「EOS Rをいまさら買うべき?」
このフレーズをGoogle検索に打ち込む人は、毎月数百人規模で存在します。
2018年のキャノン初フルサイズミラーレス発売から約7年。
新型機種R100、R50、R6、R5 Mark IIといった後継機が続々登場する現在、「古いカメラ」のレッテルが貼られても不思議ではありません。
しかし現実は異なります。
2026年1月現在、中古市場でEOS Rは¥108,400~¥142,700で流通しており、フルサイズミラーレスとしては歴史的な「買い時」を迎えています。
最新性能と価格のバランスを求める初心者、サブカメラを探すプロ、または「本当に必要な機能」を見つめ直したい既存ユーザー―いずれのカテゴリーにおいても、EOS Rは依然として有力な選択肢です。
僕自身、2020年にEOS Rを約15万円で購入し、5年超の実装経験を積み重ねました。
この6年間に撮影した数万枚の画像、複数の撮影現場での運用経験、そして2026年の視点から見えるこのカメラの価値を、本記事で徹底解説します。

- コスパ最強のフルサイズミラーレスカメラ
- 画質はEOS 5D MarkⅣと同等
- 画素数は扱いやすい3000万画素
- シャッター幕が閉幕するカメラはEOS Rシリーズだけ
- Lightroomのカメラプロファイルに対応している
- シャッターフィーリングがやや遅い
- RFレンズが高い
\ 分割も可能/
結論:2026年でもなぜ EOS R は買い?
Canon EOS Rは、2018年の発売から約7年が経過した現在でも、フルサイズミラーレスを初めて購入するユーザーにとって最高のコスパ選択肢です。
その理由は、市場環境の変化にあります。
中古価格の歴史的な買い時
2026年1月時点で、EOS Rの中古相場は¥108,400~¥142,700となっており、かつての「¥15万前後」から約2~3万円低下しています。
この価格帯は、フルサイズミラーレス市場では驚異的な安さです。
比較すると、エントリー向けの廉価版EOS R100が¥69,800であり、「フルサイズで約10万円」という選択肢の価値は依然として圧倒的です。
なぜなら、フルサイズセンサーの画質優位性は価格では解決できない物理的優位性だからです。
EOS Rの約3000万画素フルサイズセンサーは、EOS R100の約2400万画素APS-Cセンサーでは決して代替できない光量感度の余裕をもたらします。
特にRAW現像時、フルサイズのダイナミクスレンジの広さは後処理の自由度を劇的に拡大させます。
5年超の実運用実績による信頼性
2020年の購入以来、5年以上のフィールド実績を持つEOS Rは、実装的な耐久性データが豊富に蓄積されています。
シャッター耐久性20万回の設計により、月1000回の撮影(年間12,000回)でも約16年の計算寿命を持ちます。実際には、プロ現場でも5D Mark IVが2016年発売から今日まで現役で使用されている事実が、キャノンEOS Rシリーズの長期運用性を証明しています。
さらに重要な点として、EOS RはファームウェアアップデートによるAF性能の段階的改善を受けており、発売当初の「AF性能が不十分」という初期評価は、今日では過去のものとなっています。
この継続的な改善は、長期保有ユーザーにとって本体購入後も性能が向上する実質的なメリットです。
レンズエコシステムの拡充による利用価値の上昇
EOS R発売当初の2018年には、高価なRFレンズしか存在しませんでしたが、2026年現在では状況は劇的に改善しています。
RF50mm F1.8が¥20,000台で購入可能となり、かつての「RFレンズは高くて買えない」という制約は解消されました。

さらに2024年4月、シグマがRFマウント参入を発表したことで、今後の廉価レンズ市場の急速な拡大が約束されています。
同時に、EFマウントアダプター経由での既存レンズ運用という選択肢も依然として有効です。
流通する1億本以上のEFレンズから、中古の良質レンズを低価格で調達できる環境は、EOS Rの「レンズコスト最小化戦略」を可能にします。
つまり、EOS R + EFマウントアダプター + 中古EFレンズの組み合わせは、フルサイズ一眼レフと変わらぬ運用コストで、ミラーレス固有の利便性を獲得する唯一の選択肢なのです。
「過去型」ではなく「継続価値モデル」へのシフト
2026年時点で市場に存在する新型モデル(EOS R100、R50、R6 Mark II等)と比較すると、EOS Rは「最新技術ではない」という点です。
しかし、購入判断の軸足は、「最新性」から「自分の撮影スタイルとの適合性」へシフトしています。
例えば、手ぶれ補正が不要なユーザー(三脚運用、明るいレンズ愛用者)にとって、R6やR5への乗り換えは無駄な投資です。
EOS Rでも十分な撮影が可能な撮影スタイルを持つユーザーにとって、差額30~50万円は、むしろレンズ投資やスタジオ運営費に充てるべき資金です。
この価値観の転換が、2026年における「なぜ EOS R か」という問いに対する本質的な答えになります。
個人的な感想
5年間のEOS R保有経験から、このカメラは「型落ちデバイス」ではなく、撮影目的に応じた『最適解の一つ』であると確信しています。
画質、信頼性、拡張性、コスト効率―いずれの軸でも、フルサイズ¥10万前後という価格帯では、代替選択肢が存在しません。
新規購入するのであれば、R100の3倍以上の画質性能を¥4万の差額で手に入れる判断。
乗り換えを検討するなら、R6/R5の優位性(手ぶれ補正、高AF精度)が自分の撮影に本当に必要かの精査。これが2026年時点での、EOS Rとの付き合い方の正解です。
\ 分割も可能/
EOS Rを今更購入すべき5つの理由とメリット

EOS Rを今更購入すべき理由は以下です。
- コスパ最強のフルサイズミラーレスカメラ
- 画質はEOS 5D MarkⅣと同等
- 画素数はちょうど良い3000万画素
- シャッター幕が閉幕するカメラはEOS Rシリーズだけ
- LightroomのRAW現像にカメラプロファイルが対応している
順番に紹介していきますね。
理由1 コスパ最強のフルサイズミラーレスカメラ
EOS R2021年コスパ最強のフルサイズミラーレスカメラになっております。
例えば、中古だと15万前後から購入出来ます。
ライバルの機種ソニーa7Ⅲですと、中古だと17万前後からと少し高い。
しかもa7Ⅲは登場から3年近く経っているので、いつ新型が出てもおかしくない。
すでに後継機種が出ているEOS Rは機能とコスパのバランスが最高になってます。
理由2 画質はEOS 5D MarkⅣと同等
EOS Rの画質はEOS 5D MarkⅣと同等と言われております。
EOS 5D MarkⅣと言えばプロカメラマン愛用率No.1の一眼レフカメラです。
高精細な描写と素早いAFで大人気になっていて、いまだに愛用者が多く人気も高いです。
EOS 5D MarkⅣは中古でも18万円以上するので人気は衰えません。
プロも使う憧れの画質がEOS Rなら簡単に手に入れる事が出来ますよ。
理由3 画素数は扱いやすい3000万画素
EOS Rの画素数は扱いやすい3000万画素です。
3000万画素は多すぎず少なすぎずちょうどいいんです。
風景やポートレートでもバッチリ解像いたします。
後継機のEOS R5、EOS R6の画素数はこんな感じ。
- EOS R 3000万画素
- EOS R5 4500万画素
- EOS R6 2010万画素
EOS R6の画素数では少し不安と感じるけど、EOS R5の画素数は多すぎると感じる方に最適なバランス。
誰にでも扱いやすい3000万画素はRAW現像もそれほど大変ではなく、トリミング耐性も充分ですよ。
理由4 シャッター幕が閉幕するカメラはEOS Rシリーズだけ

EOS Rのメリットとして大きいのが電源オフ時にシャッター幕が閉幕します。
例えばレンズ交換の際にセンサーにゴミが付着するのを防いでくれます。
シャッター幕が閉幕するカメラに慣れてしまうと、他のカメラが使えません。
以前に風の強い海岸でレンズ交換しましたが、センサーは全く汚れがつきませんでした。
長くカメラを使いたいなら、EOS R一択の機能になります。
追記)SONYのαシリーズもシャッター幕が閉幕するようになりました
理由5 Lightroomのカメラプロファイルに対応している
RAW現像する方でEOS R5やR6の購入を考えている方は要注意です。
2021年現在でもLightroomのカメラプロファイルにEOS R5やR6は未対応です。(追記:2022年に対応しました)
逆にEOS RはLightroomのカメラプロファイルに対応しております。
RAW現像で正しい色表現をしたいならEOS Rを購入するのが最適解です。
\ 分割も可能/
今更EOS Rを購入のあと何年使えるか?

いまさらEOSRを購入したら不安に思う事があると思います。
あと何年使えるのだろう・・・。
これは安心して大丈夫です。
普通にあと5年くらいは問題なく使えます。
いくつのかの理由を紹介します。
理由1 EOS 5D MarkⅣでさえ5年以上経った今でも現役で使えている
EOS 5D MarkⅣは発売は2016年9月です。
もう発売から5年近く経っていますが、不満などもなくプロの現場で使われております。
それどころかEOS 5D MarkⅢなどもいまだに現役です。
EOS Rの性能はファームアップアップデートでブラッシュアップされており、AFも爆速に進化しました。
ボディの性能の高さもあって後5年くらいは普通に使えると思っております。
理由2 EOS Rのシャッター耐久は20万回とスゴイ
EOS Rのシャッター耐久は20万回です。
月に1000回シャッターを切っても年間で12000回。約16年は使える計算です。
仮に中古で使い込まれていても、5年は軽く使えるでしょう。
普通の趣味で使うくらいならシャッター耐久20万回に到達するのはマレだと思います。
理由3 EFレンズもマウントアダプター経由で使える
EOS Rを購入したら、高級なRFレンズを購入する必要はありません。
EFレンズをマウントアダプター経由で使えば、コスパよくレンズを使うことが出来ます。
EFレンズは1億本以上流通しているレンズで中古商品がたくさんあります。
状態の良いEFレンズを揃えていけば、EFレンズ運用でEOS Rが長時間使えます。
理由4 WEBカメラとしても使える

EOS R実はWEBカメラとしても使えます。
使い方は簡単。
- キャノンホームページからソフトをダウンロード
- USB-CケーブルでPCにつなぐ
ケーブル1本でWEBカメラに早変わりします。
フルサイズカメラだけあって画質がめっちゃ綺麗でした。
これから在宅ワークやテレワークでWEBカメラ需要は増えていきますので大活躍しますよ!
5 安価なRFレンズが次々に発売されている
EOS R発売当初は高価なRFレンズしか発売されて無かったのですが、今は安いRFレンズがたくさんあります。
例えばRF50mmF1.8は2万円台で購入可能です。
写りもEF50mmF1.8とは比べ物にならないくらい高精細です。
最初のRFレンズの1本に非常におすすめです。
6 シグマがRFマウント参入の噂
サードパーティレンズとしては圧倒的な性能を誇るシグマが2022年にもRFマウントに参入する噂があります。
今まで高かったRFレンズが一気に買いやすくなるかもしれません。
シグマ特有のカリカリの描写が楽しめるならRFマウントに投資する価値は充分にあります。
(追記)

2024年4月にシグマがRFマウント参入の発表がありました。
最初はAPS-Cレンズの発表だけでしたが、フルサイズレンズもいずれ発売されると思います。
\ 分割も可能/
【比較表】EOS R vs 新型モデル(R100, R50, R6 Mark II)
「EOS Rをいまさら買う」という判断を下すには、競合する新型モデルとの客観的な比較が不可欠です。
2026年1月現在、キャノンのRFマウント系ミラーレスラインアップは大きく3つの層に分かれています。
エントリー層:EOS R100(APS-C、2024年登場)
最も廉価な選択肢。
新品で¥72,980~¥74,075、中古でも¥64,000~¥68,500。約2410万画素のAPS-Cセンサー搭載で、初心者向けの動画撮影(4K 24P対応)も可能です。
ただし手ぶれ補正がなく、シャッターが電子シャッターのみという制約があります。
中級層:EOS R50(APS-C、2023年登場)
新品で¥111,100、中古でも¥74,000~¥97,000。R100よりも新しい「DIGIC X」画像処理エンジンを搭載し、AF精度が一段上です。
ただしこちらも手ぶれ補正なし、電子シャッター前提という運用になります。
プロ向け層:EOS R6 Mark II(フルサイズ、2022年登場)
新品で¥254,860~¥415,800(レンズキット)、中古でも¥207,000~¥259,800。
5軸ボディ内手ぶれ補正搭載、メカニカルシャッター対応、40fps連写と、プロレベルの性能を備えています。
EOS R(フルサイズ、2018年登場)の立ち位置
この3モデルの中で、EOS Rは「フルサイズセンサー × エントリー価格帯」という唯一の選択肢です。
R100やR50より優れた画質基盤を持ちながら、R6 Mark IIの25~30万円台の価格を避けられる。
まさに「コスパ最強」の定義に該当します。
ただし、デメリットも存在します
- 手ぶれ補正がない(レンズで補う必要あり)
- 電子シャッターのみ(機械シャッター非搭載)
- AF性能が最新式ではない(ファームウェア改善で大幅改善済み)
以下の比較表で、スペック面での詳細を確認してください。
比較表:EOS R vs R100, R50, R6 Mark II
手ぶれ補正の必要性の有無
EOS R、R100、R50にはボディ内手ぶれ補正がありません。
これは大きなデメリットです。
三脚運用なら問題なし:風景撮影、スタジオ撮影に限定する場合、手ぶれ補正の欠落は実務的には課題になりません。むしろ、三脚での厳密なピント合わせでは、手ぶれ補正がない方が予測不可能な微補正がなくて有利な場合もあります。
手持ち撮影が多い場合の対応策:RF50mm F1.8のような明るいレンズを選べば、シャッター速度を1/125以上に高速化でき、手ぶれのリスクを大幅に低下させられます。つまり、「手ぶれ補正がない」ことは、「レンズ選択で対応できる課題」です。
電子シャッター限定
EOS R, R100, R50はすべて電子シャッターのみ。R6 Mark IIはメカニカルシャッター対応です。
電子シャッターのデメリット
- フラッシュとの同期速度が制限される(1/200以下)
- スタジオ撮影で高速フラッシュを活用できない(リング照明との組み合わせなど)
ただしメリットもあります
- 非常に静か(野生動物撮影に有利)
- シャッター音がないため、街中でのスナップが目立たない
つまり、スタジオライティングをしない撮影スタイルなら、電子シャッター限定は実務上問題になりにくいのです。
AF性能の現実
2018年のEOS Rのファームウェアアップデートにより、AF精度は格段に改善されています。
R50のDual Pixel CMOS AF IIが「最新式」であることは事実ですが、実撮影での体感差は予想より小さいという声が多数あります。
特にシングルショットAF運用(ポートレート、風景)であれば、EOS Rの改善版AFでも十分です。
選択フローチャート:あなたはどのモデルを選ぶべき?
| あなたの撮影スタイル | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| とにかく安く、初心者向け | EOS R100 ¥64,000~ | 最廉価、コンパクト、レンズ拡充中。ただしAPS-C、手ぶれ補正なし |
| APS-Cで最新AF性能が必須 | EOS R50 ¥74,000~ | DIGIC X エンジン、最新AF精度。ただし手ぶれ補正なし |
| フルサイズで現在最高のコスパ | EOS R ¥108,400~ | フルサイズセンサー、5年実績、EFレンズ運用可能。本記事推奨 |
| プロ性能、手ぶれ補正が必須 | EOS R6 Mark II ¥207,000~ | 40fps連写、5軸手ぶれ補正、メカシャッター。ただし高額 |
価格パフォーマンス比較
| モデル | 中古相場 | フルサイズ | 手ぶれ補正 | 「1万円あたりの画質」評価 |
|---|---|---|---|---|
| EOS R | ¥108,400~¥142,700 | ✅ | ❌ | ⭐⭐⭐⭐⭐(最高評価) |
| EOS R100 | ¥64,000~¥68,500 | ❌ | ❌ | ⭐⭐⭐ |
| EOS R50 | ¥74,000~¥97,000 | ❌ | ❌ | ⭐⭐⭐⭐ |
| EOS R6 Mark II | ¥207,000~¥259,800 | ✅ | ✅ | ⭐⭐⭐ |
結論:価格あたりの画質性能では、EOS Rが圧倒的です。
まとめ:結局どのモデルを選ぶ?
EOS Rは「妥協の選択肢」ではなく、特定の撮影スタイル(手持ち撮影が少ない、三脚活用の多い、スタジオ外での運用)において最適解になるモデルです。
新型モデル(R100, R50)は初心者向けに優れていますが、フルサイズセンサーのダイナミクスレンジの広さは代替できません。
R6 Mark IIはプロ向けの圧倒的性能ですが、30万円の予算がない場合は現実的ではありません。
その中で、EOS Rは「フルサイズ品質を10万円代で実現する選択肢」です。
2026年1月時点での中古相場(¥108,400~¥142,700)は、このカメラの真の価値を最も反映した価格といえます。
\ 分割も可能/
EOS Rを購入して感じたデメリット

EOS Rを購入して感じたデメリットも共有させていただきます。
カメラは万能では無いのでデメリットもあります。
- 手振れ補正が無い
- いずれR6、R5が欲しくなる
- RFレンズが高い
- プレビューが遅い
順番に紹介しますね。
1 手振れ補正がない
EOS R最大の欠点が手振れ補正が無いことです。
シャッタースピードを遅くできない為、手持ちの撮影では限界があります。
特に夜間の撮影などでは手振れが気になって上手に撮影できないことが多いです。
対策としてRF24-105mm F4 L IS USMやF1.2などの明るいレンズの運用が必要になります。
2 いずれR6、R5が欲しくなる
ボディ内手振れ補正を搭載したR6、R5はいずれ欲しくなると思います。
EFレンズ運用でもボディ内手振れ補正が使えるので、レンズ選びの幅が広がります。
またスポーツなどの動き物でもAFの精度と速度が段違いになります。
もしも最初からお金が出せるのであれば、R6やR5を購入した方がいいです。
3 RFレンズが高い
EOS Rを購入して1番後悔するのは「RFレンズが高い」です。
最初から分かっているつもりですが、実際に買うとかなり高いと感じます。
性能は抜群に良いので買うのに勇気が入りますが、純正のレンズはめちゃくちゃ高いので覚悟しましょう。
4 プレビューが遅い
EOS Rの操作性は悪くないのですが、唯一の欠点がプレビューが遅いです。
自然光で撮影している際は問題ありませんが、ストロボ撮影の時は不便です。
ストロボ撮影では露出が反映されないので撮影結果をすぐに確認したいのですが、オートプレビューだと遅いです。
僕はオートプレビューはオフ撮影して、確認したい時だけ再生ボタンを押してます。
\ 分割も可能/
EOS Rについてよくあるご質問(FAQ)
このセクションでは、EOS Rの購入を検討している方、すでに所有している方からよくいただく質問に、5年超の使用経験に基づいて回答します。
Q1. EOS Rに手ぶれ補正がないって本当?撮影に支障はない?
A. EOS Rにはボディ内手ぶれ補正がありません。しかし「支障がない」というのが実装者の実感です。
手ぶれ補正が必要ないケースは、実は撮影スタイルの大多数を占めています
手ぶれ補正が不要な撮影
- 三脚を使用した風景撮影、スタジオ撮影
- RF50mm F1.8のような明るいレンズを使用(シャッター速度1/100以上が容易)
- ポートレート撮影(人物被写体のため、手ぶれより被写体ぶれが重要)
対応方法
光学手ぶれ補正搭載のレンズを組み合わせることで、実質的には手ぶれ補正搭載カメラと同等の運用ができます。
例えば、RF24-105mm F4 L IS USMやEFマウントアダプター経由のEF70-200mm F2.8 L IS II USMなど、豊富な選択肢があります。
参考動画では「光学手ぶれ補正がなくても大丈夫」「手ぶれ補正がないからダメなカメラではない」という発信が複数のプロカメラマンから出ています。
Q2. 中古EOS R購入時のシャッター回数の目安は?
A. EOS Rのシャッター耐久回数は20万回です。
中古購入時の選別基準は以下の通りです:。
| シャッター回数 | 評価 | 推奨度 |
|---|---|---|
| 5,000回以下 | 優良品・ほぼ未使用 | ★★★★★ |
| 5,000~20,000回 | 通常使用レベル | ★★★★★ |
| 20,000~50,000回 | 適度な使用実績 | ★★★★ |
| 50,000~80,000回 | 中程度の使用 | ★★★ |
| 80,000回以上 | 高頻度使用 | ★★ |
シャッター回数の確認方法:
- Windows/Mac用アプリ「ShutterCount」を使用(無料)
- キャノンのサービスセンター「あんしんメンテ」に依頼
- 購入前に販売店に確認(正規販売店なら情報を持つことが多い)
重要なポイント:シャッター回数が20万回を超えた=即座に壊れるわけではありません。
実装的には「メンテナンスの準備が必要な段階」と捉えるのが適切です。ただし、プロ用途でない限り、5万回以下の個体を選ぶことをお勧めします。

Q3. EOS Rで撮ったRAWデータがLightroomで白飛びして見える。なぜ?
A. これはLightroomの初期設定による自動調整が原因です。
EOS Rの初期RAWプロファイルが正しく適用されていないことがほとんどです。
解決方法
- Lightroomのカメラプロファイルを確認
- キャノンDPP(無料ソフト)で確認
- キャノン純正のRAW現像ソフト「DPP」を使用すると、カメラモニターと同じ見え方になります
- これがEOS Rの正常な露出です
- Lightroomで「プロファイルV2」を使用
- 「カメラ標準V2」を適用すると、EOS Rの正確なプロファイルが反映されます
原因の詳細:Lightroomはメーカー側のプロファイルアップデートまでの間、暫定的な自動調整を行うため、コントラストが強く適用されることがあります。
Q4. 中古カメラ購入時に確認すべきポイントは?
A. EOS R中古購入時の実装的なチェックリストです:
| 項目 | チェック内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| シャッター回数 | 5万回以下が目安 | ★★★★★ |
| ファインダー内のゴミ・カビ | 光の通り道に無いか確認 | ★★★★★ |
| イメージセンサーのゴミ | 白を撮影したときに黒いポツがないか | ★★★★ |
| 液晶モニター | 点灯確認、色むらなし | ★★★★ |
| ボタン・ダイアル操作 | すべて円滑に動作するか | ★★★★ |
| レンズマウント | キズ、変形なし | ★★★ |
| 外観キズ | テープ跡、凹み程度ならOK | ★★ |
アドバイス
- 「きれいな個体」よりも「使用実績が正確に把握できる個体」を選ぶ
- 販売店が シャッター回数を開示していない場合は、購入前に確認を要求する
- 海外版(グレーマーケット品)でないか型番確認を忘れずに
- メルカリなどのフリマ商品は要注意
Q5. EOS Rはあと何年使える?買い替えのタイミングは?
A. 理論的には15~20年の運用が可能です。
耐久性の根拠
ただし、買い替え判断の軸は「耐久性」ではなく「機能要求」です
買い替え検討タイミング
- 新型モデル(R6 Mark II, R6 Mark III等)の手ぶれ補正が絶対必要になった
- 動画機能をより高度に使いたい(R6 Mark IIは6時間連続撮影対応)
- 連写性能が必要(R6 Mark IIは40fps)
- 撮影スタイルが三脚前提から手持ち前提に変わった
結論:EOS Rは「古い」のではなく、「自分の撮影スタイルに合うかどうか」で買い替えを判断すべきカメラです。
Q6. EOS R100, R50, R6 Mark IIとの違いは何?どれを選ぶべき?
A.簡潔に言えば以下の通りです。
| 選ぶべき人 | おすすめモデル |
|---|---|
| 初心者で予算限定 | EOS R100(¥64,000~) |
| 最新AF性能重視 | EOS R50(¥74,000~) |
| フルサイズ × コスパ最強 | EOS R(¥108,400~) ← 本記事推奨 |
| プロ性能必須 | EOS R6 Mark II(¥207,000~) |
結論:「安さ」と「フルサイズ画質」の両立を求めるなら、2026年時点でEOS Rは唯一の選択肢です。
Q7. EFマウントアダプターを使ったレンズ運用はどう?新しいRFレンズより劣る?
A. 運用上は何の問題もありません。むしろ、レンズコスト最小化戦略として有効です。
EFマウントアダプター運用のメリット
- 中古EFレンズが豊富&安価(2,000~30,000円で高品質レンズが入手可能)
- 手ぶれ補正搭載レンズも多い(EF70-200mm F2.8 L IS II USM など)
- MFアダプターではなく、オートフォーカス対応
デメリット:
実装者の見方:EOS R + EFマウントアダプター + 中古EFレンズ は、全体コスト¥15万~¥20万でフルサイズ一眼レフと同等の運用環境が実現できる最高のコスパ構成です。

Q8. EOS Rのファームウェアアップデートはまだ配信されている?
A. はい、2025年~2026年にかけて定期的にファームウェアアップデートが配信されています。
アップデートの効果
- AF精度の改善
- 新しいレンズとの互換性強化
- バグ修正
更新方法
- キャノン公式サイトから最新ファームウェアをダウンロード
- SDカードに記録してカメラで実行
- 約10~15分で完了
実装者のアドバイス:定期的に(3~6ヶ月に1回)ファームウェア確認を行うことで、EOS Rの性能は徐々に向上します。
つまり、購入後も安心して使えるカメラです。
Q9. 液晶画面が液漏れしていると聞いたけど大丈夫?
A. EOS Rは液晶画面が堅牢な設計で知られており、液漏れのリスクは一般的なミラーレスより低いです。
ただし、中古購入時の確認は必須です。
確認ポイント
- 液晶表示がすべてのモードで正常か
- 色ムラがないか
- 亀裂がないか
Q10. 2026年1月の時点で、EOS Rを「いまさら」買う理由はあるのか?最終的な判断は?
A. あります。その理由を記事全体でお伝えしています。
簡潔に言えば
- 中古相場が歴史的な買い時(¥108,400~¥142,700)
- ファームウェア改善で性能が向上済み
- レンズエコシステムが拡充(シグマRFマウント参入等)
- 5年超の実装実績で信頼性が実証済み
最終判断フロー
- 手持ち撮影が少ない → 今すぐ買いです
- 三脚を多用する → 買いです
- スタジオ撮影中心 → 買いです
- 高速連写が必須 → R6 Mark IIを選んでください
- 手ぶれ補正が必須 → R6 Mark IIを選んでください
結論:自分の撮影スタイルがEOS Rの仕様と合致すれば、2026年でも最高の選択肢です。
\ 分割も可能/
EOS R.バッテリー劣化、センサークリーニング、ファームウェア更新
EOS Rを長期間にわたって最高のパフォーマンスで使い続けるには、定期的で適切なメンテナンスが不可欠です。
ここでは、5年超の使用経験に基づいた、メンテナンス手順を解説します。
1. バッテリー劣化の管理と交換
まずは避けては通れないバッテリーの劣化問題です。
バッテリー寿命の現実
EOS R のバッテリー(LP-E6N)はリチウムイオン式で、理論的には150~200回の充放電サイクルで80%の容量に低下します。
ただしこれは「使用方法による」というのが実装者の実感です。
バッテリーが劣化する主な原因:
- 頻繁な充放電:毎日フル充電→使用→0%放電 を繰り返す
- 高温環境での保管:25°C以上の環境が続く
- 長期間の放置:カメラに入ったまま3~6ヶ月以上放置すると、自然放電後に劣化が急速に進む
- 満充電状態での放置:100%の状態で長期保管する
逆に、劣化を遅延させる使用方法
- 使用後は40~60%の充電状態で保管
- 3~6ヶ月に1回は、完全に放電してから完全充電
- 涼しい環境(15~25°C)で保管
- 撮影時は複数バッテリーをローテーション
バッテリー劣化度の確認方法
EOS R のメニューから確認可能です:
確認手順:
- カメラの電源をON
- メニュー → ツール → バッテリー情報
- 「劣化度」の表示を確認
劣化度の見方
重要なポイント:バッテリーの劣化度はシャッター回数には比例しません。
同じシャッター回数でも、保管方法や充放電パターンで劣化度は大きく異なります。
バッテリー交換時期と費用
推奨交換時期:1段階表示、または劣化度2段階から1年経過した時点
純正バッテリーの費用:¥6,000~¥8,000(2026年1月時点)
社外品バッテリーの注意:安価な互換バッテリーの中には粗悪品も存在し、劣化が早い、充電不可などのリスクがあります。
撮影に支障が出ないよう、純正バッテリー(Canon LP-E6N)の使用を推奨します。
ただし以下のバッテリーは互換性ですが僕の中では問題なく使えました(あくまで自己責任)
バッテリー管理の実装的なベストプラクティス
複数バッテリー運用の推奨
- 購入時付属:1個
- 予備購入:1~2個
- 合計2~3個をローテーション使用
保管方法
- 40~60%の充電状態で、涼しい場所に保管
- カメラ本体から取り出して保管
- ジップロック等の小分け袋に入れて、湿度管理
僕の使用例:2020年購入以来、2個のバッテリーで5年間ローテーション運用。
現在劣化度は全て「2段階」のまま。
使用頻度(月平均1000枚)と適切な保管で、バッテリー交換はまだ不要です。
2. イメージセンサーのクリーニング
イメージセンサーの定期的なメンテナンスも重要です。
センサー汚れの症状
EOS R のセンサー汚れは以下のように見分けが可能です。
ゴミ付着を見分ける方法
- 白い被写体(白い壁、白い紙)を撮影
- RAW/JPEGデータを確認
- 暗いゴミが見える場合は、センサークリーニングが必要
自分で行うセンサークリーニング
準備するもの:
- ブロアー(電動式推奨、手動も可):¥2,000~¥5,000
- スワブ(拭き取り棒):メーカー純正品を使用(APS-Cサイズ用):¥500~¥1,000
- クリーニング液(オプション):¥1,000~¥2,000
- 無水エタノール + シルボン紙(高度なクリーニング用):¥500~¥1,000
基本的なクリーニング手順:
- 事前準備
- カメラの電源をOFF
- 屋内、ホコリの少ない環境で作業
- クリーニングモード開始
- メニュー → ツール → イメージセンサークリーニング
- ミラーレスなのでこの操作不要の場合もあり。マニュアル参照。
- レンズを取り外す
- マウント部を下に向ける
- セマメリックセンサーが見えることを確認
- ブロアーで初期クリーニング
- ブロアーを センサーから距離を置いて吹く(接触厳禁)
- 粒子の大きなゴミを吹き飛ばす
- 決して触らないことが重要
- スワブで細かいゴミを除去(クリーニング液なし版)
- ブロアーで再クリーニング
- クリーニング中に付着したホコリを吹き飛ばす
- 確認と終了
- 電源をONして、センサーが正常に閉じたことを確認
- 白い被写体で再撮影して、ゴミが取れたかチェック
高度なクリーニング(無水エタノール + シルボン紙)
手順
- ブロアーで大きなゴミを除去
- シルボン紙を三角に折り、クリーニングスティックに巻く
- 無水エタノールを1~2滴付けて、センサー中央から周辺へ円を描くように拭く
- 新しいシルボン紙で乾拭き
- ブロアーで再クリーニング
注意点
専門業者への依頼
自信がない場合は業者に依頼
- 料金:¥3,000~¥5,000(キタムラなど全国チェーン)
- 所要時間:30分~1時間
- 研磨傷のリスク:プロ実装のため低い
実装者の見方:EOS Rを5年間運用した経験では、年1~2回の軽微なゴミ付着程度なら、ブロアーのみで十分対応可能です。
大きなゴミや油膜が見える場合のみ、プロに依頼します。
3. ファームウェア更新
ここでは忘れがちなファームウェア更新について書きます。
ファームウェア更新の重要性
EOS Rは2018年発売から現在(2026年1月)まで、定期的にファームウェアアップデートが配信されています。最新のファームウェアを適用することで以下の効果があります。
ファームウェア更新の方法
方法1:SDカードを使用した更新(従来型)
- キャノン公式サイトから最新ファームウェアをダウンロード
- 専用アプリ「Canon EOS Utility」でSDカードに記録
- SDカードをカメラに挿入
- メニュー → ツール → ファームウェア更新 → 実行
- 約10~15分で完了
方法2:カメラ単体でのダウンロード・更新(2025年以降推奨)
最新のEOS Rシリーズ(R3, R5, R6 Mark II等)では、Wi-Fi機能を使ってカメラ単体でファームウェアをダウンロード・更新可能になりました。ただしEOS Rはこの機能に対応していないため、SDカード方式が必須です。
ファームウェア更新の実装的な注意点
| 項目 | 注意内容 |
|---|---|
| バッテリー状態 | 完全充電(100%)の状態で実行。更新中の電源断は厳禁 |
| SDカード | 書き込み速度が遅いカードは避ける(U3推奨) |
| 更新中の操作 | 電源オフ、レンズ交換などは絶対厳禁 |
| 更新後の確認 | 設定がリセットされることはないが、念のため確認 |
| 更新前のバックアップ | カメラの設定や画像を別途保管 |
ファームウェア更新の推奨スケジュール
- 初回設定時:購入直後に最新ファームウェアを確認・更新
- 定期確認:3~6ヶ月ごとにキャノン公式サイトで更新予定を確認
- 新しいレンズ購入時:レンズ対応ファームウェアの確認
ファームウェア更新のメリット:2020年購入以来、ほぼ1年に1~2回のペースで更新を実行。AF精度の向上を明確に体感しています。
4. 長期保管時のメンテナンス
ここでは使わない場合の保管方法について紹介いたします。
1ヶ月以上使用しない場合
- バッテリーを取り出す
- 40~60%の充電状態で保管
- カメラ本体から外す
- レンズを外す
- カメラボディを空気に触れさせない環境に保管
- ダストキャップ、リアキャップを装着
- 保管環境
- 温度:15~25°C
- 湿度:30~70%
- 直射日光が当たらない場所
- 3~6ヶ月ごとの確認
- 1度カメラを起動して動作確認
- バッテリーを充電してテスト撮影
季節ごとのメンテナンスチェックリスト
| 季節 | 実装項目 |
|---|---|
| 春 | バッテリー劣化度確認、ファームウェア更新確認 |
| 夏 | センサークリーニング(ゴミが付きやすい)、バッテリー保管方法確認 |
| 秋 | 年次メンテナンス総点検 |
| 冬 | 結露対策(急激な温度変化を避ける)、バッテリー保管 |
結論:メンテナンスと長期運用
EOS Rは適切なメンテナンスで、10年以上の長期運用が十分可能です。
- バッテリーの正しい保管で劣化を最小化
- 定期的なセンサークリーニングで撮影品質を維持
- ファームウェア更新で性能向上を継続
これら3つの施策を実装することで、2026年以降も高いパフォーマンスでの撮影を継続できます。
僕が5年超の使用経験から確実に言えることは、「放置は大敵」ということです。定期的な見守りとメンテナンスこそが、EOS Rを長く愛用し続ける秘訣です。
\ 分割も可能/
まとめ 今更EOS Rは購入は遅くない!むしろ買い!

EOS Rの魅力はコスパの良さなので今更購入しても全く問題ありません。
最初にお伝えした理由は以下です。
- コスパ最強のフルサイズミラーレスカメラ
- 画質はEOS 5D MarkⅣと同等
- 画素数はちょうど良い3000万画素
そしてEOS Rを購入して後何年使えるかの疑問についても、楽勝で5年は使えると思います。
シャッター耐久の凄さやEFマウントでの格安運用などが可能です。
いざとなればWEBカメラにもなってしまう、万能ミラーレスカメラ。
\ 分割も可能/





コメント