ブログ作業はもちろん普段の生活でも10時間以上椅子に座っているシンゴです(@go5shingo)
普段はSteelcase Leap V2を使っておりますが、ヘッドレストが無くランバーサポートも弱いのでいまいちと感じてました。

このままオフィスチェアを使い続けるか、買い換えるかを悩んでいたところ、ラシカルさんから「GrowSpica Pro」のお話しをいただきました。
GrowSpica Proはランバーサポート・ヘッドレスト・アームレスト・背もたれ・ハンガー・オットマンとフル装備のオフィスチェアです。
これほどの機能があるいわゆる高級オフィスチェアと呼ばれる製品だと15万円以上するのが当たり前ですが、価格は89,800円と半額以下とコスパも抜群。
メッシュ素材なのでクッションタイプのチェアが欲しい方には合わないかもしれませんが、反発性も高くクッションよりも座りやすいと感じることも多いです。
今回はガジェット界隈で大人気のGrowSpica Proのレビューです。

- ランバーサポート・ヘッドレスト・アームレスト・背もたれ・ハンガー・オットマンとフル装備
- 各調整が細かく可能
- 右レバーでほぼ全ての調整が可能
- 通気性の良いメッシュ素材
- メッシュのハリ感がよくサポート力が高い
- シックなオールブラックの高級感ある見た目
- 組み立てが超簡単
- フットレストがぐらつく
- あぐらがかけない
Rasical 公式ストアでGrowSpicaの3,000円引きクーポンを配布しております
- クーポンコード:RESG1RZ593


テレワークやオンライン授業に圧倒的におすすめ。
ラシカル!ラシカル!!
Rasical (ラシカル)ってどんな会社?

RasicalはRasical Japan合同会社という日本の京都に本社がある会社です。
最初に聞いた時は中華メーカーかと思ったのですが、れっきとした日本企業です。
創業は2017年と若い会社ですが、真冬でも1枚で過ごせるフェアリーノヴァ掛け布団や、防寒性能が凄いフェアリーノヴァ2 ジャケット、フェアリーノヴァ パンツなど機能性とアイデアを盛り込んだ他社に真似できない製品を多く発売しております。

最近Makuakeでの活躍も聞いて気になってました
Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」のスペック
ここではGrowSpica Proのスペックを紹介します。
動画を見ればスペックは分かりやすいと思いますが、まとめると以下の通りとなります。
- 人間工学に基づくデザイン
- 姿勢制御やランバーサポート
- メッシュによる温度上昇軽減
- 強力な体圧分散効果
細かい特徴はいくつかありますが、普通のオフィスチェアに比べてより姿勢制御や疲れ軽減、快適性にこだわった商品になります。
スペック表についてはこんな感じです。
全体サイズ | 幅518×奥行670×高さ1080-1328mm(昇降式) |
---|---|
詳細サイズ | 座面 ・高さ46.5~58cm ・幅51.8×奥行(67~70cm) ・奥行60mm/5段階 アームレスト ・高さ64〜84.3cm ・高さ8.5cm/17段階 ・前後5.5cm ・左右2.5cm ・角度 内20°/外18° ヘッドレスト:幅34×奥行14.5~21cm 脚:半径34cm キャスター:直径6.5cm ランバーサポート調整範囲:奥行2.5cm/4段階 ヘッドレスト:高さ6.5cm 回転角度38度 背面調整:高さ7cm/14段階 リクライニング:90~135度/4段階 |
素材 | メッシュ:WINTEX製フルメッシュ フレーム:ポリマーナイロン+ガラス繊維+ポリプロピレン アームレスト:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維+PU(ポリウレタン)CFCsなし ハンガー:ポリマーナイロン+20%ガラス繊維 シャーシ:スチール 脚:ポリマーナイロン+45%ガラス繊維 キャスター:ポリマーナイロン+PU(ポリウレタン)CFCsなし シリンダー:KGS製 |
重量 | 製品本体:21.1kg 包装重量:27.95kg |
耐荷重 | 135kg |
包装サイズ | 830×640×530mm |
カラー | ブラック |
内容物 | ・イス本体 ・説明書 ・組み立てキット |
メッシュ素は、弾力性に優れたWINTEX製フルメッシュを採用。
シリンダーは一般的なシリンダーは100ストロークが多い中、120ストロークまで対応したKGS製を採用しております。
さらにフレームにはポリマーナイロンを使用し弾力性や耐久性にも優れた商品です。

耐荷重が135kgもあるので大柄の人はもちろん、耐久性も抜群ですよ
Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」外観レビュー
ここからはGrowSpica Proの実機の外観を紹介しレビューします。

箱は巨大で僕の狭い部屋では入りきれませんでした。
僕は東京の狭いワンルームなので、開梱、組み立てには充分なスペースを確保する必要があります。

開梱すると図解入りで組み立て説明書が入っておりました。
ここまで詳しくて大きな図解入りの説明書は初めてで、ペラ紙の説明書に比べて圧倒的に見やすいです。

開梱直後の箱の中身です。
なんか乱雑に詰め込まれているように見えるかもしれませんが、しっかりと固定とクッションがされておりました。

全部のパーツはこんな感じで意外と少ない印象です。
- 椅子本体
- ヘッドレスト
- プラスチックカバー
- シリンダー
- ベース
- キャスター×5
- 六角レンチ
- レンチ
- ハンガーセット
- フットレストセット
特に椅子本体は最初から組み立てられているので、取り付けの難しいアームレストを取り付け不要なのが嬉しいポイントです。

ベースは5つの足で色はブラックです。
シルバー素材のようなメタリックじゃないので、目立たないのが良いですね。

キャスターは音がしづらい静音タイプの製品です。
椅子を動かしても不快な音がしないので、集中力の邪魔をしません。

ヘッドレストは丸みのある中央が盛り上がっている形でした。
メッシュ素材で頭をやさしく、蒸れ知らずで支えてくれます。

最初からハンガーも付いております。
多くの高級オフィスチェアがオプション扱いで光学になるので、めちゃくちゃお得だと思います。

さらにフットレストも付属。
オフィスチェアでありながらリラクゼーション機能もあります。

最後にRasical(ラシカル)ファンには嬉しいステッカーも付属してました。

このキャラの名前が知りたいw

Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」組み立て方
ここからはGrowSpica Proの組み立て方を紹介します。
他のオフィスチェアやゲーミングチェアを組み立てた事がありましたが、本製品の組み立ては圧倒的に簡単でした。
だいたい10分もあれば組み立て可能だと思います(開梱、取り出しが1番大変)

あらかじめ必要な工具や軍手も付属しておりますので、何も用意する必要はありません。

最初にヒトデ型のベースにキャスターを5つ付けます。
付け方ですが「カチッ」と小さい音が鳴るまで押し込みます。

その後シリンダーを差し込みます(逆向きに差し込まないように注意)

シリンダーが付いたベースを椅子本体に差し込みます。
コツですが横向きに倒してやると力もいらないので、女性でもラクラクできます。

ハンガー取り付けは必須ではありませんが、使いたい方はハンガーを取り付けます。
固定には付属のネジとレンチを使って取り付けます。

ヘッドレストを本体の穴に取り付けます。
取り付け方はグッと力を入れて押し込むだけで、少し力が入ります。

最後にフットレストを取り付けます。
付属のネジを使う必要がありますので、2箇所回すだけで終了です。

時間にして10分程度で終わりました。

Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」使用レビュー(メリット)

ここからはGrowSpica Proの使用レビューとしてメリットを中心に紹介します。
- 座りやすい座面メッシュ
- 蒸れない背中メッシュと強力な背中サポート
- 4D構造のアームレスト
- 抜群のサポート力を誇るランバーサポート
- ヘッドレスト、フットレストとフル装備
- テレワークに便利なハンガー
- 右手で完結する操作性
- スタイリッシュなオールブラックの筐体
- 組み立てがラク
順番に解説しますね。
座りやすい座面メッシュ

最初に驚いたのが圧倒的なメッシュのハリ感です。
座面のメッシュは通気性とクッション性を兼ね備えており、座り心地は抜群です。
一般的なオフィスチェアで多いメッシュとクッション素材はこう言われております。
オフィスチェアの素材の違い
- メッシュ素材→体重の重い方や男性に向いていると言われている
- クッション素材→お尻の肉の少ない方や女性に向いていると言われている
僕は今まではクッション素材の方が長時間座っていても疲れづらいと思ってましたが、GrowSpica Proもクッション素材と同等かそれ以上に座りやすいと感じました。

座面が座りやすい秘密としてカーブ構造があります。
圧力のかかりやすい太もも部分に傾斜を付けることにより、太ももへの圧力を最小限に分散してくれます。
カーブ構造により身長の低い方や女性でも快適に座ることが可能です。
蒸れない背中メッシュと強力な背中サポート

オールメッシュ素材のオフィスチェアのメリットとして蒸れない点も使っていて良かった。
特に熱が溜まりやすい背中部分がメッシュになっており、仮にジャケットなどを着ていたとしても快適に過ごせるはず。
熱が溜まると不快指数が上がり、集中力が途切れたりストレスが溜まったりするのだがGrowSpica Proを1日10時間以上座っていたが嫌な気持ちになることは無かった(5月なのに30℃を超えた日もあった)

メッシュに関しては透けて見えるほど薄いのだが、めちゃくちゃ丈夫で多少の圧力をかけても高反発クッションのように跳ね返してくれる。
メッシュなので形状が少し変化して背中を包んでくれるオーダメイドのような感覚を覚えた。
抜群のサポート力を誇るランバーサポート

GrowSpica Proはランバーサポートが圧倒的に強力と感じた。
まるで腰を指圧してくれるようにグッと支えてくれるイメージ(痛くはない)
秘密は腰背セパレート構造で猫背の改善もしてくれるらしい。

実際に机の前に置くとイメージしやすいが、ランバーサポートが前に突き出て腰をしっかりと支える構造になっている。
僕自身は腰痛はほとんど無いが、腰痛の酷い方にはかなり強力に腰を保護してくれるはずである。
4D構造のアームレスト

アームレストは4D構造で高さ、前後、左右、そして水平角度を斜めに調整可能。
つまり自在に動かせると言った感じで、高級チェアに匹敵する性能です。


アームレストの高さは引き上げると伸ばせて、1番上まで伸びると今度は縮む仕組みです。
ボタンレスで伸び縮みするので、素早く調整できます。


アームレストは左右(内側、外側)に1段階ずつ調整可能です。
体型によって狭めたり、広めたりすることができます。


さらに前後にもアームレストを動かせます。
机と距離が離れている時も思っきり前に突き出せば、机との距離が一気に短縮されます。


アームレスト本体の横幅の充分で成人男性が載せても幅は充分です。
表面はクッション性があり、サラサラしてるので汗をかいても快適に腕を置けます。
ヘッドレスト、フットレストとフル装備

GrowSpica Proはヘッドレストが標準で付いてます。
普段は前傾姿勢で作業して、疲れた時は重い頭を乗せられます。


ヘッドレストは前後に角度調整が可能です(調整幅は38度)
角度調整によって首にピタッと張り付くように調整できます。
作業時はあまりヘッドレストを使いませんが、ちょっと休憩したい時に頭を預けられるので小休憩する際¥に快適でした。

さらにフットレストも完備しております。
普段は折りたたんで椅子の裏側に収納しておき、リラックスしたい場合は半回転させて引っ張ればフットレストが飛び出す仕組みになってます。

フットレストを使わない時はこんな感じで折りたたみます。

そしてフットレストを押し込めば椅子の裏に収納されるので邪魔になりません。
引っ張って回転させればすぐに休憩モードになれるので、リラックスチェアとしての機能も便利でした。
テレワークに便利なハンガー

GrowSpica Proはハンガー付きなのでジャケットなどがかけられます。
僕はZOOM会議などが多いので、かしこまった時にはジャケット着用をしております。
ジャケットを着る時にいちいちクローゼットに取りに行く必要も無く、サッと羽織れます。
直前までリラックスしてジャケット無しで過ごせるのでハンガーありはかなり便利だと感じました。
右手で完結する操作性

GrowSpica Proは右手で操作を完結できます。
例えばレバーを前後や右に倒すと調整出来る箇所が変わります。
- レバーを右に倒す→座面の高さを上下
- レバーを前に倒す→座面の深さを調整(12mm間隔で5段階)
- レバーを後ろに倒す→リクライニングの調整(最大135度まで4段階)
レバーでほぼ全ての調整が可能です。
特に良く使うのがリクライニング機能で疲れた時や仮眠したい時はレバーを後ろに倒すだけで、座面が倒れるのでお手軽です。

さらに右側の調整つまみを回せばチルトの調整ができます。
- +に回す→リクライニングのテンションが上がる(体重の重い方や男性向き)
- ーに回す→リクライニングのテンションが下げる(体重の軽めの方や女性向け)
男性だとテンションを上げておくと、弾力性も上がって椅子の性能をフルに発揮できると思います。
スタイリッシュなオールブラックの筐体

カメラの調整の都合でグレーぽっく見えるかもしれませんが、オールブラック筐体のスタイリッシュな椅子です。
よくあるオフィスチェアのシルバーアルミニウム素材は一切なく、シックな印象のブラックでどんな部屋にも合うと思います。
個人的には台座がメタリックシルバーの椅子は会社員が使っているオフィスチェア感が強いので好きではありませんが、本製品はクリエイター向けのような印象を受けました。

もしもブラックが嫌な場合はホワイトもありますので、部屋の印象を明るくしたい方はホワイトも良さそうですね。
組み立てがラク
組み立てのところでも紹介しましたが、GrowSpica Proが組み立てがラクで10分くらいで組み立て可能です。
ある程度完成された状態で届くので、ダンボールは大きいですが作業をラクにしてくれておりユーザー思いだと感じました。
前にゲーミングチェアを組み立てた時は普通に1時間近く掛かったので、あまりの簡単さに驚きました。
普段は週末などしか作業できない忙しい方でも、仕事が終わった平日の夜でも短時間で組み上げられると思います。

組み立てがラクなので購入ハードルがグッと下がると感じました

Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」の注意点(デメリット)
ここでは逆にGrowSpica Proを使って感じた注意点やデメリットを挙げたいと思います。
- オットマンが小さい
- あぐらがかけない
- ゴミがめっちゃ出る
フットレストがぐらつく

使っていて思ったのがフットレストがぐらつくと感じました。
特に棒を伸ばしてオットマンを使う関係で、ゆらゆらとしました。
ガッシリとしたオットマンが使い方には残念に思うかも。

オットマンの横幅は約41.5cmで男性でも両足を載せることは可能ですが少し狭いのも残念です。
ソファに付いているような別売りのオットマンのような物を想像すると、ギャップを感じて後悔すると思います。
あぐらがかけない

オフィスチェアであぐらをかくのはマナー違反かもしれませんが、家であぐらをかいて座る人も多いハズ。
GrowSpica Proは座面が日本人向けのサイズなので、あぐらをかけるほど座面は広くありません(男性は)

ただ座面は50cm以上あるので日常使いでは普通に快適です。
もしも、あぐらをかきたい場合は海外メーカーのオフィスチェアが良いかもしれません。
ゴミがめっちゃ出る

ゴミめっちゃ出ます。
椅子のデメリットでは無いですが、部屋がゴミだらけになるので、あらかかじめゴミの回収日を把握して作業するのがおすすめだと付け加えておきます。

正直欠点らしい欠点は無かったです

Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」購入の疑問に答える

ここではGrowSpica Pro購入にあたり疑問に答えます。

質問がありましたらお気軽にコメントください

(まとめ)Rasical(ラシカル)「GrowSpica Pro」レビュー
以上がGrowSpica Proのレビューでした、
正直めちゃくちゃ気に入っていて、毎日変なツイートしております。
これからオフィスチェアを買いたい方や買い替えを考えている方は後悔しない商品だと思います。
最後にメリットデメリットをまとめて終わりますね。

15万円以上するスチールケース チェア Leap V2から乗り換えました

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