Amazonでガジェット商品を展開するBaseus社より、世界初のQC 5.0を搭載する急速充電器「Baseus 100W PD 充電器」が発売された。
Qualcomm社の最新テクノロジーを搭載した充電器であり、4500mAhのバッテリ容量を0~50%までわずか5分で充電が可能。
USB-PDやQuick Charge 4など以前の旧規格と下位互換があり。
従来の充電器の常識を覆す、圧倒的な充電性能とコンパクトさを持ち合わせた夢の充電器である。
今回は新世代の充電器を引っさげて日本進出を果たしたBaseus(ベセウス)社のGaN2 100W充電器レビューします。
こんな方におすすめ
- スマホ用の最強に速い窒化ガリウム充電器を探している
- 急速充電器が欲しいけど安全な充電器が欲しい
- クレジットカードサイズの小型の充電器が欲しい
- MacBook Pro14の小型の充電器が欲しい
- 黒色のデザインがオシャレ
- 圧倒的に軽い
- これ一つあればほぼ充電できる
- お値段もお手頃
- ポートは単一の1ポートのみ
- Qualcomm Quick Charge 5の対応機器が少ない
*本製品はBaseus様の提供を受けております。
最新充電技術Qualcomm Quick Charge 5について
まずはBaseus GaN2 100W充電器で採用されている、Qualcomm 社が2020年7月に発表した最新技術になります。
この急速充電技術がハンパなく凄い。
- 4500mAHのバッテリーを5分で50%充電可能
- USB-PDやQuick Charge 4などの旧規格と互換性あり
- 旧規格より充電温度が最大10℃低い
- 旧規格の機器でも安全に充電が可能
つまり充電が速くて、温度も低く安全な充電方法です。
最新機種を持ってなくても、旧デバイスにも互換性があるのでどなたでも使える充電器ですよ。
詳しい内容については動画をご覧ください
Baseus GaN2 100W充電器使用レビュー
Baseus GaN2 100W充電器のレビューです。
外観パッケージはこんな感じです。
Baseus(ベセス)社2011年に中国の深圳(シンセン)で誕生したブランドです。
Amazonでガジェットやカー用品を展開しております。
黄色のブランドタグがオシャレですね。
同梱物は以下の通りでした。(サンプル品の為実際と違う可能性があります)
- 充電器本体
- 1.5mUSBC to Cケーブル(E-Markedケーブル)
ケーブルが付属してるのは助かりますね。
追加で購入する必要がないので、買ったらすぐに使えます。
E-Markedケーブルとは?
USB-Cコネクタの中にチップが入っており安全な電力を供給する制御システム
例えば15Wの機器ならば電流をコントロールして15W流すように自動制御されます。
急速充電するにあたってケーブルがボトルネックになることがあります。
最初から高性能なケーブルが付属しているので助かりますね(別売りで購入すると1800円もします)
スペック- サイズ:約30 x 55 x 67mm 重量:約170g
- 入力:100-240V=2.5A(Max) 50 – 60Hz出力
- 出力 :5V=3A、12V=3A、9V=5A,15V=5A、20V=5A
- 対応の充電器規格:PD 2.0/3.0、PPS、QC 5.0、QC 4.0/4+、QC 2.0/3.0、FCP、AFC、SCP、MTK PE+、Apple 2.4 A、BC 1.2、Type-C DFP
対象機種については以下があります。
- iPhoneシリーズ
- Galaxyシリーズ
- Xperiaシリーズ
- MacBook PC
- Lenovo PC
- DELL PC
- ファーウェイPC
- NEC PC
- Nintendo Switch など
上記は一例ですが、スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など幅広い機種で使用可能です。
心配な方は公式の販売ページをご確認ください。
Baseus GaN2 100W充電器のポートはUSB-Cの1ポートのみです。
ここから最大100Wで充電が可能です、
充電器本体にはメーカ名とQualcomm Quick Charge 5の記載があります。
背面はこんな感じになります。
嬉しいことにプラグは折り畳みが可能。
持ち運びの際もコンパクトに収納ができるので便利です。
174g
203g
Baseus GaN2 100W充電器の重さは174gでした。
これ100Wの急速充電器としてはめちゃくちゃ軽いです。
僕が以前めちゃくちゃ軽いと紹介した、CHOETECH PD6008は203gでした。
他社の軽いと言われている急速充電器が200gを超えている中で、174gは驚異的に軽いです。
ちなみにMacBook Pro16の純正充電器(96W)の重さは298gでした。
2倍まではいかないまでも、重量がかなり軽い事がわかると思います。(174gと298g)
MacBook Pro16の純正の充電器と比べて、大きさも二回りくらい違います。
充電器の色も黒でオシャレなので、Apple製品にはない新鮮な印象です。
MacBook Pro16での充電使用レビュー
実際にMacBook Pro16で使用しました。
当たり前ですが、普通に充電できます。
充電中は青のインジケーターが光るのが分かりやすいです。
MacBook Pro純正の充電器にはない機能なので嬉しいですね。
MacBook Pro16のアイドル時の電力供給量を調べてみました。
- 18.9V
- 3.04A
電力はグングン上がりアイドル時で約58W供給されておりました。
MacBook Pro16のフル稼働時の電力が96Wなので、まだまだ余裕があります。
低負荷時では充電器もほんのり暖かくなる程度なので、発熱はそこまで気になりませんでした。
MacBook Pro16をフル充電するのも3時間程度あればできそうです。
Baseus GaN2 100W充電器の使って良かった点
Baseus GaN2 100W充電器を使って良かったやメリットは以下。
ココがおすすめ
- 黒色のデザインがオシャレ
- 圧倒的に軽い
- これ一つあればなんでも充電できる
- お値段もお手頃
1 黒色のデザインがオシャレ
メリットの一つがデザインがオシャレです。
しかも黒色でスタイリッシュな印象。
艶消しの黒なのでマットな質感が非常に好みです。
100Wのロゴの主張もかっこいいと思いました。
2 圧倒的に軽い
100Wの充電器としては圧倒的に軽いです。
おそらく60Wの急速充電器と同じくらい。
僕はMacBook Pro16を外に持ち運んでいるので、この軽さは助かりますね。
純正の充電器とかとてもじゃないけど、持ち運びは不可能です。
3 これ一つあればほぼ何でも充電できる
最初に対象機器を書きましたが、スマホからタブレット、PC、ゲーム機まで何でも充電ができます。
つまりこの充電器を買えば、万能充電器に早変わりです。
何個も充電器を持ち運ぶ手間も無くなるので、充電器を一つにまとめたい方におすすめですよ。
2021年発売の一部のMacBook(140W)機器では充電パワー不足です
4 お値段もお手頃
お値段は5599円です。
たまに15%オフのクーポンもありますので、5000円以下で購入できます。
例えばMacBook Proの純正充電器は8580円もします(しかも重いしケーブルは別売り)
Baseus GaN2 100W充電器の充電器のデメリット
Baseus GaN2 100W充電器を使って感じたデメリットや微妙な点は以下でした。
ココがイマイチ
- ポートは単一の1ポートのみ
- Qualcomm Quick Charge 5の対応機器が少ない
1 ポートは単一の1ポートのみ
Baseus GaN2 100W充電器のポートは1ポートのみです。
複数機器を同時に充電したい用途には向いていません。てかできません。
素直に別の充電器を購入しましょう。
2 Qualcomm Quick Charge 5の対応機器が少ない
Qualcomm Quick Charge 5に対応している機種はSnapdragon865以降を搭載した機種です。
Androidのハイエンド端末のみになります。
iPhoneやiPadはUSB-PDで充電されることになります。
100Wの大容量充電が必要なスマホはないので、MacBook Pro16などの大型のラップトップPCで使うのがベターだと思います。
Baseus GaN2 100W充電器レビューまとめ
以上が、Baseus GaN2 100W充電器のレビューまとめになります。
まだまだQualcomm Quick Charge 5に対応した充電器は少ないので、今から手に入れておくとのちのち便利に使えそうです。
個人的にはMacBook Pro16の持ち出し充電器としてはベストパートナーだと感じました。
最後に特徴とメリットをまとめます。
ココがポイント
- 最大100Wの出力に対応
- 1.5m E-Markerチップ内蔵の充電ケーブルが付属(別売り1800円)
- 下位の充電規格に対応し汎用性が高い
- スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機等なんでも充電ができる
- サイズがとにかくコンパクト
- お値段もお安い
こんな感じの特徴とメリットがあります。
欠点は単一ポートくらいです。
もしも急速充電器が欲しいと思っていたら、Baseus GaN2 100W充電器は買いだと思います。
0%から50%まで5分で充電できるので、圧倒的な時短になりますよ。
ぜひ最新技術の充電器を手に入れて、快適なデジタルライフを過ごしてくださいね。
今回は以上となります。関連記事もぜひチェックしてくださいね。
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