格のSDカードスロットがあると嬉しいところ。
そんなSDカードにこだわる方におすすめの商品がSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1です。
なんと5つのUSB-Cポートを搭載し、USB-Aポートをオミットする現代にふさわしい構成となっております。
その他HDMIポートは(8K/30Hz)に対応、LANポートを搭載するなど精鋭の端子で構成。
今回はSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1のレビューです。
MacBook Airユーザーには最もおすすめできるハブです
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
V3 | V2 | |
接続タイプ | USB-C | USB-C |
HDMI対応 | 8K/30Hz | 4K/60Hz |
USB-C PD充電対応 | 85W | 60W |
USB-C データポート | 3x USB 3.2, 1x USB 3.0 | – |
USB-A データポート | – | 3x USB 3.0 |
イーサネット対応 | 1000 Mbps | 1000 Mbps |
カードリーダー | UHS-II (312MB/s) | UHS-I (104MB/s) |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ミッドナイトブラック | シルバー、スペースグレイ、ミッドナイトブラック |
価格 | ¥14,799 | ¥9,379 |
最初にSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1のスペックの紹介です。
V3の名前の通りに前作はV2があり比べるとスペックの違いが分かりやすいです。
主な違いはUSB-Cポート数(V3は5,V2は1)、USB-Aポート(V3は無し、V2は3)、カードリーダーのスペック(V3はUHS-II 、V2はUHS-Ⅰ)となってます。
V3になってからはUSB-CとSDカードリーダーのスペックを強化しており、USB-Aポートを使う予定の無い方向けの構成になりました。
選び方のポイントとしては、USB-Aの使用有無が大きいかと思います。
また価格もアップしておりますが、UHS-IIカードリーダーも5千円前後する商品も多いので妥当な価格アップかと感じます。
HDMIの出力に関しても8Kと4Kの違いはありますが、MacではOSの制限により8K出力ができないので大きな違いではありません。
ここからはSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1の実機外観の紹介です。
今回紹介するのはシルバーカラーでアルミニウムの高級感ある見た目とスタイリッシュなデザインに仕上がっております。
カラーは3種類あり、MacBook Airと同色でコーディネートできるのもポイントです。
形は長方形ですが、角部分は丸くするなどこだわりを感じます。
Satechiのロゴもシンプルでおしゃれ。
メインとなる前面ポートにはHDMIとUSB-Cポート×3を搭載。
USB-Cに記載のある10Gbpsと5Gbpsは最大転送速度を表しており、実はそれぞれ規格が違います。
ポートの構成(向かって左から)
USB 3.2 Gen2 とGen 1で最大転送速度が若干違う仕様にはなっております。
外部SSDを使う時はそれぞれの規格に合わせて接続するとスペックをフルに発揮できます。
背面のポートはSDカードリーダーとUSB-Cです。
ポートの構成(向かって左から)
ここのポートの目玉はUHS-II対応のSDカードリーダーです。
ドッキングステーションでもUHS-IIに対応している製品は少ないので、カメラマン的にはこれだけで「買い」だと思います。
側面ポートの構成は以下の通り。
ポートの構成(向かって左から)
側面ポートはMacBookの弱点を補う有線LANポートを搭載。
昨今のWi-Fiは有線LANよりも理論上は高速ですが、安定を求める時には活躍しそうです。
側面のUSB-Cポートは雷マークがあるようにUSB-PD(100W)に対応。
ハブの駆動に15W使われるので実質は85W出力になります。
ケーブルは編み込み式のケーブルになっており、断線に強いケーブルになってます。
ケーブルの長さは測り方にもよりますが、だいたい15cmくらいです。
大きさは約1250mm×542mmとコンパクトなハブで持ち歩きも余裕。
重さも122gと軽いので外出先でも大活躍できる軽さです。
ここからはSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1を実際に使った感想です。
最大のポイントが5ポートのUSB-Cのポートをどう活かすかじゃないでしょうか?
うちでは高速なデータ通信速度を活かして外部SSDを繋ぐのが正解かと思っております。
USB 3.2 Gen2は10Gbpsの転送速度があるので、SSDやUSBメモリなどの記録媒体のデータのやり取りに役立ちます。
10Gbpsのポートに刺したデータ通信速度の結果がこちらです(最大読出し速度 最大550MB/秒)
僕の持っているSSDはUSB 3.2 Gen1規格で古いのですが、最大スペックに近い数値でデータ通信ができておりました。
USB 3.2 Gen2はUSB 3.2 Gen1と下位規格互換性があります
Thunderbolt規格(最大40Gbps)には及びませんが一般用とでSSDやHDDを接続するなら必要十分と言えるスペックです。
LAN側のUSB-Cポートは最大85W給電に対応します。
その為、スマホやタブレット、モバイルバッテリーの充電器としても使えます。
ただし大量のアクセサリーを接続すると、アクセサリーの電力不足警告が出ます。
最初の画像のような20000mAhの巨大モバイルバッテリーなどの給電は辞めたほうが良さそうです。
ちなみにその他のUSB-Cポートはデータ転送用ポートとなっており、充電には向いておりません。
雷マークのあるポートだけが充電用ポートになるのでご注意ください。
SDカードリーダーの規格は2種類あり、UHS-Ⅱ規格の方が高速です。
ただ規格に対応したSDカードも必要になります。
今回はUHS-Ⅱ規格に対応した、Kingston SD メモリカードCanvas Goを試しました。
書き込み、読み込みともにかなり高速な速度が出ておりました。
静止画などの写真はもちろん、4K動画などの重いデータのやり取りが多い方にもおすすめできると思います。
ラップトップPCを単体で使う人は少なくて外部ディスプレイに繋いでる人がほとんどだと思います。
僕は自宅にいる時は4Kディスプレイに接続しております。
USB-Cで接続できるディスプレイも多いのですが、僕の場合はHDMIで接続しております。
4K/60HzでMacBookでも安定的に出力できるので、ハブのスペック不足で外部出力が安定しない方にもおすすめです。
1GbpsのLANポートも搭載しております。
最近はWi-Fi 6の性能がすでに1Gbpsを超えてきてはおりますが、実測値で1Gbpsを安定的に超えるのは10Gbps回線を使っている僕の環境でも厳しいです。
オンラインゲームやダウンロード、Web会議などを安定的に動作したい時に重宝すると思います。
MacBookとも親和性のあるアルミニウムの美しいデザインも魅力です。
特にMacBook Airと同色で揃えられるのが最大の魅力でもあります。
Windowsパソコンと使っても全く問題ありませんが、やはりMacと使うとコーディネートの上でも魅力が増すと感じます。
Satechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1購入がおすすめな人はUSB-Cポートを重視する方で特にMacBook Airユーザーにおすすめです。
MacBook AirのUSB-Cポートを1つ潰しても、5つに拡張できるので大抵の外部機器を接続可能。
さらに弱点のHDMI端子やUHS-Ⅱ端子を補強できるなど、ドッキングステーション的にも使えます。
逆にUSB-A端子も使いたい方には、同社から出ているSatechi USB4 マルチ USBCハブ 9in1やSatechi USB4 6-in-1マルチハブなどがおすすめです。
以上がSatechi V3 マルチ USB-C ハブ 8-in-1のレビューでした。
カメラマン的にはUHS-Ⅱ対応のハブが出たのでヘビロテ確定です。
今後はUSB-A接続機器も減ってくると思うので、これからの投資の意味でもおすすめできる商品に仕上がってると感じました。
USB-Aポートが不要の方には超絶おすすめですよ
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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