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Wi-Fiルーターを20台以上レビューしているシンゴです(@go5shingo)
今まで普通のWi-FiルーターやメッシュWi-Fiルーター、中継機などさまざまなWi-Fiルーターをレビューしましたが一つだけ使ったことがないWi-Fiルーターがありました。
それがゲーミングルーターです。
僕自身今はゲームはほとんどやらずに(最近PS5を手放した)スマホゲームをやる程度のライトゲーマーです。
ずっと気になっていたゲーミングルーターですが、この度ASUSさんより声を掛けていただきTUF Gaming AX4200をレビューする機会を頂きました。
TUF GAMINGと言えばASUSのゲーミングシリーズとして有名でゲームに特化した機能が数多く搭載されております。
Open Nat、Adaptive QoS、モバイルゲームモードなどPCゲームからスマホゲームをこれでもかと快適にする機能を搭載。
Wi-Fiルーターのスペックも2.5Gbps有線LANポートや合計4200MbpsのWi-Fi 6規格など日常使いでも充分すぎるスペックを誇ります。
今回はライトゲーマーの僕がガジェットブロガー目線でゲーミングルーターをレビューします。
ゲーマーが買ったら間違いなく満足すると思います
ASUS様より商品提供を受けておりますが自由レビューです
TUF Gaming AX4200 | |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
通信速度(5GHz) | 3603Mbps |
通信速度(2.4GHz) | 574Mbps |
ストリーム数 | 3×3(5GHz帯) 2×2(2.4GHz帯) |
LANポート | 1G bpsLAN×4(2ポートはLANアグリゲーション用) |
WANポート | 2.5Gbpsポート |
CPU | MediaTek MT7986A (クアッドコア、2GHz) |
最大接続数 | 64台 |
USB端子 | USB-Aポート×1 |
Amazon実売価格 | 16,222円 |
TUF Gaming AX4200の上記の通りのスペックでこれだけ見ると普通のWi-Fi 6ルーターですが、ゲーミングルーターなのでゲームに便利な機能が搭載されております。
次に本機の目玉のゲーミング機能を紹介します
ここではTUF Gaming AX4200の目玉のゲーミング機能を紹介します。
PCやスマホゲームをやる方にはおすすめの機能となっているのでチェックしてください。
Open NAT機能→事前設定されたゲームプロファイルに応じてポートを開放し、ポートのアクセス制限による問題を解決する機能
これだけ聞くと難しそうな機能ですが要はオンラインゲームのルールに基づいたポート開放をしてくれる機能です。
オンラインゲームではしばしはポートの相性問題が起きて、正しいポート開放を行なわないと通信やチャットなどの機能ができない場合があります。
TUF Gaming AX4200はあらかじめ人気のFPSゲームなどゲームタイトルが数百レベルで入っております。
詳しくはASUS公式ページをごらんください。
PCゲームはもちろんPS5でボイチャができない問題で悩んでいる方にもおすすめです
PCゲームよりもスマホゲーマーの方におすすめなのがモバイルゲームモードです。
モバイルゲームモード→Ping値を抑えてラグを改善させる機能
今はスマホでFPSや音ゲーをやる時代です。
Ping値が高いと遅延(ラグ)が発生して思った通りの操作や動作が行えません。
「あの時ラグって負けてしまった」ってことがゲーマーなら1度はあるはず。
普通のWi-Fiルーターを使っていては設定できない、モバイルゲームモードは非常に便利です。
スマホゲームで勝つために必須の機能だとおもいます
Adaptive QoS→優先するサービス(ゲーム・ストリーミング・ウェブブラウズ等)に帯域を割り当てる機能
Adaptive QoSはゲーム機能ではありませんがゲームでも使える機能です。
ゲーム、ビデオ/音楽ストリーミング、在宅ワーク、在宅学習、ブラウジング、ファイル転送などあらかじめ決められたプリセットに多くの通信帯域を割り当てる事ができます。
例えば平日の昼間は「在宅ワーク」にQoSを割り当てておけば、家族が動画などを見ている場合でもZOOMなどのオンライン会議の通信が優先されて途切れづらくなります。
プリセットは複数組み合わせることが可能
例えば家族用に在宅ワークと在宅学習を選択して仕事と勉強の両方の通信帯域を確保したり、休日は映画を見る時にビデオに帯域を優先する使い方もできます。
深夜にゲームにQoSを割り当てて遊ぶなんてのが楽しいですよね
ここからはTUF Gaming AX4200の外観レビューです。
Wi-Fiルーターとは思えないくらいカッコよくて、ガジェット男子の心を揺さぶりました。
全体のデザインはブラックをメインにしながら、映えるオレンジとイエローのイカしたデザインです。
イエローのロゴがゲーミング感を出してくれて、普通のWi-Fiルーターとは差別化してくれるワンポイントになってます。
正面にはLEDインジケーターを搭載。
使用時は緑色に点灯し、障害が発生したらオレンジ色に点灯します。
もしもLEDが眩しければ設定からオフにできるので、寝室にWi-Fiルーターを置きたい方でも安心です。
インジケーター下は排熱用の穴。
両側面には排気用の穴が空いてました。
とにかく排熱設計には力を入れている印象。
背面ポートは金属パーツを使用するなどしっかりとした作りの印象。
各ポートは以下の通りでした。
WANポートは2.5Gbps通信に対応したポートになってます。
従来の光回線(1Gbps)以上を契約している方には嬉しい機能。
さらに珍しいのがリンクアグリゲーション機能です。
リンクアグリゲーション→2つのLANを仮想的に1つのLANとして認識し通信する機能
リンクアグリゲーションを使うと1GbpsのLANポートを2つ使って2GbpsのLANポートとして使用可能です。
注意点としてLANケーブルを2本使って接続する必要や、対応するHUBが必要になります。
外部アンテナは4本搭載で左右上下にそれぞれ自在に動かせます。
筐体の大きさはざっくりと横が約25.5センチ、縦が約15センチと普通のWi-Fiルーターと同じくらいの大きさです。
ビジネス本と少し大きいくらいのイメージです。
最後に付属品は本体とLANケーブル、電源アダプターに各種説明書類でした。
LANケーブルはブルーなど派手な色が付属していることが多かったのですが、本機は筐体と同じブラックで好感が持てます。
LANケーブルのカテゴリーは調べたけど、不明でした。
こちらが電源アダプター。
横向きに刺すのでアダプターの部分が隣のコンセントに干渉するので注意が必要。
撮影知忘れましたが裏面に壁掛け穴があり壁掛けに対応してます
ここからはTUF Gaming AX4200の実際の通信速度をレビューします。
回線はソフトバンク光(マンションタイプ1G)になります(場所は都内)
Wi-Fiルーターを20台以上レビューしておりますが、最速の結果が出ました。
1Gbps回線なのにダウンロードが735Mbpsのスピードを記録。
iPhoneとはかなり相性が良いです。
ASUSのWi-Fiルーターはチューニングが良いのか分かりませんが、実測値でもかなり速いのが特徴と感じます。
続いてタブレットのiPad Proでの実測結果です。
iPhoneに比べて通信速度が大幅に落ちてますが、iPadの通信速度はいつもこんな感じに落ちるのでiPadの仕様かと思います。
気になる通信速度も100Mbps超えでしたので、ゲームや4K動画鑑賞も全然問題無いスピードでした。
最後にパソコン代表としてMacBookProでも計測。
僕はMacユーザーなのでWindows PCは持ってないのでご了承を。
通信速度を夜間のピーク時(20時頃)に測定しましたが、250Mbpsとかなりの高速通信が可能でした。
特にレイテンシが圧倒的に少なく、20台以上のWi-Fiルーターをレビューしてここまでの数値は初めてでした。
ゲームやらない一般ユーザーにもおすすめと言えるでしょう
ここまで良い点ばかり挙げましたが、TUF Gaming AX4200のデメリットや注意点なんかも共有いたします。
購入した際に後悔しない為にも参考にしてください。
順番に解説しますね。
もしもアクセスポイントモード(ブリッジモード)でTUF Gaming AX4200を接続しようと考えている方は注意が必要です。
ゲーミング機能やペアコントロール機能など多くの固有機能が使えなくなります。
例えばプロバイダーによってはONU(終端装置)にWi-Fi機能が内蔵されていて、2重ルーターを防ぐために本機をアクセスポイントモードで接続したいと考えている方などはご注意ください。
他社ルーターでも同じですがフル機能を使いたい場合はルーターモードの接続が基本になります
Wi-Fi 6E端末がそこまで普及していないので、影響を受ける方は少ないと思いますが本機はWi-Fi 6E非対応です。
XperiaやGalaxyなどのWi-Fi 6E対応スマホで6GHz帯で接続したいと考えている方は、ご注意ください。
今度は逆にTUF Gaming AX4200を使って良かったメリットや便利な点を紹介しますね。
順番に紹介しますね。
本機の特徴と言うよりはASUSのWi-Fiルーターの特徴ですが、アプリのUIが素晴らしく使いやすいです。
基本的な設定は「ホーム」で確認できますが、玄人向けの設定は全てアプリで完結します。
Webブラウザからも設定ができますが、アプリをダウンロードしておくと便利に使えます。
Wi-Fiルーターとしては強力なクアッドコアCPUを搭載しているのも本機の魅力です。
試しに5台のデバイスを同時接続しましたが、CPU使用率はわずか1%ほどでした。
最大で64台ものデバイスを接続できるので、家族使用でも余裕だと思います。
AiMesh→複数のASUS Wi-Fiルーターを繋ぎ合わせてメッシュWi-Fiネットワークを作れる機能
TUF Gaming AX4200はAiMeshに対応しております。
もしも本機を購入して電波が届きづらい場所があれば、AiMesh対応機器を追加すればネットワークのカバレッジを広げることができます。
将来的に買い替えをした場合でも、サブ機で運用するなど無駄にならないも便利です。
VPNフィージョン機能→VPNと通常のインターネットの同時接続を可能にする機能
VPN接続時の悩みとして速度低下が起こります。
TUF Gaming AX4200でVPNフィージョンを使用することにより、VPN接続時の速度低下を抑えてネットワーク接続が行えます。
ビジネスやテレワークなどでVPN機能を多用する方におすすめの機能です。
ここではTUF Gaming AX4200を購入するにあたり疑問になるであろう点について答えます。
契約している光回線によりますが、Open NAT機能や高速な通信によりラグや遅延も少ないゲームプレイが可能です。
スマホゲームをする際に快適なモバイルゲームモードがあるので、スマホゲームにもおすすめです。
アドレスバーに「router.asus.com」または「asusrouter.com」と入力するとPCからルーターの管理画面にアクセスできます。
普通のWi-Fiルーターとして考えてもビームフォーミングやOFDMA、IPv6 IPoE対応など日常使いでも万能のハイスペックモデルです。
最新のWPA3セキュリティーに対応。さらにトレンドマイクロ社のセキュリティー対策やファームアップデートなどがあります。
購入日より2年間の保証がついております。
TUF Gaming AX4200購入がおすすめな人はゲームプレイをする機会のあるWi-Fi 6ルーターが欲しい全ての方です。
ゲーミングルーターなのでゲーム特化の機能がありますが、トレンドマイクロ社のセキュリティー機能やペアコントロール機能、実測値の通信速度など日常使いにも優れております。
一方でブリッジモードで使う際には機能制限があるので、ゲーミング機能を使いたい方は注意しましょう。
以上がTUF Gaming AX4200のレビューでした。
正直ゲーミングルーターを使うのが初めてで性能とかは大したこと無いと思ってましたが、めちゃくちゃすごかったです。
ゲーム向けの機能もありますが、日常使いにも便利でこれからはゲーミングルーターのほうが良いと感じました。
ゲームをやらない方にもぜひチェックして欲しい製品だと思いました。
とりあえずこれ買っとけば2023年のWi-Fiルーター選びは間違いないです
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ガジェットブロガーのゴーゴーシンゴです。
Yahoo!ニュースエキスパートのモノ・ガジェット分野のクリエイターでもあります。
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