ポートレートカメラマンのシンゴです(@go5shingo)
キヤノンのRFレンズユーザーなら、誰もが一度は憧れる標準ズームレンズの最高峰「大三元レンズ」。
その中心に君臨するのが、今回レビューする『RF24-70mm F2.8 L IS USM』です。
「価格が30万円近くするけど、本当にそれだけの価値はあるの?」
「RF24-105mm F4 L IS USMと迷っているけど、どっちが正解?」
そんな悩みを持つ方へ。
結論から言います。
このレンズは、迷っているなら無理をしてでも買うべき「間違いのない一本」です。
私はこのレンズを購入して約2年間、メイン機材としてポートレートやブログ撮影で使い倒してきました。
単焦点レンズに匹敵する解像感、暗所でも戦えるF2.8の明るさ、そして強力な手ブレ補正。正直、重さと価格以外に欠点が見当たりません。
この記事では、長期間使って分かった**「真の実力」と、多くの人が悩む「RF24-105mm F4との違い」について、豊富な作例とともに本音でレビューします。
▼ この記事でわかること(要約)
【メリット:ここが最高】
- 単焦点並みの解像度: 開放F2.8から髪の毛一本まで描く描写力
- とろけるボケ味: 背景を美しく整理できる立体感はF2.8ならでは
- 爆速AF&手ブレ補正: 暗い室内や夜景でも失敗写真が激減する
- 万能性: これ一本あれば、作品撮りから旅行まで9割カバーできる
【デメリット:ここは注意】
サイズ感: 威圧感があるので、気軽なスナップには少し大仰かも
価格が高い: 新品で約30万円(ただリセールバリューも高い)
重い: ボディと合わせて約1.5kg。一日中首から下げると疲れる

- 圧倒的超高画質
- ナノUSMによりAFがめちゃくちゃ速い
- 最大5段分の手ブレ補正効果が抜群
- 逆光など厳しい環境でも問題なし
- 900gと重いけど描写を考えると納得
- 安心の防塵防滴
- 341,000円はさすがに高い
ゴーゴーシンゴ買える人はズームレンズのクリア装備です(その先に単焦点沼ありw)
RF24-70mm F2.8 L IS USM のスペックと外観
まずイメージは公式のYouTubeを見れば分かりやすいです。
YouTube動画の主なスペックをまとめたのが以下の通り。
主なスペック表(基本仕様)
| スペック | RF24-70mm F2.8 L IS USM |
|---|---|
| レンズ構成 | 15群21枚 |
| 絞り羽枚数 | 9枚 |
| 焦点距離 | 24~70mm |
| 最短撮影距離 | 0.21m |
| 最大撮影倍率 | 0.3倍 |
| 開放F値 | F2.8 |
| レンズ内手振れ補正 | あり(最大5段分) |
| 防塵・防滴 | あり |
| フィルター径 | 82mm |
| 重量 | 約900g |
説明不要の大三元レンズで、RFレンズの中心に位置するズームレンズです。
Canonの高級ラインLレンズ(Luxury)になっており、プロカメラマンが使うレンズ。
スペックに一切の妥協は無く、手ぶれ補正5段と圧倒的な手ぶれ補正を実現。
防塵防滴もあるなど、どんな厳しい環境でも使えるプロ仕様のレンズです。
サイズ感と重量バランス(EOS R6装着時)


重量は約900gと重いと言われておりますが、実際にR6に付けてみるとそこまで重くは感じませんでした。
重量のバランスがよくフロントヘビーにならないので、女性でも扱いやすいと思います。
またCANON系はグリップが優秀なのでレンズをガッツリとホールドできて、クリップオンストロボ使用時でも快適だと思います。
操作性(ズームリング・コントロールリング)


レンズのビルドクオリティも高いので操作性も良好です。
ズームリングやコントロールリングもヌメリのあるクリック感があり、自分の止めたい所で快適に操作が可能です。
操作性が良いので瞬時の動作にも対応できるし、何より使っていてノンストレスなのが非常に気持が良い点です。
【作例レビュー】RF24-70mm F2.8 L IS USMの描写性能
ここからはRF24-70mm F2.8 L IS USMを2年間以上ポートレート撮影で使った感想を書きます。
使用カメラはEOS R6になります。
*画像はブログ用にかなり解像度を落としております
- スタジオポートレート最強機
- 屋外スナップやポートレートにも強い
- 逆光性能も高い
- 夜間ポートレートでも余裕
- 取材ポートレートでも真価を発揮
スタジオポートレート最強機(解像度:髪の毛一本まで描くシャープさ)


ずっとつかっていて思ったのがスタジオポートレートや屋内ポートレートでは最強ですね。
焦点距離24mmの広角〜70mmの準望遠の距離までカバーするのでスタジオならこれ1本で運用できます。
例えば広角端で使えばバストアップ以上の撮影なんかもバンバン撮影できます。
あと色乗りが非常に良いのが特徴です。
RFレンズの傾向ですが、とにかく色が濃く出るのでシャープな解像感と相まってEFレンズ時代とは比べ物にならないくらい切れ味バツグンです。


グレーの壁のスタジオでも安定した肌色を出すことが可能。
鮮やかな背景のスタジオ以外でもゴスホリックな暗いスタジオなど場所を選ばずに撮影ができます。
カメラ性能もありますが、振り返りなどの難しいシーンでも瞳AFの認識が速く一度認識するとずっと食いついてくれるくらいタフです。


白背景のスタジオだって、肌色も綺麗に描写されて得意です。
このレンズは特に赤が強く出る印象(カメラかも)なので、赤色水着は特に映えますね。
また50mm付近が1番解像力が高いスイートスポットになっているので、積極的に使いたい焦点距離だと思います。
結論としてスタジオ内においてはこれ1台で問題なく、ボケも必要じゃないのでF2.8のボケで必要十分に感じました。
屋外スナップやポートレートにも強い(ボケ味:F2.8が作り出す立体感)


屋外ポートレートやスナップでも無類の強さを発揮します。
例えば光源が少ない環境でもへっちゃら。
少しフィルムライクな描写をしつつも現代のシャープな描写の良いとこ取りの映りで満足度も高いです。
広角を使えば背景を活かした撮影も可能なので、お散歩スナップポートレートなんかにもピッタリです。


テレ端も70mmと優秀なのでバストアップなどグッと寄って撮影も可能。
こちらはF4で撮影しておりますが、F2.8の開放で撮影すると背景ボケも綺麗に出るので多くの人は満足できるはず。
さすがに単焦点レンズのボケには勝てませんが、ズームレンズとは思えないボケ感でレベルが非常に高いです。


スナップ的に撮影してもAFが速いおかげで難なく撮影ができました。
少し絞ってF5で撮影すれば、2人の時もボケずにしっかりと撮影が可能。
手が前にあるカメラ的にはAFが迷う場面ですが、しっかりと顔認識をしてくれるのでカメラボディの性能をしっかりと発揮できるレンズです。
逆光性能も高い(逆光耐性とオートフォーカス)


Lレンズなのでレンズのコーティングもレベルが高く逆光でもフレアやゴーストは発生しません。
実際にロケでガンガン使いましたが、ド逆光でも解像度やコントラストが低下することなく余裕で撮影が可能。
もはやどんな環境でも使える無双感すらあります。


光の捉え方が上手いレンズなので、とにかく撮影してて楽しいレンズです。
たとえ厳しい逆光でもレンズコーティングの良さで嫌なフレアなどは皆無です。
順光、半逆光、逆光と太陽の位置を気にせずに撮影できるので構図や撮影に集中できるのも魅力です。
夜間ポートレートでも余裕


夜間のポートレートでも明るさが足りないなんてことは無く、非常に優秀です(カメラ性能もある)
こちらは1/40とかなりのスローシャッターですが、手ブレ補正5段もあるのでブレたりもせずに撮影が可能。
一昔前なら三脚が欲しい場面でしたが、もはや手持ちで十分です。
さらにF4で撮影してるので、もう1段明るくできる余裕すらあります。


こちらもイルミネーションの写真です。
ズームレンズでありながら玉ボケも非常にキレイです。
スマホなどの小さな画面で見ると分からないかもですが、PCの画面で見ると丸形の玉ボケがハッキリと確認できます。
昼使っても良いし、夜使っても良いそんなレンズに感じました。
取材ポートレートでも真価を発揮


焦点距離:48mm、SS:1/100、F2.8、ISO:200、モデル:木村楓
作品撮り以外の取材用のレンズとしても非常に優秀です。
室内のイベントであればこれ1本あれば困ることは無かったです。
例えば、東京オートサロンの撮影でも暗い室内でも問題なく撮影が可能。
ライティングが厳しい環境でも、ストロボ無しで運用できます。


東京ゲームショウなどの暗い環境でのコスプレ撮影でも便利でした。
ほとんど光の無いくらい環境でも開放で撮影すれば光量不足にもなりません。
いざとなればISO感度の余裕もあるので、単焦点レンズを1本追加するような環境でもレンズ交換無しで撮影できる汎用性が魅力です。
【動画性能】YouTuber視点で見る「映像用レンズ」としての実力
最近は「写真も撮るけど動画も撮る」というハイブリッドシューターが増えていますが、RF24-70mm F2.8 L IS USMは動画用レンズとしても極めて優秀です。
私が自身の動画撮影などで使っていて感じる、動画撮影におけるメリットを2点紹介します。
1. ナノUSMによる「無音」のオートフォーカス
動画撮影で一番気になるのが、AFが動く時の「駆動音」です。
古いレンズだと「ジージー」「カカタッ」という機械音がマイクに入ってしまうことがありますが、このレンズに搭載されている「ナノUSM」はほぼ無音です。
静かな室内でのインタビュー撮影や、環境音を大事にしたいVlog撮影でも、レンズの駆動音を気にせずクリアな音声を収録できます。
この静音性は、動画クリエイターにとって大きな安心感につながります。
2. フォーカスブリージングがしっかり抑制されている
「フォーカスブリージング」とは、ピント位置を手前から奥へ(あるいはその逆へ)移動させた時に、画角がズームしたように変わってしまう現象のことです。
このレンズは光学設計でこのブリージングがかなり抑えられています。
ピントを送った際にも画面のサイズ感が変わらないため、映像を見ている人が「酔う」ような不自然さがなく、シネマティックで高品位な映像が撮れます。
手ブレ補正(IS)も強力なので、EOS R5/R6などのボディ内手ブレ補正と組み合わせれば、手持ちでのフィックス撮影(固定撮影)も三脚いらずでこなせるレベルです。
【徹底比較】RF24-105mm F4 L IS USM とどっちを買うべき?


EOS Rシステムで標準ズームレンズを選ぶ際、永遠のテーマとなるのが**「大三元(F2.8)」にするか、「小三元(F4)」にするかという問題です。
多くの人が迷うライバルレンズ『RF24-105mm F4 L IS USM』と比較して、どちらがあなたの撮影スタイルに合っているのか、スペックと実写の両面から紐解いていきます。
スペックと価格の比較
まずは基本スペックの違いを見てみましょう。特に重要な違いを赤文字にしました。
| 項目 | RF24-70mm F2.8 L IS USM | RF24-105mm F4 L IS USM |
|---|---|---|
| 実勢価格 | 約30万円 | 約18万円 |
| 開放F値 | F2.8(明るい・ボケる) | F4(普通) |
| 焦点距離 | 24-70mm | 24-105mm(便利) |
| 重量 | 約900g | 約700g |
| フィルター径 | 82mm | 77mm |
| 最短撮影距離 | 0.21m(広角側) | 0.45m |
スペック表から分かる通り、「F4」の魅力は圧倒的な「便利さと軽さ」です。
30mm以上も望遠側が長く、価格も10万円以上安い。さらに200g(スマホ1台分)軽いというのは、旅行や登山など「荷物を減らしたいシーン」では正義です。
一方、「F2.8」は重くて高い。
では、そのデメリットを補って余りある魅力とは何なのでしょうか?
ボケ量と「空気感」の違い
F2.8とF4、数値にするとわずか「1段分」の違いですが、この差が写真の仕上がりに決定的な違いをもたらします。
それは、被写体が浮き上がる「空気感」です。
- F4のレンズ: 背景もしっかり写り、全体的にシャープ。
- F2.8のレンズ: 背景がとろけるようにボケて、被写体だけがパッと浮き上がる。
特にポートレートやスナップ撮影において、F2.8のボケは雑多な背景を整理し、「日常の風景」を「ドラマチックなワンシーン」に変える力があります。
逆に、F4は背景の情報もしっかり残るため、状況説明が必要なシーンに強いと言えます。
結論として、私はこう定義しています。
- RF24-105mm F4: 旅の思い出や風景を「記録」するためのレンズ
- RF24-70mm F2.8: その場の空気感まで写し込み「作品」にするためのレンズ
「ただ写っていればいい」のではなく、「美しく残したい」と思うなら、間違いなくF2.8の方が満足度は高いはずです。
私がF2.8を選んだ決定的な理由
正直なところ、私も購入前は「便利そうな24-105mm F4」と散々迷いました。
しかし、最終的にRF24-70mm F2.8 L IS USMを選び、今も使い続けている理由は以下の3点です。
1. 「あとで買っておけばよかった」と後悔したくなかった
これが最大の理由です。F4を買った場合、良い写真を見るたびに「F2.8ならもっとボケたかな?」「もっとシャッタースピード稼げたかな?」という迷いが一生つきまといます。
「最高峰を買っておけば、写真の良し悪しは全て自分の腕のせい」自分を追い込む意味でも、F2.8を選んで正解でした。
2. 室内のブツ撮りとポートレートでの優位性
私はブログ用の商品レビュー(ブツ撮り)やポートレートを頻繁に撮影します。
室内や薄暗いカフェでは、F2.8の明るさが威力を発揮します。
ISO感度を上げずに済みますし、商品撮影でも背景を美しくぼかして、主役のガジェットを際立たせることができます。
3. クロップすれば実質112mmまで使える
「70mmだと望遠が足りない」という意見もありますが、最近のカメラ(R5など)は高画素なので、カメラ内で1.6倍クロップを使えば約112mm相当の画角になります。
「ボケはレンズでしか作れないが、画角はトリミングでなんとかなる」。
これが私の結論です。
【ライバル比較】RF24-70mm F2.8 L IS USM以外に迷うレンズとの違い
このレンズの購入を検討する際、必ずと言っていいほど比較対象に上がるのが以下の3本です。
「本当にこのレンズでいいのか?」という迷いを断ち切るために、それぞれのレンズとの決定的な違いと、私がRF24-70mm F2.8 L IS USMを推す理由をまとめました。
比較結論まとめ(迷っている人へ)
| 比較対象レンズ | ユーザーのよくある迷い | 私の結論(シンゴの視点) |
|---|---|---|
| RF24-105mm F4 L IS USM | 「F4で十分?安くて便利だし…」 | 記録写真はF4でOK。でも「作品としての空気感」や夜景への強さはF2.8が圧倒的に上。 |
| RF28-70mm F2.8 IS STM | 「新しい純正の安い方で良くない?」 | 軽さは魅力だが、逆光耐性・AF速度・堅牢性が段違い。長く使うならLレンズ一択。 |
| RF28-70mm F2 L USM | 「F2の”バケモノ”レンズとどっち?」 | F2は重すぎて持ち出し頻度が減る。機動力と画質のバランスの最適解はこのF2.8。 |
1. vs RF24-105mm F4 L IS USM(F4通し)
【結論:利便性を取るか、表現力を取るか】
最大のライバルです。「旅行で便利なのは間違いなく24-105mm」です。焦点距離が長く、軽くて安い。
しかし、ポートレートや薄暗い室内撮影において、F2.8とF4の「1段分の差」は決定的な壁となります。
- ボケ量: F2.8は背景がとろけるようにボケて被写体が浮き上がりますが、F4は背景の情報が残りやすいです。
- シャッタースピード: 暗い場所でF2.8ならISO感度を半分に抑えられます。
「便利に撮れればいい」ならF4ですが、「ハッとするような美しい写真を撮りたい」なら、迷わずF2.8を選ぶべきです。
2. vs RF28-70mm F2.8 IS STM(非Lレンズ)
【結論:プロ・ハイアマなら迷わず「L」】
2024年に登場した、安くて軽い「非L」のF2.8標準ズーム。
「同じF2.8なら安いこっちでいいじゃん」と思われがちですが、実際に使い込むと「Lレンズの称号」の重みを感じます。
- 逆光耐性: STMモデルは強い光源が入るとフレアが出やすいですが、Lレンズはコーティングが優秀でヌケが良いです。
- AF速度: Lレンズの「ナノUSM」は爆速で食いつきますが、STMは動画などでは滑らかですが、瞬発力で劣ります。
- 作り込み: 沈胴式(使う時にレンズを伸ばす手間)のSTMに対し、Lレンズは即応性が高く、防塵防滴性能も信頼できます。
スナップ用途ならSTMもアリですが、ここぞという瞬間の信頼性はLレンズに軍配が上がります。
3. vs RF28-70mm F2 L USM(モンスターレンズ)


【結論:持ち出さなければ意味がない】
「ズームできる単焦点」と呼ばれる、F2通しの化け物レンズ。画質は間違いなくキヤノン最強です。
しかし、重量が約1,430gあります。RF24-70mm F2.8(約900g)と比較しても500g以上、ペットボトル1本分重いです。
- 機動力: F2は大きすぎてカメラバッグを選びますし、首から下げて一日歩くのは修行です。
- 広角端: 24mmスタートと28mmスタートの差は大きく、室内や風景で「あと一歩引きたい」時に24mmが無いと困ります。
「車移動でスタジオ撮影メイン」ならF2も選択肢に入りますが、屋外ポートレートやスナップで歩き回るなら、画質と機動力のバランスが取れたRF24-70mm F2.8 L IS USMが「最適解」です。



僕は重すぎて手放しました笑
RF24-70mm F2.8 L IS USM はこんな人におすすめ
実際に2年間使い込んでみて、このレンズが「ドンピシャでハマる人」と「正直、他のレンズの方が幸せになれる人」が明確に見えてきました。
最終的な決断の参考にしてください。
このレンズを心からおすすめできる人
以下のような目的があるなら、30万円の投資は決して無駄になりません。むしろ「もっと早く買っておけばよかった」と思うはずです。
- ポートレート、結婚式、イベント撮影をする人
- 「レンズ交換はしたくない、でも画質は妥協したくない」人
- 単焦点レンズを何本も持ち歩くのは大変です。このレンズは「24mm, 35mm, 50mm, 70mmの単焦点レンズを1本にまとめた」と言っても過言ではない描写力があります。
- 家族写真やペット撮影など、シャッターチャンス優先で動き回る撮影にも最適です。
- 「作品」としての写真を撮りたい人
正直、おすすめしない人(他のレンズが良い人)
逆に、以下のスタイルであれば、無理にこのレンズを買う必要はありません。
より軽量で目的に合ったレンズが存在します。
- 登山や長時間の徒歩旅行がメインの人
- ボディと合わせて約1.5kg。これを首から下げて山を登るのは修行です。
- 風景や登山の記録がメインなら、軽くてズーム倍率が高い「RF24-105mm F4 L IS USM」の方が絶対に幸せになれます。
- コストパフォーマンス最優先の人 「Lレンズの堅牢性までは要らない」「たまにしか使わない」という方には、純正でも軽量な「RF28-70mm F2.8 IS STM」という選択肢があります。浮いたお金で、もう一本別の単焦点レンズを買う方が写真の幅が広がるかもしれません。
(まとめ)RF24-70mm F2.8 L IS USMポートレート撮影
以上がRF24-70mm F2.8 L IS USMを使ってポートレート撮影した感想でした。
2年以上使いましたが、撮影における不満点は全く無かった。
最初は約34万円とか高すぎる思ってましたが、普通に使いまくったので元が取れたと感じます。
今ではRF28-70mm F2.8 IS STMと言う廉価モデルでステッピングモーターのレンズが発売されておりますが、どうせ大三元レンズを買うならLレンズのほうが良いと思います。
明るさと軽量さ、コスパを求めるならRF28-70mm F2.8 IS STMでも良いかもしれませんが、それは個人のお財布と価値観との相談になりそうです。



RFレンズのズームレンズでは1番おすすめですよ















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