SOUNDPEATS大好き人間のシンゴです(@go5shingo)
SOUNDPEATSと言ったら、イヤホンが有名ですがついにヘッドホンが発売されました!
商品名が「Space」でサウピ初のワイヤレスヘッドホンになります。
40mmダイナミックドライバーを搭載し、最新のBluetooth 5.3に準拠。
マルチポイントにノイズキャンセリング対応と非常にハイレベルな製品に仕上がっております。
極めつけはおしゃれなデザインでありながら、実売価格¥6,980とコスパがバグってる価格設定です(ここから値引きも入る)
今回はサウンドピーツのヘッドホンSpaceのレビューです。
- 40mmドライバーから鳴る迫力あるサウンド
- おしゃれなデザイン
- -35dBアクティブノイズキャンセリング対応
- 最大123時間の脅威のバッテリー持ち
- 軽くて側圧緩めで長時間着けても耳が痛くならない
- 値段設定を間違えてるのかと思うような価格設定
- マルチポイント対応
- 有線接続でハイレゾ再生可能
- コーデックがSBC、AACまで
サウピさん価格破壊がすぎてます!!
SOUNDPEATS Spaceのスペック
最初にSOUNDPEATS Spaceのスペックはこんな感じ。
製品名 | Space |
形式 | ワイヤレスヘッドホン、有線可 |
ドライバー方式 | 40mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
対応コーデック | SBC AAC |
充電時間 | 2時間 |
最大持続時間 | 最大123時間 |
充電端子 | USB Type-C |
マルチポイント | ◯ |
Adaptive ANC(ノイズキャンセリング) | ◯ |
ゲームモード(低遅延) | ◯ |
専用アプリ | ◯ |
サイズ | 165×187×85mm |
重量 | 約246g |
防水性能 | ✕ |
カラー | ブラック、ホワイト、イエロー |
まさに不足してる機能は無いと言った感じで、ワイヤレスヘッドホンのお手本のような機種です。
個人的に残念だと感じたのが、対応コーデックがAACまででLDACやapt Xなどのハイレゾ相当コーデックには非対応です。
ただしAACでも十分に高音質で、アンダー1万円以下のヘッドホンとは思えないほど音質がクリアです。
これ以上の音質を求めると3万円以上の高級ヘッドホンが必要になるレベルだと感じます。
SOUNDPEATS Space外観レビュー
ここからはSOUNDPEATS Spaceの実機外観を紹介します。
開封して驚いたのが箱からして圧倒的な高級感を感じます。
黒いスポンジに包まれていて、さながら高級ヘッドホンを購入した気分になります。
今回レビューするのはブラックで他にホワイトとイエローがあります。
付属品は以下の通りでした。
- 本体
- USB-C to Aケーブル
- 3.5mmオーディオケーブル
- 説明書
3.5mmオーディオケーブルも付属しているので、ワイヤレスではなく有線接続でも使用可能なので活用の幅が広がります。
筐体はブラックにピンクゴールドと高級感を醸し出す配色とデザインです。
内側はグレーになっており、上品な色が3色にまとめられております。
ウレタンのスポンジ部分はグレーになっており、ブラック一色に比べて着けた時にアクセントになるカラーとなってます。
見た目の細身でスッキリとしたデザインなので、ストリートで着けても悪目立ちしないスタイリッシュなデザインに仕上がってます。
ドライバーは40mmのダイナミックドライバーを搭載。
ヘッドホン特有の迫力ある重低音と繊細な音を鳴らせるチューニングに仕上がっております。
右側にはボタン類と3.5mmイヤホンジャックがあります。
左右で音量のプラス/-と電源オンオフボタンを物理ボタンで操作可能です。
左側はANCオンオフボタンとUSB-C端子を搭載。
ヘッドホンなのでワイヤレス充電が不可能の為、必ず有線で充電が必要になります。
ヘッドホン内部にはポップな文字で「L,R」の表記があり。
ヘッドパッドは肉厚でクッション性が高く、頭を優しく包みます。
もちろん折りたたみも可能でコンパクトに持ち運びが可能です。
カバンなどにも入れやすくなる為、外出先でヘッドホンを使いたい方にもおすすめ。
ヘッドホンの重さは262gと比較的軽い部類のヘッドホンです。
軽快に装着できるので、頭の上が重いなんて印象はほぼ感じない軽さに仕上がっております。
SOUNDPEATS Space使用レビュー
ここではSOUNDPEATS Spaceを実際に使った感想をシェアします。
- 音質は低音強めのスッキリサウンド
- ノイキャン性能は遮音性重視の自然な印象
- 外音取込みはやや音が強調される
- 便利な物理ボタンを搭載
- マルチポイント対応
- 脅威の123hのバッテリー持ち
- 有線接続でハイレゾ再生可能
- つけ心地は抜群に良い
- おしゃれなデザイン
音質は低音強めのスッキリサウンド
最初に気になるであろう音質は低音強めのスッキリサウンドです。
迫力ある音を出せるので、J-Popやロックなどの現代サウンドにはピッタリだと感じます。
音質の傾向としてはこんな感じ。
わりとメリハリが効いているので分かりやすい音だと思います。
音場はやや狭めですが、低音〜中音が豊かなので、どの曲はキレイに鳴らせます。
逆に高音域を出すのは得意では無い印象で、柔らかい女性ボーカルの曲などは少し苦手な印象。
とはいえ、全体的にスッキリサウンドに仕上がっているのでクセも少なくバランスの良い音質に感じました。
もしも音が気に入らなければプリセットから音域の調整も可能。
あらに自分の聞きやすい・聞きにくい音を測定して設定できるカスタマイズイコライザーの設定も可能です。
音に関しては至れり尽くせりになっているので、この価格帯で不満に思う方は少ないと思います。
ノイキャン性能は遮音性重視の自然な印象
ノイキャンは-35db相当とのことです。
使ったイメージとしてはAir Pods Proのようにスッと雑音を消すイメージではなく、遮音性を重視して音をシャットダウンする印象です。
外部マイクで逆相関の音でノイズも消してはいるのですが、わりと自然なノイキャンなのでノイキャン特有のわざとらしい無音が苦手な方にも向いてると思います。
実際に電車で使っても、ガタンゴトン音はほぼ聞こえずにアナウンスだけが適度に聞こえるので快適です。
カフェなどで使うと耳栓効果のような印象で、周囲の音も聞こえづらくなるので集中力がアップできると思います。
外音取込みはやや音が強調される
外音取込みはやや音が強調されて、人の声や周囲の音が大きくなります。
ノイズも含めて音が増幅されるので、騒がしい場所などは向いておりませんが歩きながら使う時は車の音などが聞きやすくなるので安全性がある程度担保されます。
外音取込みはあまり使うことが少なく、ほぼANCモードかたまに通常モードで使うくらいで緊急時に使う程度に留めておいたほうが良いと言った印象です。
便利な物理ボタンを搭載
物理ボタンでほとんどの操作が完結するのも良い点です。
操作は以下が初期設定になります。
ANCボタン | 電源ボタン | +ボタン | -ボタン | |
1クリック | モード切替 ・ANC ON ・外音取り込み ・ノーマル | 再生/停止 | 音量+ | 音量- |
2クリック | – | 音声アシスタント | – | – |
3クリック | – | ゲームモード | – | – |
長押し | – | 電源ON(3s) 電源OFF(5s) | 曲送り(1s) | 曲戻し(1s) |
音量や曲送りはもちろん、アプリ以外からでもゲームモードの変更も可能です。
ほぼ全ての動作が物理ボタンで完結するのも便利だと感じました。
マルチポイント対応
ヘッドホンでは珍しいマルチポイントにも対応しております。
そもそもマルチポイント対応のヘッドホンって貴重で低価格ヘッドホンではまず対応しておりません。
iPhoneやAndroid、タブレットやPCなどと組み合わせて瞬時に切り替えが可能です。
マルチポイント対応ってだけで「買い」って思う製品に仕上がってます。
脅威の123hのバッテリー持ち
イヤホンと違ってヘッドホンの良い点ってバッテリー持ちの良さです。
本機は最大123hの連続再生に対応しており、電池が全然減りません。
仮に通勤・通学で朝夜に3h使ったとしても、計算上は40日(1ヶ月以上)持つ計算になります。
実際はノイズキャンセリング機能を使うともっと短くはなりますが、1周間くらいなら充電しなくても全然へっちゃらです。
有線接続でハイレゾ再生可能
付属のAUXケーブルを使えば有線接続でも使えます。
しかもハイレゾ相当対応。
気になる音質は解像感が少し良くなり、団子状の音が分解されてよりハッキリと聞こえる印象です。
ただモニターヘッドホンではないので、大味な印象で個人的にはワイヤレス接続のほうがおすすめ。
より音をしっかりと感じたい方や遅延が気になる方は有線接続も試すと良いと思います。
つけ心地は抜群に良い
Spaceはつけ心地は抜群に良いです。
締め付けも弱めでヘッドホン特有のヘッドロックされる感じが一切ありません。
締め付けが苦手な方にはかなりおすすめだと言えます。
調整できる幅もめちゃくちゃ広くて、僕のように頭がデカい男性はもちろん、小顔な女性までジャストフィットします。
今まで締め付けが苦手でヘッドホンを敬遠していた方にはかなりおすすめです。
おしゃれなデザイン
デザインはめちゃくちゃおしゃれで、これだけでも買いな印象です。
特にブラックモデルはピンクゴールドと相性バツグンで、高級感が半端ない。
イヤホンで言うと同社のSOUNDPEATS Opera05に似ている印象で、所有欲を含めても満足度は高いです。
SOUNDPEATS Spaceの注意点
SOUNDPEATS Spaceを使って個人的に残念に思ったのが、コーデックの弱さですね。
SBC、AACコーデックまでしか対応しておらずにハイレゾ相当コーデックのLDACやapt Xなどには非対応です。
※AUXケーブル接続時はハイレゾ音源を楽しめます。
ただここ最近のワイヤレスイヤホンやヘッドホンはコーデック関係なしに高音質になっている傾向があり、遅延の少なさもあるし、iPhoneだったらコーデック問題は関係無いので気にする必要はありません。
SOUNDPEATS Spaceのライバル機種
SOUNDPEATS Spaceのライバル機種はQCY H3だと思います。
どちらも価格帯がほぼ同じでマルチポイント対応などの機能性も同じ。
大きな違いとしてはQCY H3はハイレゾコーデック対応です。
音質については完全に好み。
どちらも低音が主体の音質ですが解像感なども含めても非常にレベルが高いです。
どっちが良いとかは無く、その人の感性や聞くジャンルによって評価が変わってきそうな印象。
重さもほぼ同じなので甲乙つけがたいのが本音です。
どっち買うかは比べて欲しい、てか両方買いましょう!
(まとめ)SOUNDPEATS Spaceレビュー
以上がSOUNDPEATS Spaceのレビューでした。
サウピ初のヘッドホンの完成度はめちゃくちゃ高くておすすめです。
今はワイヤレスイヤホンしか持ってないけど、コスパの良いヘッドホンが欲しい方には特におすすめ。
2024年の最優秀ヘッドホンになる予感がします。
間違いなく買って後悔しない商品です