ワイヤレスイヤホンが欠かせないシンゴです(@go5shingo)
ワイヤレスイヤホンと言えば便利だけど、音質はイマイチな製品も多い。
高音質のハイレゾを聞くなら高いワイヤレスイヤホンや有線イヤホンが必須と思っておりました。
そんなワイヤレスイヤホン界に旋風を巻き起こすSOUNDPEATSより世界初のハイレゾ対応インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」が発売されました。
従来のハイレゾ対応イヤホンはの圧迫感を感じさせない、軽いつけ心地のインナーイヤー型イヤホンなのででカナル型が苦手な方にぴったりです。
肝心の音質ですが、吐息が聞こえるくらいの解像感と重厚な低音が凄く思わず「マジかよ」と心の中でつぶやきました。
価格も7180円とアンダー1万円の素晴らしい価格設定に仕上がっております。(割引あり)
今回はSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビューをお送りいたします。
- 世界初のハイレゾ対応インナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン
- LDAC対応
- 圧倒的な高音質
- 最大20時間のスタミナ再生
- 着脱検知センサー、タッチセンサーあり
- この性能で価格が7千円と超絶コスパ
- マイク搭載でテレワークもOK
- LDAC使用の場合まれに音切れが発生(解決策あり)
- 指紋が付きやすい
- ワイヤレス充電非対応
間違いなく2022年No.1高音質コスパワイヤレスイヤホンです
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのスペック概要
イヤホンタイプ | インイヤー型 |
---|---|
ドライバー | 14.2mm ダイナミックドライバー |
Bluetooth | 5.2 |
コーデック | LDAC/AAC/SBC |
再生時間 | 本体5時間 / ケース込20時間 |
通話N/C | ENC通話ノイズキャンセリング |
充電方式 | USB-C充電 |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
その他便利機能 | 着脱検知機能 |
タッチ操作(音量、再生、停止) | |
ゲームモード、片耳モード |
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはすでに発売されているSOUNDPEATS Air3のハイレゾ対応強化版です。
従来型コーデック20Hz~20kHzよりさらに音域の広い 最大20Hz~40kHzの音域を鳴らせます。
従来のイヤホンでは表現の難しかった楽器のそれぞれの音やボーカルの呼吸音まで繊細な音を表現可能。
そしてカナル型ワイヤレスイヤホンのハイレゾ対応はありましたが、インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンでハイレゾ対応は世界初になります。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS外観レビュー
ここからはSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの外観レビューです。
付属品は本体、USBCtoAケーブル、説明書と非常にシンプルです。
インイヤー型なのでイヤーチップはありません。
イヤホンケースは光沢のある黒で指紋が付きやすいです。
中央にはリセットボタンがあります。
背面はSOUNDPEATSのシルバーのロゴがあしらわれております。
表面だけ見ると黒いAir Pods風ですが、裏面ではしっかりとメーカーロゴを主張しております。
充電はUSB-Cに対応。
ただしワイヤレス充電は非対応なのでそこがデメリット。
イヤホンはパカッと開けて使いやすいタイプです。
マグネット内蔵で入れる時にピタッとくっつきます。
駅などで出し入れした際も落としづらいのも嬉しいポイント。
注意して欲しいのがイヤホンを入れる向き。
Air Podsとは逆向きになります。
慣れるまでは無意識に逆向きにいれてしまい何度か入らないことがありました。
イヤホンは軸の部分が長いAir Podsタイプのデザインです。
14.2mm大口径振動板採用のダイナミックドライバーを搭載し、見た目からは想像できない重低音を鳴らします。
重量は36gと非常に軽いです。
インナーイヤー型の軽いつけ心地と合わさって付けているずっと付けていると付けている感覚を忘れます。
軽いイヤホンですがタッチセンサーや着脱センサーを搭載するなど驚異の技術力を感じます。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSとSOUNDPEATS Air3 Deluxeの違い
ここではSOUNDPEATS Air3 Deluxe HS(黒)と SOUNDPEATS Air3 Deluxe(白)を比較します。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS | SOUNDPEATS Air3 Deluxe | |
---|---|---|
イヤホンの形状 | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
ノイキャン | × | ☓ |
外部音取り込み | × | ☓ |
バッテリー持ち | 本体5時間 / ケース込20時間 | 本体5時間 / ケース込21時間 |
コーデック | LDAC,AAC | aptX Adaptive,AAC |
音質 | 低音強調のリアルサウンド | バランスの良い高解像度 |
おすすめな人 | LDACスマホの方 | aptX Adaptiveスマホの方 |
同じインナーイヤー型ですがBluetoothコーデックが違います。
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS→LDAC対応。aptX Adaptive非対応
- SOUNDPEATS Air3 Deluxe→aptX Adaptive対応。LDAC非対応
iPhoneはどちらを選んでもコーデックがAACになるのであまり気にする必要はありません。
LDAC対応のスマホを持ってるならSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの購入がおすすめ。
逆にaptX Adaptive対応スマホを持ってるなら、 SOUNDPEATS Air3 Deluxe購入がおすすめになります。
コーデックの違い
- LDAC→96kHz/24bitまでの音質伝送に対応
- aptX Adaptive→48kHz/24bitまでの音質伝送に対応
コーデックのスペックではLDACが高音質になります。
データ転送量が多くなるので高音質になりますが、環境によって遅延が発生する可能性があります。
音質は好みになりますが、僕はLDAC対応の本レビュー機が高音質にかんじました
当ブログ限定の追加割引クーポンコード
- クーポンコード:A3DHSYTBR9
- 期限: 開始日 2022/10/22 00:01 JST 終了日 2022/10/29 23:59 JST
- 割引:5%off
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS使用レビュー
ここからはSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを実際に聞いた感想を書きます。
- LDACは超高音質
- 軽快なつけ心地
- アプリでカスタマイズ可能
- ケース込みで20時間再生
軽快なつけ心地
イヤホン本体は4gと小型で装着中に重さを感じません。
フィット感も良いので左右に頭を振っても外れないし、歩いたり走ったりした程度では落ちません。
僕はインナーイヤー型イヤホンは落ちやすい印象がありましたが、本機種はフィット感が非常に良好です。
便利なのがタッチ操作に対応していること。
タップ操作 | L | R |
再生/停止 | 2タップ | 2タップ |
曲送り | ー | 1.5秒タップ |
曲戻し | 1.5秒タップ | ー |
音量を上げる | ー | 1タップ |
音量を下げる | 1タップ | ー |
受話 | 着信中に長押し(2秒) | 着信中に長押し(2秒) |
通話終了 | 通話中に2タップ | 通話中に2タップ |
タップの反応も非常に良く、だいたいの操作が1タップ、2タップで可能。
長押しとの区別もしっかししてくれるので、スマホを取り出さなくても曲送りできるのが便利。
着脱検知センサー付きなので、イヤホンを外すと曲が自動で停止するのも便利です。(アプリでオンオフ可能)
LDACは超高音質
Xperiaなどの一部のAndroidスマホではLDACコーデックでの視聴が可能。
ワイヤレスイヤホンながらハイレゾ視聴が楽しめます。
音質ですが付けた瞬間に分かる圧倒的な解像感で今までのイヤホンとは全く違うと感じました。
従来のイヤホンだとボーカルと楽器の音が塊として聞こえてきたのが、本機種ではボーカル、ギター、ベース、ドラムなどのそれぞれのパーツとして音が聞こえました。
試しにFIRST TAKEをYou Tubeで聞きました。
こちらはハイレゾ音源ではありませんが、ボーカルの息遣いや呼吸音などが聞こえます。
音質は重低音強めながら楽器とボーカルの音がバランス良くミックスされて奥行きを感じる音質です。
アンダー1万円のイヤホンとして音質は圧倒的で3万円クラスの高級ワイヤレスイヤホンとも渡り合える音質です。
女性ボーカルでも高温の伸びが気持ちよく音の広がりを感じられます。
マイクに当たる息の音など臨場感を感じられてびっくりしました。
またボーカルと楽器のバランスが絶妙で音楽を聞いてる幸せみたいなのを感じさせてくれます。
少し気になったのがたまに音がプツプツと途切れること。
情報量の多いコーデックなので混み合ってる駅などで使う場合には注意が必要。
音質を最大限に求める方に向いてる印象です。
音切れする場合はLDAC再生のデータ転送レートを設定する際は、「標準」モードにセットすれば、音質と再生の安定度のバランスが良い設定になります。
万が一音切れする場合は設定変更をお試しください
音質まとめ
- 音質はフラットでは無くドンシャリ傾向
- インイヤー型とは思えないくらいの重低音
- ウォームではなく解像感高いシャープな音質
見た目はAir Podsににておりますが、音質は全然違ってフラットな音質ではなくメリハリの効いたシャープな音質です。
オールマイティーに使えますが音楽鑑賞に適したイヤホンと言えます。
アプリでカスタマイズが可能
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSは専用アプリからさまざまなカスタマイズが可能です。
- イコライザー設定
- ゲームモード設定
- 装着自動検出
- タッチキーのワンクリック機能を無効にする
- ファームアップデート
イコライザー(EQ)はプリセットと可変的なイコライザーの2種類があります。
事前設定はSOUNDPEATSクラシックと呼ばれるもので癖の無いバランス型のイコライザー。
通常はこちらで問題ない万能タイプです。
可変的なイコライザーは低音〜高温までの各周波数の聴力テストを行い自分専用のイコライザーを作れます。
低音が聞きづらいや高音が聞こえないなどの難聴の方にピッタリ。
僕も耳が悪いので聞き取りづらい周波数が多いのですが、テストをしたおかげでリスニングが快適です。
Bluetooth接続ながら0.06秒まで遅延を抑えたモードです。
シビアな音ゲーなどに最適なモードです。
注意点としてはBluetooth接続距離が短くなるデメリットがあります。
アプリからはファームアップデートも可能です。
機能追加やバグの修正が配信されますので、必ずダウンロードしておきましょう。
ケース込みで20時間再生
ケース込みで最大20時間、イヤホン単体で5時間の連続再生に対応。
通勤・通学の行き帰りで使ったとしても毎日充電する必要はありません。
惜しいのがワイヤレス充電に非対応な点。
有線ケーブルを差し込む必要がありますが、フル充電まで1時間もあれば可能です。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSがおすすめな人
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS購入がおすすめな人はハイレゾ対応でインナーイヤー型イヤホンが欲しい方です。
世界初のインナーイヤー型でハイレゾ対応なので、今までカナル型イヤホンが苦手だった方にピッタリです。
また軽いつけ心地なので、ハイレゾ対応では無いiPhoneなどのワイヤレスイヤホン用途にも最適。
音質がAir Podsよりも良く価格が安いのでこれからワイヤレスイヤホンを購入したい全ての方におすすめな機種です。
(まとめ)SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビュー
以上がSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのレビューでした。
1万円以下でハイレゾ対応のワイヤレスイヤホンだけでも驚きですが、カナル型では無くインナーイヤー型イヤホンなのが最大のポイントです。
アプリ対応によるイコライザーのカスタムや、タッチ操作対応、着脱検知センサーなど使い勝手も非常に良いです。
ワイヤレス充電ができないデメリットもありますが、圧倒的な高音質とコスパで他社のイヤホンを寄せ付けないのが魅力。
改めてメリット・デメリットをまとめて終わります。
メインでもサブ機としてもぜひ手にとって欲しいイヤホンです