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TP-Link Archer AXE5400 レビュー!Wi-Fi 6Eルーター×縦型コンパクト

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TP-Link Archer AXE5400
この記事を書いた人「ゴーゴーシンゴ」
こんにちは

Wi-Fi評論家のシンゴです(@go5shingo

僕の愛するTP-Linkさんがまた凄いWi-Fiルーターを発売しました。

TP-Link Archer AXE540
日本市場売上No.1

機種名がArcher AXE5400Wi-Fi 6Eに対応した縦置き可能なWi-Fiルーターです。

本機はTP-Linkが日本の住宅事情に合わせたコンパクトな縦置き仕様のルーターで、Wi-Fi 6Eで縦置きできる機種は非常に珍しい貴重な存在です。

当然スペックも高く合計5.4Gbpsの通信速度に対応しているので、ストレス無く通信ができます。

今回はTP-Link Archer AXE5400のレビューです。

TP-Link Archer AXE5400
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 合計5.4Gbps対応のトライバンドでハイスペック
  • 縦置き可能で省スペースに設置可能
  • アンテナ内蔵なのでトゲトゲしていないで家具に馴染みやすい
  • 2.5Gbpsマルチギガビットポート搭載
  • Easy Mesh対応
  • 最大100台まで接続可能
デメリット
  • Wi-Fi 6E対応機器が現状少ない
  • 同社のArcher AX73Vとどっちを買うか迷う
ゴーゴーシンゴ

縦置きWi-Fi 6Eルーターの決定版の機種です

メーカーより提供を受けておりますが自由レビューです

目次

TP-Link Archer AXE5400のスペック

TP-Link Archer AXE540

Archer AXE5400の主なスペックは以下のとおりです。

規格IEEE 802.11ax(6GHz)
IEEE 802.11ax/ac/n/a(5GH)
IEEE 802.11ax/n/b/g(2.4GHz)
Wi-Fi速度AXE5400
6GHz:2402Mbps(802.11ax)
5GHz:2402Mbps(802.11ax)
2.4GHz:574Mbps(802.11ax)
Wi-Fi範囲4LDK
高性能アンテナ×4
複数のアンテナが信号を増幅させより多くの方向と広いエリアをカバーします

ビームフォーミング
クライアントに無線信号を集中させWi-Fi範囲を拡大します

高性能FEM
送信パワーを改善し信号範囲を強化します
Wi-Fi性能
トライバンド
最適なパフォーマンスを得るためにデバイスを異なる帯域へ割り当てます

OFDMA
複数のWi-Fi 6対応クライアントと同時に通信します

エアタイムフェアネス
帯域の過度な占有を制限することによりネットワーク効率を向上させます

DFS
電波干渉の少ないDFS帯を利用できます

6ストリーム
デバイスをより多くの帯域幅に接続させます
Wi-Fi暗号化WPA
WPA2
WPA3
WPA/WPA2-Enterprise (802.1x)
ネットワークセキュリティSPIファイアウォール
アクセスコントロール
IP & MACバインディング
アプリケーション層ゲートウェイ

HomeShieldセキュリティ
リアルタイムIoT保護
悪意のあるサイトのブロック
侵入防止システム
DDoS攻撃の防止
ホームネットワークスキャナー
動作モードルーターモード
ブリッジモード(アクセスポイントモード)
有線ポート2.5Gbps WAN/LANポート×1
ギガビットWAN/LANポート×1
ギガビットLANポート×3
EasyMeshEasyMesh互換
EasyMeshデバイスと連携させることでシームレスなメッシュネットワークを構築できます。
最大接続可能台数100台
寸法189 × 59 × 200 mm
パッケージ内容・Archer AXE5400本体
電源アダプター
・LANケーブル
・かんたん設定ガイド
Archer AXE5400のスペック

主な特徴は以下の通りになります。

超高速通信可能なトライバンド構成

通信速度は下記のように3つのトライバンド構成になっております。

  • 6GHz:2402Mbps(802.11ax)
  • 5GHz:2402Mbps(802.11ax)
  • 2.4GHz:574Mbps(802.11ax)

高速な通信の6GHz帯と5GHz帯が2402Mbpsと通常の光通信の上限(1Gbps)の性能を超える通信速度が理論上可能になっております。

HomeShieldセキュリティ

HomeShieldセキュリティの紹介

ネットワークセキュリティーの総合対策のHomeShieldも搭載しております。

個人情報保護やネットワークセキュリティ強化などに役立つシステムで無償版と有償版があります。

無償版でもQuality of Service (QoS)などの優先接続設定などが使えるなど、ソフト面でも使いやすく仕上がっております。

EasyMesh対応

Wi-Fiルーターの共通相互企画のEasyMeshにも対応しております。

EasyMesh→Wi-Fiルーターの共通規格。対応機器であれば他社製ルーターや中継機も含めて接続可能

従来は同じメーカー同士でしかメッシュWi-Fiの構築ができませんでしたが、EasyMesh対応機器同士なら他社のWi-Fiルーターや中継機ともメッシュWi-Fiエリアの構築が可能です。

今後乗り換えや買い増しする場合でも、末永く使えるのもメリットだと思います。

TP-Link Archer AXE5400外観レビュー

TP-Link Archer AXE540
業界最長の3年保証も魅力

ここからはArcher AXE5400の外観レビューです。

箱はいつものように青とゴールドを基調としたデザイン。

TP-Link Archer AXE5400の付属品

付属品は以下の通りになってます。

  • 本体
  • 電源アダプター
  • 縦置きスタンド
  • LANケーブル(CAT5e)
  • 簡単設定ガイド、Wi-Fiログイン情報の紙類
TP-Link Archer AXE540のLANケーブル

注意点としてLANケーブルが(CAT5e)クラスになります。

CAT5eだと最大の帯域幅が最大100MHz、最大通信速度が最大1Gbpsと本機の性能をフルに発揮ができません

速度のボトルネックにならない為にも、CAT7(帯域最大600MHz、通信速度最大10Gbps)へのLANケーブルがおすすめです。

TP-Link Archer AXE5400の

電源タップは横に幅を取るタイプで端っこに刺さないと隣のコンセントに干渉するので注意が必要。

TP-Link Archer AXE540
Wi-Fi 6Eの金色が目立つ

本体は黒子のような見た目で目立たないブラックデザインです。

アンテナ内蔵なので従来のアンテナトゲトゲ感が無いので、インテリアにも馴染みます。

TP-Link Archer AXE540のLEDインジケーター

向かって左側は状態を示すLEDインジケーターと搭載。

ランプの色によって通常状態(緑)と異常状態(赤)で見た目で判別が可能です。

ランプの構成はこんな感じ。

  • 電源ランプ
  • 2.4GHzランプ
  • 5GHzランプ
  • 6GHzランプ
  • インターネットランプ
  • LAN
  • WPS
TP-Link Archer AXE540の壁掛け
下部しはWi-FiのSSID情報が記載

裏面は壁掛け用の穴が2つ空いているので、壁掛けが可能です。

TP-Link Archer AXE540の端子

背面ポートは非常に充実しております。

  • 2.5Gbps WAN/LANポート(青)→モデムから接続する用のWANポートとして使うのがおすすめ
  • 1Gbps WAN/LANポート(橙)→1GbpsのLANポート
  • LED/Wi-Fiボタン→1秒長押しでLEDオフ、3秒長押しでWi-Fiオフ
  • リセットボタン→5秒長押しで出荷時リセット、トラブル発生時におすすめ
  • Power端子→電源端子の接続
  • オン/オフ→電源オンオフ用の物理ボタン

2.5Gbpsポートがあるのが非常に便利な点で、Wi-Fi出力でボトルネックになりがちな1Gbps制限問題をクリアしてくれます。

TP-Link Archer AXE540

下部には縦置きスタンドの取り付け器具があります。

TP-Link Archer AXE540の大きさ
TP-Link Archer AXE540の大きさ

大きさは実測ですが、横が166.4mm×縦が209.3mmの長方形になってます。

TP-Link Archer AXE540とArcher AX73V
指紋は目立ちがち

Wi-Fi 6ルーターでWi-Fi 6Eには対応していませんが、同社のArcher AX73Vと同じくらいの大きさです。

TP-Link Archer AXE5400通信速度レビュー

ここではArcher AXE5400の実際の通信速度をレビューします。

我が家のシチュエーションはこんな感じです。

我が家のWi-Fi環境
  • 部屋は東京の1LDKのひとり暮らし
  • 回線はビッグローブ光の10Gbps回線
  • Wi-Fiルーターとの距離は約3.5mと非常に近い
  • 計測は土曜日のお昼の13時頃

こんな感じで条件は良い計測結果だと思います。

機種は以下の機種で計測しました。

  • Pixel 8(Wi-Fi 6E)
  • MacBook Pro14(Wi-Fi 6E)
  • iPad Pro(Wi-Fi 6E)

Pixel 8(Wi-Fi 6E)

TP-Link Archer AXE5400通信速度
  • ダウンロード→1.762Mbs
  • アップロード→1.387Mbps
  • Ping→8ミリ秒、25ミリ秒
  • ジッター→1ミリ秒

最初にAndroidスマホ代表での計測。

速度は1.7Gbosとわけわからんくらい速かったです。

最大2.4Gbpsまで出せるので、スペック的にはかなり肉薄した数値を叩き出しました。

MacBook Pro14(Wi-Fi 6E)

TP-Link Archer AXE5400通信速度
  • ダウンロード→1.0Gbps
  • アップロード→860Mbps
  • レイテンシ→6ms、31ms

続いてはPC代表でMacBook Proで計測しました。

Macってスマホと比べて回線スピードが遅くなりがちですが、それでも1Gbpsを超えてきました(上記の画像は平均)

ここまでのスピードが出るとYouTubeでの4K動画や4K動画アップロード、オンラインゲームなども全く不満なくこなせるレベルです。

iPad Pro(Wi-Fi 6E)

TP-Link Archer AXE5400通信速度
  • ダウンロード→615.67Mbs
  • アップロード→635.76Mbps

最後はタブレット代表でiPad Proでの計測です。

iPadもスマホやPCと比べると通信速度は遅い傾向があるので、これが普通です。

Wi-Fi 6の場合だと速くても300Mbpsくらいが平均でしたが、Wi-Fi 6Eにすると600Mbps平均と2倍くらい通信速度がアップしました。

Wi-Fi 6Eに効果として通信速度が速くなる傾向がありそうです。

TP-Link Archer AXE5400のメリット

ここではArcher AXE5400を使って感じたメリットを紹介します。

  • 縦置きでコンパクトに設置可能
  • 通信速度が速い
  • 便利な2.5GbpsWANポート

縦置きでコンパクトに設置可能

TP-Link Archer AXE5400のメリット

縦置きなので限りなく省スペースで設置が可能です。

僕のように東京のひとり暮らしで部屋が狭い方でもちょっとした棚やデスクの片隅に置いても邪魔になりません。

TP-Link Archer AXE5400のメリット

見た目もおしゃれで黒い筐体で悪目立ちしないので、おしゃれなWi-Fiルーターが欲しい方にもおすすめです。

通信速度が速い

通信速度実測で紹介した通り、通信速度は非常に速いです。

特にWi-Fi 6Eになると速度が安定して速くなりました。

6GHz帯と5GHz帯の通信速度の傾向

  • 深夜などの通信量が少ない時はそこまで通信速度の差が無い
  • 夜間のピークタイム時は6GHz帯の方が平均して速い
  • 6GHz帯の方が5GHzよりも1.5倍〜2倍程度高速だった

それぞれの通信環境によりますが、6GHz帯のほうが混雑時ほど通信速度が落ちづらく速いと思いました。

平日は仕事をしていて、夜間に帰ってきてWi-Fiを使う一般的な人には恩恵がありそうです。

便利な2.5GbpsWANポート

TP-Link Archer AXE5400のメリット

2.5GbpsWANポートがあるのも重要です。

よくあるWi-Fi 6ルーターは1Gbpsポートが多いですが、僕のように10Gbps回線を使っている方にはボトルネックになって1/10のデータしかやり取りできません

今後2Gbps以上の超高速回線が主流になるかもしれないので、先行投資の意味でも導入するのはアリです。

TP-Link Archer AXE5400のデメリット

ここでは逆にArcher AXE5400のデメリットと言うか注意点を紹介します。

  • USB端子は無し
  • Wi-Fi 6E対応機器は少ない

USB端子は無し

注意点としてWi-Fi本体にUSB端子はありません。

その為、本機を簡易NASなどのネットワークHDDとして使うことはできません

あくまでも普通のWi-Fiルーターとしてしか使えないのでご注意ください。

Wi-Fi 6E対応機器は少ない

Wi-Fi 6E対応機器ってあまり多くありません。

最新のiPhoneでもProシリーズのみWi-Fi 6E対応でノーマルのiPhoneはWi-Fi 6までの対応です。

Android機種はWi-Fi 6Eに対応している機種も多いですが、恩恵を受けれれる方は少ないと感じます。

TP-Link Archer AXE5400を購入すべき人

Archer AXE5400を購入すべき人は以下が考えれます。

TP-Link Archer AXE5400を購入すべき人

  • Wi-Fi 6E対応機器を持っている
  • ネット回線が1Gbps以上の高速回線を使っている
  • コンパクトで縦置きなハイスペックのWi-Fiルーターが欲しい

これらに当てはまる項目が多い人は特におすすめです。

逆にWi-Fi 6E対応機器を持っていない方は同サイズでWi-Fi 6の性能が高いTP-Link Archer AX73Vの購入がおすすめです。

Archer AXE5400Archer AX73V
6GHz帯2402Mbps/
5GHz帯2402Mbps4804 Mbps 
2.4GHz帯574 Mbps574 Mbps

Archer AXE5400
Archer AX73Vの通信速度の違い

TP-Link Archer AXE5400レビュー

以上がArcher AXE5400のレビューでした。

縦置きコンパクトスタイリッシュでWi-Fi 6Eルーターは貴重でめちゃくちゃおすすめです。

今後買い替えや買い増しなら本機を検討してはいかがでしょうか?

きっと後悔しないと思います。

メリット
デメリット
  • 合計5.4Gbps対応のトライバンドでハイスペック
  • 縦置き可能で省スペースに設置可能
  • アンテナ内蔵なのでトゲトゲしていないで家具に馴染みやすい
  • 2.5Gbpsマルチギガビットポート搭載
  • Easy Mesh対応
  • 最大100台まで接続可能
  • Wi-Fi 6E対応機器が現状少ない
  • 同社のArcher AX73Vとどっちを買うか迷う
TP-Link Archer AXE5400

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