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ワイヤレスイヤホン評論家のシンゴです(@go5shingo)
僕の愛するイヤホンブランドにEarFunがあるのですが、コーデック対応がapt X系でLDAC非対応なのが悩みでした。
apt X系コーデック系に対応してるAndroidスマホって意外と少なくて、僕が使ってるPixel 8だとAAC接続になってしまいます。
そんな同社初のLDAC対応のワイヤレスイヤホンがEarFun Air 2です。
ハイレゾ対応はもちろんマルチポイント、ワイヤレス充電、IPX7防水規格対応などスペックや使い勝手も抜群。
さらにケースのデザインも一新されて見た目のかっこよさもアップしました。
今回はEarFun Air 2のレビューです。
この性能でこの価格は驚異的です
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
最初にEarFun Air 2のスペックを紹介します。
製品名 | SOUNDPEATS GoFree2 |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大9h ,最大40h |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
再生周波数帯 | 20Hz-990kbps |
防水等級 | IPX7 |
ドライバー | 大口径10mmウール複合ダイナミックドライバー |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 5.5g, 45g |
充電方式 | USB Type-C、ワイヤレス充電 |
アクティビノイズキャンセリング | 無し |
マイク | 左右各2基の高性能ENCマイク |
マルチポイント | 対応 |
ゲームモード | 対応(55㎳低遅延) |
付属品 | イヤーピース、綿棒、充電ケーブル, 取扱説明書 |
価格 | 5,990円 |
EarFun Air 2のスペックは上記の通りで不足してる機能が無い万能タイプです。
再生時間もケース込みで40時間と非常に長く、急速充電にも対応しているので充電周りで困ることがありません。
また地味に防水性能がIPX7と高く小雨が降る環境くらいでは、傘も差さずに普通に使うことができます。
屋外ワークアウトやジョギングなどに使っても便利そうです。
その他、マルチポイント対応やワイヤレス充電対応など5千円台とは思えない性能と言えます。
中点としてノイズキャンセリング機能は通話中のみになるのでノイキャンを求めるのであればおすすめはできません。
ここからはEarFun Air 2の外観レビューです。
付属品は以下の通りでした。
地味にお掃除グッズが付属してるのが、好きですEarfunさん。
シリコン製のイヤーチップはS,M,Lの3種類のサイズが付属。
本体にはあらかじめMサイズが装着されている為に1番良く使うMサイズは2つあることになります。
ケーブルは短いタイプで充電器側はUSB-A端子が必要なので注意。
ワイヤレス充電が使えるのでそちらのほうが便利だと思います。
本体は今までのEarFunのイヤホンからは大幅に形と素材が変わってスタイリッシュになりました。
見た目と素材感がめちゃくちゃ上がっているので、これだけで買いです。
裏面のヒンジ部分にもシルバーのロゴが付いて、高級感が3割増しになりました。
下部にはUSB-C端子とリセットボタンを搭載。
この位置にボタンを配置してるのはナイスだと思う。
開閉もスムーズで開けやすいですね。
イヤホンの入れる向きはAir Podsとは逆向きなので慣れが必要かも。
イヤホンの軸部分はシリバーで長めの作りになっております。
ロゴが耳に付けた時にチラ見せできるのがおしゃれ。
軸の上の部分にはタッチセンサーがありタッチ操作にも対応しております。
ドライバーは大口径10mmウール複合ダイナミックドライバーを搭載。
EarFunとしてはミドルクラスの大きさの印象でバランスが良いです。
ノズルは正円形でイヤーチップ選ぶには苦労しないと思います。
イヤホンの重さはケース込みで46g、イヤホン単体で9gとめちゃくちゃ軽いです。
高性能なイヤホンは重くなりがちですが、機能を重視しつつ軽くまとめてきたのはさすがと思います。
ここからはEarFun Air 2を使って感じた良かった点やメリットを紹介します。
まず最初に外観を褒めたいですね。
今までのEarfunのケースってプラスチックでチープ感が凄かったのですが、EarFun Air 2でケースの形状が変わり凄くかっこ良くなりました。
さらにヒンジ部分にもシルバーのプレートを装着するなど、高級感が増しております。
今までは性能のEarfun、見た目のSOUNDPEATSの印象でしたが一気に差が無くなりました。
Earfun初のLDACにも初めて対応しました。
LDACと言えばハイレゾコーデックの中でも最も音質に優れているコーデックと言われております。
例えばaptX Adaptiveとの違いは以下の通りです。
ハイレゾコーデックの違い(サンプリングレートと深度)
aptX Adaptiveのサンプリングレートと深度は2種類の環境によって2種類から選ばれますが、LDACは96kHz/24bitのサンプリングレートと深度が採用されております。
さらにビットレートも違います。
ハイレゾコーデックの違い(ビットレート)
LDACの方が最小・最大ビットレートが高いです。
ビットレートが高いと高音質にはなりますが、音楽の情報量が多くなり遅延や音切れが発生しやすくなるので注意が必要です。
人混みの少ない自宅などで使う際はLDAC対応はありがたいと言えそうです。
実際のLDAC接続に切り替えると驚異的に解像感と臨場感がアップしてAAC接続とは別物に化けます。
もしもAndroidスマホなどを持っている方はぜひ試して欲しいと思います。
音質ですが僕の感じた印象はシャープでキレのあるサウンドです。
何というかワイヤレスイヤホン特有のモゴモゴ感を全く感じずにメリハリを感じる高解像な音質です。
音質評価はこんな感じになります。
音質傾向で言えば弱ドンシャリ系のサウンドで、音の輪郭は固めです。
サウンドは迫力ある音に仕上がっており、聞き答えある音に仕上がっておりリスニング用イヤホンとしても最適です。
得意音楽ジャンル:クラシックなどのウォーム系以外のサウンド
音質は固めなのでクラシックやオペラなどのボーカル重視の音は少し苦手な印象です。
その分、J-POPやロックなどの今どきサウンドには相性抜群で皆さんがよく聞くような音楽ではノリノリで音楽が楽しめます。
Earfunお得意のマルチポイントにも対応しております。
接続の切り替えもほぼほぼ遅延がなく、ハイエンドワイヤレスイヤホンのように快適に使えます。
これだけでアンダー1万円イヤホンとしては上位に君臨できるほど貴重です。
ワイヤレス充電にもしっかりと対応しております。
形状も置きやすいので充電エラーもありません。
有線の急速充電にも対応し、約1.5hで0%から100%まで充電できるので比較的充電速度は速いです。
電池残量もLEDの色によって判別可能です。
色 | 電池残量 |
緑 | 30%〜100% |
オレンジ | 10%〜30% |
赤 | 10%以下 |
充電中もLEDの色が変化していくので、だいたいの電池残量が把握できます。
EarFun Air 2はタッチ操作にも対応しております。
タッチセンサーはやや半テンポくらい遅れる印象ですが、気にならない人は全く気にならないくらいの反応だと感じました(人による)
タッチ操作 | 音楽機能 | 通話機能 |
---|---|---|
イヤホンをダブルタップ | – | 電話を受ける・切る |
2秒間タップ | 音声アシスタント起動 | 通話を拒否 |
左側を1回タップ | 音量+ | – |
右側を1回タップ | 音量ー | – |
左側を3回タップ | 曲送り曲戻し | 2つの通話の応答転送 |
右側を3回タップ | 曲送り |
タッチ操作一覧はこんな感じでシンプルにはなっております。
注意点としてゲームモードの切り替えはアプリからのみなのでご注意ください。
ゲームモードにも対応しております。
遅延は(55㎳)となかなかの低遅延です。
さすがに音ゲーだとほんのちょっとだけズレる可能性もありますが、大抵のゲームであれば全く問題ありません。
マイクは左右に4基の高性能マイクを搭載しております。
こちらの音声は室内のエアコンや雑音が多い環境で録音しましたが、クリアに聞こえました。
通話で使った際も問題無かったので、マイク性能は標準以上の性能だと言えます。
ここでは逆にEarFun Air 2を使って感じた注意点やデメリットを紹介します。
EarFun って明確な序列があるわけではないのであくまで価格を比べた場合に上位機種(価格が高い機種)に比べると音質は劣ります。
正確にはEarFun Air 2の音質が悪いのでは無く、他が良すぎると思ったほうが正しいです。
例えば僕が1万円以下の最強ワイヤレスイヤホンだと思っているEarFun Air Pro3と明確に音の厚みや臨場感、解像感が違います。
まあただ見た目はEarFun Air 2のかっこ良いと個人的には思います。
明確に違うのはドライバーと音の傾向になります。
細かいチューニングは違うとは思いますが、たった1mmドライバーの大きさが違うだけで低音の迫力や解像感が素人が聞いても違うほど分かります。
音の傾向はEarFun Air Pro3はドンシャリ、迫力、高解像でEarFun Air 2は弱ドンシャリのスッキリサウンドで迫力は抑えられてます。
その他ハイレゾコーデックもaptX AdaptiveとLDACの違いがあります。
ただ前世代のEarFun Air Sよりは音質やノイズキャンセリング性能などパワーアップしております。
さすがに価格帯も同じくらいだけあって、順当な進化と言えるほど高解像なスッキリサウンドが進化しております。
またコーデックもEarFun Air Sはapt-X止まりでしたが、EarFun Air 2はLDACのハイレゾコーデックに対応したのもデカいです。
EarFun Air Sからの乗り換えでも満足できるかと思います。
注意しないといけないのがノイズキャンセリングは搭載されておりません。
電車や騒がしいカフェで使うと、どうしてもノイズに負け気味になります。
EarFunのSシリーズはノイズキャンセリングは搭載されていないので、ノイキャンを重視するならProシリーズ購入をおすすめいたします。
LDACを使いたい方に注意が必要なのがデュアルデバイス接続(マルチポイント接続)とLDACの併用が不可です。
どちらか一方をオンにすると警告が出るので使用することができません。
iPhoneならLDACが使えないのでマルチポイントを使えば良いと思いますが、Androidスマホと併用する場合はどちらかを選ぶ必要があります。
EarFun Air 2購入がおすすめな人は5千円台の価格で高音質とマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンが欲しい方です。
この価格でこの音質、マルチポイントやワイヤレス充電対応のイヤホンは市場を探しても少ないです。
ノイズキャンセリングは非搭載ではありますが、使い分けや外を歩く時は車や自転車の音も聞こえなくなり危険を伴うのでノイキャンが無い方が都合が良い場面も多いと思います。
以上がEarFun Air 2レビューでした。
LDAC対応の同社初で嬉しいですし、何よりもデザインがめちゃくちゃかっこ良くなりました。
このイヤホン個人的にはかなり人気が出ると思っている、今の推しイヤホンです。
5千円台の最強性能ワイヤレスイヤホンですよ
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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