ポートレート撮影が趣味のごーゴーゴーシンゴです(@go5shingo)
前まではEOS Rを使っておりましたが、実はずいぶん前にEOS R6に乗り換えておりました。
EOS R6を購入してから半年以上経過したので、ポートレート作例付きでレビューをしたいと思う。
発売から時間が経っているので2022年の今さら購入しても大丈夫かについてもお答えいたします。

- 圧倒的なボディ内手ぶれ補正(レンズ協調制御で最大8段)
- 2010万画素ながら切れのある描写
- 超高速の瞳AF
- データが軽い
- 圧倒的な高感度性能
- 値段が高い
- RFレンズを組み合わせるとさらに高額
- トリミング耐性が低い
- 電池持ちが悪い
ゴーゴーシンゴ予算が許せばCanonのフルサイズミラーレスカメラの中では一番おすすめです!
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Canon EOS R6 スペック:ポートレート撮影を支える最適設計


ここでは、Canon EOS R6の主要スペックを、ポートレート撮影という視点から解説します。
単なる数値羅列ではなく、「なぜこの仕様がポートレート撮影に適しているのか」という理由付けを含めて説明します。
撮像素子:約2010万画素の戦略的選択
EOS R6が約2010万画素を搭載する理由は、ポートレート撮影における最高の高感度性能を実現するためのバランス設計です。
上位機のEOS R5(約4530万画素)と比べると、画素数は大きく劣りますが、ここに意図的な設計思想があります。
画素密度と高感度性能の関係
各画素が大きいほど、光を多く集められるため、高ISO感度で撮影したときのノイズが少なくなります。
EOS R6は、ポートレート撮影で頻繁に使用されるISO 3200~6400での描写品質をEOS R5より優れたものにするため、画素数を抑えて各画素のサイズを大きくしているのです。
ポートレート撮影での実効性:
| 撮影シーン | 推奨ISO | R6での仕上がり | R5での仕上がり |
|---|---|---|---|
| スタジオ(照明充実) | ISO 100~400 | シャープで最高画質 | シャープで最高画質 |
| 薄暗い屋内(窓光) | ISO 800~1600 | 優秀。肌色滑らか | 優秀。肌色滑らか |
| 暗いスタジオ | ISO 3200~6400 | 最高峰のクオリティ | ノイズ若干目立つ |
| 日没後のロケ撮影 | ISO 6400~12800 | 実用的 | 若干ノイズ増加 |
このため、プロのポートレートカメラマンからは「高感度の質感ならEOS R6の方がR5より優れている」という評価を受けています。
トリミング耐性の限界
2010万画素であるため、フルサイズで撮影後に大幅なトリミングを行うと、解像度が低下します。
そのため、EOS R6でのポートレート撮影では、焦点距離選択(RF85mm vs RF50mm)やフレーミングで最初から「正確な構図」を作ることが重要です。
逆に言えば、そうした意識が自然と身につくため、撮影技術の向上にもつながります。
画像処理エンジン:DIGIC Xによる高速・高精度処理
映像エンジン:DIGIC X
EOS R6は、EOS R5と同じDIGIC Xを搭載しており、高速連写とAFを同時に処理する能力に優れています。
DIGIC Xの処理能力
- ピクセル単位での補正:ノイズ除去、レンズ収差補正がリアルタイムで実行
- デュアルピクセルCMOS AF IIとの連携:極めて複雑な演算により、瞳認識とピント追従の精度向上
- ホワイトバランス自動補正:複雑な光源混在環境(蛍光灯 + 窓光など)でも色かぶりを最小化
実装上の利点
スタジオ撮影で蛍光灯とLED照明が混在する環境でも、EOS R6なら自動的に色温度を補正。
後処理での色補正作業が大幅に削減されます。
AF機能:デュアルピクセルCMOS AF II による瞳認識
オートフォーカス方式:デュアルピクセルCMOS AF II
EOS R6に搭載される「デュアルピクセルCMOS AF II」は、画像センサー上の全画素がピント検出に参加する位相差AF システムです。これにより、以下が実現されます:
| AF特性 | 仕様 | 実効性 |
|---|---|---|
| 測距エリア | 横100%×縦100% | 画面のどこにいるモデルでもピント検出可能。構図自由度が高い |
| AF分割数 | 最大1053分割(静止画) | より精密で細かなピント位置検出 |
| 瞳AF | 人物・動物対応 | RF85mm F1.2での開放撮影でも瞳にピント確実 |
| 検出フレームレート | 約20fps | 動く被写体も粘り強く追従可能 |
他カメラとの比較
EOS R6(2010年発売)の瞳AF精度は、2026年現在でも損色ないレベルです。
より新しい後継機のEOS R6 Mark II、Mark IIIでもAF機能の本質は同等で、改善はアルゴリズムの粘り強さの向上程度です。
連写性能:20コマ/秒の実現
| シャッター方式 | 最高速度 | 実用用途 |
|---|---|---|
| 電子シャッター | 約20コマ/秒(AF/AE追従) | 被写体の表情変化を連写で捉える。複数カット撮影でベストショットを選別 |
| メカシャッター | 約12コマ/秒 | 低振動。スローシンクロ対応 |
| 電子先幕 | 約12コマ/秒 | ハイスピードシンクロ対応 |
ポートレート撮影での活用
ウェディング撮影やプロフィール写真撮影では、被写体の表情は1秒間に大きく変わります。
20コマ/秒で連写することで、「笑顔の最高の瞬間」や「目が最も輝いている瞬間」をより確実に捉えられます。
バッファメモリの容量
EOS R6は、DIGIC Xの高速処理により、CFast カード(使用していない)での撮影でも、連続撮影時間が充分に確保されています。
実際には、SDカード(UHS-II、V90)であれば200枚以上の連写が可能です
ISO感度:常用100~102400、拡張50~204800
常用ISO感度:ISO 100~102,400
拡張ISO感度:ISO 50(L)、ISO 204,800(H)
これは、EOS R6が超低感度から超高感度まで、あらゆるポートレート撮影シーンに対応することを意味します。
ISO感度の実用ガイド
| ISO値 | ノイズレベル | 推奨用途 | 実装設定 |
|---|---|---|---|
| ISO 50~100 | 最小(拡張) | 日中屋外。ND フィルター不要で開放絞り実現 | RF85mm F1.2 での日中撮影 |
| ISO 200~400 | 実用最高画質 | スタジオ標準。最も綺麗な仕上がり | フラグシップ推奨設定 |
| ISO 800~1600 | 優秀。肌色滑らか | 薄暗い屋内、窓光撮影 | RF50mm F1.8 での室内利用 |
| ISO 3200~6400 | 最高級の高感度 | EOS R6の真価発揮。他機種より断然有利 | スタジオ暗所、夜間ロケ |
| ISO 12800~25600 | 実用限界 | 極めて暗い環境。後処理で補正 | 非常時のみ使用 |
| ISO 51200~204800 | 拡張感度 | 緊急時。ノイズ多く、解像感低下 | 記録用として最終手段 |
高輝度側・階調優先設定
メニュー → 撮影 → 「高輝度側・階調優先」を「する」に設定すると、ISO 100以下での撮影を制限し、代わりにハイライト(明るい部分)の階調を優先的に保全します。
これは、白色の結婚式ドレスや、肌色のハイライト部分を飛ばさないために有効です。
手ぶれ補正:8段の威力
ボディ内手ぶれ補正:最大8段補正(中央)、7.5段補正(周辺)
EOS R6は、フルフレームセンサー全体で5軸手ぶれ補正を実現しており、以下の補正が同時に行われます:
- 上下方向の揺れ
- 左右方向の揺れ
- 回転(ロール)方向
- 焦点距離に応じた補正(フォーカシング手ぶれ)
- シフト補正(画像の位置ずれ)
8段補正の実効シャッタースピード:
| 焦点距離 | 手ぶれ補正なし | 補正あり(8段) | 実効改善 |
|---|---|---|---|
| 50mm | 1/50秒 | 1/3~1/6秒 | 8段分遅くできる |
| 85mm | 1/85秒 | 1/5~1/10秒 | 8段分遅くできる |
| 135mm | 1/135秒 | 1/8~1/16秒 | 8段分遅くできる |
ポートレート撮影での活用
RF50mm F1.8 STMは手ぶれ補正非搭載ですが、EOS R6のボディ内補正により、室内薄暗い環境(ISO 1600、F1.8、1/60秒)でも手ぶれなく撮影可能です。
これにより、予算限定のセットアップでも、プロフェッショナルな画質が実現されます。
ビューファインダー・モニター:最適な構図確認
EOS R6のファインダーは、約369万ドットの高精細OLEDパネルにより、以下が実現されますております。
- リアルタイム露出プレビュー:撮影前に、ファインダー内で露出結果を確認可能
- デジタルゲイン機能:暗い場所でもファインダー内は明るく見え、ピント確認が容易
- 119.88fps フレームレート対応:動く被写体でも、ファインダー内の残像が少ない
ポートレート撮影で大きなメリットが、バリアングル液晶モニターの採用です。
| 構図 | 利点 |
|---|---|
| ローアングル撮影 | モニターを上に向け、腰の高さでも画面確認可能。被写体心理圧力軽減 |
| ハイアングル撮影 | モニターを下に向け、頭上からの俯瞰構図を確認。スマートフォンアングルの実現 |
| 三脚撮影 | 真正面・斜め45度など、自由な角度からモニター確認。リモート撮影時の構図確認が容易 |
記録メディア・外部インターフェース
EOS R6は、CFexpress には非対応で、SDカード × 1スロットの仕様です。これは以下の意味を持ちます。
メリット
- SDカードは市場に豊富にあり、価格が安い(128GB 約5,000円〜)
- CFexpressより軽量で、携帯性に優れる
デメリット
- C-RAW + JPEG 同時記録時の書き込み速度がやや遅い可能性
- 4K 60p 以上の動画は、高速カード(U3、V90以上)必須
推奨SDカード


RAW画像のPC転送速度は約60~80MB/秒。
1000枚の撮影データ(約700GB)をPCに転送する場合、約150分(2.5時間)の転送時間が必要です。
電池容量・耐久性
EOS R6は、従来のキヤノン EOS-1D シリーズと同じ LP-E6N バッテリーを採用しております。
| 撮影環境 | 実撮影枚数 | 推奨バッテリー本数 |
|---|---|---|
| 日中屋外、三脚なし | 510枚 | 1本(半日対応) |
| スタジオ撮影(ストロボ多用) | 350枚 | 2本(終日対応) |
| 夜間ロケ撮影(高ISO多用) | 250枚 | 3本(複数ロケ対応) |
大容量バッテリー互換
EOS R6は、より大容量の LP-E6P(容量2000mAh)も使用可能。これにより撮影枚数を約20%増加できます。
耐久性
EOS R6 は、防塵・防滴構造を採用しており、屋外ロケーション撮影でも信頼性が高いです。
ただし、完全防水ではなく、軽微な雨程度に対応です。
ウェディング撮影などで雨の可能性がある場合は、別途レインカバーの準備をお勧めします。
比較表:EOS R6 vs EOS R5 vs EOS R6 Mark II
このセクションは、EOS R6の立場を明確化するために、他機種との正面比較を含めます。
| 項目 | EOS R6 | EOS R5 | EOS R6 Mark II |
|---|---|---|---|
| 有効画素数 | 約2010万 | 約4530万 | 約2420万 |
| ISO感度 | 100~102400 | 100~102400 | 100~102400 |
| 連写速度 | 20fps | 20fps | 40fps |
| AF測距点 | 最大1053 | 最大1053 | 最大1053 |
| 手ぶれ補正 | 8段 | 8段 | 8段 |
| 動画対応 | 4K 60p | 8K 60p | 4K 120p |
| 価格帯(新品) | 32~35万円 | 45~50万円 | 38~40万円 |
| 中古価格 | 15~20万円 | 25~30万円 | 25~28万円 |
| 向き | ポートレート特化 | 高解像度重視 | 動画・連写重視 |
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Canon EOS R6外観紹介


ここからはEOS R6の外観を紹介します。
見た目は地味で一眼レフカメラのような見た目。
素材は強化プラスチックで高級感はありませんが実用には充分。
グリップはCanon伝統の深く持ちやすい形状で手の小さい方から大きい方まで誰でも使いやすいと思います。


上部はシンプルな構成です。
モードダイヤルで絞り優先や、シャッタースピード優先、マニュアルモードに変更が簡単。
EOS Rシリーズから搭載されたFVモードが他社に無い便利なモードです。
その他ダイヤル類は2つあり、絞りやシャッタースピードなどを瞬時に変更が可能。
動画にも力を入れていて、録画ボタンが独立してあります。


背面のダイヤル部分はCanonおなじみの配置です。
EOS Rで不評だった謎のバーは無くなり、グリグリダイヤルが採用されました。
ジョグダイヤル採用により一眼レフユーザーも迷うこと無く移行できると思います。


右上はジョグステックの他のAF-ONボタンなどが独立してあります。
僕は親指AFを使うためにAF-ONボタンを使っております。
各種ボタン類はカスタマイズ可能でさまざまな機能を割り当てが可能です。


液晶は3.2型162万ドットとEOS Rの200万ドットの液晶よりダウンしてるのがデメリット。
液晶のスペックダウンは使っている限りは違いは分からないのでそこまで気にする必要ないです。
液晶はバリアングル液晶で反転もできるし、ハイアングルやローアングルも撮影しやすいのでおすすめ。
個人的にポートレート撮影ならバリアングルよりもチルト液晶の方が便利だったりします。


撮影メニュー画面はスマホ操作のようなタッチに対応しております。
Canonのメニュー構成は他社と比較してもすっきりとしていて使いやすいです。
RAW品質は通常のRAWとCanon独自規格のC-RAW(CR3)に対応。
画質低下が少なく通常のRAWファイルよりもファイルサイズが小さく保存できるので便利です。
C-RAW(CR3)はAmazonプライムフォトの保存対象外になります
C-RAW(CR3)をクラウド保存したい場合はGoogleフォトの有料課金が便利だと思います。


EOS Rから進化した点としてディアルスロットに対応しました。
jpegとRAWで画像をそれぞれに振り分けが可能なので運用も便利になりました。
スロットはどちらもSDカード(UHS-Ⅱ)に対応しており、CFexpressカードには非対応です。
CFexpressカード非対応は好みが分かれる点だと感じます。
Canon EOS R6のポートレート作例
ここではEOS R6の実際のポートレート作例をご紹介いたします。
レンズはRF24-105mm F4 L IS USM、ストロボはGodox カメラストロボV860Ⅱを使っております。
画像はホワイトバランスのみ少し調整しております(画質はブログ用に大幅に圧縮しております)
*モデルさんには掲載許可を得てます
スタジオポートレート作例
ここではスタジオポートレート作例を紹介します。
室内なので環境光の影響はありません。
またフリッカーレス設定をいれてるので、フリッカーは発生しませんでした。


白塗りの背景でも飛びません。
さすがフルサイズセンサーだけあってダイナミックレンジが広い。


カメラが苦手な赤色の色相も非常に良いですね。
画素数は少ないながら、ちゃんと赤のグラデーションを表現できております。


肌色も綺麗に描写されますね。
2010万画素の不満は全くないです。


Lレンズとの組み合わせだとかなりシャープな写りになります。
色のりも抜群に良いです。


画質がキレキレでやばいですよね。
EOS Rは少しフィルム風の描写でしたが、EOS R6はキレのあるシャープな写りをします。
屋外ポートレート作例
続いては屋外ポートレートの作例です。
晴れの日や曇りの日、時間がさまざまで刻々と明るさが変わる環境です。
オートホワイトバランスが優秀なのでホワイトバランスがおかしくなる事はほとんどありませんでした。


最初は花と女性ポートレートの王道の組み合わせ。
緑かぶりもしないで肌の色も綺麗に描写されております。
カメラも優秀ですがレンズも非常に優秀だと感じます。


少しRAW現像してみました。
バラの鮮やかなピンク色と肌色を綺麗に両立可能。
RAWデータの素養が良いので多少の現像程度でパラメーターをいじっても画像が破綻することはありません。


2010万画素ですが細かい花の描写の綺麗にされております。
大判で印刷しない限りは画素数の心配はないと思います。
ちなみにブログ用にかなり圧縮しておりますが、元画像は拡大しても繊細に描写できておりました。


こんな感じの観光地の撮影も良い感じ。
人工物の対比とポートレートも相性が良いです。
F4レンズなのでそこまでボケませんが、背景がボケすぎないので使いやすいです。


開けた場所ではなめらかなボケが期待できます。
スマホではできないフルサイズの強みです。
四隅の周辺光量落ちもデジタルレンズオプティナイザー機能でしっかりと補正されます。


逆光だと多少コントラストの低下が見られました。
RF24-105mm F4 L IS USMの性能が素晴らしいのでフレアやゴーストは発生しません。
描写もフィルム風だけどパリッとシャープな描写で撮影できます。


光量不足の場所でも眠い描写にはなりません。
服の透け感も含めて素晴らしい描写です。


完全に日陰での描写です。
コントラストは高くなりがちですが、コテコテした描写にならずにポートレートらしい柔らかな描写ができます。


真夏の太陽ギラギラの時の作例です。
ISO100,F10まで絞りこんで撮影しております。
髪の毛1本1本までしっかりと描写されており、2010万画素の低画素の心配は全くありませんでした。
動物写真作例
ここはポートレート以外のおまけの作例もお伝えいたします。


こちらはISO6400の高感度の作例です。
猫カフェで光量も少ない室内ですが、ノイズがほとんど出ておらず綺麗に描写できます。
ナイトポートレートなどでも大活躍できると思います。
さらに明るい単焦点レンズを使えば、鬼に金棒ではないでしょうか。


EOS R6は動物AFが強力です。
こんな舌を出した瞬間もガチピンでメカシャッター:12コマ/秒の連写で余裕で撮影可能。
ポートレートで連写はあまり使いませんが、鉄道やライブ撮影でも連写が活きると思います。
EOS R6のメリット


ここではEOS R6を使って感じた特に良かった点やメリットを記載します。
ぜひ参考にしてください。
手ぶれ補正が強力
EOS R6はボディ内手ぶれ補正が強力です。
手ぶれ補正が搭載されていないレンズでも5段分の手ぶれ補正を得られます。
レンズに手ぶれ補正が入っているRFレンズだと最大で8段分の手ぶれ補正が可能。
これ以上シャッタースピードを落とせない厳しい環境でも手ぶれ補正があるので安心できます。
EFレンズが蘇る
RFレンズが高いし在庫がないのでまだまだEFレンズを使ってる方も多いと思います。
EFレンズを使ってもボディ内手ぶれ補正があるので、コスパ良く手ぶれ補正付きのレンズが使えます。
マウントアダプターを使うのがデメリットですが、EFレンズは中古でも玉数が多くコスパが良いのでおすすめです。
画質が素晴らしい
画質については作例でご紹介した通り何も不安がありません。
EOS Rの3000万画素に比べてもパッと見の画質や細部の画質が綺麗だと感じます。
特にRFレンズとの組み合わせだとEFレンズ時代とは次元の違いを感じられるかと思います。
圧倒的な高感度性能
カタログスペックだと常用ISO感度が102400ととんでもない数値となっております。
さすがにここまでの高感度は使いませんが、ISO10000を超えてもノイズ感をほとんど感じません。
夜景ポートレートや暗い室内ポートレートでも安心して使えるのが便利です。
RAW現像耐性が凄い


RAW現像耐性が凄すぎてほとんどの失敗写真を救うことができます。
白飛びなどのハイライトを抑えるのも可能ですし、特にシャドウ部分の持ち上げ力が凄いです。
フルサイズの余裕をEOS R6に変えてより感じられるようになりました。
AFが爆速
AFの初速の食いつきも速いし、AFが迷ったりもしません。
モデル撮影会(特にセッション撮影会)では限られた時間の中で撮影するので、AFが合わないなどがあると不便です。
R6の瞳AFなら99%外す心配もないので、構図に集中できます。
画素数が少ないのでデータ容量が少ない


フルサイズながら画素数が少ないので
Canon独自のCR3のRAWファイルですと20MB〜多くても30MBくらいとそこまでファイルを圧迫しません。
- EOS RのRAWファイルの場合→30MB〜45MBくらい
- EOS R6のRAWファイルの場合→20MB〜30MBくらい
SDカードの節約にもなりますし、撮影後のPCやSSDのデータ容量を圧迫しないので扱いやすいです。
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EOS R6のデメリットや不満点
ここではEOS R6を使って感じたデメリットや不満点を挙げます。
正直万能機なので致命的なデメリットはありませんが、あえて書かせていただきます。
電池持ちが悪い


EOS R6のバッテリー持ちはファインダー使用時は250枚程度と非常に少ないです。
ただし電源をオンオフすれば500枚くらいは撮影できる印象です。
バッテリー持ちはかなり悪いので2〜3個くらいは常備しておきたいところ。
純正のバッテリーは高いので自己責任にはなりますが、互換バッテリーを使うのがおすすめです。
価格が高い(RFレンズ含む)
RFレンズはご存じの通り非常に高いです。
EFレンズでも代用できますが、光学性能が圧倒的なのでEOS R6にはRFレンズを組み合わせたいところ。
例えば大三元レンズや明るい単焦点レンズなら30万オーバーです。
全部そろえると余裕で100万を超えるので財力が無い方はおすすめできません。(しかも重い)
トリミング耐性が低い
唯一のデメリットと言っていいのが画素数が少ないのでトリミング耐性が低いこと。
特に構図を失敗した際にトリミングをあまりしすぎると画質が大幅に劣化します。
画素数が気になる方はEOS R5(4,500万画素)を選ぶべきです。
サードパーティー製レンズが少ない
シグマやタムロンなどのサードパーティーメーカーはまだRFマウントに参戦しておりません。
今後も参戦する可能性が低そうなので、ほぼ望みは薄いです。
RFレンズやEFレンズをメインで使うことになるので、予算がかかるのがデメリットです。
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Canon EOS R6 vs EOS R6 Mark II:どちらを選ぶべき?
ここだは初代R6とR6 Mark IIどちらを選べば幸せになれるかについて書きたいと思います。
基本スペック比較
| 項目 | EOS R6 | EOS R6 Mark II | 進化の度合い |
|---|---|---|---|
| 有効画素数 | 2010万 | 2420万 | ★★★☆☆ |
| 連写速度(電子シャッター) | 12コマ/秒 | 40コマ/秒 | ★★★★★ |
| AF被写体検出 | 人物・動物 | 人物・動物・乗り物 | ★★★☆☆ |
| 動画連続撮影時間 | 29分59秒 | 6時間00分 | ★★★★★ |
| 価格帯(中古) | 15-20万円 | 25-30万円 | – |
| 発売日 | 2020年8月 | 2022年12月 | – |
ポートレート撮影重視なら:EOS R6
EOS R6は、ポートレート撮影特化の選択肢として今でも魅力的です。
最大の強みは、より低い画素数(2010万画素)により実現された圧倒的な高感度耐性にあります。
室内撮影やスタジオ撮影で、高いISO感度を使用しても、ノイズが少なく、肌色の描写が滑らかで自然に仕上がることが、プロカメラマンからも高く評価されています。
さらに、ボディ内5軸手ぶれ補正は両機で同等の8段補正を実現しており、EOS R6でも十分な安定性を発揮します。
EOS R6 Mark IIとの高感度性能の差は、体感ではほぼ同等というのが実使用者の評価です。
おすすめのユーザー層
- スタジオやアマチュア写真家として、ポートレート撮影を中心にしたい
- 高感度に強いカメラを求めている
- コストパフォーマンスを重視したい
- 連写速度を必要としない(ポートレートは単写や低速連写が一般的)
中古市場での価格帯15-20万円という手ごろさも、入門用やサブ機として検討する価値があります。
動画制作・高速連写重視なら:EOS R6 Mark II
一方、EOS R6 Mark IIは、スチール・動画の両面で大きく進化した万能機です。
最も顕著な進化は4つの面で実現されています:
①動画性能の飛躍的向上
EOS R6では最大撮影時間が29分59秒の制限がありましたが、Mark IIでは6時間連続撮影に対応。これにより、ウェディング撮影やイベント動画制作での利用が大幅に改善されました。また、4K 60p フルHDまで対応しており、プロレベルの動画編集に必要な素材を提供します。
②高速連写対応
電子シャッター時で最高40コマ/秒の連写を実現。EOS R6の12コマ/秒から大幅に向上したことで、野生動物撮影やスポーツ撮影での連写失敗が減少。ただし、メカシャッター時は両機とも12コマ/秒のため、ローリングシャッター歪みが気になる撮影では速度は変わりません。
③被写体検出能力の拡張
馬、鉄道、飛行機などの乗り物検出に対応。人物・動物AFに加えて、これらの被写体にも自動でピントが追従するため、野生動物撮影や鉄道撮影での利便性が向上。
④解像度の向上
2420万画素への増加により、EOS 5D Mark IVの3040万画素に匹敵する解像度を新シャープネス処理により実現。トリミング耐性も向上しており、ポストプロダクションでの画像調整の自由度が高まります。
おすすめのユーザー層
- 動画とスチールの両方を撮影する(ウェディング、イベント、YouTube制作)
- 野生動物撮影や鉄道撮影など、高速連写が必要
- 画像の解像度を重視したい
- 将来的に4K・高品質動画コンテンツを制作したい
価格帯は25-30万円と高めですが、動画機能の充実を考えると、ビデオ撮影を重視するなら価値のある投資です。
EOS R6 Mark IIが後継機でも、EOS R6が「選ばれる理由」
重要な点として、EOS R6 Mark IIの登場にもかかわらず、EOS R6を現在選ぶユーザーも存在します。
理由は以下の通りです。
1. 高感度ポートレートの「王道」としての地位
ポートレート撮影重視のユーザーには、EOS R6の2010万画素が「ちょうど良い」とされています。画素数が多いほど解像度が上がる一方で、各画素のサイズが小さくなり高感度性能が低下するトレードオフがあります。EOS R6は、ポートレート撮影に必要な「高感度耐性」と「十分な解像度」のバランスを最適化しているのです。
2. コスパの優位性
中古市場での価格差(10万円程度)は決して無視できません。その差額で、RF85mm F1.2Lなどのプレミアムレンズを購入できるため、トータルシステムとしてのコストパフォーマンスはEOS R6が上回る場合があります。
3. 操作系の親しみやすさ
両機は基本的な操作系が共通しており、EOS R6から Mark IIへの乗り換え時の学習コストが低い。逆に言えば、EOS R6を選んでも「いずれ Mark II に乗り換えやすい」という点で、初心者ユーザーのステップアップ戦略として有効です。
あなたの撮影スタイルで判断しよう
迷った時の最終判断基準
| あなたの優先順位 | 推奨機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 「ポートレート最優先」かつ「コスパ重視」 | EOS R6 | 高感度に強く、中古で安い。ポートレート用レンズ投資に回せる |
| 「4K動画も撮影する」「連写をよく使う」 | EOS R6 Mark II | 動画6時間、40fps連写、乗り物AF対応。万能機として長く使える |
| 「スチールと動画を50:50で行う」 | EOS R6 Mark II | 動画性能の差が大きすぎる。動画時間制限がネック |
| 「お試し購入」「予算が厳しい」 | EOS R6 | 中古で安く購入可能。後から乗り換えやすい |
| 「プロ・セミプロ撮影」 | EOS R6 Mark II | 被写体検出、連写速度、動画機能が仕事の信頼性を左右 |
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EOS R6の購入にあたり疑問に答える


ここではEOS R6購入にあたり疑問になるであろう点にお答えいたします。
詳しい撮影設定方法はこちらの記事がおすすめ


EOS R6ポートレート作例付きレビューまとめ
以上がEOS R6のポートレート作例付きのレビューでした。
圧倒的なAFとボディ内手ぶれ補正で使い心地も素晴らしいです。
RAW現像耐性も凄く失敗写真がほぼ無くなりました。
カメラ本体やRFレンズが高いデメリットがありますが、購入してカメラライフの充実度を考えれば買って良かった商品です。



今まで使ったミラーレスカメラで最高の性能だと感じました
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