今回はFIFINE ヘッドフォン H8のレビューです。
5千円以下で購入できる高性能なモニターヘッドホンです。
毎日の音楽鑑賞が日課のシンゴです(@go5shingo)
外出先ではワイヤレスイヤホン、自宅ではヘッドホンで音楽を聞くのが好きです。
僕は家ではゼンハイザーHD660Sで音楽を聞いてますが、音質は良いのですが重くて疲れるのがネックでした。

今回ありがたいことに、FIFINE様からFIFINE ヘッドフォン H8を送っていただきました。
50mmの大型ドライバーを搭載したスタジオ仕様の有線ヘッドホンでありながら、重さもわずか265gとヘッドホンとしては非常に軽い仕上げとなっております。
気になる音質はレコーディング用の密閉型イヤホンなので、変な味付けは無く素直な音質。
人によっては物足りないと感じるかもしれませんが、Amazon実売価格¥4,860を考えれば非常にコスパは高いと感じます。
今回はFIFINE ヘッドフォン H8のレビューです。

- 聞きやすいモニターヘッドホン
- 軽くてつけ心地も◯
- 音質はフラットで癖のないサウンド
- 価格がアンダー5千円以内でコスパが良い
- 3.5mmと6.35mmオーディオプラグ同梱で親切
- 折りたたみが不可
- コイルケーブルは持ち運びにかさばる

個人的にオーディオテクニカ ATH-M20xよりおすすめです
FIFINE ヘッドフォン H8のスペック
FIFINE ヘッドフォン H8のスペックはこちらのYou Tube動画を見ると分かりやすいです。
スペックをまとめると以下の通りとなります。
FIFINE ヘッドフォン H8 | |
ドライバー | 50mmダイナミックドライバー |
周波数範囲 | 20Hz〜20KHz |
オーディオジャック | 3.5mm,6.35mm |
重さ | 265g |
価格 | ¥4,860 |

モニターヘッドホン入門にぴったりですね
FIFINE ヘッドフォン H8の外観レビュー
ここからはFIFINE ヘッドフォン H8の外観レビューです。

箱を開封すると価格帯からは思えない程の高級感を感じるデザインです。
真ん中にある紙は説明書です。

安価ながら付属品は充実しております。
- ヘッドホン本体
- 3.5mmと6.35mmオーディオプラグ
- 説明書
本機は有線ヘッドホンになるため、ワイヤレスイヤホン機能はありませんのでケーブル取り付けは必須になります。

ケーブルはコイルケーブルになっており、伸縮するのし絡まないので非常に便利です。
ケーブルは2種類同梱されております。
- 3.5mm→主にスマホや音楽プレイヤー用
- 6.35mm→アンプやオーディオインターフェイス用
この価格帯でありながら2種類のコイルケーブルが同梱されているのは、驚異的なメリットです。

ヘッドホン全体の見た目はこんな感じで、外観がブラックなので安っぽさは感じません。
イヤーパッドやヘッドパッドも肉厚なのが特徴。

側面のアルミニウムは深みのある濃いグリーンが混ざったブラックになっており、色味にアクセントを添えております。
さらに耳の部分には可愛いニコちゃんマークが付いており、付けるとキュートな見た目になります。

イヤーパッドは触った感じフカフカしていて、特に耳が痛くなることもありませんでした。
さすがに夏場は蒸れますが、ヘッドホンの宿命かと思います。

ヘッドパッドはかなり肉厚でクッション性が抜群でした。
長時間付けていると頭が痛くなりがちですが、極厚クッションのおかげで快適に使えました。

左側にはイヤホンジャックが搭載されています。
この価格ではもちろんバランス接続には対応しておりません(対応してたら逆に怖いけど)

重さは実測で212g(公称は265g)と驚異的に軽いです。
だいたいiPhoneと同じくらいの重さなので、付けていても重さをほとんど感じません。
FIFINE ヘッドフォン H8の音質レビュー
FIFINE ヘッドフォン H8の音質は以下のように感じました。
非常にバランスがよくどのジャンルの音楽もキレイに鳴らすことができます。
あえて言えばやや低音が強めですが、強烈な重低音では無くマイルドな低音と言ったところ。
長時間付けていても聞き疲れしない音質でオールジャンルの曲におすすめです。
スマホでの音質

スマホ(Xperia 5Ⅳ)に接続して聞いてみました。
ワイヤレスイヤホンに比べて、音の輪郭がしっかりと掴めるので解像感が高いと感じます。
インピーダンスは不明ですが、スマホでもある程度は駆動できますが本領を発揮するならオーディオアンプに接続するのがおすすめです。
軽くリスニングしたいならスマホ接続がラク
オーディオDACでの接続

続いてオーディオDACのFiio K7で視聴しました。
オーディオDACに接続すると音のドライブ力が上がって、一気に輪郭のある高音質に化けました。
さすがに高級ヘッドホンのような息づかいまで伝わる臨場感までは再現できませんが、普段使いのヘッドホンで高音質を楽しみたい方にはDAC接続がおすすめだと感じました。
高音質を楽しみたいならDAC接続がおすすめ
FIFINE ヘッドフォン H8のメリット

ここではFIFINE ヘッドフォン H8を使って感じたメリットを紹介します。
- クセの無い音質
- 軽い
- ケーブルが2本同梱
- つけ心地が良い
クセの無い音質
個人的にワイヤレスイヤホンは音質のアレンジされているものが好みでヘッドホンはモニターライクに使いたいので、クセの無い音質はメリットだと感じました。
ヘッドホンで聞く時ってアーティストが作った意図を感じて音楽鑑賞したいので、あえてフラットな音質のヘッドホンが1つあるとオーディオが楽しめると感じました。
軽い

軽さ=正義だと感じました。
265gはちょっとしてワイヤレスヘッドホンくらいの軽さなので、モニターヘッドホンとしては非常に軽いです。
軽量ながらも50mmの大型ドライバーを搭載しているので、決して手抜きの構造ではありません。
ケーブルが2本同梱

3.5mと6.35mmのケーブル2本が同梱しており、コスパが良いのもメリットです。
この2つのケーブルだけで、別に買うと1,500円程度はすると思います。
特にコイルケーブルなのがかなり嬉しいポイントです。
つけ心地が良い

つけ心地が良いのもモニターヘッドホンとしては良かったです。
Amazonのレビューでは側圧が強いとの意見もありましたが、僕が付けた限りは側圧はちょうど良かったです。
おそらくですがアームをキツめにしていると頭にフィットしすぎるので、少し緩めに付けると良い塩梅に調整されます。
つけ心地に関しても個人差はあると思いますが、全く心配はいらないと感じます。
FIFINE ヘッドフォン H8のデメリット
ここでは逆にFIFINE ヘッドフォン H8の注意点やデメリットを紹介します。
- 折りたたみが不可
- コイルケーブルは持ち運びにかさばる
折りたたみが不可
残念ながら折りたたみは不可能です。
なので持ち運びにはあまり向いてはおらず、自宅で使うのがベターです。
自宅使用の際も収納する際にそのまま置く必要があるので、ヘッドホンハンガーがあると便利だと感じました。

コイルケーブルは持ち運びにかさばる

自宅で使うにはコイルケーブルは便利ですが、持ち出すと非常にかさばります。
そもそも長さも長いですし、何よりも重いです。
もしも外出先で使いたい場合は、通常の3.5mmケーブルに換装したほうが絶対に良いです。

FIFINE ヘッドフォン H8購入がおすすめ人

FIFINE ヘッドフォン H8の購入がおすすめな人は自宅用で使う安価でそこそこ音質の良いモニターヘッドホンが欲しい人です。
モニターヘッドホンって価格もピンキリですが、本機は低価格ながらしっかりと音を鳴らせる製品です。
その他ヘッドホン特有の重さも軽いので、入門用のヘッドホンが欲しい方にもおすすめと言えるでしょう。
(まとめ)FIFINE ヘッドフォン H8レビュー
以上がFIFINE ヘッドフォン H8のレビューでした。
今回FIFINE製品を初めて使いましたが、性能が良いながらもコスパが非常に高くお気に入りになりました。
モニターヘッドホンが欲しい方や安価で2台目、3台目が欲しい方にもおすすめです。
最後にメリット、デメリットをまとめて終わりにします。

買って後悔しない満足度の高い商品です




