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Datacolor SpyderX Proレビュー!写真編集に必須のモニターキャリブレーター

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この記事を書いた人「ゴーゴーシンゴ」
こんにちは

毎日の写真編集が欠かせないシンゴです(@go5shingo

当然モニターのディスプレイ性能にはこだわるのですが、肝心の色が正確で無ければ意味がありません

いくら高い4Kモニターを購入しても、表現される色がめちゃくちゃなら宝の持ち腐れになります。

そんなモニターの色味調整ができるツールがキャリブレーターです。

Datacolor SpyderX Pro

なかでもDatacolor SpyderX Proが性能とコスパのバランスが良く購入しました。

今回はDatacolor SpyderX Proのレビューです。

キャリブレーターが気になっている人やキャリブレーターで何ができるのか知りたい人はぜひ最後までみてください。

Datacolor SpyderX Pro
総合評価
( 4 )
メリット
  • キャリブレーションの時間が短い
  • 設定が簡単
  • コンパクトで置き場所に困らない
デメリット
  • 接続がUSB-A端子
  • 価格が高い
ゴーゴーシンゴ

不要かと思ってたけど早く買えばよかったです

目次

キャリブレーターでできること

スクショミスったので拡大して見てください

キャリブレーターでできることはモニターの色味の調整です。

そもそもディスプレイの色はディスプレイごとにさまざまな色合いをしております。

このさまざまな色をしていろモニターの色温度や輝度を指定した色味に調整できます。

また経年変化したモニターの色味はだんだんとズレて正しい色味の表現をできなくなります。

ズレた色味を工場出荷時などの初期状態の色味に調整するのも大きな目的の一つです。

  • モニターを指定した色温度や輝度に合わせて調整する(複数ディスプレイ使用時に便利)
  • 経年変化してズレたモニターの色味を工場出荷時の色に近づける

大きく分けてキャリブレーターの目的は上記の2つになります。

逆にキャリブレーターを使ったからって、今まで表現出来なかった色が表現ん出来たり、色域が広がったりすることはありません

ゴーゴーシンゴ

モニターのスペック以上の色が出せるツールでは無いので注意

ハードウェアキャリブレーションとソフトウェアキャリブレーション

ハードウェアキャリブレーション対応モニター
ハードウェアキャリブレーション対応モニター

キャリブレーターができるモニターは実は2種類あります。

  • ハードウェアキャリブレーション→モニター内部にグラフィックチップがあり正確に色味調整が可能
  • ソフトウェアキャリブレーション→パソコンのグラフィックボードで調整するので色味調整幅は狭い

ハイエンドのモニターやカラーマネジメントモニターはハードウェアキャリブレーションに対応していることが多いです。

ハードウェアキャリブレーションの方がソフトウェアキャリブレーションよりも調整幅が広く、キャリブレーションツールを使うのに適しております

主なハードウェアキャリブレーションに対応しているモニターはベンキューやEIZOのカラーマネジメントモニターが対応しております。

コスパが良いハードウェアキャリブレーション対応モニターLG 27UN880は以下の記事でレビューしております。

Datacolor SpyderX Pro外観レビュー

Datacolor SpyderX Pro

ここからはDatacolor SpyderX Proの外観レビューをします。

白と赤が特徴のデザインでシンプルながらオシャレなやつです。

Datacolor SpyderX Pro

パーケージはこんな感じで収まっておりまりました。

中央に見えるのはセンサーで周囲の環境光の測定などを行います。

Datacolor SpyderX

正面はこんな感じでになってます。

ちなみに本製品の読み方は「データカラー」です。

Datacolor SpyderX Pro

Datacolor SpyderX Proを使う時はこのように分離して使います。

外し方は簡単で引っ張ればパカッと簡単に外れる構造です。

Datacolor SpyderX Pro

分離した時のケーブルの長さは調整可能なのでどんなディスプレイでもサイズが合います。

デスクトップ用ディスプレイ、ノートパソコン用ディスプレイ、モバイルディスプレイなどディスプレイのサイズは問いません。

ただし対応OSやスペックを満たす必要があります。

Datacolor SpyderX Proの動作要件

  • Windows 7 32/64以上
  • Mac OS X 10.10以上
  • モニター解像度1280×768以上
  • 16ビットビデオカード(24ビット推奨)
  • 1GBの利用可能RAM
  • 500MBの空き容量
  • ソフトウェアをダウンロードするためのインターネット接続
Datacolor SpyderX Pro

残念なのが接続端子がUSB-A端子な点。

MacBook使用時には必ずHUBを介さないと使えないので注意。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

ここからはDatacolor SpyderX Proの使用方法を紹介します。

まずはソフトウェアのダウンロードが必要になります。

SpyderX Pro Mac OSをご使用のお客様 SpyderX Pro 5.8 MacOS 
Windows OSを御使用のお客様 SpyderX Pro 5.6 WindowsOS 
ソフトウェアダウンロード
Datacolor SpyderX Pro使用方法
ウォームアップは必須

ソフトウェアをダウンロードしたら、モニターを30分程度アイドルして安定させます。

またモニターに強い光が当たらないように光を消したりして薄暗い環境を作ります。

強い光が直接入ると上手くキャリブレーションできません

真っ暗の環境はNGですが、カーテンを閉めたり少しくらいかなと思うくらいの環境にするのがコツです。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

デスクトップかノートブックかディスプレイのタイプを選択します。

MacBookの外付けモニターを使っている場合は、「デスクトップ」を選びます。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

ディスプレイのメーカーとディスプレイモデルを選択します。

僕の場合は接続したら勝手に選択されていたので、そのまま選びました。

次に明るさを調整するかケルビンプリセットを調整するか、両方かを選びます。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

ディスプレイに使われているバックライトの種類を選択します。

広域色LEDか標準色LEDのどちらかになるかと思います。

MacBook系は広域色LED、普通のディスプレイは標準色LEDになるかと思います。

ただしハイエンドのディスプレイは広域色LEDに対応しているので、説明文を良くよんで選びましょう。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

キャリブレートの設定で何をするか選びます。

僕はいつもフルキャリブレートを選択してますが、時間はあまりかかりません。

現在のターゲット設定で白色点や明るさを変更できますが、デフォルトのままを選んでます。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

色温度プリセットの調整をします。

今回はターゲットにしている6500Kに近づけるようなプリセットを選びます。

一般的なモニターにはディスプレイ本体に色温度が調整できる項目があると思います。

調整項目が無ければ「標準」画質の設定を選びましょう。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

部屋の明かりを暗くして、モニターに直接光が差し込まないようにルームライトを調整します。

明るすぎたり暗すぎたりすると警告が出るのでやり直します。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

部屋の明るさの準備ができたら、実際にSpyderX Proを画面と同じ位置に合わせます。

うまく長さが合わない場合はケーブルの長さを調整すれば大丈夫です。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

実際にこんな感じでディスプレイとくっつければ大丈夫です。

あとは色が次々に変わって3分くらいで全てのキャリブレーションが完了します。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

外付けディスプレイ以外にもMacBook本体のキャリブレーションも可能です。

MacBookの場合はソフトウェアキャリブレーションになりますが、調整としては問題ありません。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

途中でOKが選ばないと進まないので放置する方は注意しましょう。

すべて完了するとキャリブレート結果が表示されます。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

キャリブレーション前の色味がこんな感じです。

最初の野菜の絵は赤の色味が少し黒っぽくなっております。

Datacolor SpyderX Pro使用方法

キャリブレーション後は野菜の赤が鮮やかな色に変化しました。

まだ使用半年ほどのモニターですが、色味がかなり変化しているのに驚きました。

Datacolor SpyderX Proを使って感じたメリット

Datacolor SpyderX Pro使用方法
こんな色が出るのね

ここではDatacolor SpyderX Proを使って感じたメリットを紹介します。

設定は意外と簡単

最初にキャリブレーションツールって難しそうな印象がありましたが、意外と簡単で誰でも使えると思いました。

白色点など良く分からない単語もありますが、基本的には初期設定のままで進めていけば大丈夫です。

プロカメラマンが使うようなツールに思われがちですが、一般用途で使っても全然問題ないです。

調整時間が速い

従来のキャリブレーションツールって30分くらい掛かるイメージがありました。

Datacolor SpyderX Proは調整時間がめっちゃ早くて、2〜3分くらいで終了します。

時間がすぐ終わるので毎月調整しても全然苦にならないのでおすすめです。

正しい色味なのでストレスが無い

LightroomのRaw現像

色味が調整されているので、Lightroomでの写真編集時のストレスが無くなりました。

以前ならスマホなどの別の端末で見ると色味が全然違って表現されていたので、色ズレが気になってました。

写真はもちろんYou Tubeなどの動画編集で色味の違いに悩んでいる方にもおすすめです。

モニターの色域チェックができる

Datacolor SpyderX Pro使用方法

モニターの色域のチェックしてくれます。

カタログスペックで分かることですが、スペック詐欺を防ぐこと?も可能。

色域ですが経年変化がだんたんと狭くなります。

ディスプレイの寿命の確認の為にも色域チェックは便利です。

ちなみに色域はAdobe RGB>P3>sRGBの順で広くなります。

Datacolor SpyderX Pro購入がおすすめな人

Datacolor SpyderX Pro購入がおすすめな人は写真や動画編集をして画像の正確性にこだわる人です。

どんなに高価なモニターを使っていても、色味はだんだんと変化していきます。

高いカメラや機材を使っても肝心の編集するディスプレイの色味がおかしければ、機材の投資が無駄になります。

正しい色表現をする為にもキャリブレーションツールはマストで購入をおすすめします。

(まとめ)Datacolor SpyderX Proレビュー

以上がDatacolor SpyderX Proのレビューでした。

思ったよりも操作も簡単で調整時間も短いので凄く良い商品でした。

今までストレスだった写真編集の色味のズレが解消されたので、早く買えば良かったです

価格は少し高いですが、ずっと使えるので持ってない方は購入するとストレスフリーになりますよ。

メリット
デメリット
  • キャリブレーションの時間が短い
  • 設定が簡単
  • コンパクトで置き場所に困らない
  • 接続がUSB-A端子
  • 価格が高い
ゴーゴーシンゴ

1つあると非常に便利ですよ

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