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ワイヤレスイヤホン評論家のシンゴです(@go5shingo)
低価格高音質イヤホン、特に1万円以下のワイヤレスイヤホンは大豊作で各社物凄い性能とコスパを両立した製品をリリースしております。
そんな戦国時代のイヤホン業界において、新しくTranya(トランヤ)が殴り込みをかけてきました。
中国深センのメーカーで、米Amazonでは大ベストセラーになっている製品で海外だと知る人ぞ知るメーカーです。
日本展開もされており、今回紹介するTranya Nova(トランヤ ノヴァ)は同社のフラッグシップワイヤレスイヤホンです。
43dBのアダプティブノイズキャンセリング、apt-X Adaptive対応、マルチポイントなど全部入りのイヤホンで音質も価格を超えたブッチギリの高音質です。
今回は期待の新星Tranya Novaレビューです。
これからのイヤホン業界の勢力図を変えそうな商品です
メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです
最初に気になったのがTranyaってどこの国のメーカ?でした。
調べたら以下とのことでした。
Tranyaは、オーディオのプロフェッショナルであるテイラー・チャンによって設立された中国深センのイヤホンブランドです。
グローバル展開をしており、米Amazonでは大人気のメーカーになります。
公式ホームページ | https://tranya.jp/ |
公式ツイッター | https://twitter.com/tranya_japan |
僕がよくレビューするEarFunやSOUNDPEATSなんかも中国深センの企業で、勢いのあるメーカーをどんどん排出しているイメージです。
日本では2021年にMakuakeでクラウドファンディングしたTranya T10で一気に知名度が上がりました。
ここではTranya Novaのスペックを紹介します。
最初にTranya Novaのスペックを紹介します。
製品名 | Tranya Nova |
対応コーデック | SBC, AAC, aptX-Adaptive |
再生可能時間(イヤホン単体,ケース込み) | 最大9h ,最大36h |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
チップセット | Qualcomm 3072 |
防水等級 | IPX5 |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
重量(イヤホン単体,ケース込み) | 5g, 44g |
充電方式 | USB Type-C, 5V/1A |
ノイズコントロール | ANC, 外音取り込み |
操作方法 | タッチ操作 |
付属品 | 充電ケーブル, イヤーピース(S,M,L), 取扱説明書 |
価格 | 9,880円 |
Tranya Novaのスペックはこの表の通りで、不足する機能の無いフルスペックのイヤホンです。
この機能で価格は9,880円と化け物。
チップにはQualcomm 3072を使用し最新のチップを贅沢に搭載。
将来的にアップデートでLE Audio対応予定とのこと(記事執筆時点では未対応)
コーデックはハイレゾ相当のaptX-Adaptiveに対応ですが、PixelなどのLDACにしか対応していないスマホだとiPhoneと同じAAC接続になるので注意が必要です。
日本メーカーは全く付いていけないレベルの価格とクオリティーです
ここからはTranya Novaの実機外観をレビューします。
最初に付属品から。
充電器はUSB-Aが刺さるタイプが必要ですが、ワイヤレス充電も可能なので困らないと思います。
本体は上品なネイビーの光沢カラーで、とにかく反射しまくります。
あと指紋が目立つのも気になる。
持ってみるとこんな感じで、Air Pods Proに似てる印象があります。
正面にはLEDランプを搭載。
それにしても反射、、、。
裏面にはペアリングボタンを搭載。
下部にはUSB-C充電端子を搭載。
それにしても言わなければ色違いのAir Pods Proに思えるくらいソックリ。
イヤホンの入れ方はAir Pods Proとは逆向きに出し入れするタイプ。
慣れていないと最初は違和感を感じるけど、すぐに慣れます。
イヤホン本体は軸の長いカナル型イヤホンで誰でも使いやすいクセの無い形状をしてます。
ケースと同じく本体もツヤツヤ仕上げになってるのが特徴。
本体の形状もAir Pods Proに似ており、ジェネリック製品のような完成度を誇っております。
Appleも採用している形状だけあって、付け心地も良好で不満は全くありません。
ドライバーは12mm大型ドライバーを搭載。
イヤホンの形状も持ちやすく落としづらいので、使い勝手は抜群です。
イヤホン片耳で約4.5gと軽くて使いやすいスタンダードな重さ。
ケース込みで44gと比較的軽めなイヤホンでポケットに入れていても重さを感じません。
イヤーピースは楕円形になっており、低反発で耳に優しくフィットして長時間付けていても耳が痛くなったり、かゆくなったりしませんでした。
最後にケーブルはこちら。
非常に短いケーブルなので、自宅で使うには少し使いづらいのでワイヤレス充電か他の長いケーブルを使うのがおすすめかと。
ここからはTranya Novaを実際に使って感じた感想やメリットを紹介します。
Tranya Novaの音質はバランス型で誰にでも聞きやすいサウンドです。
癖付けが少なく、見た目も似ているAir Pods Proの音質に近い印象。
しいて言えば低音がやや強めですがドンシャリではなく、ドライバー出力による適度な低音感があります。
僕の音質評価はこんな感じです。
音質傾向で言ったら低音寄りのやや迫力があるサウンド。
フラットな音質でありながら音の硬さもちょうどよく非常に聞きやすいです。
得意音楽ジャンル:オールジャンル(苦手は無し)
ただ人によって評価が分かれそうな印象で、音質が良いと感じる人もいれば、特徴の無い音質で不満と思う人もいるかもしれません。
たぶん不満と思う人はAACコーデックで聞いてる人が多いんじゃないかと思ってます。
apt-X Adaptive接続にすると音の解像感が大幅にアップします。
AAC接続だと粗味のような音質で音の塊が聞こえる印象でしたが、apt-X Adaptive接続にすると音が細かい粒のように聞こえて1音1音が聞こえやすくなります。
比較的繊細な曲でも対応できて、フラットなチューニングと相まって優しい音楽ジャンルにも対応可能。
イメージ的にはAir Pods Proをさらに高解像にした音質が近いと思います。
ノイキャン性能は -43dBとかなり強力でこの価格帯では最高峰です。
例えば電車のホームなどではさすがに音を消すことはできませんが7割減くらいに抑えることができ、日々のストレスをかなり減らすことができます。
電車内に関しても周囲の話し声やガタンゴトン音は8〜9割は消せるので、かなり無音に近い状態には近づけます。
カフェなどで使うとBGMや周囲の会話の音、エアコンなどの空調音などがほぼ聞こえなくなります。
さすがにAir Pods Pro並みではありませんが、かなりのノイキャン性能なので集中して作業した時の耳栓代わりにも重宝します。
こちらはエアコンの空調が効いた自室で録音しましたが、環境音などは入って来ませんでした。
実際に通話で試しましたが、通話先からの相手も普通に聞こえてたとのことなのでイヤホンで通話してる「遠い」感も少ないと思います。
オンライン会議やオンライン授業用の会話用イヤホンとしても十分に使えそうです。
アプリも用意されていて使い勝手の良いUIになっております。
HOME画面は非常にシンプルで分かりやすいです。
ただモードで「ノーマルモード」が個人的には不要かと思ってもいる。
だいたいノイキャンが外音取り込みしか使わない人も多いハズ。
左右それぞれのボタンの設定も個別に可能。
機能 | 操作 |
---|---|
再生, 停止 | 1回タップ |
曲送り / 曲戻し | 右 / 左を2回タップ |
音量up / down | 右 / 左を3回タップ |
-(オプション) | 右 / 左を4回タップ |
-(オプション) | 右 / 左を5回タップ |
長押し | ANC切り替え |
珍しいのが4タップや5タップなんかもあるけど、ここまで使う人は少ないと思う。
タッチ感度は結構敏感で、イヤホンをつい触って音が流れたり停止したりしがちなので注意。
カスタムイコライザーはプラス・マイナス8段階とかなり調整範囲も広いです。
プリセットも用意されていて、選ぶのが難しければプリセットから選ぶのが楽です。
個人的にはバランス、もしくは音声強化のプリセット聞いた限りはおすすめだと感じました。
その他ファームウェアアップデートもできるのでアプリは忘れずにダウンロードしておきましょう。
高級ワイヤレスイヤホンでも対応しない場合も多いマルチポイント接続にも対応しております。
僕のようにスマホ2台持ちでも瞬時に音や通話が鳴る方に切り替えられます。
切り替え速度もかなり速く、まるでAppleのエコシステムのように使えるのがビックリしました。
本機はワイヤレス充電にも対応しております。
有線充電だと10分の充電で2時間使用可能な急速充電にも対応しておりますが、僕は手軽に使いたいのでワイヤレス充電を使っております。
ワイヤレス充電を使うとだいたい90分でフル充電が完了するので、気軽に使いたい方も便利だと思います。
音質以上にある意味重要なのが付け心地ですが、本機は高級ワイヤレスイヤホンを含めても確実に上位に君臨するくらいの付け心地の良さです。
軽さとお馴染みの「うどん型」によって安定して装着が可能。
カナル型が苦手な方でもインイヤー型のような軽い付け心地なので、敬遠していた方にはトライしやすいと思います。
なによりも価格も9千円台とお手頃なので失敗だと感じる方は少ないと思います。
ここではTranya Novaを使って感じた注意点やデメリットを紹介します。
光沢+ネイビーと言う指紋が付くと言うか目立つ条件をある意味完璧にクリアしております(笑)
そのため指紋は非常に目立つのでこまめに拭いたりする必要があり。
まあ気になる人は気になるし、気にしない人はあまり気にしない要素ではあります。
少し気になったのがフタの開閉はしやすいのですが、ちょっと抵抗が少なくてフタがすぐに開きます。
個人的には摩擦を感じる程度に抵抗が合ったほうが、フタを開けている感があって好みでした。
ただ逆さまに振ってもフタが開いてイヤホンが落下したりする心配はないので、外出先でも安心して使えます。
デメリットらしいデメリットはほぼ皆無ではあります
Tranya Novaがおすすめな人は1万円以下の低価格で音質、マルチポイント、ワイヤレス充電など全ての機能を求める方です。
おなじみのAir Pods Proと見た目がクリソツなので、付け心地も抜群に良くバランスの良い音質は誰からも愛されます。
特にapt-X Adaptive対応スマホで聞くと音質の次元が遥かにアップするので、対応機種を持っている方には強くおすすめできます。
以上がTranya Novaのレビューでした。
正直ここまで性能が凄いのかとビックリしました。
僕のメインワイヤレスイヤホンのEarFun Air Pro3の座を現在は争っております。
本当は星5評価にしたかったのですが、指紋が目立つので星5に限りなく近い評価です。
それくらい満足度の高い商品でした。
Tranya製品レベルめちゃくちゃ高かったです!
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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