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ポートレート撮影が趣味のシンゴです(@go5shingo)
ポートレートを撮るにあたって必須なのが光の存在。
自然光はもちろんスタジオ撮影でも光量を足す為に便利なクリップオンストロボは必須になります。
純正からサードパーティ製まで数あるストロボで僕が選んだのがGodox V1です。
従来の角型ストロボでは無く、丸形ストロボで光が柔らかく拡散しモデリングライト機能も搭載。
使いやすい充電池でチャージも速く、連射も可能です。
価格が高いのが弱点ですが本家のProfotoと比べると半額以下と激安です。
今回はGodox V1のレビューをポートレート作例付きで紹介します。
最強のサードパーティ製クリップオンストロボです
ここではGodox V1のスペックについて紹介します。
対応メーカー | キヤノン、ニコン、ソニー、フジフイルム、ペンタックス、オリンパス/パナソニック |
出力 | 76Ws |
照射角 | 28-105mmのレンズをカバー |
バウンス | スイング(左右)0-330°、チルト(上下)-7-120° |
発光時間 | 1/300-1/20000秒 |
調光補正 | ±3EV(1/3段刻み) |
色温度 | 5600±200 K |
TTL | 各メーカーのTTLに対応 |
シンクロモード | ハイスピードシンクロ対応、最大1/8000秒、先幕、後幕シンクロ |
ワイヤレスフラッシュ | マスター、スレーブ |
制御グループ | マスター時4、スレーブ時5 |
送信距離 | 最大100m |
チャンネル | 32ch |
AF補助光 | あり |
モデリングランプ | あり(出力:2W 色温度:3300K±200K) |
電源 | 専用リチウムイオンバッテリーVB-26(7.2V、2.6Ah) |
チャージスピード | 約1.5秒(フル発光) |
発光回数 | 約480回(フル発光) |
サイズ | 76×93×197mm |
重さ | 約545g |
対応メーカーは国内の主要カメラメーカーに対応しております。
それぞれカメラメーカーごとに商品名の後ろに型番がふられます(CANONならCなど)
ガイドナンバーの記載はありませんが、おそらくガイドナンバー60だと思われるのでクリップオンストロボとしては大光量タイプになります。
その他純正ストロボと変わらないTTLにも対応し、オートで撮影できるのでストロボ初心者にも最適。
首振りも左右(スイング)、上下(チルト)にも対応し天井バウンスなども自由自在。
モデリングライト補助光にもなるので、いざとなれば補助光としても活躍するなど汎用性の高い商品です。
ProfotoのA1のパクリとも言われておりますが、中華メーカーとしてこのクオリティーをこの価格で出してくるのは驚異的と言えます。
ここからはGodox V1の外観を紹介します。
僕の持っているカメラはCANONなので、Cモデルの紹介になりますがほぼほぼ一緒なので他メーカーの方もそのまま読み進めてください。
付属品は以下の通りでした。
本体は液晶パネルと各種押しボタン、ジョグダイヤルがあり使いやすいストロボです。
ストロボの大きさは全長197mm×横93mm×奥76mmです。
赤色部分はセンサーがあり、TTL発光量などを計測する装置になっております。
ボタンやダイヤル部分は直感的に分かりやすい構成になっております。
ストロボ本体に印字がされているので、説明書を見なくても操作ができるように分かりやすいです。
便利なのがクイックシュー構造になっている点。
右に回せばロックできるので、瞬時にストロボの脱着が可能。
撮影でストロボの付け外しが多い方には重宝する機能です。
側面はバッテリーを入れる構造になっております。
分かりやすいのがバッテリーを入れないと空間になる点。
見た目にもバッテリーが入ってない事が視認できるので、バッテリー入れ忘れ事故を大幅に減らすことができまう。
専用バッテリーだからこそ、外出先で乾電池で代用できないデメリットをしっかりとカバーしております。
専用バッテリーはフル発光でチャージが1.5秒、最大480回発光が可能です。
フル発光で連発することはほぼ無いので、1回の充電で1000回近く発光できるくらいのスタミナはあります。
バッテリーが本体の蓋代わりになる優秀な構造になってます。
重さは545g(バッテリー込み)とそこそこの重さがあります。
ただ光量はかなり強く、真夏でも日中シンクロができるくらいのハイパワーを誇ります。
ストロボの鏡筒は丸形で、機能だけでなくデザインもインパクトがあります。
首振り機能も優秀で、天井、側面バウンスなど自在に移動が可能。
後方バウンスもできるので、白ホリスタジオでも活躍できます。
ラウンドフラッシュ構造なので、人物撮影時に瞳の中にアイキャッチを入れやすいのもメリットだと思います。
下手にディフューザーを使うよりも、ストロボ直当ての方がキレイに撮影できる場合が多いです。
ストロボスタンドも付属しております。
こちらもクイックシューで瞬時に付くので、オフライティングストロボを使う時に便利です。
GodoxはXシステムと呼ばれるコマンダーが別売りであります。
おすすめはX-proの初期型で、多灯ストロボに挑戦したい方は購入をおすすめいたします。
バッテリーは専用充電器で充電するタイプになります。
充電器とUSB-Cケーブルが付属しているので買う必要はありません。
ちなみにロケ撮影などで電源が無い環境ではUSB-Cケーブルを使ってモバイルバッテリーでも充電が可能です。
スマホとモバイルバッテリーを共用できるので、外出先でも電池切れの心配を減らせます。
キャリングポーチも内側はオレンジ色で視認性が高く、クッション性も高いので安心してストロボを持ち運ぶことができます。
本体や付属品のサービスも良く、純正ストロボ以上に魅力が高いです。
ここではGodox V1を使ったポートレート作例を紹介します。
カメラはEOS R6、レンズはRF24-105F4LISMを使用しております。
ロケ地は秋葉原です。
この日は35度に迫る猛暑日で真夏の直射日光でポートレート撮影には過酷な環境でした。
これは逆光で撮影しましたが、顔が黒つぶれせずにしっかりと描写されております。
絞って撮影したので背景はもちろん、よく見ると瞳の中にもアイキャッチが入っております。
こちらも逆光シチュエーションです。
焦点距離50mmのほぼフル発光の場面ですが、レスポンス良く撮影できました。
乾電池ではそうは行かない真夏の難しい場面です。
105mmのテレ端でのショットです。
光量が落ちやすい場面ですが、しっかりと光量を稼ぐことができております。
シャッタースピードも1/2000を超えるHSS(ハイスピードシンクロ)ですが、オーバーヒートすることなく付いてきました。
順光気味の場面で太陽とミックス光になる、色味が難しい場面です。
TTLで光量や色温度を自動調整してくれるので、撮影もサクサクできました。
ポートレートに必須の縦構図も撮りやすいです。
ストロボを横にスイングすれば、縦位置写真への調整も簡単にできます。
上下の位置調整も膝のクッションとストロボ角度の調整をすればコントロール可能です。
光量の少ない日陰のシチュエーションでも便利です。
顔をサッと明るく照らしてくれるので、光に悩まされることは無く自在に撮影が進みます。
横顔に光を当ててあげるのもキレイです。
直当てしてもわざとらしい光にならないのも流石と言えます。
作例は少ないですが、建物内もありましたので撮影しました。
肉眼で見るとかなり薄暗く、撮影には向かない環境でしたがストロボ直当てでもギラつかずにキレイに撮影できました。
クリップオンストロボなので、光量は限られますが機動力が高いので、人の多い室内でも迷惑にならずに撮影が出来てラクです。
こちらは別ショット。
ストロボ有り無しでは写真のクオリティーがかなり変わると思います。
屋外、屋内でも無双できる丸形ストロボは一つあると圧倒的な結果を叩き出せました。
ここではGodox V1を使って感じたメリット・デメリットを紹介します。
使ってて感じたのが普通の四角いストロボに比べて光の範囲が均質に広がること。
V1は丸形に光が拡散するのに対し、普通のストロボは楕円形に横長に光が拡散します。
特に威力を発揮するのがポートレート撮影で、顔全体に均質に光が照射されるのでアタッチメント無しでも使いやすい光の質でした。
液晶も見やすく夜間でも操作しやすいのが便利でした。
例えば現在のモードも見やすく、ETTLや電池残量も分かりやすく表示されるので使っていて迷いがありません。
マニュアルモードにしても光量をダイヤルでクルクル回すだけで調整が可能です。
光量も1/3段ずつ変更ができるのでちょっとした微調整も簡単です。
またマニュアルモードでも焦点距離はオートに設定できるので入力の手間も少ないです。
スレーブ・ワイヤレスモードも液晶バックライトの色味が変わるので分かりやすいです。
本機はクリップオンストロボでありながら、マスタースレーブとしても機能します。
ただオフライティングストロボをしたい場合は、XProシリーズを購入した方が便利だと感じます。
TTLはほぼ上手に調整してくれますが、たまに失敗するパターンがあります。
連続撮影していて、起きるのが光量が上がりすぎるパターン。
頻度は10回に1回以下ですが、なぜかフル発光に近い光量になる場合があります。
対策としてマニュアルモードで撮影するか最悪はRAW現像である程度救うことができますが、失敗できない一発撮りの場合は純正にこだわるべきかもしれません。
外観紹介でもお伝えしたとおり、ワンタッチシューは快適なのでこれだけで購入する価値があります。
従来のクルクルと回してホットシューに取り付ける場合に比べて、圧倒的に設置も速くストレスも感じません。
このワンタッチシューに慣れすぎると他のストロボが使えなくなるので、逆にデメリットと言えるかもしれません。
V1にはモデリングライト機能もあります。
光量は2Wとお世辞にも強いとは言えませんが、AF補助光の代わりやサブの照明としても使えます。
個人的には物撮り用のサイド光として使いやすいので、気に入っております。
チャージが速いのもポートレート撮影においては圧倒的なメリットでした。
チャージもフル発光時に1.5秒とリズムよくポートレート撮影するカメラマンでも余裕でついてきます。
さらにビープ音設定をすれば、チャージが音で確認できるので発光しないミスを減らすこともできます。
35度の真夏で100枚以上撮影しても熱暴走しませんでしたよ
コスパで考えるとV860シリーズが上です。
ほぼほぼ同じスペックのストロボですが、値段も含めてコスパが違います。
V1 | V860 | |
形 | 丸形 | 四角 |
ガイドナンバー | 60(推定) | 60 |
バッテリー | 充電式 | 充電式 |
Amazon実売価格 | ¥34,650 | ¥30,350 |
細かい違いはありますが、価格差で言うと約4,000円ほどになります。
個人的にはクリップオンストロボで使うならV1シリーズがおすすめ、ワイヤレスストロボで使うならV860シリーズがおすすめだと思います。
V1は円形部分がマグネットになっており、別売りのアタッチメントを装着すればさまざまなシーンで活躍できます。
例えば、Godox AK-R1セットはディフューザーの他にもカラーフィルターもセットになっているので便利そうです。
僕はGODOX ML-CD15 ソフトボックスを購入しました。
大型のゴム製のソフトボックスで拡散力が高いのが特徴です。
ゴムなので持ち運びにはぺちゃんこに潰すこともできます。
カメラバッグに入れても弾力がある素材なので、レンズ保護にも良さそうです。
さらにGodoxのADシリーズとも互換性があるので、モノブロックストロボにステップステップしたい時にもそのまま使えるのでおすすめです。
ここではGodox V1の作例や評判を集めました。
僕だけの意見だと偏ったり、他の人の作例もあったのでぜひ参考にしてください。
おおむね良い意見でしたが、根本から折れて壊れたツイートもありました。
修理したようですが、耐久性については不安ありかもしれません。。
以上がGodox V1のレビューでした。
クリップオンストロボとしては最高峰の性能で、純正よりも性能やコスパでも圧倒します。
光の質においてはProfotoのA1には及びませんが、プロカメラマンはもちろんアマチュアカメラマンには充分な性能です。
まずは1灯導入して、同社のXシステムでオフライティングストロボを構築するのが便利です。
最後にメリット、デメリットをまとめて終わりにします。
これ1台あればポートレート撮影が圧倒的にラクになりますよ
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