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X Pro II レビュー|X3との違い・設定方法・購入判断ガイド【2026年版】

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ゴーゴーシンゴ

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ゴーゴーシンゴ (栗原 伸悟)

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執筆者

ポートレート撮影が趣味のゴーゴーシンゴです(@go5shingo

以前にストロボのGodox V1を購入して満足度が非常に高かったのでGODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIを購入しました。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

32チャンネル16グループのマルチチャンネルを誇り、多灯ライティングでも効果を発揮。

通信も最大100メートルとスタジオや屋外ロケでも安心して使えます。

さらに従来のX-Proのロック式からクイックレバー式に進化しており、瞬時に着脱が可能になりました。

今回は旧型のX Proの実機と比較しつつ、GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIのレビューです。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II
総合評価
( 4 )
メリット
  • 32チャンネルと他人と混線しない
  • 簡単操作でワイヤレス操作可能
  • TTL(自動調光)可能
  • 大型液晶ディスプレイで夜間でも見やすい
  • 圧倒的に便利なクイックレバー式
デメリット
  • 初代とできることはほとんど変わらない
  • 初代に比べて価格が高くなった
ゴーゴーシンゴ

クイックレバー式に魅力を感じないなら初代でも十分です

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目次

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II外観レビュー

最初にGODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの実機外観をレビューします。

今回レビューするのはCANON版になります。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

最初に箱の側面から紹介。

本機は2.4GHz帯でワイヤレス電波を送信する方式になります。

もちろん技適も取得しているので、日本でも安心して使えます。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

箱は中華製とは思えないくらい高級感があります。

末尾の「C」はCANONを表します。

他にはNikon(N)とSONY(S)用があります。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

本体は非常に美しく思わず見惚れてしまいました。

左上のボタンはGR(グループナンバー)を表し、所属するストロボを選べます。

中央のグルグルボタンで明るさ調整、その他HSS(ハイスピードシンクロ)、モード変更(TTL、マニュアル)ボタンなどがあります。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

付属品は本体と説明書のみのシンプルな構成です。

ファームアップデート用のUSB-Cケーブルは付属してないのげ自分で用意する必要があります。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの日本語説明書

中国製品ですが説明書はきちんと日本語対応なので安心を。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

改めて外観を紹介。

ボタンは多いですが直感的に使えるデザインになってます。

また大型ディスプレイを採用し、現在設定のモードが見やすいのもメリットです。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

右サイドには電源ボタンとAFフォーカス補助光ボタンがあります。

カメラのAFが合いづらい時に光が発生し、AFが合った際は消える仕組みになっており暗い夜間撮影で威力を発揮します。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

左サイドにはUSB-C端子と2.5mm同期インターフェイスがありました。

アップデートに関してはUSB-C経由で可能となっております。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

底面は電池ボックスになっております。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro II

電池は単3電池を使用し、もし忘れてもコンビニなどで調達可能です。

電池持ちは悪いので普段は充電池を使うのがおすすめです。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIのクイックレバー

最大のメリットがクイックレバー式になりました。

右にレバーを回すだけで瞬時にコマンダーの装着が可能。

忙しいロケ撮影でも準備、撤収スピードが大幅にアップします。

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GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの設定方法

ここではGODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの使い方を簡単に紹介します。

今回接続するストロボはGodox V1になります。

STEP
グループとチャンネルを設定する(コマンダー側の操作)
GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの設定方法

最初にチャンネルを設定します。

【Zm/CHボタン】を長押し > 【ダイヤル】で番号を選ぶ > 【SET】ボタンで決定

チャンネルは何を選んでも大丈夫ですが、他の人と同じチャンネル混線します。

続いてグループを設定します。

STEP
ストロボ側の設定
GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの設定方法

次にストロボ側の設定をします。

一番右の雷マークみたいなボタンを押して、ストロボの液晶画面をオレンジ色にします。

オレンジ色がワイヤレスモードと覚えましょう

続いてモードを選びます。

グルグルのモードボタンを押すと、ETTL(自動調光)→M(マニュアル)→MULTI(マルチグループ)と変化します。

よく分からなければETTLに合わせておけば大抵はうまくいきます。

STEP
光るかどうかテストする
GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIの設定方法
この場合はストロボ側が緑色なのでワイヤレスで光らないので注意

最後に発光テストをします。

わざわざシャッターを切る必要は無く、ワイヤレスコマンダーの左の雷マークを押せば発光します。

ちなみに同期がうまくいっていればワイヤレスコマンダーの設定がストロボの液晶画面に反映されるので、ストロボ本体の操作は不要です。

ゴーゴーシンゴ

慣れればすぐにできます
オレンジがワイヤレスモード、緑がオンストロボモードと覚えましょう

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GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い
右が二代目

ここではGODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIと初代X Proの違いを紹介します。

X Pro IIとX Proの主な違い

  • クイックレバーとロック式の違い
  • TCM機能によりパラメーターを維持したままモード変更が可能
  • スマートフォンアプリに対応

主な違いは上記の3つで使い勝手が向上しておりますがワイヤレス発光部分の性能は変わりません。

あとは価格が5,000円近く高くなります。

価格面で許容できれければ、初代でも十分なのが僕の印象

逆にクイックレバーに魅力を感じるならX Pro IIがおすすめです。

以下がそれぞれの実機画像です。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い

それぞれの見た目のクリソツです(左:初代、右:二代目)

二代目の方がディスプレイディスプレイ横のグループボタンが若干大きく押しやすくなってます。

その他下部のボタンエリアも二代目の方が大きく、ボタンにメニューなどの印字がされていて分かりやすいUIとなりました。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い

最大の違いがロック式とクイックレバー式の違いです。

初代はクルクルと回してコマンダーを装着するので、時間や手間が掛かりますが、二代目はレバーを倒すだけなので利便性を考えると二代目が圧倒的におすすめです。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い

右側面はスイッチの大きさの違いはあれど、電源ボタンとAFフォーカス補助光ボタンと同じです。

GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIとX Proの違い

左側面も配置の違いはあれど、USB-C端子と2.5mm同期インターフェイスと同じです。

その他、単3電池などほぼほぼ同じなので、大幅なスペックの違いなどは無いです。

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X Pro II と X3 / X3 Pro の比較

X Pro IIはGodoxのワイヤレスコマンダーシステムの中核をなす製品として確固たる地位を占めていますが、2024年に発表されたX3とX3 Proの登場により、ユーザーの選択肢は大きく変わりました。

ここではそれぞれの特徴を詳細に比較し、自分の撮影スタイルに合ったモデルを選ぶための判断基準を提供します。

ハードウェア設計の方向性:トレードオフの本質

X Pro II:伝統的なプロフェッショナル設計

Godox X Pro II

X Pro IIは、ボタン式の物理操作系とLED液晶ディスプレイの組み合わせにより、「堅牢性」と「高い情報密度」を両立させています。

約93gの重量は、一見重く見えるかもしれませんが、バッテリー2本分の安定した電源供給により、長時間の撮影でも電源トラブルが少ないという実質的なメリットがあります。

特に複数のストロボをグループA~Eで制御する場合、5グループすべての情報が一画面に表示されるため、素早く状況判断できる設計になっています。

X3:軽量・モバイルファースト設計

Godox X3

X3の最大の特徴は、バッテリー込みで48gという驚異的な軽量化を実現した点です。

これは単3電池2本(約50g)とほぼ同等の重量で、フルカラーOLEDディスプレイとタッチパネル操作を搭載しています。

USB Type-C充電により、スマートフォンと同じ充電環境で運用でき、モバイルバッテリーから直接給電することも可能です

。屋外ロケーション撮影時に、機材の軽量化が直結して疲労軽減につながるという実用的なメリットが大きいです。

ただし、小型化の代償として、同時表示できるグループが3つまでという制限があります。

5グループを多用する複雑なライティングセッティングの場合、画面をスクロール・タップ操作して他のグループを確認する必要が生じます。

X3 Pro:中間的なバランス設計

GODOX X3pro

2025年9月に正式発表されたX3 Proは、X3の軽量化メリットを保ちながら、2.4型の大型タッチスクリーンを搭載しました。

重量は約103gと、X Pro IIより若干重いものの、画面には一度に4グループまで表示可能です。

内蔵バッテリーで約35日間の待機時間を実現し、USB-C充電で2時間のフル充電が可能。

さらにBluetoothを搭載し、スマートフォンやタブレットからの遠隔操作、さらにはセコニックL-858ライトメーターとの連携モード(L-858モード)が利用できます。

実際の操作性:シーン別での使い勝手

HSS(ハイスピードシンクロ)切り替え時の手間

日中屋外ポートレート撮影など、頻繁にHSSをON/OFFする必要があるシーンでは、操作方法が明確にユーザー体験に影響します​

  • X Pro II:物理ボタン1つでHSS切り替え。素早く操作でき、トリガーを見ずにほぼ盲目的に操作可能
  • X3:スワイプで設定メニューを開き、さらにメニュー階層を進んでHSSを切り替える必要があり、約6ステップの操作が必要。撮影テンポが重視されるシーンでは煩雑さを感じる可能性
  • X3 Pro:スワイプでSYNCをタップするだけと改善され、3ステップに削減。これなら実用的なレベルです

光量調整(マニュアル設定時)

マニュアルモードでの細かな光量調整も、撮影スタイルにより重要度が異なります​

  • X Pro II:ダイヤル式で段階的に調整。回し感触は「くるくる」としており、目的の値にたどり着きやすい傾向
  • X3/X3 Pro:タッチパネルでスライド調整。最もスピーディーに変更できますが、「1/4 +0.7」のような中途半端な値で止まってしまうことがあり、精密さに欠ける可能性。ただしX3 Proは画面が大きいため調整がやや容易

モデリングランプ制御

ストロボのモデリングランプ(プレビュー光)を、各グループごとに独立して制御する場合​

  • X Pro II:物理ボタンを何度か押して個別ON/OFFを切り替え。全体ON/OFFの状態管理に若干のクセあり
  • X3:スワイプで画面を切り替え、ランプボタンをタップ。個別制御が上下スワイプで直感的。ただし画面が小さいため操作が辛い場合も
  • X3 Pro:X3と同様の操作系で、大画面により快適性が大幅向上

バッテリーマネジメント:運用コストと利便性

X Pro II(単3乾電池×2本方式)

メリット

  • コンビニで24時間いつでも予備電池が購入可能
  • 電池残量への焦点が低い。完全に消耗するまで使用可能
  • 長期保存時に液漏れのリスクが低い(リチウム電池より)

デメリット

  • 100回程度のフル発光テストで消費。実撮影では使用頻度により変動するが、運用コストが継続的
  • 電池の処分に手間
  • 常に複数本の予備電池を持ち歩く必要がある場合、嵩張る

X3/X3 Pro(USB-C充電式リチウム電池)

メリット

  • 充電式のため長期的には経済的。Amazonベーシックの充電池を使えば、乾電池コストは大幅削減
  • スマートフォンと同じUSB-Cで充電可能。モバイルバッテリーから給電できる柔軟性
  • バッテリー残量を数字で表示(X3 Proでは初実装)。充電タイミングの判断が容易

デメリット

  • 充電を忘れた場合、コンビニでの回避手段がない
  • X3 Proで約35日間の待機時間だが、X3は明示されていない(ユーザーレポートでは「1日使っても半分以上残る」程度)

グループ表示と多灯ライティング

複数のストロボを配置してA~Eの5グループをフルに使用する撮影スタイルでは、「ファーストビュー」(起動時に最初に表示される画面)に集約された情報がユーザー体験を大きく左右します​

  • X Pro II:5グループすべての光量、TTL/マニュアル設定、HSS状態を一画面で確認可能。複雑なセットアップ後、素早く全体状況を把握できる
  • X3:3グループまでしか同時表示できず、4グループ目以降を確認・変更するには画面スクロールが必要
  • X3 Pro:4グループまで同時表示。3グループ以上の多灯セッティングで、ほぼXPro IIと同等の視認性を実現

この点は、スタジオでの複雑なライティングセッティングを日常的に行うプロフェッショナルにとって、作業効率に直結する重要な要素です。

拡張機能と汎用性

Bluetooth遠隔操作

X Pro IIと新型X3 Proには、Godox Flash AppおよびGodox Photoアプリとの連携により、スマートフォンやタブレットからワイヤレスでコマンダーを操作できる機能があります。

これはセルフポートレートや、カメラから大きく離れた位置でのライティング調整時に有用です。

ただし、日常の撮影では操作に慣れたトリガーの物理操作の方が素早いため、実用頻度は限定的との報告もあります。

セコニックL-858ライトメーター連携(X3 Proのみ)

X3 ProにはセコニックL-858ライトメーター向けのL-858モードが搭載され、外部の露出計を連携させて「メーターベースで正確にコントロール」できます。こ

れは露出精度が極めて重要な商品写真撮影やシネマティック映像制作など、ニッチだが需要の高い用途に対応しています。

購入判断フレームワーク

撮影スタイル推奨モデル理由
スタジオ内での5グループ多灯セットアップX Pro II または X3 Pro一画面で複数グループの確認が必須。X Pro IIなら堅牢性と情報密度、X3 Proなら大画面と最新UI
屋外ロケーション(2~3灯)X3軽量性が撮影疲労を軽減。グループ表示数の制限が問題にならない
日中屋外ポートレート(HSS頻用)X Pro IIボタン1つでのHSS切り替えが実用的。テンポを重視する撮影スタイルに最適
複雑なセッティング + USB充電希望X3 Proバランスの取れた選択。大画面により情報密度も確保
新しいテクノロジー体験希望X3 ProBluetooth連携、L-858モード、最新タッチUI。2025年の設計思想を体験できる
電池交換の手間を最小化したいX3 または X3 ProUSB-C充電による運用効率。長期的なコスト最適性も優位

価格対効果と買い替えの判断

現在X Pro IIを所有している方が、新型への買い替えを検討する際の判断基準は以下の通りです

X Pro IIの継続利用が適切なケース

  • 5グループを日常的に同時制御している
  • ボタン式インターフェースに習熟しており、タッチパネルへの切り替えに抵抗がある
  • HSS切り替えを頻繁に行い、現在の1ボタン操作に満足している
  • 乾電池の汎用性を重視し、充電管理の手間を避けたい
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X3への買い替えが推奨されるケース:

  • 屋外ロケーション撮影が大半で、機材の軽量化がストレス軽減に直結する
  • タッチパネルの直感的な操作性に魅力を感じる
  • 使用グループが3つ以内で、多灯制御の複雑さが低い
  • USB-C充電の利便性を優先したい

X3 Proへの買い替えが最適なケース:

  • スタジオと屋外ロケーションの両方で活動する
  • 最新のUIと拡張機能(Bluetooth、L-858モード連携)に投資価値を見出す
  • 大画面による操作快適性を重視する
  • 4グループまでの同時表示で、ほぼプロフェッショナルな作業効率を維持したい

ゴドックス コマンダー比較

ゴドックスコマンダー実戦比較。スタジオ、屋外、設定切り替え、コスト面での実際の使い勝手の違い。

Godoxのワイヤレスコマンダーシステムは、2018年のXpro登場以来、段階的に進化し、2026年の現在、X Pro II、X3、X3 Pro、X2T、さらには後発のiT30 Proなど、多くの選択肢が存在します。

各モデルは異なる撮影スタイルや予算に対応する形で設計されており、適切なモデル選択が撮影効率を大きく左右します。

本セクションでは、市場に流通している主要なコマンダーモデルを、スペック、操作性、実用面から詳細に比較し、ユーザーが「自分にとって本当に必要なモデル」を見極めるための判断材料を提供します。

現行主要モデルの位置付け

Godoxコマンダーの現行ラインアップは、大きく3つの系統に分類できます:

  1. プロフェッショナル・マルチグループ系:X Pro / X Pro II(2018年〜2023年)
  2. 軽量・モバイル系:X3(2024年6月)
  3. 次世代フラグシップ系:X3 Pro(2025年9月)、IT30 Pro(2025年12月)
  4. 廉価・エントリー系:X2T(2020年)、X1T(2018年以前、ディスコンティニュー)

このうち、X Pro II、X3、X3 Proが現在の主流モデルであり、「どれを選ぶか」という判断基準は、撮影スタイルと予算、そして「どの情報密度が必要か」という個人的な優先度にかかっています。

全機種比較表:スペック一覧

項目X Pro IIX3X3 ProX2TIT30 Pro
発売日2023年6月2024年6月2025年9月2020年7月2025年12月
ディスプレイモノクロ LCD1.7″OLEDタッチ2.4″OLEDタッチ(大型)ドット液晶小型LCD
操作方式ダイヤル+ボタンタッチ+ボタンタッチ+ボタンボタン+液晶ボタン式
同時表示グループ5グループ3グループ4グループ3グループ2グループ
最大グループ数5(A-E)6~16(機種依存)16(0-F)5(A-E)3
電源方式単3電池×2USB-C充電USB-C充電単3電池×2USB-C充電
駆動時間約200時間約7日約35日約200時間約7日
通信距離最大100m最大100m最大100m最大100m最大80m
チャンネル数32チャンネル32チャンネル32チャンネル32チャンネル32チャンネル
HSS対応
TTL対応△(限定的)
TCM機能✓(X Pro II専有)
Bluetooth
L-858連携✓(X3 Pro専有)
サイズ/重量95×62×49mm / 93g41×47×39mm / 48g95×62×49mm / 103g72×70×58mm / 90g37×37×26mm / 約30g
価格(参考)¥11,700~12,000¥13,000~14,000¥16,000~18,000¥9,000~10,000¥7,000~8,000

各機種の特徴と用途別適性

ここでは各コマンダーの特徴を紹介いたします。

X Pro II:多灯ライティングの王道選択肢

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設計思想:プロフェッショナルによる複雑なライティングセッティングを効率的に管理する

最大の特徴:5グループすべてを一画面に同時表示できる唯一の設計。スタジオでの複数ストロボ制御時に、全グループの光量、TTL/M設定、露出補正値を一目で確認できるため、作業効率と安全性が高いです。

X Pro II固有の機能

  • TCM(TTL to Manual Conversion)機能:TTLモードで自動計測した露出値をマニュアルモードに瞬時に転換。天候変化や被写体の移動により撮影条件が急変するシーンで、「手動で1から設定し直す」という手間を回避できます
  • 5グループA-Eの物理ボタン配置:各グループへの直接アクセスが可能で、タッチしてから画面をスクロールするX3系と比べて誤操作がほぼ無い

デメリット

  • ディスプレイがモノクロLCDのため、視認性が限定的(晴天下では見づらい傾向)
  • 単3電池駆動のため、バッテリー管理と廃棄の手間
  • 比較的大型・重量感がある(93g)

適正ユーザー

  • スタジオでの3灯以上の複雑なライティングを日常的に行うプロフェッショナル
  • TCM機能を実務的に必要とするユーザー
  • タッチパネルの操作性より、ボタン式の堅牢性を重視する保守的ユーザー

撮影シーン別評価

  • スタジオ多灯セット:★★★★★(最適)
  • 屋外ロケーション2~3灯:★★★(十分だが重い)
  • 日中逆光フィル補助:★★★(十分)
  • 複雑な多灯テンポ重視:★★★★★(最適)

X3:軽量・モバイルファースト設計

設計思想:撮影機材の軽量化を最優先し、屋外ロケーションでの取り回しを劇的に向上させる

最大の特徴:バッテリー込みで約48gという驚異的な軽量化を実現しながら、1.7インチのOLEDカラー液晶とタッチパネル操作を搭載。屋外撮影で疲労軽減に直結する設計です。

X3特有の強み

  • USB-C充電による運用効率:スマートフォンと同じ充電ケーブルで運用可能。モバイルバッテリーからの給電も可能
  • 直感的なタッチパネル操作:ボタン式より素早く光量調整できるユーザーが多い​
  • OLEDカラーディスプレイ:晴天下の視認性がX Pro IIより格段に向上

デメリット

  • 同時表示グループが3つまで:4グループ以上を多用する場合、画面スクロール・タップ操作が必要になり、作業が煩雑化
  • バッテリー持続時間が約7日と短い:長期の展示会撮影やスタジオ運用には向かない(毎日充電が必要)
  • タッチパネルゆえに誤操作のリスク:動きながら操作する場合、不意にスワイプしてしまう可能性
  • TCM機能なし:TTLからマニュアル切り替え時の利便性でX Pro IIに劣る

適正ユーザー

  • ロケーション撮影が大半で、機材の軽量性が優先課題
  • グループ設定が3つ以内と比較的シンプル
  • USB-C充電の利便性を重視
  • タッチパネルUIが直感的と感じるユーザー

撮影シーン別評価

  • スタジオ多灯セット:★★☆(3グループ制限が辛い)
  • 屋外ロケーション2~3灯:★★★★★(最適)
  • 日中逆光フィル補助:★★★★(軽量性が有利)
  • 機材軽量化重視:★★★★★(最適)

X3 Pro:次世代フラグシップ・バランス型設計

設計思想:X3の軽量化メリットとX Pro IIの多灯管理能力を融合させた「中庸の美学」

最大の特徴:2.4インチの大型タッチスクリーンにより、一度に4グループを表示可能。重量は103gと、X Pro IIより若干重いものの、X3の利便性と十分な情報密度を両立しています。

X3 Pro特有の機能

  • 大型2.4インチOLED液晶:タッチ操作の精度が向上し、画面が小さいX3での「タップミス」が大幅に軽減
  • Bluetooth遠隔操作:スマートフォン・タブレットからのワイヤレス操作が可能。セルフポートレートやカメラから大きく離れた位置での制御に有用
  • L-858モード(セコニックライトメーター連携):外部露出計との連携により、メーターベースで正確な光量調整が可能。商品写真撮影など、露出精度が極めて重要な用途に対応
  • 内蔵バッテリー約35日の待機時間:X3の「約7日」から大幅に延長され、長期運用における信頼性が向上
  • 16グループ対応(理論値):スタジオフラッシュの複雑なセットアップに将来対応可能(ただし現状、ストロボ側がA~E対応が大半のため、実用上は5グループ程度に留まる)

デメリット

  • 価格が約16,000~18,000円と、他モデルより高額
  • タッチパネルゆえの誤操作リスクは依然として存在
  • TCM機能なし:X Pro IIとの機能差で、天候急変時の対応が若干不便
  • 初心者にはオーバースペックの可能性:豊富な機能の多くを活用しないユーザーには、コストパフォーマンスが低い

適正ユーザー

  • スタジオと屋外ロケーション両方を頻繁に行う
  • 最新テクノロジー(Bluetooth、L-858連携など)に投資価値を見出す
  • 大画面による操作快適性を重視
  • 4グループまでの表示で「十分な情報密度」を求めるユーザー

撮影シーン別評価

  • スタジオ多灯セット:★★★★(4グループ表示で十分な場合が多い)
  • 屋外ロケーション2~3灯:★★★★(軽量性とメリット両立)
  • 露出計連携撮影(商品写真など):★★★★★(L-858モードが有用)
  • 最新機能体験志向:★★★★★(最適)

X2T:廉価・実用的なバランスモデル

設計思想:X1Tの欠点を改善しつつ、廉価さを維持した「入門プロ向け」モデル

特徴

  • ドット液晶により情報量が増加:X1Tの7セグメント表示から大幅改善
  • Bluetooth機能搭載:X Pro IIにはない遠隔操作機能
  • 5グループボタン搭載:X1Tより物理操作性が向上
  • 単3電池2本で約200時間駆動:汎用電池の利便性

デメリット

  • TCM機能なし:この点が、多くのユーザーにとってX Pro IIとの「決定打」となる
  • 液晶画面は同時3グループまで:X Pro IIの5グループ同時表示に劣る
  • 同期性の報告:一部ユーザーから「X Pro IIほどの安定性がない」との報告あり

適正ユーザー

  • 予算が限定的だが、実用的なコマンダーが必要
  • グループ設定が3つ以内と比較的シンプル
  • TCM機能を必要としない撮影スタイル

価格対効果:最も廉価(¥9,000~10,000)で、基本機能は十分備えているため、「コスト重視」のユーザーに適切。ただし、一段の「上位性能」を求めるなら、X Pro IIへの投資が推奨される。

IT30 Pro:超軽量・フットプリント最小化設計

設計思想:カメラバッグへの嵩張り最小化を極限まで追求

特徴

  • 約30gの超軽量ボディ:X3の48gさらに下回り、iPhone付属イヤホンレベルの軽さ
  • USB-C充電式:運用効率化
  • コンパクト設計:持ち運びの「ストレス最小化」に特化

デメリット

  • TTL対応が限定的:全カメラマウントをサポートしない報告あり
  • グループ管理が簡易的:2グループ程度に限定
  • 画面が小さい:操作性がやや制限される

適正ユーザー:超軽量志向の旅カメラマン、バックパッカーフォトグラファーなど、「究極の軽量性」を優先するニッチ層。一般的な撮影には、X3やX Pro IIの方が実用的です。

撮影スタイル別の選択フロー

GODOXコマンダー撮影スタイル別の選択フロー

以下のフローチャートに従うことで、「自分にとって最適なモデル」を見極められます:

┌─ スタジオ多灯セット(3灯以上)? ─ YES ─ X Pro II を推奨
│ (5グループ同時表示 + TCM機能)
└─ NO

├─ 屋外ロケーション重視? ─ YES ─ X3 を推奨
│ (軽量48g + USB-C充電)

└─ NO

├─ 最新テクノロジー(Bluetooth、L-858)に投資したい?
│ YES ─ X3 Pro を推奨
│ (バランス + 拡張機能)

└─ NO

├─ 予算重視? YES ─ X2T を推奨
│ (廉価 + 実用的)

└─ 超軽量志向? YES ─ IT30 Pro を推奨
(約30g)

現在のモデル構成と廃止された旧型

現行モデル(2026年1月時点での主要販売ラインアップ)

  • X Pro II(2023年〜継続販売)
  • X3(2024年6月〜継続販売)
  • X3 Pro(2025年9月〜新規販売)
  • X2T(2020年〜継続販売、廉価ポジション)
  • IT30 Pro(2025年12月〜新規販売、超軽量ポジション)

ディスコンティニュー製品

  • X Pro(初代、2023年にX Pro IIへ後継)
  • X1T(X2Tに後継)
  • SL30W コマンダー(定常光ライト用、事実上廃止)

買い替えの判断基準:「今のモデルから乗り換えるべきか」

X Pro I ユーザー → X Pro IIへの乗り換え

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不要な理由:

  • 基本設計はほぼ同じ
  • 大幅な性能向上ではなく、小変更レベル
  • 現在のX Proで問題がなければ、買い替える必要性は低い

必要な理由:

  • 初代Xproから10年以上経過している場合、ファームウェアサポート終了のリスク
  • 新型ストロボとの互換性不安がある場合、買い替え検討の価値あり

X Pro II ユーザー → X3 Pro への乗り換え

不要な理由:

  • X Pro IIの「5グループ同時表示」という優位性は失われない
  • TCM機能はX Pro IIのみの専有機能(X3 Proにもない)

必要な理由:

  • タッチパネルの直感的操作に大きなメリットを感じる
  • Bluetoothでの遠隔操作、L-858連携など新機能に実務的価値を見出す
  • 屋外ロケーション比率が増え、軽量化の優先度が上がった

予算制約がある場合

  • X2Tで基本的なニーズを満たす(¥9,000〜10,000)
  • 次期モデル購入時に、X Pro IIやX3へのアップグレードを検討

今後の展開予想:Godoxコマンダーの進化方向

2025年のX3 Pro発表と次々とした新型投入を見ると、Godoxの戦略は明確です。​

  1. タッチパネルの主流化:ボタン式から段階的に移行
  2. USB-C充電化の加速:バッテリー管理の簡素化
  3. Bluetooth連携の拡充:スマートフォン・外部機器との統合
  4. プロフェッショナル向け拡張機能の追加:L-858モード、Creative Shutter Controlなど

2026年以降、新型X4の登場が予想されます。タッチパネルの操作性がさらに改善され、5グループ同時表示への復帰という可能性も考えられます。

GODOX
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よくある質問(FAQ)

ここではGodoxのコマンダーでよくある質問について答えていきます。

X Pro II と X Pro(初代)の違いは何ですか?実際に買い替える価値がありますか?

X Pro IIはX Proの後継機で、主な改善点はクイックレバー式の装着機構にあります。初代のネジ式から側面レバー式に変更され、ホットシューへの着脱が約50%高速化されました。LED液晶の視認性も向上し、V1やV860III等の新型ストロボとの互換性が最適化されています。

買い替えの判断基準は以下の通りです。初代Xproでまだ問題なく機能している場合、ファームウェアサポートが継続されているなら、無理な買い替えは不要です。ただし、ストロボが接続できなくなった、複数台のストロボ運用で効率化を図りたい場合は、買い替えにより相互の互換性が高まります。価格差(中古X Pro vs 新規X Pro II)を考慮し、ストロボへの投資と同時に検討すると、トータルコストの最適化が実現できます。


X Pro II と X3 / X3 Pro、どちらを選ぶべきですか?

撮影スタイルにより選択が大きく異なります。最も重要な判断基準は「同時に制御するグループ数」です。

スタジオ3灯以上の複雑なセッティングならX Pro IIを推奨します。5グループを一画面に同時表示でき、全体把握が容易です。TCM機能により天候急変時にも対応可能です。

屋外ロケーション2~3灯が中心の場合、X3の軽量48g、OLED高視認性、USB-C充電が優位です。機材の軽量化が撮影疲労を直結して軽減します。

スタジオと屋外の混合利用なら、X3 Pro が最適なバランスです。4グループ同時表示とコンパクト設計を両立し、Bluetooth連携やL-858モード対応により拡張性が高い。

日中逆光フィル補助(HSS頻用)ならX Pro IIです。ボタン1つでHSS切り替えが可能で、テンポ重視の撮影に有利。

TCM機能は実際に使う機能ですか?

はい、実務的な価値が高い機能です。TTLモードで自動計測した露出値をマニュアルモードに瞬時に転換する機能で、特に屋外撮影での天候変化時に有効です。

実例:ポートレート撮影中に曇りになったシーン。これまでTTLで計測していた露出値がバラバラになり始めますが、TCMボタンを押すと直前のTTL値がマニュアル値に固定されます。以降、被写体の動きに関わらず露出が一定に保たれ、安定した画像を連続取得できます。この機能がないと、マニュアルに切り替え後、ダイヤルで「1/4」「1/8」など最適値を探す手間が必要になり、5~10分の時間短縮に直結します。

ただし、マニュアルモード固定で撮影する、グループ数が少ないシンプルなセッティング、撮影時間に余裕がある静物撮影では不要な機能です。

X Pro II が接続できない・発光しない場合、どうすればいいですか?

段階的なトラブルシューティングで、ほぼ全てのケースが解決します。

ステップ1:基本確認(90%のトラブルはここで解決)

  • 電池が正しく装着されているか(単3×2本、極性に注意)
  • X Pro IIとストロボ側のチャンネルが一致しているか
  • グループが「ON」になっているか(液晶に「ーー」表示がないか)
  • ホットシューが奥まで差し込まれ、ネジが適切に締められているか

ステップ2:カメラ側設定(ニコンユーザー向け)
ニコンのカメラメニュー内に「ワイヤレス発光」という項目がある場合、これを「切」にしてください。ニコン純正ワイヤレスシステムとGodoxの信号が干渉するケースがあります。

ステップ3:チャンネル変更(電波干渉対策)
現在のチャンネルから+10して別のチャンネルに変更してみてください。Wi-Fi、Bluetooth等の2.4GHz電波が多い環境では、混在を避ける必要があります。

ステップ4:ファームウェア更新
Godox公式サイトから最新ファームウェアをダウンロード。USB Type-Cケーブルでパソコンに接続し、G2ソフトウェアでアップデート。特にX Pro IIは2023年発売のため、2024年以降の新型ストロボとの互換性更新が複数提供されています。

ステップ5:リセット(最終手段)
中央の2つのボタンを同時に2秒長押し、「RESET」表示を確認し、SETボタンで実行。工場出荷時設定に戻るため、チャンネル・グループを再度設定してください。

AF補助光機能はポートレート撮影で役立ちますか?

AF補助光が活躍するシーン

  • 屋内ポートレート撮影:照度が限定的な場合、カメラのAF速度が落ちやすいが、X Pro IIのAF補助光により高速AFが可能
  • 夜間ロケーション撮影:被写体の顔が逆光になるような構図でも、補助光により確実なピント確保
  • f/1.4~f/2.8の浅い被写界深度:ピント精度の要求が高いポートレートに最適

薄暗い場所でのAF精度が向上し、ジャスト中心1点でのピント確保率が約80%→95%に向上する報告もあります。ただし、AF補助光はブルー(青色)で、被写体に若干の色か

単3電池の電池持ちが悪いというのは本当ですか?

使用環境・電池ブランドに大きく左右されます。テスト発光による標準仕様では、標準的なアルカリ電池で約100回、充電池(Eneloop相当品)で約150~180回のフル発光テストで消費されます。

実撮影での電池持ちは、TTLモード中心の撮影(事前発光により電力消費が多い)なら1日通しで可能ですが、2~3日目には減りが目立ちます。マニュアルモード固定なら5日程度持続可能です。

コスト最適化のアドバイス:最初から充電池(Amazon Basicやユーアイ相当品)を使用することを強く推奨します。長期的には乾電池コストの約1/3で運用可能です。1セット(4本)の充電池と予備充電器があれば、ほぼ電池による運用停止は起きません。

電池減りが早い場合は、液晶のバックライトが常時点灯していないか、テスト発光ボタンを無意識に何度も押していないか、古い乾電池を混合していないかを確認してください。

X Pro II のマニュアルモードで、最小値は1/128ですか?1/256までいきますか?

メニュー設定により変更可能です。デフォルト設定ではマニュアルモード最小値は1/128ですが、カスタム設定で1/256に変更できます。

設定手順:MENUボタンを短押し、C.Fn(カスタム機能)を選択、「Min Power」を選択して「1/256」を選択します。

1/256は非常に低光量で、スタジオでの「目立たないフィル補助光」として有用ですが、光量制御が難しくなるため、初心者には「1/64程度」をお勧めします。光量が微弱すぎて、ストロボの充電・発光サイクルが延びるため、連写速度が低下する可能性もあります。実務的には1/128で十分であり、1/256が必要になるのはスタジオフラッシュを多数運用する超複雑なセッティングに限定されます。

32チャンネルと16グループの違いは何ですか?

「チャンネル」と「グループ」は別の概念です。チャンネルはワイヤレス通信の「周波数」に相当し、1~32チャンネルから選択可能です。X Pro II側とストロボ(受信機)側で一致していないと通信が成立しません。目的はWi-Fi、Bluetooth等の2.4GHz帯域の電波干渉を回避することです。

グループは同じチャンネル内で複数のストロボを「役割別」に分類する機能です。5グループ(A-E)または16グループ(0-F)から選択可能です。例えば、キーライト=グループA、補助光=グループB、背景光=グループCという使い方ができます。

5グループはTTL・マニュアル両モード対応でほとんどのポートレート撮影に最適ですが、16グループはマニュアルモードのみで、スタジオフラッシュ多数(8灯以上)を制御する複雑なセッティング向けです。ポートレート撮影では「5グループ」で十分であり、16グループが必要になるのは映画制作やハイエンドスタジオなどニッチな用途に限定されます。

X Pro II 購入時に一緒に買った方がいいアクセサリーはありますか?

下の周辺機器があると運用がスムーズです。

必須度「高」

  • 充電池セット(Eneloop/Amazon Basic、4本セット)¥3,000~4,000:乾電池より長期的に経済的で廃棄の手間が削減
  • 充電器(単3対応)¥2,000~3,000:仕事で毎日使う場合、複数セット充電して持ち歩き必須
  • 予備ホットシューアダプター¥500~1,000:ホットシューの接点が経年で劣化した場合の予備

必須度「中」

  • USB Type-C延長ケーブル¥500~1,000:ファームウェア更新時に便利
  • シューマウント用緩衝材(ゴムシート等)¥1,000:ホットシューとコマンダーの間に挿入し落下時の衝撃吸収

X Pro II本体とストロボが揃っていれば、基本的には追加購入は不要ですが、充電池と充電器は「長期運用の効率化」を考えると、最初に投資する価値があります。

ポートレート撮影では何灯構成が最適ですか?

1灯構成:キーライト(主光)のみ。屋外ロケーション、シンプルなライティング志向向け。軽量、シンプル、セッティング時間短が特徴です。

2灯構成(推奨):キーライト(主光)+フィルライト(補助光)。スタジオポートレート、クリエイティブなライティング向けで、バランス感とセッティング時間・効果のバランスが最適です。顔の立体感を表現しつつ、影を和らげるのに有効です。

3灯構成(応用):キーライト+フィルライト+背景光。プロフェッショナルなスタジオ撮影向けで、背景の分離感、高度なライティング表現が可能です。X Pro IIなら全て管理可能です。

実際のポートレート撮影では、大多数が2灯構成で十分な効果を得ています。3灯以上は「より高度な表現」を求めるユーザーが選択する傾向があります。セッティング時間と効果のバランスを考えると、2灯構成がプロフェッショナルの間での標準となっています。

レンタルスタジオでX Pro IIを使う際、注意すべき点は何ですか?

スタジオの既設システムとの相互運用性に注意が必要です。事前確認事項として、スタジオが提供するストロボが「Godox製」か「Godox以外」か、カメラマウントが自分のX Pro IIと一致しているか、具体機種をスタジオ側に確認してから来店してください。

スタジオ既設システムが他社製コマンダーで運用されている場合、周波数が競合しないチャンネルを協議し、「チャンネル15~20を使わない」など事前調整が必要です。スタジオ滞在時間が4時間以上の場合、充電池2セットの持参を推奨します。

運用時はスタジオ側とチャンネル設定について事前にコミュニケーション、グループ設定もスタジオ提供ストロボのロットに合わせてカスタマイズ、テスト発光を複数回実施し安定性を確認してください。多くのレンタルスタジオはGodox製品に対応しているため、事前の連絡さえあれば、ほぼ問題なく運用できます。

価格は¥11,700~とのことですが、どこで買うのが最安ですか?

新品入手先(2026年1月時点)

  • Amazon:¥11,700~12,500(プライム対応、返品保証)
  • 楽天:¥11,800~12,000(ポイント還元で総支払額が下がる場合あり)
  • 大手カメラ店:¥12,500~13,000(店員に相談可能)
  • Godox公式代理店:¥12,000前後(正規保証付き)

中古品について:メルカリ、ヤフオク等では「接続不具合」「ファームウェア古い」のリスクがあります。中古は「専門店(カメラ買取店等)」を経由し、「60日保証」等が付いている場合に限定することをお勧めします。新品¥11,700 vs 中古¥8,000~9,000で約2,000~3,500円の差ですが、保証とサポートを考慮すると「差額が大きすぎない」場合は新品推奨です。

初回購入なら、Amazon等での新品購入でサポート体制を確保すること、既にGodoxシステムを運用していて予備機が欲しい場合は、中古での購入も検討価値があります。

X Pro II と一緒に使うストロボは何がおすすめですか?

キーライト(主光)向け推奨

  • Godox V1:コストパフォーマンス最高、バッテリー内蔵で持ち運びに最適
  • Godox V860III:高光量、複数グループ対応、プロも使用

補助光・背景光向け推奨

  • Godox TT685:コンパクト、廉価(¥6,000程度)、基本機能は十分
  • Godox AD200 Pro:小型軽量、バッテリー内蔵、屋外撮影に最適

初回購入時の推奨構成:キーライト Godox V1×1台(¥25,000~30,000)、補助光 Godox TT685×1台(¥6,000~8,000)、合計投資¥35,000程度。このセットでポートレート撮影の基本的なニーズ

X Pro II のディスプレイが見づらいのは対策できますか?

部分的な改善は可能ですが、根本解決は難しいです。X Pro IIのモノクロLCD液晶は、晴天下での視認性が限定的で、「グループAの1/8」という数字が「グループAの1/16」に見える等、判読ミスのリスクがあります。

改善方法として、X Pro IIをやや斜めに傾けることで液晶の視角依存性による見づらさを軽減、MENUボタンから「LCD Brightness」を「HIGH」に設定(ただし電池消費が増加)、定期的な液晶清掃で汚れが溜まるのを防ぐ等があります。

根本解決はX3またはX3 Proへのアップグレード。OLEDカラー液晶により視認性が劇的に向上します。「X Pro IIの液晶見づらさ」は多くのユーザーが報告している課題で、X3シリーズの最大の改善点がこの部分です。

(まとめ)GODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIレビュー

以上がGODOXワイヤレスコマンダーX Pro IIのレビューでした。

初代からの進化ポイントは正直少ないですが、クイックレバー対応が強烈なメリットで買いだと感じました。

初代から価格アップしておりますが、使い勝手の向上もあり満足度は非常に高かったです。

メリット
デメリット
  • 32チャンネルと他人と混線しない
  • 簡単操作でワイヤレス操作可能
  • TTL(自動調光)可能
  • 大型液晶ディスプレイで夜間でも見やすい
  • 圧倒的に便利なクイックレバー式
  • 初代とできることはほとんど変わらない
  • 初代に比べて価格が高くなった
ゴーゴーシンゴ

初代よりもより便利になった印象です

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