Apple Watchを毎日付けているシンゴです(@go5shingo)
Apple Watchを毎日使うに必須なのがiPhoneの存在。
ここ数年同じようなモデルが続きすっかりと飽きてしまいました。
どうせならAndroidを使って気分転換したいと思い、前に購入して放置していたXperia 5Ⅳをメイン端末に復活させてました。
そんなXperia 5Ⅳを駆り出した訳ですが、こまったのがApple Watchが使えない問題。
以前使ってたPixelWatchはすでに手放してしまったので、新しいスマートウォッチを探しておりました。
そんな僕の目に止まったのが、Fitbit Sense 2です。
Google傘下のFitbit製のスマートウォッチで健康管理に重点を置いた製品です。
Suica対応など利便性も高く、Android、iPhone両方に使えるのが特徴。
今回はFitbit Sense 2のレビューです。
- 5日以上持つ優秀な電池持ち
- ストレスマネジメントなど珍しい機能
- Fitbit Pay (Suica対応)
- 豊富なエクササイズ計測
- 軽くて薄い
- 常時表示だとバッテリー持ちが3日が限度
- 機能性が少なくて使い道が無い
- Fitbit Premium課金をしなければフル機能が使えない
- 左サイドボタンが押しづらい
やっぱApple Watchが無難だと感じてしまいました
Fitbit Sense 2の特徴
Fitbit Sense 2の特徴はこちらの画像が全てを表しております。
ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。
- ストレスマネジメントツール
- 睡眠ツール
- 高低心拍数の通知
- 6日以上持続するバッテリー
- Suica対応
- Fitbit Premium 6ヶ月無料
こんな感じで、健康管理機能に全振りしたスペックとなっております。
最大の売りがcEDAセンサーを使ったストレスマネジメント機能です。
このセンサーによって、ストレスの総合指数を独自に採点し現在のストレスの状態を知れるのがメリットと言えます。
Fitbit Sense 2のスペックをまとめますと以下のようになります。
仕様 | Fitbit Sense 2 |
---|---|
サイズ縦・横・厚(mm) | 40.5×40.5×12.3 |
OS | Fitbit OS |
バッテリー | 6日以上 |
画面 | 有機EL |
GPS | 搭載 |
耐水 | 水深50m |
発売日 | 2022年9月 |
カラー | 3色 |
参考価格(税込) | 32.800円 |
スマートウォッチながら耐水性が50mあるなど、Apple WatchULTRAなみの性能を誇り、水泳などのウォータースポーツもへっちゃらです。
バッテリーも常時表示オフ時は6日以上持つなど、実は優秀な時計です。
PixelWatch発売と同時で話題が少なかった印象です
Fitbit Sense 2外観レビュー
ここからはFitbit Sense 2の外観をレビューします。
今回紹介するのはブラック系のシャドーグレーで他にはルナホワイト、ブルーミストの3色展開です。
シリコンバンドは2種類の長さが付属されております。
LサイズとSサイズの2種類で、Lサイズは超長くてSサイズは超短いと言う、使いづらい組み合わせです。
アメリカン仕様の長さで日本人には、ちょうどこの中間くらいの長さのバンドにして欲しいです。
付ける時は爪を引っ掛けるタイプで装着に時間は掛かりません。
ウォッチフェイスは四角でPixel Watchの丸形とは差別化されております。
表示は有機ELディスプレイで表示自体はキレイでガラスの強度も高そうな印象。
傷がつきづらいのも嬉しいポイントだと思います。
結構薄い時計なので厚みは気にならないと思います。
ベゼルも薄いので中華製スマートウォッチのような安っぽさはありません。
裏面は健康を重視しているFitbitだけあってセンサー類が充実しております。
皮膚温や呼吸、心拍数、血中酸素などさまざまな健康指標を測定できるのが強みです。
重さはバンド込みで40gと非常に軽いです。
睡眠計測もできるので、睡眠トラッカーとして使うのも便利です。
充電関係は少し残念で専用充電器&USB-Aの最悪仕様です。
自宅の他に職場や外出先で充電したい方は別売りで購入が必要になります。
充電器の磁力は強力でちょっとやそっとで外れないので、充電はしやすいです。
高速充電にも対応しており、フル充電にかかる時間は120分で完結します。
Fitbit Sense 2を使って感じたこと
ここではFitbit Sense 2を使って感じた良かった点や微妙な点を正直に書きます。
- 全てはFitbit Premiumの課金に掛かっている
- 充実の健康管理機能
- 豊富なエクササイズ測定機能
- スマートウォッチとしての機能は少ない
全てはFitbit Premiumの課金に掛かっている
Fitbit Sense 2を有効活用出来るか否かはFitbit Premiumの課金をできるかに掛かってます。
Fitbit Premiumの月額は640円、年額支払いだと2ヶ月分安くなって6400円と課金するには迷うくらいの高さ。
ただし課金しないとFitbit Sense 2の優秀なトラッキング機能を活かせません。
無課金 | Premium | |
今日のエナジースコア | ☓ | ◯ |
ストレスマネジメントスコアの内訳 | ☓ | ◯ |
健康管理データ | ◯ | ◯ |
過去90日間の健康指標の傾向 | ◯ | ◯ |
基礎的な分析 | ◯ | ◯ |
ウェルネスレポート | ☓ | ◯ |
推定睡眠時皮膚温の高度な分析(Senseのみ) | ☓ | ◯ |
ワークアウト | ☓ | ◯ |
マインドフルネス | ☓ | ◯ |
睡眠スコア内訳 血糖値の傾向 | ☓ | ◯ |
上記の表を見ると分かりますが、Fibitアプリは無料で使えますが、課金しないとまともな機能が使えません。
特に大事なワークアウト、エナジースコア、睡眠分析が無課金だと使用できないのが致命的です。
Fitbit Sense 2を使うなら、月額640円が余計に掛かるのを覚悟したほうがよいです。
まずはFitbit Sense 2を購入してお試しで6ヶ月無料で使うのがおすすめです。
充実の健康管理機能
課金すれば健康管理機能は充実しております。
Fitbit Premiumに情報が同期されてさまざまな指標が一覧できます。
一般的な歩数や距離、消費カロリーなどを視認できるのは普通のトラッカーと同じ。
ある程度の健康管理の指標が一覧で確認できます。
今日のエナジースコアも数字で客観的に示してくれるので分かりやすいです。
運動時間や休息時間、ストレスなどから体のエネルギーを数値化してくれる機能でなんとなく調子が悪い時に数値を確認すると、めちゃくちゃ悪かったりするので信ぴょう性もあります。
特に筋トレした翌日にトレーニングをするかどうかを、数値によって判断できるのでオーバートレーニングを避けることができました。
ストレスマネジメントの100点満点で総合的に数値化してくれます。
「反応性」、「活動のバランス」、「睡眠パターン」の合計値で算出しており、目に見えないストレス数値を客観的な数値で示してくれるのは非常に良い機能だと思います。
ただしあくまでも目安なので、過度に心配したりすると逆にストレスに感じる人もいるかもしれません。
ただストレスマネジメント機能でウザいのが、「さっきイライラしてた?」と時計が聞いてくることです。
15分くらい経ってから◯時◯分の気分はいかがでしたか?と聞いてきます。
普通に考えて15分前の瞬間的な感情も覚えて無いし、電車内、会議中、トイレの中等いろんなタイミングで聞いてくるので、少し苦手です。
こまめに感情を記録したい趣味の方には合ってますが、一日に5〜6回は聞いてくるので少しウザいと感じました。
豊富なエクササイズ測定機能
エクササイズ機能は充実しており、筋トレやウォーク、ランニング、スイミングなどよくやりそうな種目はほぼ網羅されております。
アクティビティについてもスマホを開かなくても、時計上から確認ができます。
心拍数についてもリアルタイムで測定が可能。
安静時心拍と最大心拍の把握が分かりやすいので、健康管理にも役立ちます。
運動中に便利なのがゾーンタイムが測定できる点です。
筋トレなどの無酸素運動よりもランニングなどの有酸素運動する際のダイエットをサポートしてくれます。
スマートウォッチとしての機能は少ない
スマートウォッチとしての機能は少ないですが、唯一の差別化ポイントとしてはSuica対応の点が評価できます。
国内スマホでFeliCaが使えないスマホは少ないですが、海外スマホを使いたい方などには重宝しそうです。
その他に目立った機能は少なく、タイマーと天気くらいしか無いので出来ることは少ないです。
Fitbit Sense 2購入の疑問や質問に答える
ここではFitbit Sense 2購入にあたり疑問や質問に答えます。
Fitbit Sense 2購入がおすすめな人
Fitbit Sense 2購入がおすすめな人はFitbit Premiumを課金して健康管理機能をフルで使いたい方です。
特にFitbitの睡眠計測やストレスマネジメント、エナジースコアはApple Watchを含めて他社よりも優れているので、これらの機能を使いたい方はおすすめ。
逆に課金が厳しい方には全く向いておらず、万能性を求めるならPixelWatchがおすすめです。
またiPhoneでも使えますがiPhoneで使ってもApple Watchには全く勝ち目がないので、現状はAndroidスマホで使うのがベターです。
(まとめ)Fitbit Sense 2レビュー
以上がFitbit Sense 2のレビューでした。
強力なエクササイズや睡眠計測などが魅力ではありますが、全てはFitbit Premiumに集約されております。
ハード面でSuica対応などの魅力もありますが、汎用性を考えると今ひとつです。
ハマる人にはハマり、合わない人には合わないスマートウォッチと言えるでしょう。
課金が気にならなければ☆4.5の評価ですね