無線LANのスピードが遅くて困っている。
お手頃価格で性能の良いWi-Fiルーターはないの?
こんな悩みを解決します。
お金が掛かる一人暮らしにおいてはIT機器にお金なんてかけたくないもの。
仕事や学校、YouTube鑑賞とWi-Fiルーターは現代においては必須の機器。
古いWi-Fi機器をつかっていると、せっかくの光回線のスピードも活かせません。
今回は3000円代から購入できるTP-Link Archer A6の紹介です。
TP-Link Archer A6は物凄いWi-Fiルーターです。
辛口レビューで有名な雑誌[MONOQLO 10月号](晋遊舎)の「Wi-Fiルーター辛口ランキング2020特集」で「Archer A6」はコスパ最強編の 5,000円以下ルーターとして見事1位のルーターです。
これだけ聞いてもう買ってもよいくらいだと思いますが、辛口で有名(?)な当ブログでもしっかりとレビューしていきますよ。
こんな方におすすめ
- 安くても性能に妥協したくないWi-Fiルーターが欲しい
- 簡単に設定できるルーターが欲しい
- ひとり暮らしをしているのでルーターにお金をかけたくない
- IPoE接続対応
- 価格のわりに性能高い
- コンパクトで縦置きもOK
- 接続台数が15台と少ない
*本製品はメーカーより提供を受けております
TP-Link Archer A6のスペック紹介
アンテナは4本が自在に動きます
CPU | デュアルコアCPU |
内蔵アンテナ | 4本の高性能アンテナ |
WiFi規格 | IEEE 802.11ac/n/a 5 GHz IEEE 802.11n/b/g 2.4 GHz |
最大速度 | 5 GHz: 867 Mbps (802.11ac) 2.4 GHz: 300 Mbps (802.11n) |
ゲストネットワーク | 2.4 GHzゲストネットワーク × 1 5 GHzゲストネットワーク × 1 |
機能 | MU-MIMO ビームフォーミング 保護者による制限 QoS DDNS |
ワイヤレスセキュリティ | WPA / WPA2 / WPA3 |
電波範囲 | 3階建て / 3LDK |
接続台数 | 15台 |
VPNサーバー | OpenVPN PPTP |
その他 | V6プラス |
スペックは上記の通りです。
ここではTP-Link Archer A6のおすすめ機能を紹介します。
Wi-Fi5(ac)対応
TP-Link Archer A6はWi-Fi5対応ルーターです。
最大通信速度は理論値ですが6.9Gbpsの超高速通信に対応しております。
一般的な光回線(1Gbps)の性能をフルに発揮できますよ。
参考
- 1Gbpsは1000Mbpsです
ディアルバンド
TP-Link Archer A6はディアルバンドに対応しております。
ポイント
- 5GHz帯→867Mbps
- 2.4GHz帯→300Mbps
5GHz帯は電波の直進性が高く、速度が早い反面、障害物に弱い性質があります。
2.4GHz帯は電波が回り込むので遠くに届きますが、速度は少し遅いです。
TP-Link Archer A6は2つの電波をそれぞれ発信しているので、どんな環境でもWi-Fiが届く仕組みになっております。
ビームフォーミング
ビームフォーミングは端末に目掛けて電波を集中的に送信する技術になります。
離れた場所にスマホやタブレットがあっても電波を届けるので、電波の無駄がないです。
4本のアンテナが可動できるので電波の届く場所を自在にコントロールできますよ。
MU-MIMO(マルチユーザー・マイモ)
今では当たり前かもしれませんが、複数台の端末を同時に接続する技術がMU-MIMOです。
複数のデバイスを同時に接続しても遅延が少なく、回線を効率的に使うことが可能。
現代の「端末大接続時代」に必須の機能ですよ。
TP-Link Archer A6開封レビュー
TP-Link Archer A6の箱になります。
反射して見づらいですが、8年連続無線LAN世界シェアNo.1と書いておりますが、2021年現在は10年連続の世界シェアNo.1だそうです。
めちゃくちゃ売れているWi-Fiルーターです。
WPA3でもっと安全にって書いてありますが、要はセキュリティー対策バッチリってことです。(詳しく知りたい方はリンク見てね)
TP-Link Archer A6箱の裏面です。
ポートの説明とビームフォーミング機能などが書いてあります。
知らなかったのですが、VPNサーバー機能も搭載されているようです。
外部から自宅のネットワークに安全に接続される機能らしい。
3000円代でここまで機能があるのは凄いですね。
TP-Link Archer A6の推奨利用環境が書いてありました。
- 戸建て→3階
- マンション→4LDK
- 最大接続台→15台
これだけ接続できれば、ひとり暮らしなら余裕でOKですね。
スペックは867MBps+300MBpsの合計1167Mbpsです。
TP-Link Archer A6の付属品はこんな感じです。
- 本体
- ACアダプター
- LANケーブル
- かんたん設定ガイド
LANケーブルが付属されているので何も買わずにOKです。
TP-Link Archer A6はポートは左から以下になってます。
- Giga対応WANポート
- Giga対応LANポート×4
無線Wi-Fiルーターですが有線接続ポートも充実しております。
無線に繋げないデスクトップPCや遅延が心配なゲーム機でも使えるのが嬉しいですね。
TP-Link Archer A6とWi-Fi6ルーターのArcher AX73と大きさを比べました。
大きさは2/3くらいでしょうか。
場所をとるWi-Fiルーターが小さいだけで、ひとり暮らしのお部屋にはメリットが大きいと思います。
重さは313gでした。ちょっとスマホより重い程度。
TP-Link Archer A6は壁掛けにも対応しております。
軽いので壁のダメージが少なそうで良いですね。
TP-Link Archer A6初期設定は簡単
TP-Link Archer A6はスマホアプリから簡単に設定ができます。
「Thetherアプリ」をスマホにダウンロードして、設定を進めていくだけになります。
ここでは詳しい手順は割愛しますが、設定に必要なパスワードはルーター本体の底面に記載されております。
もし初期設定で悩むとしたら接続タイプのところですが、1番下にある「自動検出」を選べば問題ありません。
アプリ側が設定を勝手に選んで接続してくれます。
TP-Link Archer A6通信速度比較
ここではTP-Link Archer A6の通信速度を測りました。
3000円台とは思えないくらいの性能で爆速でした。
ネット環境によってスピードは変わりますが、参考にしていただければと思います。
使用回線はauひかり
auひかりはNTTの回線網ではなく、独自回線を採用している。
NTTの回線よりも混みづらく爆速なので、回線が遅くて悩んでいる方は幸せになれるはずだ。
キャッシュバックも6万円以上あるので、合わせて検討して欲しい。
さらに詳しく
iPhone12 Pro(Wi-Fi6)
- ダウンロード→607Mbps
- アップロード→676Mbps
- Ping→4ミリ秒
- ジッター→0.56ミリ秒
最初にWi-Fi6に対応したiPhone12 Proから。
TP-Link Archer A6はWi-Fi5ルーターですがもちろん互換性はあります。
600Mbps超えと意味不明な通信速度でした。
回線が空いてる時間ならWi-Fiがボトルネックになることはありませんでした。
i pad Pro 10.5(Wi-Fi5)
- ダウンロード→218Mbps
- アップロード→593Mbps
続いてWi-Fi5での検証です。
みなさんがお持ちの端末もWi-Fi5が多いのではないでしょうか。
ダウンロードも200Mbps超えと動画鑑賞やオンライン会議するにも充分な速度です。
ここまで速いと一瞬すぎてストレスゼロですね。
MacBook Pro16(Wi-Fi5)
- ダウンロード→560Mbps
- アップロード→530Mbps
最後にMacBook Pro16で計測。
無線接続でも500Mbps超えてました。
もう有線よりも速いかもしれません。
まさか3000円台のルーターでこんなスピードが出るなんて思いませんでした。
TP-Link Archer A6のデメリットは接続台数だけ
あまりにスピードが速いのでなんか罠がないかと思って、注意点を書いておきます。
TP-Link Archer A6の注意点は接続台数だけだと思います。
最大で15台。ひとり暮らしでは充分ですが、家族で使うには少し厳しいです。
あとはWi-Fi5規格となっております。
速度的には充分ですが、より速い規格のWi-Fi6が主流になりつつあります。
最新のWi-Fi規格では無い点だけ覚えておいてください。
TP-Link Archer A6のおすすめポイント
使って感じたTP-Link Archer A6のおすすめポイントを紹介しますね。
ココがおすすめ
- IPoE接続対応
- 価格のわりに性能高い
- コンパクトで縦置きもOK
1 IPoE接続対応
IPoE接続は従来のPPPoE接続に比べて、回線が空いているので通信速度の低下が起こりづらいです。
夜間やピーク時の混雑帯などには力を発揮します。
契約する回線によって違いますが、IPv6通信に対応している回線会社であれば使うことができます。
2 価格のわりに性能高い
これはタイトルにもある通りですね。
3000円代でこんな性能のWi-Fiルーターは他社を探してもありません。
3 コンパクトで縦置きもOK
筐体はコンパクトですが、横置きでスペースを取るのが嫌な方には縦置きもできます。
別売りの縦置きスタンドを購入すれば壁にピタッとくっつけることもできますよ。
【まとめ】TP-Link Archer A6レビュー。普通にコスパヤバい
以上がTP-Link Archer A6レビューまとめでした。
一人暮らしには通信速度も充分で最適解のWi-Fiルーターだと感じました。
購入はこちらからもしさらなる通信速度や接続台数を求めるなら、上位のWi-Fi6ルーターを選択するのもありです。
当ブログでもレビューしておりますので、合わせてご覧いただけると幸いです。
1万円以下で買えるWi-Fi6ルーター今回は以上となります。